録画中継

第1回臨時会
4月19日(水) 本会議(表決等)
令和5年第1回下関市議会臨時会議事日程(第10号)

第1 会議録署名議員の指名
第2 議案第69号 専決処分の承認について(下関市税条例の一部を改正する条例)
( 総務委員長審査結果報告、質疑、討論、表決 )

第3 議案第68号 令和5年度下関市一般会計補正予算(第1回)
( 文教厚生委員長審査結果報告、質疑、討論、表決 )

第4 議案第70号 専決処分の承認について(工事委託契約の一部変更について(山陽本線幡生構内武久跨線道路橋新設工事))
( 建設消防委員長審査結果報告、質疑、討論、表決 )

第5 議案第71号 副市長選任の同意について
第6 議案第72号 教育長任命の同意について
第7 議案第73号 固定資産評価員選任の同意について
【下関市議会 本会議確定版】

△会議録署名議員の指名
○議長(香川昌則君)
 これより本日の会議を開きます。
 本日の議事日程は御手元に配付のとおりであります。
 日程第1 「会議録署名議員の指名」を行います。本日の会議録署名議員は、村中良多議員及び林昂史議員を指名いたします。
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△委員長報告
○議長(香川昌則君)
 日程第2 議案第69号「専決処分の承認について」を議題といたします。委員長の報告を求めます。林総務委員長。
  〔総務委員長林真一郎君登壇〕
○総務委員長(林 真一郎君)
 総務委員会が付託を受けました、議案第69号「専決処分の承認について」、審査の結果を御報告いたします。
 本案は、地方税法等の一部改正に伴う下関市税条例の一部改正について、令和5年4月1日から施行する部分に限り、令和5年3月31日付で専決処分を行ったことから、これらを議会に報告し、その承認を求めようとするものであります。
執行部から、その主な改正内容は、肉用牛の売却による事業所得に係る免税措置、並びに優良住宅地の造成等のため、土地等を譲渡した場合の長期譲渡所得に係る軽減税率の適用期限について、それぞれ3年間の延長を行うもの、また一定の要件の下で大規模修繕等が行われたマンションに対し、その建物部分の固定資産税を減額する措置について、本市で適用する減額割合を3分の1とする旨を規定するものであります。
加えて、燃費性能の優れた新車に対し、軽自動車税種別割の税率を軽減する、いわゆるグリーン化特例に係る適用期限について、3年間の延長を行うもののほか、地方税法の改正に伴う本市税条例の引用条文の項ずれを整理するなど、所要の条文整備を行うものであるとの説明がなされております。
委員会は、本案につき、異議なく承認すべきものと決しました。以上で総務委員会に付託されました議案の報告を終わります。
○議長(香川昌則君)
 質疑はありませんか。
  〔なし〕
○議長(香川昌則君)
 質疑なしと認めます。これより議案第69号について、電子表決システムにより採決いたします。参加ボタンを押してください。
 押し忘れなしと認めます。本案に賛成の諸君は賛成のボタンを、反対の諸君は反対のボタンを押してください。
 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。賛成多数であります。よって本案は原案のとおり承認することに決しました。
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○議長(香川昌則君)
 日程第3 議案第68号「令和5年度下関市一般会計補正予算(第1回)」を議題といたします。委員長の報告を求めます。星出文教厚生委員長。
  〔文教厚生委員長星出恒夫君登壇〕
○文教厚生委員長(星出恒夫君)
 文教厚生委員会が付託を受けました、議案第68号「令和5年度下関市一般会計補正予算(第1回)」について、審査の経過と結果を御報告いたします。
本案は、食費等の物価高騰の影響を受ける低所得の子育て世帯に対し、その実情を踏まえた生活の支援を行うため、児童1人当たり5万円の給付金を支給する「子育て世帯生活支援特別給付金給付事業」を実施しようとするものであり、その内容としては、歳出予算補正の第3款民生費において、当該事業費3億3,700万円が増額計上されるとともに、その財源として、歳入予算補正の第16款国庫支出金において、事業費と同額の3億3,700万円が増額計上されております。
審査に当たり、執行部から、給付対象者は低所得のひとり親世帯及びひとり親世帯以外の低所得の子育て世帯であり、このうち令和5年3月分の児童扶養手当受給世帯及び令和4年度の子育て世帯生活支援特別給付金受給世帯については、申請は不要とし、令和5年5月から順次、プッシュ型で支給を行っていく旨の説明がなされております。
また、食費等の物価高騰の影響を受けて家計が急変し、収入が児童扶養手当の対象となる水準に下がったひとり親世帯等については、給付金の支給に当たり申請が必要となることから、これらの世帯に対し、市報やホームページ、テレビやラジオのほか、SNSなど様々な媒体により周知に努めたいとの考えが示されております。
審査の過程において、委員から、給付金の申請期間や転入・転出者の取扱いについて確認する発言がなされたほか、申請が必要となる給付対象者の要件については、対象者が理解しやすいよう丁寧な周知をお願いしたいとの要望がなされております。
委員会は、本案について、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。以上で付託議案の報告を終わります。
○議長(香川昌則君)
 質疑はありませんか。
  〔なし〕
○議長(香川昌則君)
 質疑なしと認めます。
 これより議案第68号について、電子表決システムにより採決いたします。本案に賛成の諸君は賛成のボタンを、反対の諸君は反対のボタンを押してください。
 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。賛成総員であります。よって本案は、原案のとおり可決されました。
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○議長(香川昌則君)
 日程第4 議案第70号「専決処分の承認について」を議題といたします。委員長の報告を求めます。江村建設消防委員長。
  〔建設消防委員長江村卓三君登壇〕
○建設消防委員長(江村卓三君)
建設消防委員会が付託を受けました、議案第70号につきまして、審査の結果を御報告いたします。
本案は、下関市幡生本町及び幡生新町に位置するJR山陽本線をまたぐ山陽本線幡生構内武久跨線道路橋新設工事に関して、委託先である西日本旅客鉄道株式会社との基本協定を変更することについて、地方自治法第179条第1項の規定により、令和5年3月30日に専決処分をしたため、これを議会に報告し、承認を求めようとするものであります。
執行部から、令和5年3月27日の西日本旅客鉄道株式会社からの完了報告に伴い、発注金額等の精査を行った結果、主に橋梁の桁架設に係る仮設足場の設置期間やその撤去作業に要する期間の短縮が図れたことで、仮設資材のリース代等が安価に施工できたことから、委託金額が14億6,784万766円から13億4,710万3,044円に、1億2,073万7,722円の減額となったものであるが、委託期間が3月31日までであったことから、第1回定例会の時点では金額を確定することが困難であったため、専決処分にて変更契約させていただいたとの説明がなされております。
また、令和5年度は引き続き、本市が直接施工する橋梁部分を含めた武久幡生本町線の舗装工事等を行い事業完了する予定であり、本路線に接続する全ての路線の供用開始時期については、令和6年3月を予定しているとの報告が併せてなされております。
委員会は、本案について、異議なく原案のとおり承認すべきものと決しました。以上で付託議案の報告を終わります。
○議長(香川昌則君)
 質疑はありませんか。
  〔なし〕
○議長(香川昌則君)
 質疑なしと認めます。
 これより議案第70号について、電子表決システムにより採決いたします。本案に賛成の諸君は賛成のボタンを、反対の諸君は反対のボタンを押してください。
 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。賛成総員であります。よって本案は原案のとおり承認することに決しました。
  〔総務部長島崎敏幸君退席〕
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△人事議案の審議
○議長(香川昌則君)
 日程第5 議案第71号「副市長選任の同意について」を議題といたします。提案理由の説明を求めます。前田市長。
  〔市長前田晋太郎君登壇〕
○市長(前田晋太郎君)
 議案第71号について御説明いたします。本案は、本市副市長三木潤一氏が、令和5年4月30日をもって退職することとなりましたので、その後任として、島崎敏幸氏を選任しようとするものであります。よろしく御同意をお願いいたします。
○議長(香川昌則君)
 質疑はありませんか。
  〔なし〕
○議長(香川昌則君)
 質疑なしと認めます。
 これより議案第71号について、電子表決システムにより採決いたします。本案に賛成の諸君は賛成のボタンを、反対の諸君は反対のボタンを押してください。
 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。賛成多数であります。よって本案は同意されました。
ただいま同意を得られました島崎敏幸氏より、挨拶したい旨の申出がありますので、これを許します。
  〔島崎敏幸君入場、登壇〕
○島崎敏幸君
 議長からお許しをいただきましたので、一言御礼を申し上げます。ただいま副市長の選任につきまして、皆様から温かい御同意を賜りまして、誠にありがとうございます。私といたしましては、大変身に余る光栄でございますし、また非常に大きな重責でございますので、身が引き締まる思いでございます。
このように未熟者でございますが、前田市長の補佐役として、「希望の街・下関」の実現のため、全身全霊を込めて、そして粉骨砕身頑張ってまいる所存でございます。どうか皆様方におかれましては、引き続き、今後とも御指導・御鞭撻を賜りますようお願いを申し上げまして、簡単ではございますけれども御礼の言葉とさせていただきます。本日はありがとうございました。
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○議長(香川昌則君)
 日程第6 議案第72号「教育長任命の同意について」を議題といたします。提案理由の説明を求めます。前田市長。
  〔市長前田晋太郎君登壇〕
○市長(前田晋太郎君)
 議案第72号について御説明いたします。本案は、本市教育長児玉典彦氏が令和5年4月30日をもって退職することとなりましたので、その後任として、磯部芳規氏を任命しようとするものであります。よろしく御同意をお願いいたします。
○議長(香川昌則君)
 質疑はありませんか。
  〔なし〕
○議長(香川昌則君)
 質疑なしと認めます。
 これより議案第72号について、電子表決システムにより採決いたします。本案に賛成の諸君は賛成ボタンを、反対の諸君は反対ボタンを押してください。
 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。賛成多数であります。よって、本案は、これに同意することに決しました。
 ただいま同意が得られました磯部芳規氏より、挨拶したい旨の申出がありますので、これを許します。
  〔磯部芳規氏入場、登壇〕
○磯部芳規君
 磯部芳規でございます。本日、ここに市議会の皆様方の御審議により、教育長の選任につきまして御同意を賜りましたことに感謝を申し上げます。
 「夢への挑戦 生き抜く力 胸に誇りと志」の教育理念の下、学びが好きな子供の育成と学びの街・下関の実現を目指すとともに、微力ではございますが、これまで培ってまいりました経験を生かし、市民の皆様の御期待に応えるべく、本市教育の発展のために、任期を全力で全うし、微力ですが、努力してまいる所存でございます。どうぞ皆様方の厳しく、また温かい御指導・御支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
本日は本会議の貴重なお時間をいただき、御挨拶の機会を与えていただきまして、ありがとうございました。
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○議長(香川昌則君)
 日程第7 議案第73号「固定資産評価員選任の同意について」を議題といたします。提案理由の説明を求めます。前田市長。
  〔市長前田晋太郎君登壇〕
○市長(前田晋太郎君)
 議案第73号について御説明いたします。本案は、本市固定資産評価員塚内敏則君が令和5年4月30日付で辞任いたしますので、その後任として、藤永真一君を選任しようとするものであります。よろしく御同意をお願いいたします。
○議長(香川昌則君)
 質疑はありませんか。
  〔なし〕
○議長(香川昌則君)
 質疑なしと認めます。
 これより議案第73号について、電子表決システムにより採決いたします。本案に賛成の諸君は賛成のボタンを、反対の諸君は反対のボタンを押してください。
 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。賛成多数であります。よって本案は同意されました。
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△挨拶
○議長(香川昌則君)
 以上で、今期臨時会の会議に付議された事件は、全て議了いたしました。
 この際、三木副市長、児玉教育長より、挨拶したい旨の申出がありますので、これを許します。三木副市長。
  〔副市長三木潤一君登壇〕
○副市長(三木潤一君)
 議長のお許しをいただきましたので、退任に当たっての挨拶をさせていただきます。
 私は、一般職として37年、特別職として8年の45年を下関市の職員としてお世話になりましたが、自分の中では早くからこれを節目と考えておりましたので、このたびバトンを渡すことといたしました。これまで、期間の長短はあるものの、議員の皆様方には、ひとしく御指導・御鞭撻をいただくとともに、身に余る御支援を賜り、心から御礼を申し上げます。
半世紀近い年月の間には、いろいろなことがありました。一つ一つが走馬灯のように駆け巡りますが、特に副市長として就任しましたこの6年間は、本当に前田市政をお支えすることができたのか、議会と執行部のつなぎ役を果たせたのか、市民のための市政運営の力添えになったのか、反省しきりです。事の是非は見方や時代によって変わります。世の中に絶対というものはないと思っております。しかし、常に皆で助け合い、様々な条件の下、よりよい方向を目指してきたことは間違いありません。改めて、市長をはじめとした執行部の皆さんや退職をされた方を含めた全職員に感謝いたします。
最後に、私がこれまでいつも心に置いている、第二次中曽根内閣時の後藤田正晴官房長官が言われた「五訓」を執行部の皆さんに残して、挨拶とさせていただきます。危機管理に対処をする現場での心得とされていますが、全ての公務に有効と考えられますので、聞いてください。
一つ、出身がどの省庁であれ、省益を忘れ、国益を思え。視野を広げ、情報を共有して事に当たれという意味です。
これからは上司と部下の両方に対しての言葉です。一つ、悪い本当の事実を報告せよ。一つ、勇気をもって意見具申せよ。この2つは、上司には聞く耳を持つことを促しています。部下が言いやすい環境をつくらないと、情報は伝わってきません。
一つ、自分の仕事ではないと言うなかれ。一つ、決定が下ったら従い、命令は実行せよ。この2つは、上司には責任の持ちようをただしています。仕事を与える責任、判断をする責任をよく自覚してください。
前田市長の下、職員が一丸となって、市民のために市政を推進されることを期待しております。本当にありがとうございました。(拍手)
○議長(香川昌則君)
 児玉教育長。
  〔教育長児玉典彦君登壇〕
○教育長(児玉典彦君)
議長よりお許しをいただきましたので、退任に当たり、一言御挨拶申し上げます。
この5年間、大変お世話になりました。議員の皆様には、人格、力量ともに不足している私が、教育長という任を担い、大変心配されたのではないかと反省をしております。
私は、形としてはほとんど何も残していません。私が5年間取り組んだことは、学校と教育委員会を守ることです。地産地消、貧困対策、市教委にも学校にも、それに対応する権限も、そういう制度上も設定されていない、そういう学校や市教委には無理なことを求めてくるそういう圧力、これと私は闘ってきました。
もう一つは、学力調査至上主義。全国平均のプラス3という、どこで決まったか分からない目標を立てて、がむしゃらにその達成を求めてくる、そのために学習支援プログラムというドリルの強要、こういう圧力と闘ってきました。
しかしながら、これ以上闘うと、いろいろなひずみも出てくることから、このたび退任をすることといたしました。この大役を前田市長からいただき、皆さんとしては、何だこいつはと思われるかもしれませんが、私としては、大変やりがいのある仕事を任せていただき、この5年間を今振り返ると、大変幸せな時間だったと思います。そういう時間を与えてくださいました市長には大変感謝をしております。
これからは、一般市民として、前田市政、本市教育行政を支えていこうと思っております。5年間、大変お世話になりました。ありがとうございました。(拍手)
○議長(香川昌則君)
 これをもちまして、本日の会議を閉じ、令和5年第1回下関市議会臨時会を閉会いたします。
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