市議会サイトトップへ
会議録検索サイトへ
文字サイズの変更
標準
大
録画中継
トップ
/
会派名でさがす
/
市民連合
/
第3回定例会 9月18日(木) 本会議(一般質問1日目)
本会議でさがす
委員会でさがす
議員名でさがす
会派名でさがす
操作方法について
1倍速
1.2倍速
1.5倍速
2倍速
内容
会議録
第3回定例会
9月18日(木) 本会議(一般質問1日目)
市民連合
濵岡 歳生 議員
1.水道事業への提言
【下関市議会 本会議速報版】
・下関市議会では、本会議の正式な会議録が作成されるまでの間、速報版を掲載いたします。
この速報版は、会期終了後約1か月程度で掲載します。
・速報版の会議録は校正前原稿であり、今後修正されることがあります。
なお、音声で認識できなかった部分は一時的に「★」で表示しています。
・校正後の会議録が「会議録検索システム」に掲載された時点で、速報版の会議録は校正後の会議録に差し替えます。
○副議長(板谷正君)
6番、濵岡歳生議員。(拍手)
〔濵岡歳生君登壇〕
○濵岡歳生君
市民連合の濵岡です。今日もというか、いつも水道の質問をするんですが、今回も水道の質問をしたいと思いますので、局長、よろしくお願いします。
水道料金の改定に関わる質問ということで、今、議員6名の方が質問をして、私がその中の一人なんですが、まず第1に、水道の三原則についてお知らせください。
○上下水道局長(伊南一也君)
水道の三原則についてお答えいたします。
水道法第1条では、法の目的として、清浄にして豊富低廉な水の供給を図ることを定めていることから、一般的には、清浄、豊富、低廉が水道の三原則とされております。質については清浄であること、量については豊富であること、対価については低廉であることが法の目的とされております。
以上です。
○濵岡歳生君
どうもありがとうございます。
それでは、毎回水道の結構いろんなことを聞いて、大分私も水道に関することが詳しくはなったんですが、また水道業には上下水道、簡易水道、専用水道がありますが、これらの事業に対する取組の評価と将来性についてはいかがでしょうか。
○上下水道局長(伊南一也君)
まず、上水道でございますけど、上水道は、給水人口が5,000人以上の水道事業でございます。簡易水道は、給水人口101人以上5,000人以下の水道事業でございまして、現在、下関市は簡易水道を順次水道事業に統合されてきておりますので、ございません。専用水道につきましては、今、水道事業でないため、所管はしておりません。
上下水道全体としては、取組としては、中長期ビジョンを今年の6月末に取りまとめておりますので、浄水施設の耐震化などを目標指数と定めておりまして、今後これを進めていくとしております。
以上です。
○濵岡歳生君
近年では、全国的に施設や管路の経年化が進み、本年1月の埼玉県八潮市の下水道管の破損を原因とする道路陥没事故をはじめ、4月には京都、5月には長崎市、7月には大阪市と、水道管の破損事故がニュース報道等でも後を絶ちません。
また、いろいろな方々との会話でも、異常気象という言葉を耳にする機会が増えております。本市では本年8月に、4日間で平均値の2.7倍に及ぶ雨量を記録し、大雨による浸水被害や土砂災害、交通障害をもたらしました。改めて自然の怖さを感じさせたものですが、全国では、ダムの水位もかなり低くなり、水不足も心配されている地域があると伺っております。
このような状況の中、下関市民も、生活に欠かすことのできない水道水の安定供給に関し、不安感を感じているのではないでしょうか。
また、水道事業には上下水道、簡易水道、専用水道がありますが、これらの事業に対する取組の評価と将来性をお示しください。
○上下水道局長(伊南一也君)
上水道、簡易水道、専用水道については先ほど御答弁させていただいた内容になりますけれども、すいません、どういう趣旨でお答えしたらよろしいでしょうか。
○濵岡歳生君
先ほどのはちょっと先に述べていただいたんですが、前後しまして、それで大丈夫です。
次に、水の浄化処理には急速ろ過、緩速ろ過、膜ろ過、消毒のみの4つの方法がありますが、それぞれの方法を教えていただいてよろしいでしょうか。
○上下水道局長(伊南一也君)
いろんなことをお聞きしていただいてるんですけど、一応通告ではあまりその辺は伺っておりませんので、あまりここで明らかになかなかお話しすることは難しいんですけれど、簡略化して、かいつまんでお話しさせていただく……。
〔濵岡歳生君「はい」と呼ぶ〕
○上下水道局長(伊南一也君)
よろしいでしょうか。急速ろ過というのは、基本的には、先ほど言った緩速ろ過で対応できないようなところで使ってる、採用されている場合が多い処理方法になります。
緩速ろ過っていうのは、少し言葉のとおりゆっくりした速度でろ過するんですけど、原水、いわゆる元の水が良質な場合で、濁度も低くて、そういった場合に採用されるというものです。
膜ろ過というのは、かなり高度的な、高度処理に近い処理方法です。
消毒のみというのは、単純な方法で、極めて良好な地下水などで使われてる処理方法になります。
以上です。
○濵岡歳生君
浄水処理の方法、今まで水のことをたくさん聞いてきたんですが、その中で、今日スライドを持ってきたんですが、東京水道局に電話をして、ホームページをこちらのほうで放映してもよろしいですかということで、一応許可を得てます。
〔説明資料を議場内ディスプレーに表示〕
○濵岡歳生君
今皆さんがそちらのほうに画面上で見てるのが、東京水道局の今使ってる、オゾンを使って浄化している機械を映しています。この次が、下からオゾンを噴射して水を浄化しているような状況のが載ってます。皆さんもiPadで後で確認していただいたら、いろんなこれに対する説明が見れると思います。これが、オゾンがどういうふうになっていくかというような、オゾンの処理のことを説明した分ですので、ぜひ皆さんも、皆さんが毎日飲んでいらっしゃる水道のことですので、勉強っていうか、知っていただきたいと思います。
次に最後に、水道事業への提言として、雨水を活用した取組として、田んぼダムって多分水道局長も御存じでしょうが、田んぼダムって、ちょっと皆さんに説明してもらってもいいでしょうか。
○上下水道局長(伊南一也君)
田んぼダム、聞き取りのときにそういうお話が出たというので、一応調べておりますので、少しお話しさせていただきます。
田んぼダムは、大雨のときに河川や水路の急上昇を抑えることで下流域の洪水被害リスクを低減させることを目的として、水田の排水口に流出量を抑制するための堰板などを設置して、時間をかけて、水田に降った雨水を排水するというものでございまして、いわゆる流域治水、治水プロジェクトの一つでございます。
以上です。
○濵岡歳生君
どうもありがとうございます。
水道事業への提言として今考えてきたんですが、雨水を活用した取組として、田んぼダムを利用する、2番目に、自然の地勢的条件の活用として、地勢的高所に浄水池を造る、3番目に、遊休地の活用で、緩速ろ過池の受入れ、広域化、4番目に、浄水方法の簡素化、機械的装置がないので操作が容易、5番目に、浄水池のメンテナンス、生物処理なので砂の表面洗浄のみ、6番目に、災害のときの取組ということで、機械を使用していないので復旧が早いということで、7番目が、自然エネルギーの有効活用ということで、地勢的高所に設置できれば配水池への送水ポンプは不要となる、また配水管の中間部に水力発電のポンプを設置することにより電力が有効利用でき、総じて維持管理費の負担が軽減する、8番目に、地域の人材を活用した活性化、地域の遊休地を活用した田んぼダムの創出や、緩速ろ過砂のメンテナンスの作業、9番目に、使用薬液の減量化、緩速ろ過方式、生物ろ過方式で衛生かつ安全性が高い。
今までずっと水のことを、多分皆さんも、また濵岡が水のことを言うのかって思っておられるかもしれませんが、皆さんの生活に本当に密着した大切なことなので、一般の方もこうしたことを皆さん知っていただきたいということで、私はいつも水のことを話をしてます。
やはり昔は多分高いところに緩速ろ過池があったりして、そこから流れた勢いで下まで下りてくる、そういったことをされていたと思います。今は、一回長府の浄水場まで来たのがポンプによって皆さんのところに送水されている。そういったことが少しでも緩和されたり、今の話の中にも、池というか水をためたところの中をきれいにするような作業もその地域地域の方でやられていると、昔はそうだったんですけど、そういったことがまた作業にも増えるんじゃないかと私は思ってます。
いつも水のことばかりを言ってるんですけど、皆さんの口に入る生活用水、本当に大切なことだと思ってますので、もう多分2年か3年ぐらい前から水のことはずっと言ってるんですが、ぜひ皆さんにも……。
○副議長(板谷正君)
濵岡さん、質問ですかね。
○濵岡歳生君
はい。
○副議長(板谷正君)
質問してくださいね。
○濵岡歳生君
ぜひ皆さんにも知っていただきたいと思います。
最後に、水道局長、今の水道局自体は、今回何かちょっとシステムが変わると思いますが、どういうふうに変わるんでしょうか。
○上下水道局長(伊南一也君)
もう一度、システムが変わるというのは。
○副議長(板谷正君)
ちょっと質問の趣旨が……。
○上下水道局長(伊南一也君)
趣旨がちょっと分からないんで。
○副議長(板谷正君)
もう一度。
○上下水道局長(伊南一也君)
もう一度よろしいですか。
○濵岡歳生君
水道事業自体が、長府浄水場の今の機械をいろんなことで整備したりされると思いますが、昔ながらの方法ってのはもうあまり取り入れないようなことなんでしょうか。
○上下水道局長(伊南一也君)
工法的には、やっぱりその時々で一番最適な工法を採用しておりますので、長府浄水にしてもそうですけど、その現場に合った一番最適な処理方法で、その原水に合った処理方法で処理をして計画をしておりますので、あえて昔のものに戻すとか戻さんとかじゃなくて、その時々で一番最適なものを採用しているという状況です。
○濵岡歳生君
分かりました。
今回質問して、下関の水道の料金もなるべく上がらないような、そういった方法が取り入れられればいいなということで、この質問を自分なりにも考えました。ぜひ皆さんの生活水、そういったものが安価であるように、水道局のほうもいろんなことを節約して、よろしくお願いします。
ちょっと早いですが、私の質問を終わりたいと思います。また、水道のことはこれからも質問していきたいと思いますので、よろしくお願いします。
以上です。(拍手)
著作権について
下関市ホームページに掲載されている個々の情報(文字、写真、イラストなど)の著作権は、下関市にあります。 また、下関市ホームページ全体についても、下関市に編集著作権があります。 当ホームページの内容の全部または一部については、私的使用のための複製や引用等著作権法上認められた行為として、出所を明示することにより、複製・引用・転載できます。 ただし、「無断転載禁止」などの注記があるものについては、それに従ってください。
戻る