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6月25日(木) 本会議(一般質問5日目)
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内容
会議録
第2回定例会
6月25日(木) 本会議(一般質問5日目)
みらい下関
村中 良多 議員
1.学習スペースについて
2.下関市交流型子育て総合支援施設整備事業について【15分24秒から】
3.下関海響マラソンにおける暑さ対策について【31分20秒から】
【下関市議会 本会議速報版】
・下関市議会では、本会議の正式な会議録が作成されるまでの間、速報版を掲載いたします。
この速報版は、会期終了後約1か月程度で掲載します。
・速報版の会議録は校正前原稿であり、今後修正されることがあります。
なお、音声で認識できなかった部分は一時的に「★」で表示しています。
・校正後の会議録が「会議録検索システム」に掲載された時点で、速報版の会議録は校正後の会議録に差し替えます。
△会議録署名議員の指名
○議長(林 真一郎君)
これより本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、御手元に配付のとおりであります。日程第1 「会議録署名議員の指名」を行います。本日の会議録署名議員は、田中義一議員、及び香川昌則議員を指名いたします。
────────────────────────────────────────
△一般質問
○議長(林 真一郎君)
日程第2、これより「一般質問」を行います。本日は、御手元に配付の通告一覧表により、23番から最後の27番までの通告者について行いたいと思います。
それでは、順次質問を許します。23番、村中良多議員。(拍手)
〔村中良多君登壇〕
○村中良多君
おはようございます。みらい下関の村中でございます。通告に従い質問をしてまいります。
それでは学習スペースについてお伺いをしていきます。実証調査の進捗についてですが、昨年12月定例会では公民館を活用した学習スペースについて議論をいたしました。教育委員会さんからは、勝山、北部、長府東の3公民館で定期テストの前の土日を中心に、延べ43日間の開放を計画し、途中経過の説明を頂きました。今年度も同様の取り組みが継続されていると伺っております。
そこで令和7年度の実施結果と、現時点で把握されている課題と成果についてお伺いをいたします。
○教育部長(門田重雄君)
まず、実証事業の目的についてですが、地域の中・高校生が安心して学習に集中できる場を提供するため、公民館の一部諸室を学習スペースとして開放し、その効果や課題を把握しようとするものです。
次に、令和7年度の実施状況についてですが、実施場所は鉄道駅周辺に立地している勝山公民館、北部公民館及び長府東公民館の3公民館で、実施日数は中学校、高校の試験週間の土曜日、日曜日に延べ43日間実施いたしました。また、利用人数は延べ217人で、内訳は中学生が156人、高校生が61人で、およそ7割が中学生の利用となっております。
なお、利用者を対象とした実施アンケートにおいても、公民館を利用した理由として、自宅が近いからという回答がおよそ7割を占めており、地域の学生が利用する学習スペースであるという傾向がございました。
課題と成果についてですが、利用者を対象としたアンケートによると、8割以上の方が「利用しやすい」、「今後も利用したい」と回答している一方、管理者が常駐していないため、飲食や私語などマナーの問題があるという意見がございました。また、公民館において一般の公民館活動としての利用が多い中で、学習スペース用の諸室の確保に苦慮する場面がございました。
一方、成果といたしましては、下関駅前のエキスタとは別の身近な学習スペースとして、一定程度の利用があり、地域の学習スペースに対する一定のニーズがあることがわかりました。
○村中良多君
次に、政策の構想についてお伺いしていきます。
勝山地区では、地域の子ども会連合会と連携をいたしまして、令和6年度から公民館の一室を活用した学習スペースを継続しております。家庭で落ち着いて学習できない子供たちにとって大切な学びの場となっております。勝山中学校でも先月の5月14日、PTAの執行部と生徒会の意見交換で放課後に学習できる環境、場所が欲しいという要望が出されまして、先週の6月17日、19日には図書室を開放し、PTAさんが見守りを行いました。私も参加してまいりましたけれども、公民館の学習スペースを利用している当時の1年生の生徒が今3年生となって、生徒会の一員として学校で学習できる場所が欲しいと提案したということを知りました。地域の取り組みが子供たちに良い影響を与えていると実感しているところでございます。
しかし、これらの取組は、地域や保護者、先生方の善意に大きく依存しておりまして、持続可能性の面で課題がございます。地域の実践と子供たちの切実なニーズを踏まえ、市としても力強く後押しをしていただきたいというふうに考えております。
そこでお伺いします。昨年の12月定例会で教員派遣が困難との答弁がありました。地域講師、大学生ボランティア、市民活動センターのボランティアギルド等の連携など、代替案の検討がなされたかどうか、お伺いをいたします。
○教育部長(門田重雄君)
教育委員会といたしましては、まずは学習スペース自体の設置の検討を進め、判断してまいりたいと考えております。なお、講師を置くことについては考えておりません。
○村中良多君
ぜひ今私が述べたように、代替案の検討はしていただけないかなというふうに。考えられてなくてもですね、検討はできるかなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
続きまして、地域主導の取り組みと教育委員会の実証事業をどのように連携させて、互いの強みを生かす体制を構築できるかを伺います。
○教育部長(門田重雄君)
地域主導の学習支援活動との連携につきましては、活動内容も様々ございますので、連携に当たっては、活動団体と相談させていただきながら、検討するものと考えております。
○村中良多君
次に、公民館を活用した学習スペースを教育委員会の正式な仕組みとして制度的に位置づける考えはありますでしょうか。また、公民館が各中学校区に必ず1つ存在する特性を踏まえ、政策の中核として位置づける考え方についてお伺いをいたします。
○教育部長(門田重雄君)
昨年度に引き続き、本年度も実証事業を実施しているところですが、身近な地域における中・高校生を対象とした、学習スペースの設置は一定のニーズがあるものと感じております。実証実験終了後に成果や課題を整理した上で、各地域での学習スペースの設置について、制度的な位置付けも含め検討し、判断してまいりたいと考えております。
○村中良多君
前向きな御返答ありがとうございます。
次に、WI-FI環境整備や空調、机、椅子など、公民館の学習環境整備の今後の方向性を伺います。
○教育部長(門田重雄君)
WI-FIや空調、学習に適した机・椅子などは、いずれも学習スペースに装備されていることが望ましいと考えておりますので、実証事業終了後に検討の結果、公民館に学習スペースを設置すると判断した場合には、整備を検討したいと考えております。
○村中良多君
続きまして、展開についてお聞きをしていきたいと思います。
当時、高校3年生から新下関駅構内にエキスタが欲しいという声が寄せられました。これを受けまして、山陰はまゆう会からも新下関駅構内にもエキスタのような学習スペースを設置してほしいという要望が市長に寄せられました。こうした声を踏まえ、令和8年度予算には新下関駅周辺での新たな学習スペース設置に向けた調査検討費として約500万円が計上され、本格的に政策化へ踏み出したと理解をしております。
一方、大丸5階のエキスタは高い評価を得てきましたが、最近では一部の子供たちにとって行きづらい、近づきづらい雰囲気があるとの指摘もありまして早急に御対応をお願いしたいと思っております。
新下関駅構内へのエキスタの設置について、教育委員会さんの担当者さんからは、駅構内に整備する場合、多額の費用負担や維持管理費が課題になるとの説明を受けたところでございます。
そこで私は、市の財産である勝山公民館の平面駐車場を活用し、立体駐車場化、そして屋上に学習スペースを整備する案が、費用面、アクセス、そして持続可能性の観点から現実的ではないかというふうに考えております。また公民館には、はまゆう図書館の機能を組み合わせ、既存スペースを学習スペースとして、確保する工夫も可能だと考えております。
そこでモニターを御覧ください。
〔説明資料を議場内ディスプレーに表示〕
○村中良多君
こちらは、現在の勝山支所の平面駐車場に立体駐車場を設けたとき、どうなるかっていうのを、シミュレーションしたものになります。勝山地区はいろいろ文化産業祭とかですね、様々な行事もありますので、その行事にも対応できるような形でイメージ図を作ってみました。
次は、これは学習スペースのイメージ図になります。
ここからは、公民館の内部になりますけれども、勝山公民館の2階のランチルームが左側で、右側がはまゆう図書館の静かな部屋になります。このランチルームに静かな部屋の機能をそっくりそのまま、作ることはできないかというふうに考えております。
こちらは、はまゆう図書館内の様子と勝山公民館の3階の踊り場になります。この2つを組み合わせて、ちょっと見にくいかもしれませんけれども、こういった形で整備ができるのではないかというふうに思っております。
こちらは、勝山支所の1階の学習スペースのイメージ図になっております。支所機能は土日は行っておりませんので、こういったことが可能ではないかなというふうに考えております。
そこでお伺いします。新下関構内での整備が困難な場合、駅周辺での代替案をどのように検討していくのか、また併せて、勝山公民館のリニューアル又は立体駐車場化による学習スペース、整備案についてのご見解を伺います。
○教育部長(門田重雄君)
令和8年度に実施する新規学習スペース設置検討業務では、真下関駅構内を含めた駅周辺において候補地調査、ニーズ調査、運営形態や管理体制の検討、整備費や運営経費の試算など、具体的な検討を行い、候補地を整理するものでございます。
教育委員会といたしましては、新下関駅周辺に新規の学習スペースを設置するという方向性は変わりません。
また、リニューアル立体町駐車場についての御意見ありましたが、勝山公民館への学習スペースの設置につきましては、実証事業終了後、改めて検討することになると考えております。
なお、勝山公民館における駐車台数増設のための立体駐車場整備につきましては、駐車場不足の現状を精査の上、立体駐車場の要否を検討する必要があると考えております。
○村中良多君
立体駐車場化することによって、毎週必ず木曜日は、車が停められない状況になっておりますので、しっかりとそこらへんを調査していただきたいなというふうに思います。
それでは次に、整備のスケジュールについてお聞きしていきます。
新下関駅周辺での学習スペース設置検討業務のスケジュール、そして公民館を活用した学習スペースの実証調査の最終評価の時期、それから中学校区ごとに設置されている公民館を学習スペースとして正式に制度化する場合、その検討をどのような時期に、どのような段階で進めていくのか、スケジュールについてお伺いします。
○教育部長(門田重雄君)
令和9年2月に検討業務を終了後、本年度内には候補地選定の判断を行いたいと考えております。検討業務において整備費や運営形態、管理体制等を検討いたしますので、その結果により令和9年度以降の事業を計画していくことになります。
また、実証事業の最終評価を実施する時期はということですが、実証事業が令和9年2月に終了いたしますので、昨年度実施した実証事業の結果を含め、本年度内には一定の方向性を決定したいと考えております。
それから、公民館を活用した学習スペースの制度化についての御質問ですが、令和8年度の実証事業と新規学習スペース設置検討業務の終了後、公民館に学習スペースを設置することの要否を判断いたしますが、全ての公民館における制度化については、その判断結果によって検討していくものと考えております。
○村中良多君
この間、勝山公民館で行われた学習スペースには、夢が丘中学校出身の西高生が学習に来ておりました。ですので、それぞれの公民館に必ず学習スペースを設置していただくと、それを待ち望んでいる方が多くいらっしゃると思いますので、ぜひ前向きに御検討いただきたいと思います。
最後に、中学生が徒歩で安心して通える学習スペースは学力保障だけでなく、居場所づくりや非行防止の観点からも極めて重要でございます。新下関駅周辺での整備と公民館を活用した地域密着型の整備は、どちらも子供たちに大きな価値を持つ取組です。市として実証調査の結果、成果を踏まえ、持続可能で公平性の高い学習環境整備を進めていただくよう強く要望して、次の項目に移ります。
次に、下関市交流型子育て総合支援施設整備事業について質問していきます。
文教厚生委員会の議論をモニター越しに拝見をいたしまして、委員会が示した方向性については様々な事情を踏まえると、やむを得ない面があると感じております。
一方で、先日の市長答弁では、委員会での議論を振り返り、その是非や良かった点、改善すべき点を客観的に見つめ直そうとする姿勢が示されました。議会の意見を真摯に受け止め、一旦立ち止まって再検討に踏み切られたことに、まず敬意を表したいと思います。
また、こども未来部さんも限られた時間の中で丁寧に対応されておりまして、その取り組みは評価できると思っております。
その上で、6月の委員会で示された新たな基本構想案を踏まえ、市民の声、現場の実態、地域の保育環境の観点から質問をいたします。
まず初めに、今後の方向性についてお伺いします。基本構想案では、妊娠期から子育て期までの切れ目のない支援、地域交流、多世代交流の拠点づくりといった理念が示され、市長がこれまで議会で述べられてきた方向性とも一致をしております。
そこで伺います。新たな基本構想案はどのような手順、基準で作成をされたのでしょうか。そして関係団体、保護者等の意見をどのように反映させたものになっているのかお聞きします。
○こども未来部長(栗原紹子君)
5月臨時会以降、関係部との協議や保護者へのアンケート、また関係団体からの意見を聴取し、改めて認定こども園や複合施設の整備について、現時点における市の考え方を整理し、新たな基本構想案を議論のたたき台として、6月15日の文教厚生委員会において御説明させていただいたところでございます。関係団体や保護者から頂戴いたしました御意見につきましては、すべてが反映されているわけではございませんが、今後、次のステップに進める了承をいただきましたら、改めて保育関係団体との協議やパブリックコメントを実施するほか、複合施設に関しても関係部と連携して、関係団体からの意見聴取や協議を進め、これらを反映させた最終的な基本構想案を9月定例会にて御報告させていただきたいと考えております。
○村中良多君
次に、地域の保育園・幼稚園の10年、20年先の見通しについてお伺いします。
資料では、0歳児から5歳児の人口は減少する一方、就園率は上昇し、特に0歳から2歳児の利用ニーズが高まっています。本庁区域では3号認定の空きが極めて少なく、将来の需要変化を的確に捉える必要があると思っております。新たな施設整備には単年度だけではなく、10年、20年先を見据えた分析が必要です。そこでお伺いをいたします。
各既存園の後継者の状況、そして持続可能性をどこまで把握されているのか。そして10年、20年先の保育の需要と供給の見通しをどう分析されているのか、複合施設整備後、生活圏の変更が将来の児童数に与える影響について、これは教育委員会として基本的認識をお伺いしたいと思います。
○こども未来部長(栗原紹子君)
現状において、各既存園の後継者状況や継続可能性について把握しているものはございません。また、本基本構想案においては、就園率の上昇や、0歳から2歳児の受入れが困難であること。また、待機児童の発生という観点から施設の必要性を検討しておりますので、10年20年先の保育需要と供給の見通しについては分析しておりませんが、議員の御意見を参考とさせていただき、検討してまいります。
○教育部長(門田重雄君)
教育委員会の基本的認識でございますが、市立小中学校の児童生徒につきましては原則として保護者の住所により指定された学校に通学することとなっております。したがいまして、保護者の住所に変更がなければ、原則、住所地を通学区域とする小学校に通学することとなります。
保護者が生活の拠点を検討するに当たっては、子供が通学する学校等のほか、自らの勤務地や、住環境等様々な要素が影響すると考えております。御指摘の施設整備につきましても、その要素の1つとは考えられますが、このことのみをもって将来の児童数に大幅な影響があるということは、現時点では想定しにくいものと認識しております。
○村中良多君
ちょっと話は変わるのですけれども、唐戸市場のリニューアルにおいて、意見を述べにくい方々にも担当課の方が丁寧に聞き取りを行ったと伺っております。
具体的には個別の面談を昨年の10月20日から10月31日まで56社と実施をされたそうです。そこではリニューアルの是非や、工事手法、仮設移転場所などについて意見聴取を行われたということでございます。これは1回目で、2回目も行われて、3回目もやられている途中でございます。ですので、これぐらいの気概を持って、こども未来部の皆さんにも、既存の園の方々や関係者の方々へ丁寧なヒアリングを要望したいと思っております。よろしくお願いいたします。
続きまして、名池、幸町保育園の老朽化と近隣園への受入れ可能性についてお聞きします。
名池保育園は耐震指標が極めて低く、幸町保育園も築52年を超え、耐用年数を超過しています。この状況下で新施設の検討が進められたものだと思いますが、名池、幸町の園児を近隣若しくは他の園が受け入れ可能かどうかの確認は最初に行うべき基本作業だと考えております。新施設の検討に入る前に、近隣若しくは他の園へ受け入れ可能性の確認を行われたのか伺います。行われたのならば結果を、行っていないのならば理由をお示しください。
○こども未来部長(栗原紹子君)
本市では、市内の就学前施設の空き状況を毎月把握しております。これに基づき、他の園への受入れ可能性について確認を行った結果、難しい状況であると判断しております。
○村中良多君
わかりました。他の園――近隣の園だけだと思うのですけれども、小学校、中学校とは違って校区で縛られていないので、もう全域で聞いていただく必要があるのではないかなというふうに思います。ぜひ、そうしていただくよう要望したいと思います。
次に、保護者の不安についてお尋ねします。
新施設整備で最も重要なのは、子供の安全と保護者の安心です。動線や交通環境、保育士の継続性など不安要素は多岐にわたります。複合施設の動線分離、そして安全対策をどう検討しているのか。また、旧第一幼稚園の周辺の交通量調査、危険箇所の分析を行われたのかどうか。名池、幸町の保育士さんは新施設でも継続勤務されるのか、そして保護者の不安を体系的に把握する調査を行う考えはありますでしょうか。体系的に把握する調査というのは、地域交流や多世代交流の拠点づくりという基本理念を保護者に十分に共有した上で、隔たりなく、不安を把握する体系的な調査を行う考えのことでございます。それについてお答えを頂きたいと思います。
○こども未来部長(栗原紹子君)
複合施設の動線分離や安全対策につきましては、敷地条件や周辺道路の状況を踏まえ、車両と歩行者の動線を考慮した上で、駐車場の確保や車両の乗降スペースの配置、出入口周辺の安全性の確保が重要であると認識しております。今後、詳細な計画を策定する段階において、駐車・乗降スペースの適切な規模、出入口の位置、運用方法まで一体的に検討し、安全確保について検討してまいります。また、現時点では詳細な交通量調査や危険箇所の調査は実施しておりませんが、旧第一幼稚園跡地の新たな施設整備に伴い、安全確保の観点から市道の道路改良を行うとともに、県道の渋滞につきましては、県と継続的に協議を行い、必要な対策を検討していくこととしております。
次に、保育士の継続勤務のお尋ねでございますが、名池保育園及び幸町保育園はいずれも公立施設であり、勤務している職員は市の職員となります。一方、新たな施設につきましては、民設民営を前提に整備することから、両園の職員がそのまま新たな施設で勤務することは想定しておりません。
最後に、保護者の不安を体系的に把握する調査を行う考えはあるかとのお尋ねでございますが、新たな施設が認定こどもを中心とした多機能な複合施設となることについては、現時点ではまだ、検討段階であるため、保護者の皆様にお伝えをして理解を得る段階には至っていないと考えております。今後、運営開始時期や施設内容がより具体化した適切な時期に意見聴取や説明の場を設定するなど、不安の軽減に努めてまいりたいと考えております。
○村中良多君
適切な時期に行われるということですので、しっかりと、御理解いただけるように努めていただければと思います。
また、保育士さんのことですけれども、既に信頼関係が作られていらっしゃると思います。その信頼関係がまたゼロベースからになるということも、しっかりと理解をしていただけるよう努力をお願いいたします。
次に、名陵小学校の空き教室活用という代替案について質問していきます。
全国的に小学校の空き教室を保育所として活用する事例があるそうです。これを聞く背景といたしましては、内日幼稚園の廃止後、園児が菊川周辺の園に通うようになり、進学先も岡枝小学校や楢崎小学校へ移行した結果、内日小学校の児童数が減少した事例がございます。通園先で保護者同士の関係が形成され、子供が仲の良い友達と同じ学校へ進みたいと考えることが影響したと認識をしております。
この事例は、名池、幸町保育園の統合でも重要だと考えます。生活圏が変われば、児童数に影響が及ぶ可能性があります。更に、基本構想案第4章では、整備の候補地が日新中学校区を中心に整理をされておりまして、名陵小学校への影響が懸念されます。
そこでお伺いします。名陵小学校の空き教室の活用案を検討しなかった理由は何か。それから、新築案と空き教室案の比較検討をどう考えていらっしゃるか。それから、複合施設整備後、文関小学校区への園児流入により、名陵小学校の児童数が減少する可能性をどう認識されているのか。
最後に、名陵小学校の空き教室活用案を再検討するお考えはございますでしょうか、お伺いします。
○こども未来部長(栗原紹子君)
今回の基本構想案では、名池保育園及び幸町保育園の統廃合に伴い、認定こども園として必要な保育環境を確保することを前提としております。
具体的には、乳幼児の保育に必要な諸室の配置や園庭の確保、送迎車両や歩行者の動線など、安全面を含めて、施設全体を一体的に計画する必要があることから、空き教室の活用は検討しておりません。
なお、新たに認可保育施設を設置する場合は面積や設備環境といった設置基準に沿って整備いたしますので、既存の空き教室の転用と比較することは困難であり、名陵小学校の空き教室活用案を再検討する考えはございません。
○教育部長(門田重雄君)
名陵小学校の児童数が減少する可能性につきまして、教育委員会から回答します。
先ほどの答弁の繰り返しとなりますが、市立小中学校の児童生徒につきましては、原則として保護者の住所により指定された学校に通学することとなっており、未就学児が文関小学校区に整備される施設を利用した場合であっても、住所が名陵小学校区であれば原則名陵小学校に通学することとなります。保護者が転居等を検討するに当たっては、様々な要素が影響すると考えており、本施設が文関小学校区に整備されることのみをもって文関小学校の児童が大幅に増え、名陵小学校の児童が減少するといった影響は、現時点では想定しにくいものと認識しております。
○村中良多君
理由がわかりました。ありがとうございます。
教育委員会さんからの御答弁ではそのような答弁でしたけれども、施設ができて数年は大丈夫だと思うのですよ。ただ、あのエリア、すごくまとまったエリアになりますよね。なので、今後五、六年先とか10年先、施設ができてから、恐らく名陵小学校のほうに影響が必ず出るのではないかなというふうに思っておりますので、ぜひともそこら辺は、しっかりと教育委員会さんの中でも、学校の先生方の中でも検討というか、どういうふうにすれば名陵小学校が継続できるのかというのを話し合っていただきたいなというふうに思っております。
基本構想案では、民設民営を前提としておりますが、ここで言う民設民営には株式会社など一般の民間企業も含まれております。学校法人や社会福祉法人のような非営利法人と比べると、一般企業は経営の環境の変化を受けやすく、事業継続の安定性に差が生じる可能性がございます。関係者や保護者の皆さんが不安を抱かないよう、丁寧な説明と納得のいく形で進めていただきたいと考えています。本事業は子供たちと保護者にとって安心のできるものになるよう、慎重な検討と丁寧な対話をお願い申し上げます。よろしくお願いいたします。
それでは最後の3番目に、下関海響マラソンにおける暑さ対策についてお尋ねをしていきます。
私は、毎年海響マラソンで給水ボランティアとして参加をしております。ランナーの皆さんからは、11月とは思えないほど暑かった、暑さで倒れそうだったという声を多く聞いてまいりました。給水所でも顔は赤くほてり、明らかに暑さで体力を奪われている様子が見受けられ、何か改善できる点はないかと感じてきました。
そこで、今回は暑さ対策についてお伺いをしていきます。まず初めに、暑さリスクの認識について近年は11月でも気温が高く、ランナーが暑さによる体調不良の危険にさらされる場面が増えています。
こうした暑さによる健康被害の可能性について、保健部としてどのように認識されているのかお伺いをいたします。
○保健部長(藤野 綾君)
暑さリスクの認識についてお答えいたします。
一般的に運動中は体温の上昇と大量の発汗から脱水症状を起こすことがあります。また、気温がそれほど高くない時期であっても、湿度や体調によっては体温調整がうまくいかず、頭痛や吐き気、けん怠感などの症状が生じる場合もあります。その対策としては、こまめな水分補給、保冷剤や氷などを使った体の冷却、適度な休憩などが有効であると考えております。
○村中良多君
では次に、現状の確認をしていきたいと思います。
ランナー向けサイト――ランネットのレポートを確認しましたところ、2025年大会は強風の大会、2024年大会は暑さの大会と評価されておりまして、北風と太陽の大会と表現した投稿も目にしております。特に2024年は多くのランナーが暑さと戦ったとの声が寄せられておりました。今年、仮に太陽の大会になった場合の現状の確認について質問していこうと思います。
暑さ対策は、かなり気を遣いながら行われていると思います。暑さ対策をどこまで重要視し、どのようなことを想定、実施されているかお尋ねします。
○観光スポーツ文化部長(植田禎俊君)
下関海響マラソンは例年11月の上旬に開催をしておりますが、当日の環境やランナーによっては、熱中症の症状に陥ることもありまして、熱中症への対策は必要であると考えております。
具体的には、体調不良や熱中症が疑われる場合などのため、コース上に7か所、救護所を設置しているほか、コース上には、16か所設置した給水ポイントで水やスポーツドリンクを提供しております。また、多くの給水所では補給食を提供しており、水分だけでなく、ミネラル、塩分等の摂取もできるようにしています。
さらに、万が一の状況に迅速に対応できるよう、コース上にAEDを配備するとともに、医師、看護師ランナーにコースを走っていただいております。
そのほか、昨年度の実績といたしましては、コース中盤で携帯用の瞬間保冷剤の配布、彦島大橋上での水かけ、ゴール後のクールダウンケアとして経口補水液を準備するなど、様々な方法で対策を実施しております。
○村中良多君
しっかりと対策がされていらっしゃるというふうに感じました。
瞬間的に凍るというか冷たくなる物もちょっと賛否が分かれていまして、すごく助かったっていう方と、あとはそれを持って走るのが大変だったっていう方もいらっしゃって、工夫もされてらっしゃると思いますので、またそういった意見も何かしらで御対応というか、御検討いただけたらなというふうに思います。
続きまして、コース上の日陰ポイントの確保の状況についてお尋ねをします。環境省のガイドラインでは、木陰では暑さ指標を約2ポイント、体感温度を最大7度低下させるとされています。また、川崎市環境総合研究所での調査では、緑の陰――緑陰といいますけれども、緑陰歩行は、ひなた歩行に比べ、発汗量が約60%減少することが示されております。これらのデータから日陰は科学的根拠のある暑さ対策であると考えております。
そこで現状のコース上で、ランナーが直接日光を避けられる日陰ポイントが、どの程度確保されているのかお伺いします。
○観光スポーツ文化部長(植田禎俊君)
下関海響マラソンは、制限時間を6時間とした日本陸連公認のフルマラソンで、下関ならではの海を望む風光明媚なコースを楽しみながらも、各ランナーが目標タイムのクリアに向けてチャレンジをしているため、休憩を取っていただくことを目的とした日陰のスペースについては設置をしておりません。
なお、先ほど申しましたように、体調不良や熱中症が疑われる場合などのため、コース沿いに直射日光を避けられる日陰を作れるテントを設置した救護所を7か所設けております。
○村中良多君
ランナーの方に聞くとトンネルが唯一の休憩できるというか、すごくいい場所になっているっていう話も聞きました。
このたびの質問では、人工的にランナーのために即席の並木道、日陰をつくることを提案させていただこうと思っておったのですけれども、道路使用許可では準備や撤去時間が厳密に定められている関係から、即席の木陰となるような仮設物は設置にも撤去にも時間を要すると。そのため、実際にはその時間を確保ができず、設置が難しいのが現状ですので別の提案をさせていただきたいなというふうに思います。
モニターを御覧ください。
〔説明資料を議場内ディスプレーに表示〕
○村中良多君
これは、マラソンコースの25キロ地点のイメージ図になります。ここから3.6km進みますと、28.6kmの折り返し地点なのですが、ランナーの心理的に、あとどれだけ走れば折り返しなのかがわからないため、大変つらいということでございます。
このイメージ図のように、折り返しまでの距離がわかるようにすれば、気持ちにゆとりが持て、心が折れるのを防ぐ効果があるのではないかというふうに思っております。そして、この絵のようにミストを折り返し後の、後半一番きついポイントに設置することで、ランナーにとっては癒しのポイントとして歓迎されるのではないかというふうに思っております。
また、次の画像を御覧ください。
〔説明資料を議場内ディスプレーに表示〕
○村中良多君
これは応援がない場合と、ある場合でスポーツ心理学では、応援・声援は注意の分散、ポジティブ感謝の誘発を生み出し、暑さや疲労の感じ方を軽減することがわかっているそうです。応援がある、気持ちが前向きになります。暑さへの意識が下がります。まだいけると思える。結果として、主観的疲労が低下し、暑さの苦しさが和らぐそうです。今も多くのボランティアの方々や沿道の声援に支えられている声をランネットでも多くの方のレポートで確認ができます。できるなら、北バイパスにも沿道の声援が更に大きくなるように、今まで以上に沿道からの応援を増やす工夫をしていただければというふうに思います。これは要望したいと思います。
ほかにも、平たんな道を延長してほしい、長府の美術館までで折り返すのではなく、更に先に行ったところに折り返し地点を設け、北バイパスの苦しみを軽減できるようにしてほしいという声も上がってきておりましたので、ぜひ来年度の予算を検討される際に、これらの要望を御検討いただきたいというふうに思います。
それでは最後に、前田市長にちょっとお尋ねをします。
前田市長におかれましては、いつも下関市のために先頭に立って、観光の目玉ともいえるスポーツ行事に積極的に参加されていることに、まずは深く敬意を表します。
市長も、御自身もランナーとして海響くラソンに参加をされ、現場で様々な声を直接お聞きになっていると思います。
そこで市長として、また1人のランナーとして、海響マラソンにどのような思いを持って取り組んでおられるのか。その意気込みをお聞かせいただければと思います。
その上で、今回私が幾つか提案をさせていただきましたが、これらの提案について、市長としてどのようにお受け止められているのか、御見解を伺えればと思います。お願いいたします。
○市長(前田晋太郎君)
私は就任してから毎回、海響マラソンにチャレンジをして、そして皆さんのおかげで毎回何とか完走できておりますけれども、私の目標は、2つあって、3,000人のボランティアの皆さんに「ありがとう」という気持ちを伝えたくて、それを何て言うのですか、直接声かけに行くことを目標にしてしているのが一つと、やっぱり元気な市長であれば、他の町から見ても下関がいいなと思えるでしょうし、当然市民の皆さんは、市長今回どうやったやろうかと話題にもなるでしょうし、元気な姿を見せればもう、市民の皆さんにもエネルギーを与えれるかなと。そういう意味では、私にとっては大変高い、フルマラソンを走るというのはものすごいきついんですよ。本当にきついのですよ。だから、今から走れって言われても走れません。かなりの準備をしていかないと、しかも一日、二日じゃなくて、2か月、3か月走り込まないと、到達できない世界なんですが、公務の合間を縫って、秘書課の職員や、皆さんに多く支えてもらって、これまで、できているということですが。今年私もうすぐ、あと5日で50歳になるんですけれども、年を取ってきましたけれども、老いていくことは仕方がないのですが、自分で新たなチャレンジを見いだそうと思って、今年は5時間を切るということを目標に、そして実は今日初めて言いますけれども、人生で初めて下関以外の地方団体のフルマラソンに参加します。今年12月20日の三重松坂マラソンのフルマラソンにエントリーしました。12月議会が終わってちょうどそこに参加をして、年末を迎えようと思っています。その理由はまた話します。今日は限られていますので。
これからも皆さんにお力を頂いて、今年が第19回、来年は20回になりますから、すばらしい海響マラソンにまだまだ成長させていただきたいなと思っていますので、よろしくお願いいたします。
今回すばらしい御提案を頂きましたが、日陰のテーマというか、熱中症対策のテーマで大変やさしい村中議員さんの思いやりのあるテーマだなと思いますが。そもそもですね、私走って思っていますが、6時間でゴールしなくちゃいけないという海響マラソンのその意味というのは、かなりハードなんですね。休憩を取ろうと思っていたら、完走できません。休んでいる暇ないんですよ、6時間というのは。つまりですね、休憩場所をあえてたくさん作るっていう必要はどうなのかなっていうこと。
そして、暑さが怖い。熱中症が怖い。私は自信がないという方は多分走っていないんじゃないかなと、だから考えなくちゃいけないのは、去年もそうなんですが倒れて、本当に心肺停止手前までいった方々を1分1秒でも早く助ける体制。AEDをどれだけ置いておくかとか、そういうぎりぎりの局面での対応をしてあげた方がいいのかなというのは、すごく今日話を聞いていて、すごく思いました。
ちょっとすみません。否定的なことばかりではなくて、すごいなと思ったのは、1個前の映像で、つまりゴールというか、折り返しの地点がわからないというのは、人間の心理としてはものすごくつらいんです。出島から数年前に北バイパスになりましたね。この北バイパスがくせ者で、本当にきついコースだなと思います。いつまで走ればいいのかわからないんですよ感覚的に。あそこはずっと車で移動する道路ですから、日頃は歩いて渡りませんから、感覚がないんですね。それで、あと何キロって言われたら、人間はわかるんです。我々毎日5キロ走り、6キロ、8キロというのは体が覚えていますので、これぐらいなんだというので、すごくいいアイデアだと思います。看板代がちょっと高そうなので、その辺は少し考えた方がいいかなというのと、あとやはり、水をかけてあげるとか、学生さんが、「どうぞ」って言ってタオル――冷やしたタオルをどんどん配ってくれているエイドポイントが何箇所かあるんですけど、あれもすごく好評だと思います。私も助けられますし、去年、一昨年から農水フーヅさんが提供してくださった冷凍のゼリーですね、あれがものすごく体に優しいというか、助かりました。ああいう冷やす作業というのは、所々あったらいいのではないかなというふうに感じました。
いずれにしましても、下関にとってもかけがえのない大切なイベントに成長しましたし、議員の皆さんの、またお力を頂いて、更に大きなものにして愛される大会にしたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。ありがとうございます。
○村中良多君
私はまだフルマラソンを体験したことがありませんので、この質問を機に取り組める時期に、ちょっと取り組みたいなというふうに思いました。
また、誕生日があと5日後に迫っているということで、50歳になると、いろいろ体の節々に、くるというような話も聞いたりしますので、しっかりメンテナンスのほうですね、お忙しいとは思いますけれども、しっかりしていただいて下関を支えていただきたいなというふうに思います。
また、三重のほうも行かれるということで、そこで得られるものがたくさんあると思います。そこの様子もしっかりと調査していただいて、海響マラソンに取り入れるべきだなと思われたら、積極的に取り入れていただきたいなというふうに思います。よろしくお願いいたします。
それでは、以上で私の質問を終わります。ありがとうございました。(拍手)
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