【下関市議会　本会議速報版】
・下関市議会では、本会議の正式な会議録が作成されるまでの間、速報版を掲載いたします。
この速報版は、会期終了後約１か月程度で掲載します。
・速報版の会議録は校正前原稿であり、今後修正されることがあります。
なお、音声で認識できなかった部分は一時的に「★」で表示しています。
・校正後の会議録が「会議録検索システム」に掲載された時点で、速報版の会議録は校正後の会議録に差し替えます。

△会議録署名議員の指名
○議長（香川昌則君）
これより本日の会議を開きます。
本日の議事日程は御手元に配付のとおりであります。
日程第１　「会議録署名議員の指名」を行います。本日の会議録署名議員は、桂誠議員及び山野陽生議員を指名いたします。
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△委員長報告
○議長（香川昌則君）
日程第２　議案第７７号「包括外部監査契約の締結について」を議題といたします。委員長の報告を求めます。林総務委員長。
　　〔総務委員長林真一郎君登壇〕
○総務委員長（林　真一郎君）
総務委員会が付託を受けました議案第７７号「包括外部監査契約の締結について」、審査の結果を御報告いたします。
本案は、令和５年度の包括外部監査の実施に当たり、公認会計士の呉正和氏と１，０９８万６，８００円を上限に、令和５年６月１日を始期として契約を締結しようとするものであります。
執行部から、本年１月に見直しを行った候補者の資格要件及び選定方法に基づき、候補対象者について推薦を依頼したところ、１名の推薦があり、４月５日に開催した外部監査人候補者選定委員会における監査テーマに関するプレゼンテーション及びヒアリングの結果を踏まえ、同氏を候補者として選定したこと、さらに、同氏と包括外部監査契約を締結することについて、地方自治法の規定により、監査委員から意見聴取を行った結果、４月１８日付で「異議なし」との意見を得ていることなどが明らかにされ、６月１日の契約締結後は、速やかに監査テーマを決定し、１１月頃までに実地調査を実施し、令和６年３月末までに報告書が提出される予定である旨の説明がなされております。
委員会は、本案について、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。以上で総務委員会に付託されました議案の報告を終わります。
○議長（香川昌則君）
質疑はありませんか。
　　〔なし〕
○議長（香川昌則君）
質疑なしと認めます。
これより、議案第７７号について、電子表決システムにより採決いたします。参加ボタンを押してください。
押し忘れなしと認めます。本案に賛成の諸君は賛成のボタンを、反対の諸君は反対のボタンを押してください。
押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。賛成総員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
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○議長（香川昌則君）
日程第３　議案第７４号「令和５年度下関市一般会計補正予算（第２回）」を議題といたします。委員長の報告を求めます。星出文教厚生委員長。
　　〔文教厚生委員長星出恒夫君登壇〕
○文教厚生委員長（星出恒夫君）
文教厚生委員会が付託を受けました議案第７４号「令和５年度下関市一般会計補正予算（第２回）」について、審査の経過と結果を御報告いたします。
本案は、エネルギーや食料品価格等の物価高騰の影響を特に受けている低所得世帯を支援するため、住民税非課税世帯等に対して、１世帯当たり３万円の給付金を支給する価格高騰重点支援給付金給付事業を実施しようとするものであり、その内容としては、歳出予算補正の第３款民生費において、当該事業費１２億８，０００万円が増額計上されるとともに、その財源として、歳入予算補正の第１６款国庫支出金において、事業費と同額の１２億８，０００万円が増額計上されております。
審査に当たり、執行部から、給付対象は令和５年度住民税非課税世帯及び家計急変世帯であり、令和４年度の価格高騰緊急支援給付金を口座振込で受給した世帯については、原則手続は不要とし、プッシュ型で支給を行っていく旨の説明がなされております。
また、令和５年１月１日から９月３０日までの間に、家計急変により収入が住民税非課税相当となった家計急変世帯等については、給付金の支給に当たり申請が必要となることから、申請の手続を市報やホームページ、ＳＮＳなどの媒体により周知したいとの考えが示されております。
審査の過程において、委員から、給付金の支給に係るシステム開発について、今後も同様の給付金の支給の可能性もあることから、その都度システム開発に多額の費用をかけなくてもいいように、汎用性があるシステムを開発していただきたいとの要望がなされております。
委員会は、本案について、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。以上で付託議案の報告を終わります。
○議長（香川昌則君）
質疑はありませんか。
　　〔なし〕
○議長（香川昌則君）
質疑なしと認めます。
これより、議案第７４号について、電子表決システムにより採決いたします。本案に賛成の諸君は賛成のボタンを、反対の諸君は反対のボタンを押してください。
押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。賛成総員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
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○議長（香川昌則君）
日程第４　議案第７５号「令和５年度下関市港湾特別会計補正予算（第１回）」及び日程第５　議案第７６号「令和５年度下関市臨海土地造成事業特別会計補正予算（第１回）」を一括議題といたします。委員長の報告を求めます。江村建設消防委員長。
　　〔建設消防委員長江村卓三君登壇〕
○建設消防委員長（江村卓三君）
建設消防委員会が付託を受けました、議案第７５号及び議案第７６号につきまして、審査の経過及び結果を御報告いたします。
議案第７５号及び議案第７６号は、いずれも令和４年度の決算見込みにおいて、歳出に対し歳入が不足するため、地方自治法施行令第１６６条の２の規定に基づき、令和５年度の歳入を繰り上げて不足額に充てようとする繰上充用に係るものであります。
初めに、議案第７５号「令和５年度下関市港湾特別会計補正予算（第１回）」は、歳入欠陥補填収入２億４，９００万円を財源とし、前年度繰上充用金として増額計上しようとするものであります。
執行部から、令和４年度決算の概要について、令和４年度末時点で２億４，９００万円の累積赤字額が見込まれるものの、令和３年度の累積赤字額が２億６，７４５万４，８０３円であったことから、令和４年度の単年度収入では１，８４５万４，８０３円の黒字となる見込みであり、その主な理由は、経費削減に努めたことや西山地区のバイオマス発電所の稼働に伴う使用料収入が見込みを上回ったことなどによるものであるとの説明がなされております。
また、令和４年度は、決算見込みの段階ではあるが、平成３０年度決算以降、５年連続で単年度収支の黒字を維持できる見通しとなっており、累積赤字の解消が徐々に進んでいるところであり、今後も引き続き、関係者との連携を密にして、下関港の利活用の促進を図り、赤字の解消に努めていきたいとの見解が示されております。
次に、議案第７６号「令和５年度下関市臨海土地造成事業特別会計補正予算（第１回）」は、当初予算において計上を留保していた土地貸付収入４，０４８万２，０００円及び歳入欠陥補填収入２３億５，４３９万７，０００円を財源として、繰上充用金２３億９，４８７万９，０００円を増額計上しようとするものであります。
執行部から、令和４年度決算の概要について、令和４年度末時点で２３億９，４８７万８，００５円の累積赤字額が見込まれるものの、令和３年度の累積赤字額が２４億６，８５７万２，１１９円であったことから、令和４年度の単年度収支では７，３６９万４，１１４円の黒字となる見込みであり、令和元年度から開始している新港地区長州出島の産業振興用地の分譲については、令和４年度で３区画の分譲を予定していたところ、年度内の分譲に至らなかったため、起債の借り換えを行い、定時償還に充てざるを得ない状況となったものの、本年４月に入り、１区画の仮契約の締結に至ったところであるとの説明がなされております。
また、今後も引き続き、本市の活性化に資する、活力ある企業に関心を持っていただけるよう、早期売却に向けて営業活動を進めていきたいとの見解が示され、あわせて、令和４年度末の本特別会計に係る土地の保有面積は約２９．１ヘクタールで、評価額は約７３億円であることが明らかにされております。
審査の過程において、委員から、産業振興用地の売却状況についてただしたところ、執行部から、２４区画中８区画が売却済みであり、このほか、仮契約を締結した区画が１区画と、分譲の予約に当たる内定済みの区画が４区画であるとの答弁がなされております。
委員会は、以上２議案について、いずれも異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。以上で付託議案の報告を終わります。
○議長（香川昌則君）
質疑はありませんか。
　　〔なし〕
○議長（香川昌則君）
質疑なしと認めます。
これより、議案第７５号及び議案第７６号について、それぞれ電子表決システムにより採決いたします。
まず、議案第７５号について採決いたします。本案に賛成の諸君は賛成のボタンを、反対の諸君は反対のボタンを押してください。
押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。賛成多数であります。よって本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第７６号について採決いたします。本案に賛成の諸君は賛成のボタンを、反対の諸君は反対のボタンを押してください。
押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。賛成多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
以上で、今期臨時会の会議に付議された事件は、全て議了いたしました。
これをもちまして本日の会議を閉じ、令和５年第２回下関市議会臨時会を閉会いたします。