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第2回定例会 6月10日(火) 本会議(代表質問1日目)
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内容
会議録
第2回定例会
6月10日(火) 本会議(代表質問1日目)
みらい下関
山野 陽生 議員
〔関連質問〕
1.産業・就業について
2.交流・にぎわいについて
3.こども・子育て・教育について
4.健康・保健・福祉・医療について
5.都市基盤・生活基盤について
6.安全・安心・共生・協働について
【下関市議会 本会議速報版】
・下関市議会では、本会議の正式な会議録が作成されるまでの間、速報版を掲載いたします。
この速報版は、会期終了後約1か月程度で掲載します。
・速報版の会議録は校正前原稿であり、今後修正されることがあります。
なお、音声で認識できなかった部分は一時的に「★」で表示しています。
・校正後の会議録が「会議録検索システム」に掲載された時点で、速報版の会議録は校正後の会議録に差し替えます。
△関連質問
○副議長(板谷 正君)
休憩前に引き続き会議を開きます。代表質問を継続いたします。
この際、関連質問の通告がありますので、これを許します。山野陽生議員。(拍手)
○山野陽生君
皆さんこんにちは。みらい下関の山野です。通告に従い、林昂史議員の代表質問に引き続き、関連質問をさせていただきます。代表質問で取り上げられなかった施策のうち、主に新規の案件を中心に質問をさせていただきます。
まず第1に、「産業・就業」についてですが、本年第1回定例会でも質問させていただきました、有害鳥獣対策に多くの予算をつけていただき、誠にありがとうございます。農林作物被害の防止を図るため、単に防止策だけでなく、狩猟者確保や経済活動に至るまで、あらゆる角度から支援をしていただき、取組に対する本市の本気度が伺えます。
まず、新規捕獲隊員確保支援事業についてお伺いいたします。猟師の高齢化や担い手不足が問題になっていますが、新規捕獲隊員確保支援事業の概要をお示しください。また、捕獲活動の周知を図るイベントとはどのようなことを考えていますか。
○農林水産振興部長(三木正之君)
新たな捕獲隊員を確保するため、狩猟免許の取得や初期装備に対する経費の一部を支援することとしており、令和7年度は、直近の新規捕獲隊員数から勘案して、20名を想定して事業立てをしております。
また、これから捕獲活動に参加する新規捕獲隊員に技術指導を行う猟友会に対し、その活動に対する支援を行います。さらには、イノシシと鹿の捕獲活動や狩猟に対する理解を高めるためのイベントを開催いたします。
具体的には、狩猟活動への参加や、ジビエの試食体験などを想定しており、狩猟に興味を持っていただくことにより、新たな捕獲隊員を掘り起こし、捕獲活動の担い手の確保につなげていきたいと考えております。
○山野陽生君
次に、ハンティングドローン実証支援事業についてお伺いいたします。ドローンというデジタル技術を活用した取組は非常に画期的ですが、概要をお示しください。
○農林水産振興部長(三木正之君)
ハンティングドローン実証支援事業についてお答えいたします。この事業は、鹿の巻き狩りの際に、犬の吠え声機能を搭載したドローンを使って、鹿を追い込む実証実験を行うものです。狩猟者の高齢化に伴う有害鳥獣捕獲の担い手が不足している中、捕獲活動の省力化を図ることを目的としております。
○山野陽生君
私も鹿の巻き狩りということはよく聞くのですが、なかなか狩猟される方は大変な作業のようで、通常の平地ではなくて、急傾斜の山の中をやっていく上で、このドローンというのが、そういう犬の声を代弁するような機能があるというのは非常に画期的ではないかなと。ぜひ実証でいい結果が出ればなと思っております。
次に、捕獲活動省力化支援事業についてお伺いいたします。鹿は雄で80キロから100キロを超える体重があると言われていますが、険しい山間部で捕獲した場合、猟師の方は1人で車両や解体施設まで運搬する労力は大変なものがあるようで、中には私の知った女性猟師の方もいらっしゃって、大変危険を伴ったということを聞いております。このような現場の状況でどのような省力化が図れるか、概要をお示しください。
○農林水産振興部長(三木正之君)
捕獲活動省力化支援事業は、捕獲に係る作業機材の導入経費を助成するものです。導入機材の一例としましては、捕獲したイノシシや鹿にロープをかけて、運搬車両まで引っ張り上げるウインチ等を想定しております。下関市鳥獣被害防止対策協議会が導入し、市内の猟友会に貸与する仕組みとしており、捕獲作業の省力化、負担軽減を図ってまいります。
○山野陽生君
分かりました。想像しても分かるように、先ほども言いましたけど平地での作業ではありませんので、大変労力がかかると、また危険を伴うと聞いておりますので、ぜひこの省力化というのが、うまく機能するように期待したいなと思います。
続きまして、ジビエ受入拡大支援事業ですが、御承知のとおり、市内には北部中山間地域ジビエ有効活用拠点施設として、豊田町のみのりの丘ジビエセンターに、イノシシ、鹿の解体処理施設があるだけで、あとは数か所、民間事業者が手狭な処理施設を造り、設備も不十分で、細々と限られた数の処理しかできないのが現状です。そのため、捕獲したイノシシ、鹿は8割以上が害獣として駆除され廃棄されております。
持続可能な開発目標SDGsの観点からも、ジビエを食材として広く利用することが大きな課題でした。では、このたびのジビエ受入拡大支援事業について、概要をお示しください。
○農林水産振興部長(三木正之君)
ジビエ受入拡大支援事業についてお答えいたします。この事業は、本市におけるイノシシと鹿の捕獲頭数が増加している中、その対策の一環として、民間の解体処理施設の受入拡大を図るものです。
具体的な内容としましては、有害鳥獣の捕獲活動に従事するとともに、保健所の許可を得て食肉加工販売を行っている民間解体処理施設を対象に、受入拡大に必要となる設備等の導入や新商品の開発、消費宣伝活動に係る経費の一部を支援いたします。
当該事業により、捕獲した個体の処理が円滑に進むとともに、現在よりも多くの鹿やイノシシがジビエとして有効活用され、新たな販路が開拓されていくことを期待しております。
○山野陽生君
先ほどから有害鳥獣についてのいろいろな支援が出ております。特にこのジビエ受入拡大支援事業というのは、私も豊田のみのりの丘ジビエセンターを見学させていただきまして、大変な作業をしているところも見させていただいたのですが、非常に処理施設がしっかりしているため、その日も数十頭――数十頭と言ったら大げさですけども、その処理が可能でした。私が近所にいらっしゃる狩猟者の方から聞いて下関市内、旧市内の作業場を見せていただいたのですが、なかなか数に限りがあって、生産性も上がらないようなところでした。
特に冷蔵庫や冷凍庫、また、真空パック処理とか、そういったものも非常に必要だと思いました。この設備導入に対して、補助率が2分の1、上限額100万円ということで、そういう面では大変ありがたいことです。ただ、零細業者が多いため、必ずしもこれで全部が賄えるわけではございません。
そこで私の提案ですが、クラウドファンディング等で広く市民から寄附を募っていければと考えております。そういうことで、ジビエに関わる業者の方が、猟師の方たちの、今からの人材確保、拡大につながって、若手の育成にもなってくるのかなと。また都心部では、ヘルシーな食材として、ジビエ料理やジビエのペットフードが非常に注目されております。
現在、下関市では、道の駅やパーキングエリアだけでの販売ですが、安定的な供給ができるようになれば、百貨店をはじめ身近な精肉店やスーパーなど、販路を広げ、また、飲食業界でも新たなメニュー化により客層の拡大を図ることで、経済活動の発展や市民の健康的な食生活につながる施策として、大いに期待いたします。
飲食関係者からは、海のジビエが鯨で陸のジビエが鹿なので、本市は海と陸の両ジビエで売り出せるのではと期待されております。ぜひとも、今後、この事業が進んでいくことで、供給システムが確立していくことは非常に期待されるところでございます。
続きまして、勤労福祉会館リニューアル事業についてお伺いいたします。我々も会議等でよく利用しました勤労福祉会館の会議室ですが、リニューアルの基本計画について概要をお示しください。
○産業振興部長(津野貴史君)
勤労福祉会館につきましては、これまで長寿命化に向けた空調設備の更新や耐震工事など、機能維持に係る改修を行ってまいりましたが、このたび当会館のさらなる利便性の向上に向けて、本館1階にある旧食堂や談話ホールを中心とした改修のほか、本館前面駐車場の整備や、隣接する公園との一体的な利活用に向けたリニューアル基本計画を策定いたします。
○山野陽生君
ありがとうございます。本当に建物も古いわけですけども、隣に体育館施設もありまして、ただ、今おっしゃった食堂もなのですけども、また会館の前の駐車場が非常に狭い、止めても普通車だとなかなか降りるのも大変だというようなことが現状です。そういったことも含めて、台数をとにかく確保できるように。
今我々もそこに団体が入ったときに使えなくなると、近隣の有料の駐車場を使ったりせざるを得ないような状況です。先ほど言った、近隣の公園の活用とか、そういったものも含めて、まず、駐車場に対して、もう少ししっかりとした計画を作られるといいのかなと思っております。
それでは第2に、「交流・にぎわい」についてですが、まず、観光振興についてお伺いいたします。「にぎわい観光都市 下関」を目指す取組の一つとして、市内のホテルや旅館に宿泊する旅行者に対して、飲食店で利用可能なクーポンを配布する、宿泊者対応飲食限定クーポン事業の取組について、その目的と概要をお示しください。
○観光スポーツ文化部長(田中一博君)
こちらのクーポン事業につきましては、過去3度様々な目的で実施をし、観光関連事業者の皆様から大変御好評をいただいているところでございます。このたびのクーポン事業は、旅行形態や宿泊ニーズの変化に伴い、泊食分離を推進する宿泊施設が増加していることから、宿泊客誘致の取組の一つとして実施するもので、本年7月末をめどに、市内宿泊施設の宿泊者を対象とした、市内飲食店で使える1,000円分のクーポン券5万枚の配布を開始し、地元食材を使用したメニューを提供することで、本市の豊富な食を体験する機会を創出するとともに、地域経済の活性化を図ってまいります。
○山野陽生君
ありがとうございます。令和6年度の宿泊客数は対前年比106.6%で、5万2,394人増となりました。要因の一つに、福岡市のホテルが高額なため、その宿泊者が下関市に流れてきたと言われております。まさに今回の取組は、地元飲食業者にとっても大きな経済効果があり、一過性の事業にとどまらず、継続して取り組まれることを要望いたします。
私も福岡に行ってそんなに宿が高いという意識はなかったのですけども、やはり支持人口が非常に多くて、今海外の方もどんどん来られていることで、非常に高額なホテルしか残っていないということを聞いております。
今下関も、以前から宿泊者が少ない、宿泊客が少ないという声が聞かれておりましたけども、やはり、昨年から今年にかけて、また、星野リゾートの開業にも向けて、いろいろな宿泊客の取り込みが可能だと。やはり業界を含めてしっかり取り組んでいただくことに、この飲食業界も一緒にともに進んでいくというのが非常に大きなメリットかなと思います。ぜひ、先ほども言いましたけども、引き続きこの施策を続けていただけることをお願いいたしたいと思います。
では、本年4月13日から10月13日の184日間開催される大阪・関西万博ですが、共同出展事業について、概要をお示しください。
○観光スポーツ文化部長(田中一博君)
大阪・関西万博共同出展事業についてお答えをいたします。6月10日、本日から13日までの4日間、大阪・関西万博会場内EXPOメッセにおいて、「ふくの国 山口」をテーマに、山口県、及び県内市町と共同出展をいたします。
県内市町それぞれの魅力を生かしたブースにより観光PRが行われますが、本市は民間事業者と連携し、「ふくの本場 下関」の魅力や文化を国内外に広く発信するため、ふく刺しの試食配布に加え、1日2回、ふく刺しの大皿盛り付けやふく提灯づくりの実演のステージイベントを実施いたします。また、下関の食の魅力を発信するため、下関産品の試食や販売も行います。
○山野陽生君
ありがとうございます。今おっしゃられました、ふく刺しの大皿を出していく、あるいはふく提灯を出していく、その作り方とかそういったものも御披露できれば、全国のフグに興味がある方にも、非常に効果があるのかなと。また、可能であれば、いわゆるフグの袋競りも現地でやっていくというのも非常に面白いのかなと。フグをアピールするのはいろいろな方法があると思いますので、ひとつよろしくお願いします。
また、ほかにも、184日間と先ほど言いましたけども、残りの期間で下関をアピールすることが、もっともっとアピールすることが、鯨もあればアンコウもある。それ以外にも、いろいろな工芸品等、お酒、そういったものもありますし、ぜひともアピールしていただければなと思います。
続きまして、インバウンド観光の推進について、お伺いいたします。市長施政方針に、大阪・関西万博を契機にさらなる外国人観光客の増加が見込まれることから、山口県及び県内市町と連携し、本市の多彩な魅力を強力に発信する。加えて、引き続き大阪以西の自治体や民間業者等と連携した西のゴールデンルート連携事業について、本市の取組と概要をお示しください。
○観光スポーツ文化部長(田中一博君)
西のゴールデンルート連携事業についてお答えいたします。本市を含む大阪以西の19の自治体及び民間事業者が連携し、欧米豪からの旅行者をターゲットに、広域的な周遊ルートとして魅力を発信し、西日本への誘客につなげるため、様々な取組を展開していきます。まず、旅マエのプロモーションとして、大阪・関西万博に訪れる訪日旅行客に対し、YouTubeやSNSを活用したWeb広告の配信、訪日観光サイトや、米国のフリーペーパーへの記事掲載などを行い、次に、旅ナカのプロモーションとして、位置情報を活用したターゲット広告の配信や、大阪駅構内の壁面広告などによるPRを行います。また、8月27日から30日までの3日間、大阪・関西万博にPRブースを出展するほか、初日のオープニングイベントには前田市長も出席し、メディア等への積極的な情報発信を行ってまいります。
○山野陽生君
多数の連携事業をしっかりと取り組んでいただければと思いますが、今日は回答は要りませんけども、常任委員会のほうでもぜひ、この取組でどのぐらいの効果が出たのか、そういったところも、ぜひ我々のほうに提示していただければ。今後、いろいろな観光資源をいかに活用していくかというのは、非常に下関にとっても大きなヒントになるのではないかと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
国際旅客船拠点形成港湾に指定された下関港は、長州出島やあるかぽーと等に365日クルーズ客船の受入れが可能となり、2017年のピーク時、年間57隻の寄港がありましたが、コロナ禍で激減したものの、昨年は16隻まで回復したようです。インバウンド客をはじめ、寄港地観光の促進による市内消費の拡大に向けたクルーズ客船誘致促進事業の概要と、目標数値についてお示しください。また、クルーズ客船おもてなし推進協議会負担金について、概要をお示しください。
○港湾局長(大庭靖貴君)
まず、クルーズ客船誘致促進事業についてお答えいたします。クルーズ客船の誘致は、議員御指摘のとおり、コロナ禍後の寄港数はまだ回復途上でございまして、まずはコロナ禍前の水準である年間寄港数57隻を目指してまいります。
このため、クルーズ客船誘致促進事業としまして、下関港のPRのため、プロモーション動画の制作や、マイアミでの世界最大のクルーズ見本市への出展、さらには主要な船社の寄港地選定に影響のあるキーパーソンに対し、市長によるトップセールスや、下関市への招聘によるFAMツアーなどを実施してまいります。
続いて、クルーズ客船おもてなし推進協議会負担金についてお答えいたします。クルーズ旅客の満足度向上を図るため、関係民間団体や企業と下関市の協働により、クルーズ客船おもてなし推進協議会を今年4月に設立しました。
当協議会では、岸壁でのおもてなしイベントの実施や、二次交通への円滑な誘導、下関のお土産やグルメの紹介などの活動を行っておりますが、これらの活動費用については、各構成団体が負担しており、下関市はクルーズ客船おもてなし推進協議会負担金として、200万円を支出しております。
○山野陽生君
ありがとうございました。市長のトップセールスも、今から非常に重要だと思われますが、客船を誘致した後の市内の観光にどれだけつなげていけるか、滞在時間、経済の活動にどれだけつなげていけるかというのも、ぜひ、また常任委員会等でも御意見が出ると思いますけど、よろしくお願いいたします。
長州出島において、旅客の待合施設を整備するなどの受入環境の充実を図る新港地区ふ頭用地整備事業について、事業の概要と変更内容についてお示しください。
○港湾局長(大庭靖貴君)
新港地区ふ頭用地整備事業についてお答えいたします。新港地区長州出島に大型クルーズ客船が寄港した際には、下船した多くのクルーズ旅客が一斉にバスやタクシーに向かうことで、屋外に長蛇の列ができていることから、令和6年度から国の補助金も活用し、待合施設の整備に着手し、受入環境の改善に努めております。
一方で、令和7年3月に国土交通省が公表した「クルーズ旅客の受入機能高度化に関するガイドライン」を踏まえ、より円滑にクルーズ旅客を受け入れるため、多目的スペースの設置やトイレ、空調など、環境衛生面の機能向上を図ることとしました。
その結果、資材単価等の高騰もあり、工事費が2億4,000万円から6億円と増額となり、完成は令和8年度から令和9年度へと延びております。下関市に来訪していただいた旅客の方々をよりよい環境で迎えるために、早期完成に努めてまいりたいと思います。
○山野陽生君
今の事業費を大幅に値上げしたというのは、これも必要であれば、大事なことでありますので、最大の効果が出るように、また常任委員会でもいろいろ御意見が出ると思いますけども、よろしくお願いいたします。
続きまして、巌流島についてお伺いいたします。まず、継続事業ですが、巌流島内公衆便所に浄化式汚水システムを導入する、巌流島汚水処理施設改修事業について、概要をお示しください。
○観光スポーツ文化部長(田中一博君)
巌流島の汚水処理施設改修事業につきましてでございますが、令和6年度に当初予算に計上いたしましたが、入札不調となりましたことから、令和7年第2回定例会において再度提出をさせていただいたものとなります。
事業概要につきましては、現在、巌流島公衆便所のし尿は、し尿処理業者によるくみ取り後、専用船舶により本土に運搬し、し尿処理施設で処理をしております。今回の改修事業は、し尿のくみ取り回数を大幅に削減することを目的として実施するもので、ポンプでくみ上げたし尿を浄化槽で水と汚泥に分解するとともに、水については、微生物を利用することで浄化をして、島内において処理をしようとするものでございます。これにより、施設の利便性が向上し、利用の幅も広がるものと考えております。
○山野陽生君
離島なものですから、船を使っての回収処理というのが非常に難しい、安定していないということを聞いております。ただ、今回の浄化式汚水システムを導入することで、非常に簡略化・簡素化してコストも下がるということを期待しております。
巌流島観光は、宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘の地として全国、いや世界的にも有名なスポットとなりました。巌流島には、決闘を再現したモニュメントや史跡があり、関門海峡の絶景も楽しめます。では、巌流島観光拠点化調査検討業務について、概要をお示しください。
○観光スポーツ文化部長(田中一博君)
巌流島観光拠点化調査検討業務につきましては、巌流島の持つポテンシャルを最大限に引き出し、本市の観光拠点の一つとして再生に乗り出すために、まず令和7年度は、基礎調査として、電気、水道といったインフラ整備の実現可能性及びその概算費用の算出、各種法規制等の確認、整理や、現況測量等を行いまして、観光拠点となり得る整備の方向性や事業手法等を検討いたしたいと考えております。
その結果を踏まえまして、令和8年度以降に、基本構想、基本計画、実施計画、工事というスケジュールを想定しております。
○山野陽生君
ありがとうございました。今巌流島には、自動販売機もない、売店もないという状況で、電気、水のインフラ整備というのは急務ではないかなと思っております。ぜひ検討のほうよろしくお願いいたします。
また巌流島と言えば、決闘の聖地ということで、1987年10月14日に、新日本プロレス主催で、アントニオ猪木とマサ斎藤戦が開催されたことは、世界中のプロレスファンに周知のことです。まさに観光だけを考えれば、決闘を再現したモニュメントをつくれば、竹村議員も言われていましたが、世界中からプロレスファンが殺到すると思われます。
ただ、ここで一つの問題点は、アクセスするのに唐戸と門司港からしか海上交通がないことです。新幹線を利用して九州をはじめ全国から来る方は、新下関駅ではなくJR小倉駅から在来線に乗り換えて、門司港か唐戸まで行かなければならず、大変不便に思います。
小倉駅の新幹線口から徒歩5分で小倉港――これは馬島行きが小倉港からですが、この小倉港から巌流島への直行便を出せば、利用客も多いと見込まれます。唐戸一極集中を避ける意味でも、関門連携を唱える北九州市の御協力をいただき実現できればと思いますが、いかが考えられますか。
○港湾局長(大庭靖貴君)
巌流島への新たな航路についてお答えいたします。巌流島の公共桟橋は、現在唐戸・門司港からの民間事業者による連絡船に利用されております。今後、新たな航路への桟橋の利用申請があった場合は、当桟橋で対応可能な船舶で安全に運航することができ、また、現在の利用者との調整が整えば、使用を許可することは可能と考えております。
○山野陽生君
同様に、関釜フェリーで来られる韓国人の方や、JR下関駅に来られた市外の観光客を――六連島に行く竹崎桟橋からですが、世界最小のパナマ式運河である下関漁港閘門、いわゆる彦島の水門を海上で通り抜けて巌流島に向かう新たな航路も観光の目玉になると思われます。このように三方を海に囲まれた本市の立地を最大限に生かした観光施策は重要と考えますので、御提案させていただきます。
続きまして、下関港ウォーターフロントエリアのにぎわい創出について、お伺いいたします。まず、8月1日の海響館リニューアルオープンについて、概要と今後の展開をお示しください。
○観光スポーツ文化部長(田中一博君)
海響館は、老朽化した機器類の更新に加え、これまでにはなかった自然に近いアシカの生活や行動などを、来館者が間近で観察できる魅力ある新たな展示施設「ひれあしビーチ」の完成とともに、8月1日にリニューアルオープンをいたします。またオープンに先立ち、7月31日は関係者を招き、完成式典と内覧会を開催いたします。
令和7年度につきましては、この「ひれあしビーチ」の完成や、星野リゾートのオープンも間近なことから、年間換算にして65万人の入館者を想定しております。リニューアルオープンに際しましては、昨今の物価上昇に対応するために、観覧料の値上げをさせていただきます。料金につきましては、近隣の水族館等の料金を調査し、収支見込みも勘案の上、十分に競争できる額として設定し、値上げに見合う施設の快適性向上と、新展示施設による魅力の向上が図られたものと考えております。
また秋ごろからは、ライトアップの実施も予定をしておりまして、夜間景観を楽しむことも可能となることから、星野リゾートの開業を視野に入れて、あるかぽーとエリアをはじめ、壇之浦、火の山公園等、各施設のさらなる魅力向上を図るとともに、これら施設間の回遊性の向上に努めます。
指定管理者である下関海洋科学アカデミーとともに、これまで同様、市内や近隣の方をはじめ、国内のみならず、海外からの観光客の皆様にも楽しんでいただける運営を行ってまいります。なお、市民料金につきましては、入館しやすいリーズナブルな料金として、若干ではありますが値下げをしております。
市民の皆様には何度も足を運んでいただき、展示種数世界一を誇るふくの展示をはじめ、シロナガスクジラの骨格標本、イルカ、アシカ、ペンギン等、海響館が他館にはないすばらしい魅力を持った施設であることを体感していただき、全国、ひいては世界にその魅力を発信していただきたいと願っているところでございます。
○山野陽生君
ありがとうございます、大変楽しみにしたいなと思っております。ただ、先ほど言われた料金の改定は、これは常任委員会で通っているのですけども、やはり値段が上がると、どうしても入館数が減る可能性はある。ただ、サービスを向上すればいい。いわゆる接客のマナーであったりとか、今まで以上に気配りをしていただいて、来た方が非常に感動して帰る。今日接客されたあの方はすごくよかったなとか、接待してくれた方がよかったなとか。やはりそういったところで、値上げ分を対処していただければなと思います。非常に期待しておりますので、よろしくお願いします。
本市の今年度最大の目玉と言っても過言ではない、待ちに待った星野リゾートによるリゾナーレ下関は、6月24日に予約開始予定で、12月11日に開業予定です。海峡のデザイナーズホテルがコンセプトで、地上12階建て、客室数は187室。全ての部屋から関門海峡を眺めることができるそうです。
先日星野社長からお話があったように、リゾナーレ下関は、関門海峡の景観を生かすことと、滞在時間を増やす方針のため、本市においても、回遊性向上に向けた取組として、モバイルファニチャーの実証実験に取り組まれたりしております。
さらに、海響館をはじめ、市内の観光地や飲食業と連携した取組により、連泊しやすい環境を作っていただきますよう、今後の企画立案や実証に期待したいと思います。
また、あるかぽーと地区内における良好な港湾空間の形成や、エリア全体のにぎわい創出を図るため、民間業者への公募を実施するなどの、昼も夜も楽しめる魅力的な空間の創出について、概要をお示しください。
○港湾局長(大庭靖貴君)
あるかぽーとA地区においては、現在の事業者との契約が令和9年3月末に満了するため、今年度令和9年度以降の事業者の選定に向けた公募を実施いたします。公募の事業コンセプトとして、関門海峡のロケーションを生かし、日中から夜間まで年中を通して滞在できるものを予定しております。
また、下関港ウォーターフロントにぎわい創出事業において、関門海峡沿いのウオーターフロントエリアのにぎわい創出の取組として、イベントの開催時やクルーズ旅客の寄港時に実施する民間提案イベントの募集を行う予定です。
○山野陽生君
ありがとうございます。とにかく私はいろいろ今までも言っているのですけど、点の施策ではなく、点と点をつないだ線、さらにそれを面でつなげていける。これが観光の、この下関のエリアを広げていく意味で、全てに相乗効果が出ると期待しておりますので、今後また期待して、楽しみにして待っております。
続きまして、第3に「こども・子育て・教育」についてですが、まず、地域全体でこどもを見守る環境の充実についてお伺いいたします。「保育環境の充実については、保育士・保育所支援センターの機能を強化し、潜在保育士等の就職マッチングを実施するとともに、現役保育士等の離職防止や処遇改善を図るため、寄り添った相談支援を引き続き行います」とあります。
では、私立保育所等における医療的ケア児の受入れを促進するため、受入れに要する看護師等の人件費や備品などに係る費用に対する支援として、このたび予算化される私立保育所等医療的ケア児受入体制支援事業について、その概要をお示しください。
○こども未来部長(栗原紹子君)
私立保育所等医療的ケア児受入体制支援事業についてお答えします。この事業は、看護師等を配置して、医療的ケア児の受入れを行う私立保育所等に対し、配置した看護師等の人件費や、研修を受講するための費用、医療的ケア児を受け入れるために必要となる備品などの購入費用の一部を補助するものでございます。
公立園では、令和3年度から医療的ケア児の受入れを開始し、現在4名を受け入れておりますが、施設側の受入態勢や地理的条件によっては、医療的ケア児を持つ保護者の希望に沿った受入れがかなわないケースも出てくるため、私立保育所等での受入れを促進することで、体制の整備を図ろうとするものでございます。
○山野陽生君
ありがとうございます。一方通行ではなくてやはり利用される方の考えというのがありますので、なかなか前には進みにくいところですけども、医療的ケア児受入れというのは、非常に下関にとっても放っておいてはいけないことです。ぜひとも、いい政策をしていただければなと思います。
続きまして、乳児等通園支援事業について、概要をお示しください。
○こども未来部長(栗原紹子君)
乳児等通園支援事業の概要についてお答えします。この事業は、全ての子供の育ちを応援し、子供の良質な成育環境を整備するとともに、全ての子育て家庭に対して、多様な働き方やライフスタイルに関わらない形での支援を強化することを目的に、保育所、認定こども園、地域型保育事業等に通っていないゼロ歳6か月から満3歳未満の子供を、一月10時間を上限として、保育所等でお預かりするものになります。
本市では、令和8年度から全国で本格実施されることを見据え、今年度、公立の幼稚園や子育て支援センターで試行的に実施し、併せて事業の実施を希望する私立の施設でも実施することとしております。
○山野陽生君
来年度に向けて、この事業が大きく展開することを期待しております。
では、放課後児童クラブ運営業務について、民間委託の背景と概要についてお示しください。
○こども未来部長(栗原紹子君)
放課後児童クラブの運営についてお答えします。放課後児童クラブにおいては、組織体制そして職員の処遇、専門性や資質の向上といった諸課題に加え、待機児童の問題に直面しております。放課後児童クラブを運営していく上で生じる、様々な課題に迅速かつ総合的に対応するため、令和8年度から民間委託によるクラブ運営を拡充いたします。民間事業者のノウハウを生かし、安定した運営を行うとともに、均質かつ良質なサービスの提供により、市民サービスの向上を図ってまいります。
○山野陽生君
ありがとうございます。やはり全国的にも、官民一体となって放課後児童クラブの運営を取り組んでいるということも聞いております。それが下関市でも広がっていくことを期待したいなと思っております。
また、児童クラブ支援員の日々の事務処理のICT環境を整備する取組である、放課後児童クラブICT化推進事業について、概要及び現状と、7、8年度の取組をお示しください。
○こども未来部長(栗原紹子君)
放課後児童クラブICT化推進事業についてお答えします。この事業は、放課後児童クラブ支援員が日々手書きで行っている事務処理について、ICT環境を整備することにより、支援員の執務環境を改善し、児童と向き合う時間を確保するとともに今後――8年度になりますが、連絡帳機能を備えたシステムを導入することで、支援員と保護者双方の負担の軽減を図るものでございます。
○山野陽生君
支援員の方はもちろんですけど、保護者の方にも非常にプラスになる事業だと思っております。特にICTという言葉というのは、やはり、今若い世代の方には非常に受け入れやすいのかなと思っております。事務処理作業の生産性を上げていく、正確さも上げていく、そういった面でも非常にいい取組ではないかなと思っております。
では、令和9年4月1日に、本村小学校、西山小学校、玄洋中学校3校による施設一体型小中一貫校開校予定の、玄洋中学校区における小中一貫教育校の環境整備事業について、概要とスケジュールをお示しください。
○教育部長(門田重雄君)
玄洋中学校区小中一貫施設整備事業は、現在の玄洋中学校に西山小学校と本村小学校を加え、施設一体型小中一貫教育校として整備し、令和9年4月の開校を予定しております。小学校、中学校の教室の配置は、同一校舎内の階でエリア分けを行う計画としております。階段等の共用部分では、小学生の安全面に配慮した手すりの設置を行います。
また、教室、トイレ、手洗い場、理科実験台、図書室等について、小学生に対応した改修を行います。その他の整備といたしましては、配膳室の拡張、屋上防水や外壁の改修、小学生用遊具の設置、敷地内通路の環境整備等を計画しております。
○山野陽生君
ありがとうございました。私も地元で、卒業もしている学校ですので、期待を込めて見ておりますが、やはり、この少子化の時代、小中一貫校というのがますます市内にも増えてくるのかなと。
以前も吉見中学校と吉見小学校の一貫校ということもありましたし、内日中学校もありました。いい意味で事例としてつくっていただけるように期待しております。
では、玄洋中学校内に設置予定の放課後児童クラブについて、概要をお示しください。
○こども未来部長(栗原紹子君)
現在の玄洋中学校内に設置予定の放課後児童クラブについてお答えします。小中一貫校の開校に当たり、現在の玄洋中学校の校舎内に児童クラブを実施できる教室の確保が見込めないため、学校の敷地内グラウンドに児童クラブの専用棟を設置いたします。
施設の概要といたしましては、現在の本村小学校、西山小学校のそれぞれの児童クラブの入会児童数の見込み等を踏まえた定員規模で、2階建ての専用棟の建設を予定しております。本年度は地質調査及び実施設計を行い、令和8年度に新築工事とクラブの移転作業を行い、令和9年4月の開校に合わせたクラブの開設を目指しております。
○山野陽生君
ありがとうございました。グラウンドの片隅に設置予定ということですが、私の子供も玄洋中学校時代にグラウンドで野球をやっていたのですけども、その点がちょっと気になって。同じグラウンドでも隅っこといいますけども、やはりそういう危険性、安全面がどうなのか。あるいは父兄の方が玄洋中学校に来たときに、かなり駐車場から歩いていかないといけないという、その位置がどうなのかなと思いますが、ここはやはり、実際の玄洋中学校のPTAも含めていろいろと御検討した中での決定だと思いますので、より安全性に気をつけられて進めていただければと思います。
先日、林昂史議員と、廃校になる本村小学校と西山小学校で、地域の皆さんや自治会の皆さんと教育委員会を入れ、意見交換会を開催しました。教育委員会からは現状と方向性を説明していただき、地元の参加者からは、多くの要望、提案など御意見をいただきました。意見交換会を踏まえ、統廃合後の本村小学校、西山小学校の校舎の活用について、改めて方向性と今後のスケジュールをお示しください。
○教育部長(門田重雄君)
統廃合後の本村小学校、西山小学校の活用につきましては、令和5年9月に公表されました公共施設マネジメントに係る公共施設の適正配置に関する方向性(中期)において、本村小学校にあっては、統合後は、現在の建物は解体するか、土地と一体的に譲渡すること等を検討。西山小学校にあっては、統合後は、近隣にある玄洋公民館、勤労青少年ホーム、彦島武道館、老人憩いの家等の機能を移転し、複合施設として活用していく方向で検討とされております。
この方向性につきましては、公共施設マネジメントを進めるための決定事項ではなく、市民の方々と議論を深めていくため、現時点での市の考え方をお示しするものでございます。5月21日、22日に、両校地域の意見を聞く機会があり、その中で、学校の跡地利用として、自治会での利用、宅地として活用、複合施設としての活用などの様々な御意見がございました。統廃合後の校舎の活用につきましては、地域の意見もお聞きしながら、関係部局とも連携して検討してまいります。
○山野陽生君
私も両方に関わってきましたけども、西山小学校は、まだ複合施設として使えると、ただ、本村小学校は、もう耐震構造的な問題もあって、解体という方向も聞かれております。ただ、地元の要望としては、長年地域のシンボルタワー的な存在であって、集会所であったりとか、あるいは選挙の投票会場であったりとか、地域のコミュニティーの場をなくさないでほしいと。代わるところがあればいいのですけど、そういったことも含めて今後、引き続き、地元の意見等を聞かれて進めていただければと思います。
また、昨年の第3回定例会で一般質問をさせていただきました、玄洋中学校校区の通学路の安心・安全な道路整備についてですが、本村商店街から迫交差点までの道路や歩道が狭く、地元から不安の声が多く上がっております。開校に向けてどのような取組をされますか、概要とスケジュールをお示しください。
○建設部長(伊藤 隆君)
玄洋中学校区の通学路となっております市道本村・西山線につきましては、今後、生徒・児童の通行量の増加が見込まれることから、令和7年度に通学路の安全対策も含め、歩道拡幅などの道路整備の検討を進めているところでございます。
しかしながら、歩道の拡幅につきましては、用地の確保など道路整備に長期間を要することとなります。そのため、令和9年4月の開校に向けた通学路の安全対策としましては、令和7年度に学校関係者や交通管理者と合同点検を行い、防護柵やカラー舗装、路面標示による注意喚起など、早期に対応可能な安全対策を検討してまいります。
○山野陽生君
今おっしゃったように、なかなか土地を買収するとかいうと長期的な問題になりますので、まず今できるところからしっかりやっていただければと思います。
それから次に、生涯学習の推進についてお伺いいたします。下関学(楽)推進事業の概要と、今年度の取組について簡単にお示しください。
○教育部長(門田重雄君)
下関学(楽)推進事業は、本市独自の学術文化の振興と、次世代への継承意欲の醸成を図るため、令和7年度においては、児童生徒を対象とした歴史クイズ大会の開催のほか、伝統文化に係る活動団体による特別授業や、博物館等の学芸員による下関ならではの講座を、それぞれ小学校、中学校で実施するものであります。
教育委員会といたしましては、こうしたわくわくする学びを通して、子供たちにふるさと下関に対する誇りと愛情を育みたいと考えております。
○山野陽生君
磯部教育長がいつも言われるわくわくする学び、まさにその下関学(楽)推進事業ということで期待したいなと思います。
第4に、健康・保健・福祉・医療についてですが、まず、感染症予防についてお伺いいたします。本市でも、令和7年4月1日から、帯状疱疹定期予防接種が定期接種の対象となりましたが、帯状疱疹ワクチン定期接種事業について、概要と必要性を簡単にお示しください。
○保健部長(八角 誠君)
帯状疱疹ワクチン定期接種事業についてお答えいたします。帯状疱疹は水疱瘡にかかった際に、体内に潜伏したウイルスが再び活性化することにより発症する疾患で、慢性的な痛みが残ることがありますが、ワクチン接種により、帯状疱疹の発症や重症化を予防する効果があります。
帯状疱疹ワクチンの定期接種は、市内の協力医療機関で受けることができ、令和7年度の接種対象者は、年度末である令和8年3月31日の年齢が65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳の方と、100歳以上の方。それに加え、接種日時点の年齢が60歳から64歳の方で、免疫機能に障害を有するものとして、厚生労働省令で定める方となっております。使用するワクチンは生ワクチンと組替えワクチンの2種類があり、接種回数などが異なります。医師と相談して選んでいただくこととなります。
○山野陽生君
かなり必要性が高いのですけども、やはり限定的な年齢しか摂取ができないと。例えば私は今66歳なのですけど、対象外になっているのがちょっと残念かなと思っております。
では、高齢者等が安心して外出できる環境創出について、お伺いいたします。施政方針に書かれている、高齢者をはじめ、障害者や妊産婦、子育ての世代の方などに対し、気軽に安心して外出しやすい環境を創出し、健康増進やフレイル予防等を図る目的でベンチの設置を推進し、やさしいまちづくりを目指すとありますが、その概要と今年度の取組についてお示しください。
○福祉部長(野坂隆夫君)
まず概要についてお答えいたします。高齢者をはじめ、障害のある方や妊産婦、小さなお子様連れの方などが安心して外出できる環境づくりは、健康増進やフレイル予防、さらには社会参加の促進につながる重要な取組であると考えております。
このような観点から、誰もが外出しやすく、優しさを感じられるまちづくりを目指し、まちの中に休憩用ベンチの整備を推進する「下関市まちなかひと休みベンチビジョン」を策定し、本市が全庁的に取り組む指針として示したところでございます。今後は、このビジョンに基づき、道路や公共施設を新たに整備する際や、改修を行う際に、機能性や安全性、周辺環境にも配慮した休憩用ベンチの設置を進めてまいります。
○副議長(板谷 正君)
山野議員、ちょっとお待ちください。伊藤建設部長。
○建設部長(伊藤 隆君)
今年度の取組についてお答えします。建設部の今年度の取組につきましては、「下関市まちなかひと休みベンチビジョン」に基づきまして、休憩できる道づくりとして、高齢者や子育て世代、来訪者などの通行量が多い駅周辺や公共施設周辺、商店街や観光地など、広い歩道がある市道にベンチを設置してまいります。
○山野陽生君
今は高齢化社会ですけど、健康的に年をとっていくという、非常に我々にとっても安心したまちづくりの施策と思います。ぜひ、周知していただいて、もっともっと、引き籠もるのではなく外に出ていくように、高齢者の方、あるいは障害者、妊産婦、子育て世代の方などにも、周知していただければと思います。
続きまして、障害者福祉についてお伺いいたします。障害者福祉の充実を図るため、障害者支援施設における感染症対策や、利用者のプライバシーの確保を図る目的である障害者施設等整備費補助金について、概要を簡単にお示しください。
○福祉部長(野坂隆夫君)
障害者施設等整備費補助金につきましては、施設整備に要する費用の一部を補助することにより、障害者の生活支援など、福祉の向上を図ることを目的とするものでございます。
当該補助金は、平成20年度から実施しておりますが、毎年施設整備案件を募集し、応募のありました案件の中から、補助対象案件を選定しているところでございます。昨年度まで、グループホームや短期入所事業所の創設や大規模修繕など、14施設に対し補助を行ってまいりました。
今年度は、利用者の安全対策の緊急性などの観点から、障害者支援施設1施設の改築について補助することとしております。
○山野陽生君
障害者福祉は非常に大事なところでございます。ぜひとも今後とも引き続き、整備補助等手厚い施策をお願いしたいと思います。
第5に、都市基盤・生活基盤についてですが、下関北九州道路の整備について、お伺いいたします。昨年5月にルート素案がまとまり、下関北九州道路の都市計画の手続が進んでいます。本年4月25日には、北九州市で下北道路シンポジウムが盛大に開催され、前田市長と武内北九州市長が、関門新連携に向けた、下関北九州道路の早期実現について力強く宣言され、両市関係者がパネルディスカッションの中で、両市の発展のため、早期実現に向けた意見交換が活発にされました。想像以上に早いスピードで進んでいるとの情報もあり、地元彦島では、新たなまちづくりの機運が高まっており、ワークショップや道の駅勉強会も開催されています。
先日の道の駅勉強会でも、いろいろな御意見が出まして、道の駅をこういうふうにしたらいい、例えば、温浴施設をつくったほうがいいとか、歴史博物館をつくったほうがいいとか、あるいはそこに飲食関係の、海の幸を使った生けすを用意して、生けすにいる魚を料理して食べたらどうかとか、いろいろな意見も出ていたのですけども。
観光道路としても期待されている新たな橋というのは、実は設計時から要望を入れないと、車のみの産業道路で終わってしまいます。歩いて渡れたり、サイクリングを楽しんで渡れるしまなみ海道のように、自転車歩行車道を設けてほしいと、こういう御要望もありました。また、彦島迫町のインター付近に道の駅などサービスエリアを設置してほしいとか、金比羅トンネル付近の渋滞を緩和してほしいとか、彦島の狭隘な住宅道路を拡幅してほしいなど、多くの意見が出されております。下関北九州道路実現に向けた地域活性化調査業務について、目的と経緯をお示しください。
○都市整備部長(即席久弥君)
下関北九州道路彦島地区活性化調査業務の目的と経緯についてお答えします。下関北九州道路については、令和6年5月にルート案がまとまり、現在、都市計画の手続が進んでおります。
本市としては、下関北九州道路の整備にあわせ、インターチェンジの設置が計画されている彦島地区において、彦島に暮らす住民や彦島で産業を営む企業の方々、彦島を訪れる観光客にとって魅力あるまちづくりを進める必要があると考えております。
このことから、下関北九州道路彦島地区活性化調査業務では、機運が高まっている彦島地区において、アンケートやまちづくり団体との意見交換会を開催し、官民が連携した地域活性化施策の検討を行ってまいります。
○山野陽生君
現時点環境影響評価準備書も策定されてきております。どんどんどんどん進んでおりますので、引き続き我々も地元の声を行政のほうに届けていきたいなと思っております。下北道路の最大の課題は、何もしなければ過去の関門トンネルや関門橋のように通過道路になり、政令指定都市であり産業・経済はもちろん福祉・医療・教育等、本市より優位にある北九州市に吸収され、若者や女性を中心にますます人口が流出すると危惧します。
関門新連携を唱える中で、双方向の経済活動が図れるよう、北九州市になく下関市や彦島にあるものを創出しないと、今後の下関市の発展はありません。国県の協力の下、観光交流人口を増やす施策と、生活道路の拡幅のための道路インフラ整備による住宅地開発により、北九州市のベッドタウン化を図る定住人口を増やす施策は、彦島だけでなく下関市全体の発展のため重要な課題です。10年、15年後はあっという間にやってきます。少しでも早い取組を要望いたします。
第6に、安全・安心・共生・協働についてですが、安全で安心して暮らせるまちの実現のため、防犯活動や犯罪被害者等の支援は重要です。本市の犯罪被害者等支援事業について、相談窓口の設置と、経済的支援を進める背景と概要をお示しください。
○市民部長(山田之彦君)
犯罪被害者等支援事業の背景と概要についてお答えいたします。犯罪被害者等への支援につきましては、犯罪被害者等基本法に、地方公共団体は、その地域の状況に応じた施策を策定し、実施する責務を有すると規定されております。これに加え、令和5年6月、国の犯罪被害者等施策推進会議において、犯罪被害者等施策の一層の推進について決定されました。
これにより、地方における途切れない支援の提供体制の強化が推進され、地方公共団体による総合的対応の機能強化や、身近な自治体としての市町村による支援の必要性が高まることとなりました。このような状況を受けて、本市においても、下関市犯罪被害者等支援条例を制定し、本年4月1日から施行したところでございます。
本市においては、この条例に基づき、犯罪被害に遭われた方を支援するための総合的相談窓口を設置し、併せて経済的支援として、見舞金や日常生活支援金の支給制度を創設しました。
支給制度の概要について御説明いたします。見舞金として、遺族見舞金30万円、重傷病見舞金10万円、性犯罪被害見舞金10万円を。また、日常生活支援金として、該当するメニューに係る費用であれば、30万円を上限として支給することで、犯罪被害者等が犯罪により被った経済的負担の軽減を図ろうとするものでございます。
○山野陽生君
御丁寧な御説明ありがとうございました。最後になりますが、消防・救急についてお伺いいたします。本年も、施設の改修や車両の更新、救急救命士の養成を行うなどの体制の充実を図り、他市との連携による指令システムの整備や迅速かつ柔軟な消防体制の構築など、市民の安全で安心できる暮らしを守る消防・救急は重要な取組です。
先月の旧市内中心部の住宅密集地域の大火災は、生活道路が狭隘で消火活動が難航し、空き家が多かったことも、被害を拡大したと言われております。今後もこのような古い住宅密集地での火災など、消防・救急の必要性が増してくる可能性が高く、安全・安心なまちづくりの大きな課題となっております。
申し訳ないのですが、三つ一遍に質問しますのでお答えください。救急業務高度化整備事業について、概要をお示しください。また、消防車両整備事業について、概要をお示しください。最後に、高機能消防指令センターシステム整備事業について、概要をお示しください。
○消防局長(髙橋秀尚君)
救急業務高度化整備事業の概要についてですが、今年度の主な事業としましては、ソフト面では、救急救命士2人と救急隊員の指導・教育を行います指導救命士2人を養成し、ハード面では、綾羅木の北消防署の高規格救急自動車1台を更新し、救急需要の増加や、高度な救急サービスに的確に対応してまいります。
消防車両整備事業の概要についてですが、車両更新計画に基づきまして、今年度は彦島の西消防署の屈折はしご付消防自動車と、長府の東消防署の化学消防ポンプ自動車を更新するなど、消防力の充実強化を図り、市民の安全安心を確保します。
最後に、高機能消防指令センターシステム整備事業の概要についてですが、本市と美祢市が共同で整備・運用しております高機能消防指令センターの更新に伴い、新たに長門市を加えた3市で更新・運用することで、システム整備に係るコスト削減と、柔軟かつ迅速な相互応援体制を確立してまいります。
また、新たな機能としまして、通報時に指令センター員の声を聞きやすくする「音声明瞭化装置」や、通報者が現場の映像を指令センターに動画送信しながら通報できる「映像通報システム」を導入するとともに、火災現場等の画像を指令センターに配信する「高所監視カメラ」を従来の霊鷲山に加えまして、海峡ゆめタワーに新設をいたします。
○山野陽生君
ありがとうございました。本当に消防・救急というのは、市民の安全安心を守るために、本当陰なりひなたに出ても活躍されております。ぜひとも日頃の成果を、本当は急なことがなければいいのですけども、そういったときに御活躍いただけるよう、我々も期待しております。
それでは、以上で私の関連質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございます。(拍手)
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