録画中継

第4回定例会
12月12日(金) 本会議(一般質問3日目)
創世下関
林 透 議員
1.豊北町の地域振興について
2.豊浦地域〔川棚温泉エリア〕再生事業について【21分22秒から】
【下関市議会 本会議速報版】
・下関市議会では、本会議の正式な会議録が作成されるまでの間、速報版を掲載いたします。
この速報版は、会期終了後約1か月程度で掲載します。
・速報版の会議録は校正前原稿であり、今後修正されることがあります。
なお、音声で認識できなかった部分は一時的に「★」で表示しています。
・校正後の会議録が「会議録検索システム」に掲載された時点で、速報版の会議録は校正後の会議録に差し替えます。


○副議長(板谷 正君)
 18番、林透議員。(拍手)
  〔林透君登壇〕
○林 透君
 お疲れさまです。創世下関の林透と申します。よろしくお願いします。
  〔手話を交えながら発言〕
○林 透君
 それでは、最初に質問に入る前に、皆さんにお礼とお願いを申し上げたいと思います。令和5年6月からの豪雨によって、JR山陰線の粟野橋梁が被災し、小串・長門間が不通となりました。沿線の市民は多大な不便を被り、危機感をもってあらゆる要望活動を展開いたしました。
 その思いを受け、市議会も令和5年12月議会で、早期復旧の請願を全会一致で採択し、関係機関、団体に要望し、市当局もこの間様々な施策を打ちながら、前田市長を初めとして、力強い要望活動をしていただき、令和6年6月よりJR西日本が復旧工事に着手し、令和7年6月には、小串・滝部間が先行して部分開通して、心配していた高校生の通学への支障も短縮されました。本年9月27日には、長門市までの全面復旧の運びとなっています。予定より半年間の前倒しをしていただき、下関市の素早い対応とJR西日本の努力に対して、本当に感謝しお礼を申し上げます。
 いつも当たり前にあるものが急になくなってしまう困難を私たちは経験しました。喉元過ぎればではなく、JRや関係機関、団体の努力によって、全面再開できたことを忘れてはならないし、今度は沿線市民がJR山陰線を利用し、乗車率を上げて恩返しをする番となります。
 ここにおられる皆さんの恩返しと御協力を切にお願いいたしまして、質問に入りたいと思います。
 それでは初めに、豊北町の地域振興についてお伺いします。豊北町は下関の一番北に位置し、中心からも車やJRで1時間以上もかかってしまいます。そのため高齢化が進み、人口減少や出生者数の激減、一次産業の衰退、住民の流出、商圏維持の困難など、様々な地域課題を抱えています。
 その一方、その危機感の中でリノベーションのまちづくりが進んでおり、人や物のリノベーションを掲げ、地域の拠点化、自治会や振興協議会、まち協などの地縁団体に、たきびれっじやうみまちスタイルなどの新たな団体が登場して、住民主体の活動が意識改革を伴って実績が着実に上がり、大きく前に進んでいると思っています。
 それぞれの団体が活動し、その団体同士が連携して同じ課題解決に向けて、様々な方向からアプローチして気運は前向きになっていると認識していますが、このリノベーションのまちづくりの効果と課題、また今後の対応をお伺いいたします。
○豊北総合支所長(熊井一雄君)
 今議員が申されましたとおり、豊北地域におきましては、豊北町の時代から人口減少、著しい少子高齢化、若年層の流出に歯止めがかかっていない状況が続いております。その結果といたしまして、空き家の増加、担い手不足、地元事業者等の雇用確保など様々な課題、さらには地域コミュニティーの衰退・崩壊も危惧されてきております。
 そこで、令和5年度から、今あるもの・人を生かし、民間主導・公民連携で地域再生を図ることを目的に、建物・空間、産業、働き方、地域住民の四つを柱といたしましたリノベーションのまちづくりに取り組んでいます。
 この取組によりまして、地域住民の意識の変化、民間まちづくり団体等の誕生、若者のUターンや移住、起業の増加、公共や民間の建物や空間の利活用、地域住民の活動の広がりなど、これらが連動し地域活力が着実に高まってきております。
 滝部からまだ始まったばかりでございますが、引き続き豊北地域再生に向けて、この取組が全域に波及できるよう進めてまいりたいというふうに考えております。
○林 透君
 今言われたとおり、本当によく活動していると思いますし、この効果はすぐには出なくても、いずれ必ず将来に現れてくると考えております。ぜひこの輪を広げていってもらいたいと思っております。
 次に、豊北町の置かれている現状について、現在の数字で確認をしてみたいと思います。直近の高齢化率、これは、下関市全体の平均と比べてどうなのかも含めてお願いします。それから、人口減少の状況、これは平成2年の国勢調査と直近の数字をお願いいたします。また、年間の出生者数の動向も示してください。お願いします。
○豊北総合支所長(熊井一雄君)
 国勢調査の基準日であります10月1日時点での数値でお答えいたします。人口は、平成2年が1万5,724人に対して、令和7年が7,066人で、減少率は46%となっております。令和7年の高齢化率は58.5%で、市全体の36.7%と比較すると、高齢化率は高い割合となっております。
 出生数ですが、直近3年では、令和4年が10人、令和5年が7人、令和6年が10人となっております。
○林 透君
 厳しい数字だと思います。人口は46%減、高齢化率も市内全体と比べて20%以上も高い。生まれてくる子供も町全体で今御報告のあったとおりの数字だと思います。
 まちづくりに関しては、多様な方々の参画によって様々な方向で実績は上がっている一方で、今お聞きしたように、町としてはとても厳しい状況にあり、高齢化や人口減少によって、取り残されていく部分が多分にあると思いますが、例えば、高齢者の入所施設や介護サービス事業所には職員が集まってこない、募集しても集まってこない。
 また、介護保険を払ってもほかの地域と同じように、介護サービス、看護サービスが受けることができないという状況は、今起こっていると思います。
介護サービスの充足度はどうなのか、また、職員不足はどうなのかお伺いいたします。
○豊北総合支所長(熊井一雄君)
 豊北地域の著しい高齢化に伴いまして、介護施設等における雇用の確保が難しくなってきていることや、人材不足等により、介護サービスの低下を招きかねない状況にあることは把握しておりますし、大きな課題であるということは認識しております。
○林 透君
 まちづくり等々を通じて、今後滝部が拠点となり商圏が生まれてくれば、全てよい方向に向かうとは思いますが、そんなに簡単なことでもないと思っています。介護サービスの充実に向けて、現実の状況を踏まえて、何かしらの支援が必要と思いますが、福祉部のほうはどうお考えなのかお尋ねしたいと思います。
また、この状況は同じ地域性を持った豊田町にも言えることだと思いますので、それも含めて答弁をお願いいたします。
○福祉部長(野坂隆夫君)
 本市には13の日常生活圏域があり、それぞれ地理的条件や人口構成、医療・介護資源の状況により、多様な課題を抱えております。議員が今おっしゃいましたように、中でも人口減少と高齢化が著しい豊北圏域及び豊田圏域では、介護サービス提供体制の維持が課題となっております。必要なサービスを受けられない方が生じることを危惧しております。
 こうした課題に対応するため、介護人材の確保支援事業の拡充や、市独自の施策の検討を今進めているところでございます。また、地域の医療機関や住民同士の見守り、ボランティア活動などのインフォーマルな支援も含めた地域包括ケアシステムの構築推進は、欠かすことのできない取組と位置づけ、各地域の実情に応じた支援を今後進めてまいりたいと考えております。
○林 透君
 ぜひお願いいたします。デイサービス事業者の減少やデイケア事業が不足しているということは、地元の方からも伺っております。特別養護老人ホームが今の1市4町で初めてできたのが、田耕の白滝荘であります。これが一番です。
 この頃は措置という時代でしたから、1市4町の措置対象者を一手に白滝荘が引き受けておりました。豊北町から福祉の歴史が始まったと言っても過言ではないと思っております。しかしながら、現状は今そういう状況になっております。求められる介護サービスが平等に受けられるような環境整備を、また充実をお願いいたしまして、次に移りたいと思います。次に、よろしいですか。
○副議長(板谷 正君)
 はい、どうぞ。
○林 透君
 次に、豊北道の駅、すみません正式名称が長いんで、道の駅とさせてもらいます。豊北道の駅についてお伺いいたします。先ほどは、まちづくりが進んでいるとお聞きしましたが、もう一つ、豊北町は有数の観光資源に恵まれた町でもあります。
 特に豊北道の駅は、開業して13年目、10月5日には来場者数700万人を突破したと聞いておりますが、当初より駐車場が不足し、特に連休になると、角島観光と相まって大きな渋滞が発生しています。
 連休に集中してしまうのは致し方ないところもありますが、まず道の駅の現状を確認いたしますが、コロナ前とコロナ時、そしてコロナ後のおおよその利用者数と売上げ、そして交通渋滞の状況をお示しください。
 それともう一つ同時に、ここ最近の来場者の動向とか変化があれば教えてください。
○豊北総合支所長(熊井一雄君)
 まず、コロナ前のピーク時の状況ですが、平成30年度でございますが、利用者数61万5,000人、売上額9億5,870万円でございます。コロナ禍の令和3年度は、利用者数が45万5,000人、売上額7億6,011万円。コロナ後の令和6年度は、利用者数47万7,000人、売上額9億3,285万円でございます。利用者数はピーク時まで回復はしていないものの、徐々に回復傾向を示しております。
 売上額につきましては、ピーク時近くまで戻ってきている状況でございます。また、交通渋滞等につきましては、議員が先ほど申されましたとおり、やはり夏季の行楽シーズンや連休などに渋滞が発生している状況でございます。
 それと、来場者の動向といたしましては、コロナ後旅行形態が変化しておりまして、大型観光バスでの団体客の来場から、自家用車等を御利用しての個人や家族といった、少人数の来場に変化してきております。
○林 透君
 売上げのほうは大分回復してきているようですし、やはり、現在の近距離の旅行の仕方はバスとかじゃなくて、自家用車っていうか小型自動車で行くほうが多い状況になっているように私も聞いております。
 次に、その件に関して、駐車場に関して私が聞いた専門家によると、最低でも道の駅は大体150台は必要と言われています。近隣の道の駅等の状況が分かる範囲で、それと豊北の道の駅の状況を併せてお答えください。
○豊北総合支所長(熊井一雄君)
 当道の駅の駐車可能台数でございますが、大型車が5台、小型車が133台、身障者用が3台、EV専用が1台の合計142台でございます。
 また、同規模で近隣の最近開駅いたしました長門市の道の駅でございますセンザキッチンでは、大型車が8台、小型車が172台、身障者用が5台、EV専用1台の合計186台が駐車可能となっております。
○林 透君
 センザキッチンは小型車が172台、それプラス第2駐車場が54台隣接していると聞いております。それから、阿武の道の駅は109台、これは少ないですが隣にキャンプ場の106台があると聞いております。萩のしーまーとも79台とこれも少ないですけど、イベント用の駐車場が550台あると聞いております。
 やはり、こういった数字と比べると、豊北町は全然少ないなというような感じを受けております。駐車場不足はそのまま交通渋滞を生み出してしまいます。そして、駐車場の台数が増えれば、そのまま入場者数の増、売上げの増に直結していきます。
 また、常々思うんですけど、道の駅のような集客施設というのは、やはり5年、10年でリニューアルしないと飽きられてしまって、競争に負けてしまうことも考えられると思っております。ただ、台数を増やせばという事でもないと思います。豊北にしても、冬の閑散期はどれだけの人が来るかとかいうことを考えながら、増設していかないといけないと思いますが、駐車場がもし今以上、いや、今の倍ぐらいにあったら、多分入場者数も1,000万人は軽く突破していたんじゃないかなと思うぐらい、渋滞で入れないぐらいの人が来ております。
今13年たった道の駅のリニューアル、それから不足している駐車場の課題、どのような対策を今後講じていくのかお伺いいたします。
○豊北総合支所長(熊井一雄君)
 現在、道の駅北浦街道豊北は、観光振興、地域振興の核となる施設であります。また、地域住民の日常を支えるとても重要な施設となっております。
 令和7年3月に策定されました、第3次下関市総合計画や第2期下関市観光交流ビジョンにおきましても、さらなる観光振興に向けて、当道の駅を含めました改修等を行う取組の方向性が示されているところでございます。
 豊北総合支所といたしましても、これから当道の駅が観光拠点施設として、魅力や利便性の向上など機能強化が図られるように、駐車場の拡大等を含めまして、関係部局や関係者と十分協議・検討を行い、計画的にリニューアルを進めてまいりたいというふうに考えております。
○林 透君
 駐車場にしても、立地条件がなかなか厳しい中ですので大変とは思いますが、不可能ではないと考えております。また、新しいアクティビティーなども含めて、新展開が図れるように、また今後とも努力していただきたいと思っております。
 以上で豊北町の質問を終わります。そのまま続けてよろしいですか。
○副議長(板谷 正君)
 どうぞ。
○林 透君
 続きまして、豊浦地域[川棚温泉エリア]再生事業についてお伺いいたします。本年3月に「癒やしの庭」足湯、手湯が整備され、今月には、リフレッシュパーク豊浦に、この再生事業最大のハード事業となる野外ステージが整備されますが、ここリフレッシュパークを含めたものが川棚温泉エリア再生事業となっています。
 そこで初めにリフレッシュパーク豊浦のここ数年の入場者数と売上げをお示しください。
○豊浦総合支所長(河村俊哉君)
 リフレッシュパーク豊浦の現状として、過去5年間の入園者数と入園料収入の推移をお示しします。まず、入園者数は、令和2年度が6万7,432人。令和3年度が6万9,905人。令和4年度が6万6,980人。令和5年度が5万5,708人。令和6年度が4万9,229人となっております。
 続いて、入園料収入は、令和2年度が885万8,640円。令和3年度が978万4,970円。令和4年度が902万6,480円。令和5年度が727万7,350円。令和6年度が632万7,760円となっております。
○林 透君
 若干減少傾向になっていると思いますが、次に、この時期にリフレッシュパーク豊浦の来年度からの指定管理者が変わるということがこの議会で明らかとなりました。これまでの地元の事業者が変わることで、不安視されている方もいらっしゃると思いますが、まして、まだ事業も始まっていない段階でのお答えは難しいかもしれませんが、今後の展望、課題、期待、新たな事業、そのほか分かる範囲でお答えください。
○豊浦総合支所長(河村俊哉君)
 先ほど御指摘のありましたとおり、再生事業最大の事業であります野外ステージの整備により、春の菜の花まつりや秋のコスモスまつりに加え、年間を通して様々なイベントの開催により、集客機能を充実させることができると考えております。指定管理者には、野外ステージを活用した事業の展開を期待しているところです。
 本定例会で御報告させていただきましたが、この野外ステージの供用開始のタイミングで、令和8年4月から新たに株式会社安成工務店が指定管理者として選定されました。御承知のとおり、安成工務店は安岡にあります、やすらガーデンの指定管理者である株式会社モア・ザン・グリーンの中核的な企業であり、都市公園の管理や活用などに実績を有しております。
 今回の指定管理者の公募に当たり、要求水準の中に野外ステージの利活用も含まれており、詳細は申せませんが、安成工務店からは、ステージの活用方法として、イベントだけでなく日常的なサークル活動での利用も含め、幅広い提案を頂いております。安成工務店が持つ多彩なノウハウやネットワークを生かした野外ステージでの自主事業の実施により、新たな公園利用者の創出が図られるよう、官民一体となって連携しながら取り組んでまいります。
○林 透君
 この再生事業も、今年度で一応の事業が終結してしまいますが、本来この事業を皮切りに、川棚温泉エリアの再生を成し遂げていくということが目的であります。リフレッシュパークの指定管理者が変わることによる弊害がないように、また新たな管理者と地元の連携、そして、総合支所の調整が大変重要となってきます。
 この野外ステージを含めたリフレッシュパーク豊浦が、川棚温泉の新たな再生につながっていくよう、一緒に盛り上がっていくよう、そして新たな試みやチャレンジをするチャンスでもあります。その中で、どのような連携を考え期待をしているのか、お伺いしたいと思います。
○豊浦総合支所長(河村俊哉君)
 御案内のとおり、この野外ステージは、令和5年度から3か年をかけて推進しております川棚温泉エリア再生事業の一環として整備したもので、川棚温泉交流センターや、地域の憩いの場である手湯・足湯施設「川棚温泉癒やしの庭」と同じく、世界的に著名な建築家、隈研吾氏の設計によるもので、地域全体でデザインを統一することにより、リフレッシュパーク豊浦を含めた川棚温泉エリア全体の一体感の創出と魅力向上を行い、持続的な観光振興を目指しております。
 当然のことながら、リフレッシュパーク豊浦におきましても、川棚温泉エリアの中で調整を図りながら運営を行う必要があります。例えば、これまで川棚温泉交流センターの大交流室ではスペースの制約により実現できなかった規模のイベントや屋外ならではの開放感を生かしたイベントを行うなど、既存の施設との役割分担や連携を意識した運営が前提となっております。
 今回指定管理者が変わりますので、次期指定管理者には、改めて再生事業が目指すものを理解していただくとともに、地域の自治会、関係団体との連携を推進するため、相互理解を図る協議の場を設定するなど、行政としましても指定管理者の交代が円滑に進むよう支援を行ってまいります。
○林 透君
 しっかりお願いしたいと思いますし、最後ですが、この川棚温泉エリアには舟郡ダムという、ちょっと菊川に上がったところまでエリアは含まれておりますし、最近川棚温泉にも新しいお店がどんどんできてきております。いろんなことが変わることで、新たなチャレンジとチャンスが生まれたこと、再生事業の今後の盛り上がりというものを期待して、皆さんにも期待して、一般質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。(拍手)
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