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6月25日(木) 本会議(一般質問5日目)
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内容
会議録
第2回定例会
6月25日(木) 本会議(一般質問5日目)
みらい下関
安岡 克昌 議員
1.産官学連携による街の賑わい創出について
2.山口デスティネーションキャンペーンについて【18分20秒から】
3.小・中学生の学力について【29分37秒から】
【下関市議会 本会議速報版】
・下関市議会では、本会議の正式な会議録が作成されるまでの間、速報版を掲載いたします。
この速報版は、会期終了後約1か月程度で掲載します。
・速報版の会議録は校正前原稿であり、今後修正されることがあります。
なお、音声で認識できなかった部分は一時的に「★」で表示しています。
・校正後の会議録が「会議録検索システム」に掲載された時点で、速報版の会議録は校正後の会議録に差し替えます。
△一般質問
○副議長(江村卓三君)
休憩前に引き続き会議を開きます。一般質問を継続いたします。
26番、安岡克昌議員。(拍手)
〔安岡克昌君登壇〕
○安岡克昌君
みらい下関の安岡でございます。一般質問もあと2人となり、最後までもうしばらくよろしくお願いいたします。
今回は3つの質問をしていきたいと思っております。
まず第1に、産官学連携による街の賑わい創出についてでございます。現在、本市は未曽有の人口減少や少子高齢化等に伴う様々な課題を抱えております。
こうした中で、今後もまちのにぎわいを創出していくためには、行政だけでなく、市民や民間事業者、各種団体など様々な主体が手を携え、連携して取り組んでいくことが不可欠であります。私自身、また、香川議員も顧問を務めております山口県飲食業生活衛生同業組合下関支部からも、今年の2月9日ですけれども、要望が出ております。その内容は、下関市立大学にフードビジネス学科――これ仮称ですけれども、このような新しい学部を設立し、産官学連携による新しいまちづくりに取り組んでほしいといった強い要望が寄せられており、市のほうにも同様の要望を出しております。
まちの発展のためには、このような新しい視点を積極的に取り入れていく必要があると感じております。
こうした折、市長が4月に下関市立大学の案内の下、スペインのサン・セバスチャン市を視察されたと、市長御自身のフェイスブック、また飲食組合の情報で知りました。
聞くと、サン・セバスチャン市は、人口約18万人と、本市と同規模の地方都市でありながら、世界有数のミシュラン星つきレストランが数多く集まり、旧市街を中心に100軒以上の魅力的なバルが軒を連ね、「世界一の美食のまち」とも称されております。その成功の大きな要因としましては、バスクキュリナリーセンターの存在が挙げられております。
この施設は、世界で唯一博士号を授与する料理大学であり、行政や地元飲食業者、研究機関などと密接な連携をしながら、まち全体で食を軸としたまちづくりを推進しております。本市にもこうした産官学連携による活気あるまちづくり、そして新しい人材育成のモデルを取り入れる必要があるんではないかと考えております。
そこで市長にお伺いいたします。まず、市長がサン・セバスチャン市及びバスクキュリナリーセンターを実際に視察された感想と、お感じになったこと。また、得られた知見などがありましたらお知らせください。
○市長(前田晋太郎君)
ありがとうございます。いろいろな、今このお言葉の中で、いろんなことを思い出しながら、ちょっと時系列で話をしていきたいと思いますが、このたび、4月に御紹介にありましたように、サン・セバスチャン市を訪問してまいりました。
今回は姉妹都市でもありませんので、それなりの理由といろんな理論武装が必要だなと思いながら行ってまいりましたけれども、市立大学の先生方が大変優秀で、フランスやイギリスからこちらに帰ってきて、こちらの講師をやっていただいてる先生方もいらっしゃるので、言葉の壁をしっかり越えて、異例の待遇といいますか、サン・セバスチャン市は市長も副市長も、それからバスク大学の学長――バスク大学は4万人を超える巨大な大学ですけれども、学長、そのほかBCC――バスクキュリナリーセンターのセンター長をはじめ、幹部の皆さんが一堂に会してお迎えしていただいて、もうほぼ1日会議の連続で、大変貴重な時間を過ごさせていただきました。
振り返りまして、飲食組合の皆様方から要望を頂きましたのは、御紹介ありましたけれども、このまちを食のまちとして盛り上げていけないかということ、産官学連携の新しい学部ないし、それに近いものを大学に設置してみたらどうかという御提案でありましたけれども、その提案を私が頂いたときに、いろんなものがパンとパズルがつながったことをすごく頭の中で記憶したことを覚えているんですけれども、実は皆さんも、きっと議員の皆さんも、このまちが一体どういう方向にこれまで歩んできたのか、そしてこれからどっちに向かって進めばいいのかという、大きな表題といいますか目標をいろいろ考えたことがおありだと思います。
私も10年間市長をお預かりして、いろんな政策をやってまいりましたけれども、それは例えば体育館をつくることとか、ハードの整備もそうですけれども、鯨のまちでもっと盛り上げたらどうかとか、スポーツで頑張ったらどうかとか、学問のまちでやったらどうか、いろんなことをテーマとしては掲げられて取り組んできたと思いますが、どれもいまいち根幹と言える方向性というのはなかなか見いだせてなかったのかな。じゃあ観光でやるかって、観光でやるって言ったってこのまちは議論が二分するわけですよ。
それで、今まで下関に訪れてくれた方、観光で来られた方とかいろんな方々が、何をこのまちに対して目指して下関にやってきたのかっていうのは、実はデータではきちんと出ておりまして、これはTSUTAYAのビッグデータを取り扱う担当者の方が、昨年、我々の下でこの政策勉強会をしていただいて、私はそこに行ってきたんですけれども、下関にはたくさんの方が来ていますが、皆さん食を目指して来ていますよと。90%以上がそれを期待して来ていると。その中で、すごく感動して帰った人もいれば、がっかりして帰った人もいるんだと。だから、食に対するその思いっていうのは相当なものがあると。それにまだまだ十分応えれてない下関の現状もあると。その食を大きなテーマにしてやっていけるといいんじゃないですかっていうお話が以前あって。今回要望を頂いて、私は大きな方向性を出していくのに、誰もが毎日食は当然取りますし、おいしいものを食べるのが嫌いだっていう人はそう言いませんし、私どもの下関っていうのは、ふく、鯨、ウニ、アンコウをはじめ、お野菜もお米も、すばらしい食材の宝庫であります。
宝庫であるこのまちが、これから苦しいこの人口減少と闘っていくために、どういうにぎわいや地元に皆さんにエネルギーを持ってもらうかっていうことを考えたときに、食というのは大きな、実は――ありふれてるかもしれないけれども、本気でやれば大きなテーマになるんではないかということで、ここは腰を据えて学んでくる必要があるという考え方が私の中に生まれました。
でも、サン・セバスチャン市に、ポンと単独で行くっていうのはそれは相当なかなか難しい、お金も物すごくかかりますし、そうしていたところに、悩んでいたところに、4月にアメリカのマイアミでクルーズのシートレード・クルーズ会議があって、たまたま私は今全国のクルーズ活性化会議の会長をさせてもらっていますので、昨年の4月と今年の4月は、日本代表で行かなくてはいけなかったので、そこに合わせて立ち寄ってくるルートを今回つくってみようということで思い切ってチャレンジをしました。
多少の御批判が出ることも覚悟しておりましたけれども、先ほど言いましたような目標を持って、これが進んで行くことが必要だと私は判断をしておりましたので、思い切って今回行ってまいりました。
先ほど言いましたように、すばらしい対応を頂きまして、18万人の、かつては栄えていた漁業のまちが、歴史があるまちが、人口減少とともにだんだんくたびれていって、なかなかまちの機能も思うようにならなくて、地元の人たちが思いついたことが、食のまちとして成長することができないかということで、大学間の連携をして、BCCというセンターを造って、それが15年前のことだそうです。
たった15年の間に、その学位を与えられた方々が有名シェフとなり、お店を開き、そしてその中心がスペインのサン・セバスチャン市となって、世界から評価をされて、私は行って驚きましたけれども、平日でしたけれども、もう夕方4時ぐらいからもうとてつもない人でまちがあふれ返っているんです。皆さんワイン片手に、チャコリというワインの文化なんですが、高くから白ワインを注いで、安いんですよそれが、一杯三、四百円ぐらい。ピンチョスという、食べる文化がある。パンに具をのせて串で差して食べるピンチョスという文化があるんですが、そういった文化を求めてたくさんの方々がにぎわって、楽しそうに皆さん盛り上がって楽しまれておりました。
先ほど言いましたように、どこかのまちに似てませんか。かつては漁業のまちで歴史があって、だんだんくたびれて行ってって。でもおいしい食文化があって、我々ができることがもしかしたらそこにあるんじゃないかっていう確信を私は得たんですね。じゃあ豊前田や唐戸や商店街で飲食店で、お客さんが増えたり、減ったりいろいろ大変な状況でありますけれども、何かあのにぎわいのヒントをこのまちにもたらして、飲食組合の皆さんと産官学、大学も交えて一緒にやれたらいいんじゃないかなという思いがしました。
結構全部しゃべってしまいましたけれども、そういうことでございます。以上です。
○安岡克昌君
私も飲食組合のほうから言われて、ぜひYouTubeを見てくれってことで言われて、ずっと見よったんですけれども、本当に卒業した学生たちがいろんな店を出されて、今100店舗ぐらいあると言っていたんですけど、本当に昼間から、今市長が言われたとおり、すごい何かもう活気があっていっぱい歩かれて、すごいまちを見たんですけれども。
えーっと思って、私も思ったのが下関市に似ている、人口もそうだし、地方都市で、これチャンスがあるなというふうに思って、今回この質問をしたんですけども、今話が出たと思うんですけれども、飲食組合のほうで要望を出しています。
さっきお話があったとおり、市大への仮称フードビジネス学部を設置して、産官学連携によるまちづくりについて、やってほしいという要望が出てますので、市長として、今後、どのような検討・研究を進めて行くかというか、どういう思いがあるかってことも、再度説明をお願いしたいと思います。
○市長(前田晋太郎君)
やはり中心になってくるのは、民間の飲食店、飲食組合の皆さんがどう、やっぱりエネルギッシュに動いて元気になっていただくかっていうのがすごく大切だと思うんですよ。食のまちって一体何だと言ったら、非常に大きなテーマで難しいですけれども、例えば、このまちに来ればおいしいものが当然食べれるし、おいしい食材があって、優秀な調理人さんがいらっしゃって、これをイベント化させたのが、グルメフェスであったんですね、飲食組合の皆さんと連携してやってきましたけれども。
それを1日ではなくて、毎日それが楽しめるような雰囲気を当然つくっていかなくてはいけません。そうすると、グリーンモールや豊前田や唐戸商店街、勝山エリアもそうですね、東部のエリアもそうですね、食を楽しめる場所を当然民間の皆さんと連携しながら、不動産の話も都市計画も絡んでくるかもしれませんが、やっていく必要がありますね。
駅前の再開発だってこれ当然絡んでくるんではないかと思うんですね。皆さん言われたことありませんか、議員の皆さん。駅前に行っても、おいしいものがどこに行って食べれるのか分からないし、どこに行くのかよく分からないうちに、時間がたって帰ってしまったという方が結構いらっしゃると思うんですね。そういったことを一つのテーマとして、駅前の再開発も考えていく必要があると思います。
ですから、もっとレベルの高い質のいいお店を飲食店の皆さんにも学んでいただきたいし、定年退職しても若い人もチャレンジをしたいと、お店を開きたいって言うんだったら、それを支援する行政の補助金の体制っていうのも当然もっともっと充実させていいと思うんです。つまり、食をテーマにする中で、派生的にそれに対する政策というのは幾つも組めていけると思うんですよ。
決して、だから市大のことばかりを言うわけじゃなくて、学部はその中の一つだと思います。学部を考えるっていうのは。ですから、学部のことありきで前にばっかり出すんじゃなくて、飲食の全体の皆さんがやる気になって、私たちは毎日お店を開きながらもお客さんの顔色が気になりながら、お客さん来てくれるかなって、お金のことも心配なんだけど、でも、もっとおいしいものをつくって喜んで帰ってもらおうと、また下関に来てもらおうと思ってもらえるためにも勉強していこうと。そういう方々が学べるような、これリカレントの考え方になりますけれども、リスキリングであったり、こういったことも必要だと思いますし、様々な皆さんアイデアが思い浮かびませんか。食っていうことで何かやろうと思ったら。
皆さんだって、御飯我々毎日食べてるし、一つの趣味とちょっと違う世界なんですね。何かの趣味の世界で、その技術でまちを盛り上げて行こうということと、私はちょっと食の場合は違うと思っていますので、みんなに参加してもらえるチャンスがある、つくれない人は食べてコメントするだけでもまちづくりに参加することもできるし、そういうチャレンジングなまちづくりをしていくためには、すごく皆さんが取っつきやすいというか参加しやすいこの食のテーマ。
ぜひとも皆さん、議員の皆さんにも応援していただいて、できることから、大きなビジョンを当然今から描いていきたいと思っておりますし、市長公室もそれに対してしっかりとアプローチをしていかせたいと思っておりますし、時々議員の皆さんにも報告しながら、来年9年度の当初予算は、そういったイメージを形にできるような予算化ができるといいなということも考えておりますし、そういうことをまた期待しながら皆さんも日々議員活動を、ぜひ何かいいアイデアを頂けたらうれしいなと思っておりますし、みんなで盛り上がって行きたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。以上です。
○安岡克昌君
確かに学部の件で言うと、日本初めての学部ですからね、なかなか簡単なもんじゃないと思いますんで、かなり大変なあれはあると思いますけども、食を通じてやってくという面は確かにいいと思いますし、あと日本一とか日本初とかっていう、言葉といいますか、非常にいいなと思いますんで、その辺を考えながらやはりいろいろ、本当にいい取組をして行けばいいなと思っております。
実は私も――私ごとであれですけれども、今回ふくの議連をつくりましたんで、ふくの調理師の学科を通りまして、来週いよいよ実地があるんですけれども、いずれそういった店をつくろうかなという――それはないんだけども、そういうこともなんか考えたりもしておりますんで、しっかり、今後ともこの件に関しては、まだ研究段階ですけれども、よろしくお願いしたいと思います。
次の質問に行きたいと思います。2番目ですね。JRの山口デスティネーションキャンペーンについてでございます。これは前回も質問しましたけれども、いよいよ10月から、山口デスティネーションキャンペーンが始まってまいります。私の住む長府地区でも、昨年からですけれども、月に1回長府観光協会とか、毛利邸、長府庭園、美術館、歴博、お宮、お寺さんとかですね、集まって何かできないかという話をずっとやっております。
現在は、共有の観光や飲食の、またイベント等のパンフレットを作ってやって行こうということと、デジタルスタンプラリーの準備を進めております。市のほうとしても、観光政策課とか観光コンベンション協会さんといろいろ動いてると思うんですけども、現在の準備状況はどうなのか。また、どのくらいの観光客の来関を予定しているのか、その辺をお伺いしたいと思います。
○観光スポーツ文化部長(植田禎俊君)
山口デスティネーションキャンペーンについて、まず準備状況のほうから説明をさせていただきます。本年の10月から12月まで開催される山口デスティネーションキャンペーンに向けまして、地元関係団体や事業者、西日本旅客鉄道株式会社及びそのグループ会社と連携しながら、おもてなしを含めた受入れ体制の整備や観光コンテンツの造成、情報発信に取り組んでいるところでございます。
本市の目玉事業であるオープントップバスの実証運行につきましては、現在、旅行商品の造成及び販売準備の最終段階にあり、8月上旬の販売開始に向けて調整を進めております。今後は7月中にバスのラッピングが完成した後、西日本旅客鉄道株式会社と共同で、主要駅での広告掲載など多数のプロモーションを展開する予定にしております。
続きまして、来関の目標の人数についてお答えをいたします。令和8年の本市の観光客数につきましては、750万人を数値目標としております。令和7年10月から12月に実施されたプレキャンペーンの期間中においては、プレキャンペーンで実施した事業の効果もあり、本市の観光客数は対前年比で約2割増加をしております。
今年の本キャンペーンでは、各施設での特別企画の実施やプロモーションのさらなる強化を図り、キャンペーン期間中の前年度実績を超えることを目指し、最終的には、目標である年間750万人を達成できるよう努めてまいります。
○安岡克昌君
750万人という数字が出ましたけれども、やはり以前から1,000万人という目標があったので、いずれは1,000万人を目指してやってほしいなというふうに思っております。
今のオープントップバスですけれども、着々と準備が進んでいるということでお聞きしたんですけどれも。平日は、角島方面ということで、土日祝日は、下関駅から唐戸、長府方面ってことで聞いていますけれども。旅行会社が担当してやるんでしょうけれども、具体的な運行計画とか時間とかというのはまだ、その辺は分からないんですかね。もし分かれば。
○観光スポーツ文化部長(植田禎俊君)
オープントップバスの運行の詳細についてお答えをいたします。山口デスティネーションキャンペーンの期間中の10月から12月下旬まで、角島ラインと関門海峡ラインの二つのコースを設定して、観光ガイドが同乗しまして運行する予定です。
角島ラインにつきましては、観光列車とオープントップバスを組み合わせて巡る新たな周遊ルートとして、1日2便で平日の21日間運行をいたします。オープントップバスならではの開放感の中、角島の魅力を満喫していただける内容となっております。
また、関門海峡ラインにつきましては、関門海峡の風や景色を体感できる特別な移動体験として、下関駅からあるかぽーと・唐戸エリアそして城下町長府までを結ぶ周遊ルートとして、1日3便で土日祝日の26日間運行をいたします。
城下町長府では、先ほど議員からも御紹介がありましたとおり、地元関係者の方々と連携しまして、ふだん見ることのできない長府の各施設の所蔵品などを観覧できるデジタルスタンプラリーを実施することで、歴史あるまち並みや観光スポット巡りを楽しんでいただける内容となっております。
○安岡克昌君
具体的な今便数も出てきまして、角島方面には2往復という感じ、山陽方面には3往復という感じで、そういった形でやって行くと思います。ぜひ長府のほうでは停まってもらって、ちょっと回る時間が要りますんで。90分ぐらいあるということを前言われたと思いますんで、そのぐらいの時間は取ってもらって観光してもらえばと思いますので、またこちらも対応したいと思っております。
それから現在ですけれども、北九州のほうでもオープントップバスが走っているという情報を聞いております。下関市でもJRデスティネーションキャンペーンを終えても、もしこのオープントップバスの評判がよければ継続で、来年・再来年もしてほしいなという思いもあるんですけれども、その辺はどうかということと、またバスのラッピングなんかも今検討しているわけですね。それもちょっとまたぜひ、観光のとか食も入れてと思いますけれども、具体的にどういうラッピングかというのがもし分かればと思います。
また、このオープントップバス、例えば市のほうで買ってもらえば、九州のほうに行ってもいいし、また山口県内ずっと回ってもいいし。クルーズ船とかの対応もできますし、いろんな場面で使えますんで、購入というか、また貸与でもいいんだけれども、また来年以降も何らかの形でと思いますので、その辺のちょっと思いとか、またオープントップバス以外にも力を入れているというか、目玉のイベントといいますか事業というか、もしあればお知らせください。
○観光スポーツ文化部長(植田禎俊君)
オープントップバスのデザインにつきましては、今現在JRバスのほうを中心に今準備をしているところですけれども、下関らしい風景を車体に盛り込んだもので考えております。
それから今後、オープントップバスなんですけれども、私どもが今年DCに向けて運行しようと思ったところが、民間の力も活用して将来的にもずっと続けられることができればな、そういうところからスタートしておりますので、今後そういうふうに、議員おっしゃられるようになれば理想だと考えております。
それから、その他の取組というか目玉というか、そちらについてのお話をさせていただきます。まず、本市ならではの特別企画として、、国宝・住吉神社本殿の特別拝観や、功山寺の国宝仏殿の特別開扉など、通常では体験できないコンテンツを用意しております。
また、ナイトタイムコンテンツの一つで豊前田商店街の入り口である大歳神社から竹崎公園にかけて、新たにイルミネーションを設置するほか、源平night in 赤間神宮などの既存のイベントにつきましても、DC期間限定の特別なおもてなしを予定しております。
さらに、宇部市、美祢市及び山陽小野田市と連携し、DC特別版として造成した、各地域のものづくりの現場やバックヤードなどを巡る産業観光バスツアーも実施をいたします。
加えて、主要都市でのPRイベントの積極的な参加や山口DC公式ガイドブックへの掲載、本市の魅力や楽しみを伝えるための動画制作を行い、SNS等を活用した積極的な情報発信に取り組んでまいります。
いよいよ10月に本番を迎える国内最大規模の大型観光キャンペーンである山口デスティネーションキャンペーンを好機とし、関係機関や地元事業者と連携しながら、必要な準備を着実に進め、本市の魅力を全国に発信するとともに、多くの観光客の皆様をお迎えできるように、受入れ体制づくりに取り組んでまいります。
○安岡克昌君
ただいまお聞きして、オープントップバスですね。来年以降も、交渉は必要だけども可能性はあるということでお聞きしましたので、ぜひ来年以降もよろしくお願いしたいと思います。
本当に観光の大きなイベントになりますので、長府地区も今だんだんと盛り上がってきていますし、また、11月には時代祭りもありますし、キャンドルイベントとか、いろんなイベントも用意していますので。一緒に絡めていろいろやろうと思ってますので、ぜひ成功して、来年からも観光客がどんどん来るように、1,000万人を目標にしていきたいなというふうに思っていますので、また共に頑張ってまいりましょう。
では、次の質問に行きたいと思います。3番目です。小・中学校の学力についてでございます。先日6月19日に阪本祐季議員が質問されまして、多少ダブりますけども、質問していきたいと思います。
先日、4月23日だったと思いますけども、小・中学校の全国学力・学習状況調査がですね、いわゆる学力テストがありました。前回といいますか、以前はですね、報道関係が独自で調査されて、順位を発表していましたけれども、最近はもうないということで一応聞いていますんでいいんですけれども。
以前は、大体第1位、第2位が、秋田、福井が大体1番、2番だったんですけれども、山口県は大体平均よりも下ぐらいの30位ぐらいだったんですけれども。最近はそこまで順位が出ないので分からないんですけれども。
その中で下関市は、全国的に見ても各教室のほうにもエアコンもついてますし、ICT化も完了して、また更新もしようという話もありますし、環境的には他市よりも非常に整っていると思っております。生徒や児童たちも、年齢的にいろんな興味があって、スポーツやいろんな体験とか、本当に興味を持っていると思いますけれども、やはり我々が気になるのは、学力というのがありまして、ちょっと思うんですけれども。
先日の学力テストの結果はもう出たのか。また出ていなければ、いつ頃公表されるのか。また最近の学力の全国の状況と山口県、下関市の状況はどうなのか、その辺をちょっとお伺いしたいと思います。
○教育長(磯部芳規君)
全国学力・学習状況調査は、全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握・分析し、教育施策の成果と課題を検証・改善することを目的に、全国の小学6年生と中学3年生を対象として実施されます。令和8年度の調査につきましては、4月23日を基準日として実施され、結果は7月下旬頃に公表の予定でございます。
この調査の状況についてのお尋ねでございますが、令和7年度の全国学力・学習状況調査の平均正答率で比較しますと、山口県の結果は、小学校国語は全国より高く、小学校算数は全国と同水準でございます。中学校につきましては、国語、数学についてはともに全国と同水準でございます。
本市の結果でございますが、小学校については、国語は全国・県より高く、算数は全国・県を僅かに下回っております。また、2教科合計の平均正答率は、全国より高く県と同水準でございます。中学校の国語、数学については、ともに全国・県を僅かに下回っているところでございます。
近年でございますが、下関市の平均正答率と全国・県との平均正答率との差が縮まってきております。学年や教科によっては、国・県を上回っているところでございます。
○安岡克昌君
今詳しい状況をお聞きして、国語関係はちょっといいけれども、算数とか数学がちょっと悪いという感じですかね。そこで今後、学力向上に向けて、現在実施していることが何かあればお知らせください。
○教育長(磯部芳規君)
まず、各学校では、文部科学省が定めている教育課程の基準である「学習指導要領」を基に学習を進めており、確実に学力を身につけています。
教育委員会では、さらなる学力向上に向けて、日々の授業の充実が大切であると考えており、「めあて」や「振り返り」、「学び合い」等、授業づくりで大切にする視点を示したリーフレット「下関スタンダード~授業を振り返る~」を全教職員に配布し、授業づくりで活用するように指導しております。
また、研修支援訪問等で校内研修の際に指導主事が指導する際は、リーフレットを活用して授業づくりについて指導したり、全校体制で組織的に授業改善に取り組むように働きかけをしているところでございます。
また、中核市研修として、各校の学力向上担当を対象とした「学力向上研修会」を毎年実施し、著名な講師から授業づくりについて助言を頂くとともに、各校で行った学力調査の誤答分析を基に、今後の取組について協議協議してるところでございます。
なお、先ほども答弁いたしましたが、学力調査の結果では、学年や教科によっては国・県を上回る結果もあり、昨年度は6年の国語でございますが国と平均して約1ポイント上回りました。また、以前は国と県と比較して約5ポイント下回っている学年や教科もありましたが、近年下関市の平均正答率と国・県の平均正答率の差が約1ポイントから2ポイント程度となり、取組が着実に成果として現れていると考えております。また、ちなみに、4月に県下一斉に行われた4月の確認問題では、中学校1年は、国語、数学の平均正答率において、県を上回っているところでございます。
○安岡克昌君
いろんな取組をされていることがよく分かりました。改善もされているということで理解しました。その中で教育委員会のほうとして、今後特に課題とする教科、分野は何かあるのか、それもお伺いしたいと思います。
○教育長(磯部芳規君)
昨年度、4月に実施した全国学力・学習状況調査について、結果を分析したところ、算数・数学科においては、数学的な用語についての知識の習得に課題が見られました。
また、国語・算数・数学科に共通して、説明するために必要な情報を整理し、工夫して表現することに課題が見られたところでございます。
児童生徒質問調査の「発表する機会では、資料や文章、話の組み立てなどを工夫して発表していましたか」という質問項目でも、肯定的回答率が低く、工夫して表現することに苦手意識がある児童生徒が多いという結果でございました。
○安岡克昌君
よく分析をされていると思います。そこで今後ですね、さらなる学力向上について、どのような学力向上策の指導を考えているのか、その辺をお聞きしたいと思います。
○教育長(磯部芳規君)
さらなる学力の向上策につきまして、昨年度より教育委員会と下関市立大学とが連携し――これは、全国ではまだあまり報告されていない形でございますが、全国学力・学習状況調査の結果データに基づく、算数・数学教育の課題分析と興味喚起、人材育成の共同研究を行っております。
今後、市独自の学力調査を行い、さらに分析を進めるとともに、課題解決に向けた算数、数学科の授業づくりについて、子供たちが理数系の学びが好きになる提案や実践を行ったりする計画となっております。
また、今年度の全国学力・学習状況調査の結果公開後には、教育委員会で市全体の結果を分析し、課題解決に向けた取組を進めていくことにしております。
この取組を踏まえ、各校において授業改善や学力向上に向けた取組が進むよう、指導主事による伴走支援を行っていきたいと考えております。
○安岡克昌君
今お聞きして、市大のデータサイエンス学部と連携されて分析をしてもらったんですかね。その結果に基づいてまた指導していくということで、ちょっとどういったものか見てみたいんですけれども。結構その分析がパッと出るもんなんですか。どんな感じで分析が出て指導、具体的にもうちょっと分かればなと思ってますけど。
○教育長(磯部芳規君)
まず、下関市立大学と市内の中学校で今モデルケースで研究を進めております。内容につきましては、全国学力・学習状況調査の、特に誤解答等を中心に、どのようにしたらその問題が解けるかを研究してまいります。
さらに、数学科をどのようにしたら好きになるかという市独自の調査、また問題をつくっていったり、そういった研究を進めてまいります。
いずれにしろ子供たちが理数系が好きになる、そういった取組を考えてるところでございます。
○安岡克昌君
全国的にも本当モデルの地域といいますか、そういう取組だろうと思いますんで、しっかり活用されて、市大がありますんで、分析されてやってもらえたら、それでまた結果が出れば非常にいいと思いますので、今後とも研究されて頑張ってください。
次ですけれども、現在、不登校の生徒もかなり多いということで聞いておりますけれども、この不登校生徒とか児童に対しての、どう学力の向上をしていくのか。学力が落ちないといいますか、そういう保障をどのようにしていくのかということを、その辺をお伺いしたいと思います。
○教育長(磯部芳規君)
不登校児童生徒に対しての学びの保障につきましては、まず各校において、不登校児童生徒の状況や希望に応じた個別の学習支援を実施しております。
学校への登校が難しい児童生徒には、家庭訪問による個別学習やプリント等の配付を行ったり、タブレット端末を活用した課題や授業の配信を行ったりして、家庭でも学習ができるようにしております。
教育委員会といたしましては、さらに自分の教室に入りづらい児童生徒を支援するために、自分の教室以外で学習等ができる専用の部屋として、全ての学校に校内教育支援教室を整備しているところでございます。不登校児童生徒が学校に登校した際に、自分の教室に入りづらい場合は、校内教育支援教室で学習をしております。
また、今年度開校した、学びの多様化学校「関西分校」には、別室からリアルタイムで会話したり、遠隔操作で首や手を動かしたりすることができる遠隔操作ロボット「オリヒメ」を設置しております。
このロボットを学校に登校できない児童生徒の分身として教室に置き、家庭や別室にいる児童生徒のタブレット端末とネットワーク接続することで、教室にいる気分で友達と一緒に学習したり、会話したりすることが可能となります。
今後、この「オリヒメ」を関西分校で活用していくとともに、市内小中学校の不登校児童生徒や一昨年開催されました高校生議会において、高校生議員より頂いた御意見である、病気等で学校に登校できない児童生徒の活用に向けて研究してまいりたいと考えております。
○安岡克昌君
最後の質問になりますけれども、学習指導を聞いても、本当に一生懸命されておりまして、教員の負担も増えているのかなということもありまして、なかなか難しい問題だろうというふうに思っていますけれども、今後、持続可能な実効性のある学力向上の取組について、最後に見解をお伺いしたいと思います。
○教育長(磯部芳規君)
持続可能な学力への取組とするためには、まず児童生徒が学校及び家庭において、自主的に学習に取り組める体制を整えることが必要であると考えております。各学校では、学校運営協議会において、児童生徒を交えた学力をテーマとした熟議を行い、児童生徒が学力について興味を持ち、自分事として考えられるような取組を進めているところでございます。
教育委員会といたしましては、児童生徒の個別最適な学びの充実に向けたタブレット端末の効果的な活用が進むよう、アプリの導入や研修の充実に努めてまいりたいと考えております。
また、学校と地域・保護者等が連携し、組織的に取り組むことも大切であると考えております。各学校におきましては、コミュニティ・スクールの仕組みを生かして、学習支援ボランティアという形で、地域の方や保護者、高校生、大学生等いろいろな人々の力を借りて、補充学習、丸付けや宿題のサポート等に取り組んでいる学校もあります。
多様な人々との関わりを通して認め励まされていく中で、学習意欲の向上とともに学力の定着につながる取組であると考えております。
教育委員会としましても、児童生徒一人一人に未来を開くための確かな学力を身につけさせることは、最重要課題と捉えておりますので、今後も学力向上に向けた取組をさらに充実させるとともに、各校の取組の推進に向けて支援をしていきたいと考えております。
○安岡克昌君
いろいろな取組をされておりまして、熟議の話も今ありましたんで、私も熟議とか結構好きなもんで、毎回学校に行って話しをするんですけれども、非常に学生、生徒も一生懸命いろんな課題に向けて話をされていまして本当うれしく思っていまして。
我々はやはり頑張れよぐらいしか言えないんですけれども、しっかり、後は先生方が対応してもらって、本当に学力のある取組をしてもらいたいなと思ってますんで、よろしくお願いいたします。
以上で、今回の質問は終わりたいと思います。ありがとうございました。(拍手)
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