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12月14日(木) 本会議(一般質問2日目)
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内容
会議録
第4回定例会
12月14日(木) 本会議(一般質問2日目)
創世下関
吉村 武志 議員
1.有害鳥獣捕獲業務
2.農地集積協力補助金
3.深坂自然の森の整備
【下関市議会 本会議確定版】
○議長(香川昌則君)
8番、吉村武志議員。(拍手)
〔吉村武志君登壇〕
○吉村武志君
こんにちは、創世下関の吉村武志と申します。よろしくお願いいたします。
〔手話を交えながら発言〕
○吉村武志君
今日は、有害鳥獣捕獲業務、農地集積協力補助金、深坂自然の森の整備の3件について質問したいと思います。それでは、通告に従いまして質問します。
最初の有害鳥獣捕獲業務につきましては、3月の定例会の一般質問で発言する予定でしたが、体調不良のため、病院の検査ということでできませんでした。聞き取りまでやっていましたので、再度質問したいと思います。
昨日、秋月議員も有害鳥獣対策については質問されていましたけど、今回は捕獲業務についてということで、鳥獣対策は同じなのですけど、その辺を質問していきたいと思います。
最初に、金網柵、電気柵等の有害鳥獣防止柵の設置についてですが、有害鳥獣の捕獲実績について、主な鳥獣、鹿、イノシシ、猿の令和2年度から4年度の捕獲実績についてお尋ねします。
○農林水産振興部次長(上野 進君)
令和2年度から令和4年度の鹿、イノシシ、猿の捕獲実績について、お答えいたします。
令和2年度から令和4年度までの捕獲頭数につきましては、イノシシは、令和2年度1,509頭、令和3年度1,361頭、令和4年度779頭、鹿は、令和2年度1,822頭、令和3年度2,274頭、令和4年度2,364頭、猿は、令和2年度124頭、令和3年度109頭、令和4年度104頭となっており、特に鹿については、大幅に増加している状況となっております。
○吉村武志君
今言われたとおり、鹿が令和2年が1,822頭で、令和4年は2,364頭と、逆に、イノシシが、令和2年度が1,509頭から、令和4年は779頭と、鹿がすごく出ているということがよく分かりました。
それから、鹿の生息密度に変化が生じていると今伺っていますが、鹿の生息密度について、平成29年度と令和3年度の比較についてお尋ねします。令和4年度の状況がもし把握されていたら併せてお願いします。
○農林水産振興部次長(上野 進君)
鹿の生息密度についてお答えいたします。山口県の調査によりますと、鹿の主な生息域は、下関市、長門市、美祢市にまたがっておりますが、その周辺の市町のほか、県内各地で生息が確認され、近年拡大の傾向にあります。
平成29年度の県内生息頭数約3万頭に対し、令和3年度の推定生息頭数は約4万頭、令和4年度の推定生息頭数は約4万2,000頭と上っており、生息密度の高い地域が拡大しております。
このことに伴い、本市においても、鹿の個体数、生息域ともに拡大傾向にあると考えられます。
○吉村武志君
平成29年度は3万頭で、令和3年度4万頭、令和4年度は4万2,000頭とすごく増えております。これは、生息密度を見ると、以前は、東部と同じような状況だったのですけど、西部のほうに鹿がかなり寄ってきているということが確認されております。
それでは、これは後でまた質問しますけど、鹿の侵入防止柵の設置状況について、令和2年度から令和4年度の設置実績についてお尋ねします。
○農林水産振興部次長(上野 進君)
侵入防止柵の設置状況についてお答えいたします。侵入防止柵の設置につきましては、国の鳥獣被害防止総合対策交付金を活用した国庫補助事業と、市単独で補助を行うものがございます。
令和2年度から令和4年度までの侵入防止柵の設置状況につきましては、国庫補助事業での整備延長が、令和2年度は2万9,650メートル、令和3年度は2万759メートル、令和4年度は5万138メートルとなっております。
次に、単市での整備延長ですが、令和2年度は4,712メートル、令和3年度は4,596メートル、令和4年度は3,458メートルとなっております。
○吉村武志君
かなりの設置面積というか、長くなっているのですけど、令和3年度より令和4年度はちょっと少なくなっているということが今分かりました。
それでは、侵入防止柵の設置に伴う補助金等について、国の事業、下関市の事業内容について教えてください。
○農林水産振興部次長(上野 進君)
侵入防止柵設置に伴う補助金等についてお答えいたします。国の鳥獣被害防止総合対策交付金を利用して行う国庫補助事業につきましては、侵入防止柵を設置する農地の受益戸数が三戸以上であること等の要件がありますが、資材費の全額を補助しており、柵の設置は地元施工となります。
個人農家など国庫補助事業の要件を満たさない場合については、補助率が補助基準額または購入資材費のいずれか低い額の2分の1以内で、侵入防止柵の購入の補助を行っております。
○吉村武志君
今のは国の事業で、下関市の事業としてはどういうことがありますか。
○農林水産振興部次長(上野 進君)
市単独事業といたしましては、繰り返しになりますけども、個人農家など要件を満たさない場合には、補助率が補助基準または資材購入費のいずれかの低い額の2分の1以内になりますけども、侵入防止柵の購入に対する補助を行っております。
○吉村武志君
要するに、設置する戸数が三戸以上あって、その地元の2分の1は市が持つということでよろしいですね(「はい」の声あり)分かりました。
有害鳥獣侵入防止柵の今まではなかったと思うのですけど、補修に伴う経費の支援についてお尋ねいたします。
○農林水産振興部次長(上野 進君)
侵入防止柵の補修に係る支援の内容と支援状況についてお答えいたします。過去に設置した侵入防止柵が、経年劣化や鳥獣被害により部分的に破損し、機能が低下することにより、鳥獣による農作物への被害がありました。
本市としては、令和4年度から県の補助制度を活用し、柵の補修・改良を行う場合の経費の支援を行っております。実績といたしましては、令和4年度に豊田町にて1件の利用がありました。令和5年度は現在のところ該当がございません。
本事業の実施主体は、下関市鳥獣被害防止対策協議会となりますが、県10分の5、市10分の4を補助し、地元の負担は10分の1となっております。
○吉村武志君
県のほうの補助を使っているということで、実績は令和4年度が豊田町1件、令和5年度はなしということで、これ、ひょっとして、知られていないところがあるのではないかと思うので、それの周知をしっかりしていただきたいと思います。
それでは、逆に支援にならない条件について、ちょっと教えていただきたいと思います。
○農林水産振興部次長(上野 進君)
支援対象にならない条件等についてお答えいたします。補助要件といたしまして、農作物被害防止のために設置された侵入防止柵で、耐用年数以内のものであり、組織等について規約を要する団体が、その侵入防止柵を所有することとなっておりますので、耐用年数の過ぎた侵入防止柵や、個人所有の侵入防止柵は対象外となります。
○吉村武志君
耐用年数とありますが、耐用年数とは何年ですか、ちょっとお願いします。
○農林水産振興部次長(上野 進君)
耐用年数につきましては、ワイヤーメッシュ柵が14年、金網柵が14年、電気柵が8年となっております。
○吉村武志君
それになっていない分については、対象にならないということと、個人での柵の保守は対象にならないということでよく分かりました。
それで、私は今回の有害鳥獣捕獲事業という事業名なので、捕獲の実績の強化に取り組むのが正当ではないかと思うのですけど、柵の設置というのは、何か逆に鹿を守っているような感じで、ちょっと違和感を感じるのですけど、捕獲業務で、柵を強化するというのが、ちょっと納得いかないところがあるのですけど、その防止柵の設置で、補修経費等に力を入れている理由というのはどういうことなのか、ちょっと教えていただきたいと思います。
○農林水産振興部次長(上野 進君)
有害鳥獣捕獲業務で侵入防止柵の設置や、補修経費等に力を入れている理由につきましてお答えいたします。
有害鳥獣対策では、下関市鳥獣被害対策実施隊が行う捕獲対策も必要でございますが、並行して、農林業者の方々にも、自衛手段として侵入防止柵の設置を行っていただく防護対策が重要であると認識しております。
本市では、捕獲と防護の両面から取り組むことが、農林作物の被害の軽減につながるものと考えております。
○吉村武志君
捕獲と柵で防止、その意味はよく分かるのですけど、捕獲ということであれば捕獲のほうの何か対策というのを、これから伺っていきたいと思います。
有害鳥獣の捕獲奨励金の交付、拡充というのがありました。それについてお尋ねいたします。捕獲奨励金の内容と実績の内訳について、令和2年度から令和4年度までの鹿、イノシシ、猿の捕獲奨励金について教えてください。
○農林水産振興部次長(上野 進君)
捕獲奨励金の内容と実績についてお答えいたします。まず、捕獲奨励金とは、鳥獣の捕獲の許可を受けた捕獲者、または捕獲者で組織された団体が、有害鳥獣を捕獲し、その確認資料を提出した場合に、有害鳥獣の種類ごとに定められた金額を補助するというものでございます。
なお、猟期に鳥獣保護区、特定猟具使用禁止区域、休猟区以外で行われる、いわゆる狩猟により捕獲した鳥獣は対象外でございます。
次に、捕獲奨励金の実績についてお答えいたします。令和2年度から令和4年度までの鹿、イノシシ及び猿に対する捕獲奨励金の総支給額につきましては、年度ごとに、令和2年度支給額は2,747万5,000円、令和3年度支給額は2,848万2,000円、令和4年度支給額は2,941万6,000円となっております。
なお、令和5年度におきましては、鹿の捕獲奨励金の予算を大幅に増額し、一層の捕獲強化に取り組んでおります。
○吉村武志君
先ほどの捕獲に対する確認資料というのがありますけど、何を求められるのかちょっと教えていただきたいと思います。
○農林水産振興部次長(上野 進君)
すみません。今手持ちがございませんので、後ほど答えさせていただきます。
○吉村武志君
捕獲の奨励金は、要するに捕った方に対しての奨励金だろうと思いますので、その辺をまた少し、値上げといったらいけないですけど、上げることで、捕獲に対する猟師の意識の高揚になるのではないかと思いますので、その辺もしっかりしていただきたいと思います。
それでは次に、指定管理鳥獣に鹿が指定されていますが、当然鹿が先ほどから増えているのですけど、捕獲数より繁殖数のほうが多いからだと思います。捕獲目標を上げるだけではなくて、捕獲隊の増加にもっと力を入れていくべきだと思いますけど、その辺のお考えを教えてください。
○農林水産振興部次長(上野 進君)
捕獲隊の増加への対策についてお答えいたします。これまで金網柵や電気柵等の侵入防止柵の設置や捕獲奨励金の確保に取り組んでおり、また、捕獲隊員となるために必要な狩猟免許取得に関しまして、山口県猟友会が狩猟免許試験の前日に主催する狩猟免許試験講習会において、参加者の交通費を助成しております。
ほかに、山口県の制度になりますが、第一種狩猟免許の取得経費に対し2万円、わな狩猟免許の取得経費に対し1万5,000円の助成制度がございます。
議員御指摘のように、捕獲隊の増加等の取組については、隊員の高齢化等があり、思うように進んでいない状況であります。市といたしましては、今後とも関係機関と連携しながら、捕獲隊への支援を含め、捕獲と防護の両面から取り組んでまいります。
○吉村武志君
よく分かったのですけど、鳥獣害対策、要するに作物の被害対策も当然なのですけど、捕獲をしないと、また鹿がどんどんどんどん増えるのではないかと思います。
私の山のほうにも、夜になると、もう二、三十頭、うようよしております。だんだん増えて、電気柵をしているのですけど、電気柵の内側を鹿の道が走っているのです。道から柵を飛び越えて、内側を走っているのです。飛ぶのがもう1メートル七、八十は飛ぶのです。だからもう柵の意味がないから、もっと高くするか、でもあまり高くすると、それが、形式も悪く、何か、逆に、鹿の柵の内側に人間が住んでいるという感じになると思うので、そこはしっかりやっていただきたいと思います。
それから、先日、内日の土地改良の法人の方と意見交換することがあって、うちの上に中山間の土地があって、そこにちょっと柵を作りたいというから、いいですよということで、そこに鹿を閉じ込めて、くくりわなの免許を取ったから、それに協力してもらえないだろうかというので、それはオーケーということです。
そういう感じで、先ほど言われました捕獲と柵の両立と言ったら、またおかしな話ですけど、その辺をしっかり考えていただきたいと思います。
それでは次の質問に移ります。農地集積協力補助金について質問いたします。平成26年度から事業が開始されていますが、その事業の概要についてお尋ねします。
○農林水産振興部次長(上野 進君)
農地集積協力補助金についてお答えいたします。農地集積協力補助金につきましては、地域集積協力金、集約化奨励金及び経営転換協力金がございます。
三つの事業の財源は、全額国庫補助金であり、農地を貸借する際に中間的な受皿となる農地中間管理機構を活用して、担い手農家への農地集積・集約化を進め、生産コストの低減による生産性の向上を図ることを目的としております。
初めの地域集積協力金の事業は、平成26年度から実施しており、一定の要件を満たした場合に、農地中間管理機構に貸し付けた地域内の農地の割合に応じて、協力金をお支払いするものでございます。
なお、農地中間管理機構とは、平成25年12月に、農地中間管理事業の推進に関する法律が制定され、都道府県ごとに農地中間管理機構が位置づけられたものであり、山口県では、公益財団法人やまぐち農林振興公社が、山口県農地中間管理機構に指定されております。
農地中間管理機構を活用して事業を行うメリットといたしましては、農地中間管理機構が農地の中間的な受皿となるため、出し手側には、貸し付けた農地は意欲ある受け手に転貸されることで、適切に管理されるとともに、受け手側には、複数の地権者から農地を借り受ける場合であっても、まとまった一団の農地を長期間にわたって安定的に借り受けることが可能となります。
今後は、国の施策の中で、農地の貸借については、農地中間管理機構を活用した手続に移行することとなっております。
このような中で、市、農業委員会、県、農地中間管理機構、農協、土地改良区等の関係機関・団体が連携し、地域の話合い活動を通じ、地域の合意形成を図りながら、面としてまとまった形で農地を集約化することにより、農業の競争力の強化や、農業構造改革を推進することとしております。
○吉村武志君
要するに小さい農地を今までは、個人で作ってくださいというところが、中間管理機構があって、農地を集約して、担い手の方が大きなところにするという形になるのではないかと思いますけども、そうすると当然、農地を集約することによって、大型の機械とかで効率化につながるのではないかと思いますけど、ぜひその辺も進めていただきたいと思います。
それではその中で、地域集積協力金の内容についてお尋ねいたします。
○農林水産振興部次長(上野 進君)
地域集積協力金の内容についてお答えいたします。先ほど申しましたとおり、一定の要件を満たした場合に、農地中間管理機構に貸し付けた地域内の農地の割合に応じて協力金をお支払いするものであり、令和5年度の中山間地域につきましては、農地中間管理機構の活用率が50%を超え80%以下の場合、10アール当たり2万8,000円を、30%を超え50%以下の場合、10アール当たり2万2,000円を支援することとなっております。
事業の流れといたしましては、農地の貸借について中間管理機構へ手続を行い、協力金の交付先等について、地域における合意形成を図った後、申請者に対して協力金を交付する予定としております。
本市といたしましては、地域内での話合い活動を通じた農地集積を推進しておりますが、当初の予定を上回る規模で農地中間管理機構を活用した農地集積・集約化が進んでおり、今回12月補正で予算計上させていただいております。
○吉村武志君
よく分かったのですが、次に集約化奨励金というのがありますけど、その内容について教えてください。
○農林水産振興部次長(上野 進君)
集約化奨励金についてお答えいたします。集約化奨励金は、農地中間管理機構を活用して農地を集約し、団地面積の増加割合に応じて奨励金をお支払いするものであり、地域に対して交付されます。
○吉村武志君
協力金と奨励金の内容について分かりましたけれど、先ほど、地域集積協力金と集約化奨励金については、これは地域に交付されるということでよろしいでしょうか。
○農林水産振興部次長(上野 進君)
そのとおりでございます。
○吉村武志君
経営転換協力金というのがありますけど、その内容について教えてください。
○農林水産振興部次長(上野 進君)
経営転換協力金の内容についてお答えいたします。経営転換協力金につきましては、農地中間管理機構に例外はあるものの、原則、全ての農地を10年以上貸し付けた場合、その面積に応じて交付される協力金であり、リタイアする農業者等に対して交付されます。
同一年度内に、地域集積協力金、または集約化奨励金に取り組む地域に含まれる場合のみが対象となります。
現在のところ、交付対象予定者はいらっしゃいませんが、市といたしましても引き続き、農業者等による話合い活動を推進し、本補助金を活用しながら、農地集積・集約化を行い、生産性の向上を図ってまいります。
○吉村武志君
要するに、今まで農業されていた方がこれからできないということで、その管理機構に渡して、そのために10年以上にするということだろうと思うのですけど、この協力金については、これは個人のほうに交付されるのですか。
○農林水産振興部次長(上野 進君)
そのとおりでございます。
○吉村武志君
先ほど、まだあまり進んでいないと言われましたけれど、現在下関市において、農地集積協力補助金事業に参加されている地域がどれだけあるのか、また、集約面積とか、今後の課題について教えていただきたいと思います。
○農林水産振興部次長(上野 進君)
令和4年度農地集積協力補助金の実績といたしましては、地域集積協力金は、四つの地域へ交付しております。令和4年度の集約化奨励金、経営転換奨励金の実績はございません。
令和5年度農地集積協力金の見込みにつきましては、地域集積協力金は四つの地域で手続を進めております。また、現在、集約化奨励金は、一つの地域で手続を進めており、経営転換協力金は該当がございません。
今後の課題といたしましては、農業従事者の減少、高齢化が急速に進む中で、地域の農地を支える新たな担い手の確保・育成が喫緊の課題であると認識しております。
今後は、各事業を活用し、担い手育成を図るとともに、関係機関と一体となり、本補助金を活用しながら農地集積・集約化を図ってまいります。
○吉村武志君
担い手不足から、農地の荒れているところを集約して、効率的にするということで、趣旨はよく分かりますし、また、地域の協力の計画、地域計画が必要だろうと思いますが、その辺をしっかり土地改良区とか、農業委員会とか、地域の代表者でしっかり煮詰めていただきたいと思います。
それから、今までの農地水保全管理支払い交付金とか、多面的機能支払い交付金、中山間地域等の直接支払い金制度とかいろいろ制度があって、いろいろ名前が変わった部分もあるのですけど、皆さん、これは何の事業で、直接払いの制度を使う部分と農地の管理とか、寿命化の制度とか、いろいろ何かごちゃごちゃして、よく分からないということが多いと思います。しっかりその辺の説明等もしていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
それでは、最後の質問に移ります。深坂自然の森の整備については、6月の定例会で、うちの会派の江村議員が質問されて、整備内容とか、よく分かっているのですけど、そんな中で、キャンプ場等の利用もかなり増えていることも確認できました。その関係もあるのですけど、利用者の方から、トイレの状況の問合せがたくさんあると伺っていますので、その辺りの状況について、再度質問させていただきたいと思います。
最初に、まず、整備状況について確認をさせていただきたいと思います。昨年度から今年度にかけて整備されていますが、整備内容について教えてください。
○農林水産振興部次長(上野 進君)
深坂自然の森の整備事業の内容についてお答えいたします。深坂自然の森キャンプ場において、利用者アンケート等で多くの要望がございました大型テントサイトの整備、駐車場の拡幅、トイレの洋式化等を行っております。
事業の概要についてですけれども、令和4年度につきましては、大型テントサイトを8区画整備し、うち6区画は駐車場つきといたしました。また、森の家下関の北側駐車場隣接地を造成し、12台分の駐車場を整備いたしました。
令和5年度につきましてはキャンプ場内2か所のトイレの洋式化と、トイレ、手洗い場の自動水栓化を行っております。
○吉村武志君
昨年度から大型テント場と駐車場の整備、それから令和5年度についてはトイレの整備と伺っておりますが、キャンプ場のトイレの洋式化の状況について教えてください。
○農林水産振興部次長(上野 進君)
深坂自然の森キャンプ場のトイレの洋式化でございますが、現在、キャンプ場内2か所のトイレは、全てが和便器であるため、男性用4基、女性用6基を洋便器への改修を行うものでございます。現在工事中で、令和5年度中に供用開始する予定でございます。
○吉村武志君
男性用4か所、女性用6か所、令和5年度で整備されるということで、分かりました。
それから、使用を停止されていたトイレがあったと前にありましたですけど、そのトイレの再開状況についてお聞きします。
○農林水産振興部次長(上野 進君)
深坂市道沿いの深坂茶屋横のトイレにつきましては、急激な利用の増加のため、指定管理者と協議し、令和4年9月から利用を一時休止しておりました。これにつきましては、令和5年7月24日から利用を再開してございます。
○吉村武志君
茶屋のほうは、令和4年9月から中止されているのが、今年度の7月24日から再開ということでよろしいですね。
それから修繕をされたトイレがあると思いますけれど、その辺の状況を教えてください。
○農林水産振興部次長(上野 進君)
深坂自然の森施設内のトイレの修繕状況についてお答えいたします。深坂自然の森親水広場前にありますトイレにつきましては、老朽化により、個室の扉、間仕切り壁が壊れ、使用できない状況でしたが、修繕が完了し、令和5年8月から使用を再開してございます。
○吉村武志君
修繕されて再開されたトイレもあるということで、分かりました。
それでは、深坂の森ではいろいろ行事とかたくさんされております。今後の整備の予定や年度末に向けての催しについて、どういうことがあるのか、もし分かれば。お願いいたします。
○農林水産振興部次長(上野 進君)
深坂自然の森の今後の整備予定についてお答えいたします。当該施設は、市内外から多くの方が訪れる、近隣にはない特色ある施設でございますが、老朽化が進んでおり、施設利用アンケート等でも、改善を求める声があることを承知しております。
今後の具体的な整備につきましては、検討を行っているところでございます。
また、年度末に向けての催物でございますが、指定管理者は、幼児を対象とした森のようちえん、小学校低学年を対象とした「森の小学校」、どなたでも参加可能な「森の演奏会」、「みさかアウトドアフェスタ」、「どんど焼き&焚き火デイキャンプ」、「森のハワイアンステージ」など、施設の特色や自然環境を生かした自主事業を行う予定としております。
○吉村武志君
いろいろ催しをされて、森のようちえんとか小学校とか、キャンプでこれからアウトドアと、いろいろありますので、ぜひその辺も進めていただきたいと思います。
それから、今年度でしたか、外国船が来て、自転車部隊がたくさん来て、何か深坂でやっているのかと聞き取り時に聞いたら、それはインバウンドの船で、バイクの好きな人が来て、あの辺を回って、ちょっと異様な感じではないですけど、たくさん外国の方が来られて、ああいうのもいいのではないかなと思います。そういうのも、いろいろな催しを、こういうのがありますとか、できますよとしたらいいのではないかと思いますので、よろしくお願いします。
キャンプ場も、豊田もありますし、菊川の歌野の活用村もありますけど、当然、利用者が増えれば、トイレも混み合うと思いますので、機能等確認をしっかりとされて、利用者に不便がないように、指定管理者とともに点検をよろしくしていただけたらと思います。一応質問の全てが終わりましたので、これで終了いたします。どうもありがとうございました。
○農林水産振興部次長(上野 進君)
先ほど質問をいただきました有害鳥獣の確認の仕方でございますけども、イノシシ、鹿、猿共に尻尾の現物で確認している状況でございます。
○吉村武志君
ちょっと聞き取りのときに聞いていなかったので、すみません。どうもありがとうました。(拍手)
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