録画中継

第3回定例会
9月17日(火) 本会議(一般質問2日目)
本会議(行政報告等)
【下関市議会 本会議確定版】

△会議録署名議員の指名
○議長(香川昌則君)
 これより本日の会議を開きます。
 本日の議事日程は、御手元に配付のとおりであります。
 日程第1 「会議録署名議員の指名」を行います。本日の会議録署名議員は、片山房一議員、及び星出恒夫を指名いたします。
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△行政報告
○議長(香川昌則君)
 この際、市長より、発言したい旨の申出がありますので、これを許します。
  〔市長前田晋太郎君登壇〕
○市長(前田晋太郎君)
 このたび、議会の議決を経るべき財産の取得につきまして、議会の議決を経ずに契約を締結した事案が判明いたしました。
 内容は、教育委員会において行った教師用教科書及び指導書の購入であり、予定価格が一定以上の額であったことから、地方自治法の規定に基づき議会の議決を経るべきところ、その認識を誤り、所定の手続を経ずに契約を締結したものでございます。法令に定める手続を行わずに予算を執行することは、絶対にあってはならないことであり、大変重大なことと理解し、真摯に反省しております。今後、このようなことが二度と起こることがないよう、私自ら陣頭指揮を取りまして、未来に向け、全庁を挙げ、ミスを防ぐ体制の構築に取り組んでまいります。
 現在、このような事案がほかにもないか、全庁調査を行っているところですので、調査の結果を踏まえ、信頼の回復に努めるとともに、執行部として、責任の在り方を整理していきたいと考えております。全員起立。
  〔執行部説明員 起立〕
○市長(前田晋太郎君)
 議員の皆様、市民の皆様に深くおわびを申し上げます。このたびは誠に申し訳ありませんでした。
  〔市長並びに執行部説明員 礼〕
○市長(前田晋太郎君)
 以上で終わります。
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△議案の審議
○議長(香川昌則君)
 日程第2 議案第171号「財産の取得について(追認)」から、日程第6 議案第175号「財産の取得について(追認)」までの5件を一括議題といたします。
 議案第171号 財産の取得について(追認)
 議案第172号 財産の取得について(追認)
 議案第173号 財産の取得について(追認)
 議案第174号 財産の取得について(追認)
 議案第175号 財産の取得について(追認)
○議長(香川昌則君)
 提案理由の説明を求めます。
  〔副市長島崎敏幸君登壇〕
○副市長(島崎敏幸君)
 議案第171号から議案第175号までを一括して説明いたします。
 議案第171号から議案第175号までは、いずれも財産の取得に係る議案で、予定価格2,000万円以上の動産の買入れについては、議会の議決を経て行うべきところ、これを経ずに買入れを行っていたため、追認を求めるものであります。
 議案第171号は、令和2年度に、小学校教師用教科書及び指導書を、山口教科図書販売株式会社から7,264万2,376円で、議案第172号は、令和3年度に、中学校教師用教科書及び指導書を、山口教科図書販売株式会社から2,137万335円で、議案第173号は、令和6年度に、小学校教師用教科書及び指導書を、山口教科図書販売株式会社から7,775万6,365円で、議案第174号は、令和6年度に、小学校教師用教科書及び指導書を、西島書店から2,398万4,439円で、議案第175号は、令和6年度に、小学校教師用教科書及び指導書を有限会社林雑貨店から2,140万2,390円で、それぞれ取得したものであります。よろしく御審議をお願いいたします。
○議長(香川昌則君)
 質疑はありませんか。桧垣議員。
○桧垣徳雄君
 あってはならないことが起きて、この五つの議案が提案をされました。執行部のルール違反の行為を見つけ出し、指摘し、是正させることができなかった、また、決算の審査の場面においても、この問題については、素通しで決算議案を認定してきた議会側の汚点でもあるということが言えると思います。
 さて、一つだけ確認をさせていただきたいと思います。提案された五つの議案が認められなかった場合、教育長やあるいは、それに加えて教育委員、さらには市長、副市長、その他の市職員が連帯して、これらの金額を支払うということになるのかどうか、なると思いますけれども、その確認をさせていただきたいと思います。
○総務部長(笹野修一君)
 ただいま御質問のありました件につきましては、先ほど市長のほうからも全庁調査を行うということで、現在、調査をしているところでございます。調査の結果も踏まえて、改めて、どういう形で、執行部として責任を取るのかというところは検討していきたいと思います。今現在は、そこまでしか申し上げることはできません。
○桧垣徳雄君
 確認したいのは、この提案された五つの議案についてのみ、議案が可決されなかった場合の対応についてお尋ねしているのです。お願いします。
○総務部長(笹野修一君)
 現在の5件の議案につきましては、地方自治法に定める議決事件ということで、議会の議決を頂くというのが前提でございます。そこができていなかったというところでございます。既に、過去に、実際に行った契約もございますので、これらについて追認を頂くというのが、我々の立場での基本的なスタンスでございますので、そのようにできるように説明を尽くすということが大事だろうと思います。ですので、追認を頂くということでお願いをしたいと思います。
○桧垣徳雄君
 議案を提案している、追認を求める議案を提出している側からはそういうお考えなのは分かります。追認されなかった場合はどうなるのか。端的にお答えください。
○総務部長(笹野修一君)
 基本的に追認をしていただくというのが、大前提ということで今考えておりますので、過去に遡って、その事実を認めていただくということで考えておりますので、それ以上の答えは今持ち合わせておりません。
○議長(香川昌則君)
 ほかにございますか。
  〔なし〕
○議長(香川昌則君)
 質疑を終わります。
 ただいま議題となっております議案第171号ほか4件については、文教厚生委員会に付託いたします。
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