【下関市議会　本会議確定版】

△会議録署名議員の指名
○議長（香川昌則君）
　これより本日の会議を開きます。
　本日の議事日程は御手元に配付のとおりであります。
　日程第１　「会議録署名議員の指名」を行います。本日の会議録署名議員は、林昴史議員及び阪本祐季議員を指名いたします。
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△委員長報告
○議長（香川昌則君）
　日程第２　議案第９５号「専決処分の承認について」を議題といたします。委員長の報告を求めます。河野総務委員長。
　　〔総務委員長河野淳一君登壇〕
○総務委員長（河野　淳一君）
　総務委員会が付託を受けました、議案第９５号「専決処分の承認について」審査の結果を御報告いたします。
　本案は、地方税法等の一部改正に伴い、令和６年４月１日より施行する部分に限り、令和６年３月２９日付で、下関市税条例の一部改正について専決処分を行ったことから、これを議会に報告し、その承認を求めようとするものであります。
　執行部から、その主な内容は、個人住民税において、デフレ脱却の経済対策の一環として実施される、個人住民税所得割の定額減税に係る規定を新設するもの、固定資産税等において、地価高騰による急激な税負担の増加を緩和するため、土地に係る現行の負担調整措置の仕組みを令和８年度まで３年間継続するもの、また、一定のバイオマス発電設備や、市が行う公共施設整備と一体的に行われる、固定資産保有者による店舗のガラス張り化やオープンテラス化など、交流・滞在空間を創出する一体型滞在快適性等向上事業により整備した固定資産に対し、その固定資産税等に係る課税標準を軽減する特例措置として、課税標準の特例割合を定めようとするもの、加えて、市民税や固定資産税等の減免において、大規模災害等を念頭に、職権による減免を可能とする規定を追加しようとするもののほか、地方税法の改正に伴う税条例の引用条文の項ずれ等を整理するため、所要の規定の整備を行うものである旨の説明がなされております。
　委員会は、本案について、異議なく原案のとおり承認すべきものと決しました。
　以上で、総務委員会に付託されました議案の報告を終わります。
○議長（香川昌則君）
　質疑はありませんか。
　　〔なし〕
○議長（香川昌則君）
　質疑なしと認めます。
　これより、議案第９５号について、電子表決システムにより採決いたします。参加ボタンを押してください。
　押し忘れなしと認めます。本案に賛成の諸君は賛成のボタンを、反対の諸君は反対のボタンを押してください。
　押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。賛成総員であります。よって本案は原案のとおり承認されました。
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○議長（香川昌則君）
日程第３　議案第９６号「工事請負契約締結について」を議題といたします。委員長の報告を求めます。林経済委員長。
　　〔経済委員長林昴史君登壇〕
○経済委員長（林昴史君）
　経済委員会が付託を受けました、議案第９６号について、審査の経過並びに結果を御報告いたします。
　本案は、下関市立しものせき水族館（海響館）改修及びアシカ展示施設機械設備工事について、新菱冷熱・新ホーム下関市立しものせき水族館（海響館）改修及びアシカ展示施設機械設備工事共同企業体を相手方として、１３億２，９９０万円で工事請負契約を締結しようとするものであります。
　執行部から、いまだに続いている物価高騰等の影響による設計価格と実勢価格との乖離を原因として、これまで４度入札不調となり、本来であれば、令和６年第２回定例会において、継続費を増額する補正予算案を提出し、議決の後、５度目の広告、入札に付すべきところ、熱源機器について、早急に工事に着工しなければ故障のおそれが高く、故障し夏季の水温管理が困難な状況となれば、海獣・魚類等の水族館の生物を失い、結果、本市の観光行政に甚大な影響を及ぼすこととなる。
　よって、全体工事のうち、早急に施工しなければならないコージェネレーション設備、熱源機器等の設備・施設を分割し、当該分割部分について、今回、緊急の対応として随意契約を行ったものである。
　工事期間は、令和６年５月から令和７年６月末までの約１３か月で、工事に伴う海響館の休館期間は、令和６年１２月から令和７年６月末であり、リニューアルオープンは、令和７年７月を目指している。
　また、残りのアシカ展示施設の整備に係る工事部分については、既定予算では対応が困難であることから、令和６年第２回定例会において当該工事に係る令和６年度予算及び継続費を増額する補正予算案を提出させていただく予定であるとの説明がなされております。
　審査の過程において、委員から、休館期間について、学校の社会科見学に当たることから、休館しないで工事はできなかったのか、また、休館による収入減の見込みについて確認する発言がなされております。
　あわせて、委員から、休館期間中の雇用についてただしたところ、執行部から、今後、指定管理者と詰めていきたいとの答弁がなされております。
　そのほか、年間パスポートの取扱いを確認する発言や、最近の入札不調、一者応札が多くなっている現状から、予算を効率的に執行する意味からも競争となるよう対策を求める発言がなされております。
　委員会は、本案について、異議なく可決すべきものと決しました。
　以上で、経済委員会に付託された議案の報告を終わります。
○議長（香川昌則君）
　質疑はありませんか。
　　〔なし〕
○議長（香川昌則君）
　質疑なしと認めます。
　これより、議案第９６号について、電子表決システムにより採決いたします。
　本案に賛成の諸君は賛成のボタンを、反対の諸君は反対のボタンを押してください。
　押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。賛成総員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
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○議長（香川昌則君）
日程第４　議案第９１号「令和６年度下関市一般会計補正予算（第１回）」を議題といたします。委員長の報告を求めます。坂本文教厚生委員長。
　　〔文教厚生委員長坂本晴美君登壇〕
○文教厚生委員長（坂本晴美君）
　文教厚生委員会が付託を受けました、議案第９１号「令和６年度下関市一般会計補正予算（第１回）」について、審査の経過と結果を御報告いたします。
　本案は、低所得者支援及び定額減税を補足する給付として、令和６年度に新たに住民税非課税または住民税均等割のみ課税となる世帯ついては、１世帯当たり１０万円の給付金を、低所得の子育て世帯については、加算分として１８歳以下の児童１人当たり５万円の給付金を、さらに定額減税しきれないと見込まれる所得水準の方については、定額減税し切れないと見込まれる額を給付金として支給する「低所得者支援及び定額減税補足給付金給付事業」を実施しようとするものであり、その内容としては、歳出予算補正の第３款民生費において、当該事業費２８億４，０００万円が増額計上されるとともに、その財源として、歳入予算補正の第１６款国庫支出金において、事業費と同額の２８億４，０００万円が増額計上されております。
　審査に当たり、執行部から、給付対象となる方のうち、市が口座情報を把握している世帯の方については、プッシュ型で支給を行うが、市が口座情報を把握していない世帯の方や本市に転入された方などについては、給付金の支給に当たり申請が必要になるとの説明がなされ、申請の手続については、市報やホームページなどにより周知したいとの考えが示されております。
　委員会は、本案について、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
　以上で、付託議案の報告を終わります。
○議長（香川昌則君）
　質疑はありませんか。
　　〔なし〕
○議長（香川昌則君）
　質疑なしと認めます。
　これより、議案第９１号について、電子表決システムにより採決いたします。
　本案に賛成の諸君は賛成のボタンを、反対の諸君は反対のボタンを押してください。
　押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。賛成総員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
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○議長（香川昌則君）
日程第５　議案第９２号「令和６年度下関市港湾特別会計補正予算（第１回）」から、日程第７　議案第９４号「専決処分の承認について」までの３件を一括議題といたします。
　議案第９２号　令和６年度下関市港湾特別会計補正予算（第１回）
　議案第９３号　令和６年度下関市臨海土地造成事業特別会計補正予算（第１回）
　議案第９４号　専決処分の承認について（令和６年度下関市下水道事業会計補正予算（第１回））
○議長（香川昌則君）
委員長の報告を求めます。村中建設消防委員長。
　　〔建設消防委員長村中良多君登壇〕
○建設消防委員長（村中良多君）
　建設消防委員会が付託を受けました、議案第９２号ほか２件につきまして、審査の経過及び結果を御報告いたします。
　議案第９２号及び議案第９３号は、いずれも令和５年度の決算見込みにおいて、歳出に対し歳入が不足することから、地方自治法施行令第１６６条の２の規定に基づき、令和６年度の歳入を繰り上げ、その不足額に充てようとするものであります。
　初めに、議案第９２号「令和６年度下関市港湾特別会計補正予算（第１回）」は、歳入欠陥補填収入１億５，９００万円を財源とし、前年度繰上充用金として同額を増額計上しようとするものであります。
　執行部から、令和５年度決算の概要について、令和５年度末時点で１億５，９００万円の累積赤字額が見込まれるものの、長府港町の土地売却収入約１，５００万円や、消費税還付金約５，９００万円が得られたこと等により、令和５年度の単年度収支は６，２９６万３，１０９円の黒字となる見込みであるとの説明がなされております。
　あわせて、令和５年度は、平成３０年度決算以降、６年連続で単年度収支の黒字を維持できる見込みであり、今後も引き続き、関係者としっかりと連携を取りながら下関港の利活用の促進を図ることで、累積赤字の解消に努めていきたいとの見解が示されております。
　次に、議案第９３号「令和６年度下関市臨海土地造成事業特別会計補正予算（第１回）」は、土地貸付収入４，１９６万８,０００円、及び歳入欠陥補填収入２２億８，２８１万円を財源とし、前年度繰上充用金として２３億２，４７７万８,０００円を増額計上しようとするものであります。
　執行部から、令和５年度決算の概要について、令和５年度末時点で２３億２，４７７万８,０００円の累積赤字額が見込まれるものの、令和５年度の単年度収支は７，０１０万５円の黒字となる見込みであるとの説明がなされております。
　また、臨海土地造成事業の主要な歳入となる土地売却については、令和５年度に新港地区長州出島の物流ゾーンの１区画、長府扇町の５区画の分譲を行い、合計５億３８２万７，６００円の土地売却収入があったこと、あわせて、長州出島の物流ゾーンについては、現在、３区画の仮契約に加えて、２区画が内定しており、この２区画が売却に至った場合には、物流ゾーン１３区画の全てが売却となる状況であるとの説明がなされております。
　審査の過程において、委員から、長州出島の産業ゾーンへの企業誘致を進めていくに当たっての考え方や営業活動の手法、体制等について確認がなされるとともに、企業からの様々な要望にきめ細やかに対応できるよう、今後も営業活動に尽力いただきたいとの発言がなされております。
　また、他の委員からは、２０２４年問題により生じる物流の変化に対応していく上で、本市が長州出島という広大な用地を有していることが大きな利点になるとの見解から、産業ゾーンの今後の利活用については、しっかりと精査をしながら検討していただきたいとの要望がなされております。
　委員会は、以上２議案について、いずれも異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。
　最後に、議案第９４号「専決処分の承認について」は、令和６年４月２３日付で令和６年度下関市下水道事業会計補正予算（第１回）として専決処分を行ったことから、これを報告し、その承認を求めようとするものであります。
　その内容は、令和６年度から下水道事業会計に移行された漁業集落環境整備事業について、特例的収入となる排水処理施設使用料が４月に処理されたことから、未収金として４，０００円を、また、特例的支出となるインボイス対応のシステム改修負担金の計上漏れがあったことから、未払金として２，０００円をそれぞれ増額するものであります。
　委員会は、本案について、異議なく、原案のとおり承認すべきものと決しました。
　以上で、付託議案の報告を終わります。
○議長（香川昌則君）
　質疑はありませんか。
　　〔なし〕
○議長（香川昌則君）
　質疑なしと認めます。
　これより、議案第９２号ほか２件について、それぞれ電子表決システムにより採決いたします。
　まず、議案第９２号について採決いたします。本案に賛成の諸君は賛成のボタンを、反対の諸君は反対のボタンを押してください。
　押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。賛成多数であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
　次に、議案第９３号について採決いたします。本案に賛成の諸君は賛成のボタンを、反対の諸君は反対のボタンを押してください。
　押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。賛成多数であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
　次に、議案第９４号について採決いたします。本案に賛成の諸君は賛成のボタンを、反対の諸君は反対のボタンを押してください。
　押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。賛成総員であります。よって本案は原案のとおり承認されました。
　以上で、今期臨時会の会議に付議された事件は、全て議了いたしました。
　これをもちまして本日の会議を閉じ、令和６年第１回下関市議会臨時会を閉会いたします。