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12月10日(水) 本会議(一般質問1日目)
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内容
会議録
第4回定例会
12月10日(水) 本会議(一般質問1日目)
みらい下関
木本 暢一 議員
1.過疎地域(豊田・豊北)の振興について
【下関市議会 本会議速報版】
・下関市議会では、本会議の正式な会議録が作成されるまでの間、速報版を掲載いたします。
この速報版は、会期終了後約1か月程度で掲載します。
・速報版の会議録は校正前原稿であり、今後修正されることがあります。
なお、音声で認識できなかった部分は一時的に「★」で表示しています。
・校正後の会議録が「会議録検索システム」に掲載された時点で、速報版の会議録は校正後の会議録に差し替えます。
○副議長(板谷 正君)
6番、木本陽一議員。(拍手)
〔木本暢一君登壇〕
○木本暢一君
みらい下関の木本でございます。本日6人目の質問者ということで、今しばらくお付き合いをお願いします。
今回は、過疎地域の振興について質問をさせていただきたいと思います。これまで本市においては、豊田地域、豊北地域が過疎地域に指定されておりました。しかし、令和4年度に豊浦町も人口の減少により過疎地域に指定されました。もちろん、下関市全体を見ても毎年人口が減っているわけですけども、今回は特に人口減少が深刻な豊田地域と豊北地域についてお尋ねをしたいと思います。
この2つの地域では、急激な人口減少と高齢化が進み、特に豊北地域におきましては、2025年3月の時点で約58.2%と、日本でも有数の高齢化率の高い地域となっております。
そこでお尋ねしますが、豊田地域と豊北地域の人口の推移、10年前、5年前と昨年の人口をまずお尋ねしたいと思います。
○豊田総合支所長(河﨑昌文君)
豊田地域の人口の推移についてお答えいたします。平成26年度末は5,664人。平成30年度末は4,897人。令和6年度末は4,220人となっており、この10年間で1,444人減少しております。
○豊北総合支所長(熊井一雄君)
豊北地域ですが、平成26年度末が9,938人。平成30年度末が8,839人。令和6年度末が7,219人で、10年間で2,719人減少しております。
○木本暢一君
豊田地域においては10年前には5,664人であったものが、昨年4,220人ということで、この10年間に1,444人の人口が減少していると。豊北地域では九千数名いたのが、7,219人で、この10年間で2,719人と、豊田地域において毎年平均で約140人、それから豊北地域では毎年約270人の人口が減少しているということで、この数字を聞いて、本当に早急な人口定住対策というか、人口対策が必要だと思うわけですけども、そこで、定住人口を増やすための現在の各地域の取組と今後の施策についてお尋ねしたいと思います。
○豊田総合支所長(河﨑昌文君)
豊田地域の取組としては現在、生活バスのAIオンデマンド実証事業を行っており、定住者の地域内移動における利便性の向上を図り、住み続けられる地域づくりの推進に努めてまいります。
○豊北総合支所長(熊井一雄君)
豊北地域での取組といたしましては、本地域の大きな課題であります著しい人口減少、また少子高齢化を少しでも食い止めるために、移住そして定住に向けたリノベーションのまちづくりを現在進めているところでございます。
○総合政策部長(佐藤 武君)
豊田・豊北両地域を対象といたしました取組といたしましては、市外から定住された方1世帯につき定住奨励金といたしまして10万円を支給しており、令和6年度の実績は、豊田地域で支給件数4件、移住者数10名、豊北地域では支給件数8件、移住者数は21名となっております。
また、第3子以降の子供を出産された方に対しては、子供1人につき出産祝い金として20万円を支給しており、令和6年度の実績は豊田地域で3件、豊北地域で2件となっています。
今後の取組といたしましては、これまで取組として成果を上げています、豊北地域で今実施しておりますリノベーションまちづくりにつきましては、令和5年度から実施しまして、その令和5年度から豊北地域は市外からの人口動態が転入超過に変わりましたという成果を上げておりますので、これをほかの地域にも横展開し、エリアを拡大することで推進するとともに、またさらに各地域の特性や強みを生かし、定住促進につながる効果的な施策を展開してまいりたいと考えております。
○木本暢一君
豊田地域においては、先ほどお話がありましたように、AIのオンデマンド実証実験、大変好評で利用者も多いわけですけども、これによって、地域内移動の利便性の向上ということで、先ほどありましたように、住み続けられる地域づくりに取り組まれているということ、また、豊北地域では、移住定住に向けたリノベーションまちづくりの取組ということで、どちらも住みやすい地域づくりに取り組んでおられるということでございます。
また、定住奨励金や出産祝い金も以前より実施されておりますので、引き続きこの事業を推進してもらうとともに、現在の急速な人口減少を食い止めるためにも、さらなる定住対策を早急にお願いしたいと思っているところでございます。
そういったところで、次に市営住宅の有効活用についてお伺いしたいと思います。それぞれの地域に住み続けるためには、働くところ、それから住むところが必要です。そこで、現在の豊田地域と豊北地域の市営住宅の入居状況はどのようになっているのかお伺いをいたします。
○建設部長(伊藤 隆君)
それでは、豊田地域及び豊北地域の市営住宅の入居状況についてお答えいたします。
令和7年11月末時点での数値となりますが、豊田地域では、管理戸数250戸に対しまして109戸が入居中でございまして、入居率のほうは43.6%となっております。
次に豊北地域では、管理戸数268戸に対しまして117戸が入居中でございまして、入居率は43.7%となっております。
○木本暢一君
豊田地域、それから豊北地域においても、豊田で250戸で109戸の利用、豊北地域では268戸に対して117戸ということで、どちらも43%台の入居率ということで、半分以上が空室となっている状況であります。
利用されていない市営住宅もたくさんあるようですけども、募集停止などで今後利用する予定のないものは解体して、以前から申しておりますように、宅地として分譲していただくとか、民間に払い下げて有効に活用してもらうとか、いろいろな利用方法があると思います。
他市では、空室や用途廃止となった住宅を、いろいろな形で有効活用しているのがいろいろ報道されているわけですけども、本市の今後の取組についてお伺いしたいと思います。
○豊田総合支所長(河﨑昌文君)
地域における用途廃止となった住宅につきましては、老朽化が著しく修繕での対応が難しいことから、有効活用する予定はございません。
○豊北総合支所長(熊井一雄君)
豊北総合支所におきましては、現在進めておりますリノベーションのまちづくりの中で、未利用になっていた旧教職員住宅や、旧消防署待機宿舎をリノベーションしております。移住定住の受皿としてなるような施設として活用しているところでございます。
今後も未利用になって利用可能な使える住宅等につきましては、リノベーションのほうを検討してまいりたいと考えております。
○木本暢一君
豊田地域においてはなかなかこう、今後の有効活用という道が見いだせないようでございます。豊北地域もリノベーションくらいで、なかなか思い切った利用方法がないようでございます。先ほど言ったように、繰り返しになりますけども、老朽化した今後利用する予定のないもので立地のよいところは、本当に解体していただいて宅地として分譲していただくとか、いろいろな方法があると思います。
以前からこういった住宅問題、宅地等の問題については質問しております。大分、かなり前の旧町時代ですけども、そういう時代からこういう質問を時々しておりますけども、なかなか家を建てるところがないから、そういう分譲地を町でつくってはという質問もしましたけども、その当時、土地なら何ぼでもあるからと言って、なかなか相手にされていませんでしたけども、やはりちゃんと分譲して宅地として準備してあげるということが大事なことで、そうこうしているうちにかなり日数がたちましたけども、豊田町在住の皆さんは、菊川や小月それから市内に宅地を求めて出て行かれて、人口としても先ほど報告あったようなありさまでございます。
全国的にもいろいろな取組をしている市町があるので、そういった例を参考に、どうか思い切った政策を展開していただきたいと思っております。
それでは次に参ります。次に、交流人口を増やすための取組についてお伺いをいたします。交流人口を増やすことは、その地域での消費、宿泊や飲食、そして土産物などを通じて、その地域の経済を活性化させます。
こうした取組は以前より積極的に行われていますが、現在の取組をお尋ねしたいと思います。また、その効果をどのように評価されているのか、お伺いをいたします。
○豊田総合支所長(河﨑昌文君)
豊田地域は自然豊かな環境の下、多くの地域資源に恵まれており、中でも地域住民の誇りである蛍を核としたまちづくりを展開しております。ホタル祭りや、ホタル船といった地域性を生かしたイベントを実施し、毎年市内外から多くの観光客でにぎわっております。
また、市の施設である道の駅蛍街道西ノ市、豊田農業公園みのりの丘、豊田湖畔公園においては、指定管理者間での情報共有や連携を密にし、3施設が協力して集客に取り組んでおります。
さらに、山口ブランドに登録されている豊田梨、豊田湖でのワカサギ釣りのほか、良質なお湯が楽しめる一の俣温泉や西ノ市温泉など、豊かな地域資源の情報発信を公民連携で進めており、コロナ禍で低迷していた観光客数は、令和6年度に約77万人と順調に回復しております。
今後とも、観光協会など関係団体と連携を強化し、交流人口拡大に向けた取組を着実に推進してまいります。
○豊北総合支所長(熊井一雄君)
豊北におきましては、交流人口の拡大について合併以前から取り組んでおりまして、魅力ある観光地を目指し、豊北の夏祭りや、つのしま夕やけマラソンなど、イベントを開催してきたところでございます。
また、角島大橋の開通や道の駅北浦街道豊北の開駅を契機といたしまして、豊北町観光協会と連携を密にして、角島や角島大橋周辺をはじめとした町内の観光名所、また旬のイベント情報などをSNSやパンフレットなどを使いまして分かりやすく情報発信するなど、訪れる方のおもてなしに力を入れてまいりました。その結果、多くの観光客に訪れていただいているところでございます。
○木本暢一君
どちらの地域も、それぞれの地域の特性を生かしたいろいろなイベントなどに取り組んでおられるようですけども、今後さらに交流人口を増やすためには、観光地のPRなど、先ほどの答弁の中でも出てまいりましたけども、観光協会の役割が重要になってくるのではないかと思っております。
現在、その観光協会はどのような体制で運営されているのかお伺いをいたします。
○豊田総合支所長(河﨑昌文君)
観光協会の役割は、地域の観光振興と魅力発信を目的とし、観光情報の提供や案内所の運営、イベントの企画・実施などの活動を行い、地域活性化のために重要な役割を担う団体と認識しております。
豊田地域においては、道の駅蛍街道西ノ市の情報コーナーに観光協会を置き、事務局員2人体制で来訪者等への情報発信や案内等を行っていただいております。
○豊北総合支所長(熊井一雄君)
豊北総合支所では、現在豊北町観光協会と強力にタッグを組みまして、観光客等を本地域に呼び込むために、先ほども申しましたが、SNSの情報発信や、都市部に出向いての観光宣伝等を一緒になって積極的に行っているところでございます。
○木本暢一君
どちらの地域においても、交流人口を今後ますます増やしていくためには、今答弁があったように、観光協会の果たす役割は大変重要だということが分かるわけですけれども、特に豊田地域においては、事務局の負担も大きく、総合支所とのさらなる連携が必要と思われますけども、いかがお考えでしょうか、お伺いしたいと思います。
○豊田総合支所長(河﨑昌文君)
豊田町観光協会は、ホタル祭りを初めとする各種イベントの企画・運営において中心的な役割を担い、事務局の負担が大きくなっていると伺っております。豊田総合支所としても、これまで以上に連携し、豊田地域の観光振興が図れるよう支援に努めてまいります。
○木本暢一君
豊田・豊北地域においてそれぞれに交流人口を増やすために、しっかりと取り組んでおられるとは思いますが、観光協会など関係団体と連携を強化して、さらなる拡大に向けて取り組んでいただきたいと思います。
それでは、次に関係人口についてお伺いをいたします。関係人口とは、移住して住む定住人口でも観光で訪れる交流人口でもなく、地域と様々な形で関わる人々のことと言われております。こうした人たちによって、地域の活性化につながったという事例も多く報告されております。
そこでお尋ねをいたしますが、これまでの取組と今後の展開についてお答えください。
○豊田総合支所長(河﨑昌文君)
豊田地域の関係人口の取組として、旧豊田中小学校を活用した交流イベント、「想い出さいか市」を3年前から開催しております。企画・運営は地元の方をはじめ、地元出身者、移住者、地域おこし協力隊、地域内外の団体、民間事業者など、立場や世代を超えた多様な方々が携わり、毎回趣向を凝らし、イベント当日には地域の方や卒業生などもお越しいただき、大変好評を頂いております。
人口減少、高齢化が進行する豊田地域において、「想い出さいか市」の開催による関係人口の増加がきっかけとなり、各種イベントへの継続的な関与の増加や、地域の担い手づくり等の取組を進めてまいりたいと考えております。
○豊北総合支所長(熊井一雄君)
関係人口につきましては、地域活性化企業人等と連携をいたしまして、また地域の団体や地域おこし協力隊などを巻き込みながら、事業共創型ワーケーションツアーやリノベーターズサミットなどのイベントを開催してきました。都市部の方を中心に、まずは下関市豊北町を知ってもらい、来てもらい、そして体験交流してもらうことに令和5年から取り組んできております。
その結果、多くの都市部の企業等に関心を持っていただき、関係性ができたことで、地域内にも新たなまちづくり団体や会社が立ち上がり、地域住民と一緒になって年間を通じてのマルシェやまち歩きなど、地域内外の方が楽しく交流するイベントを開催してきております。
このように民間が主体となり、公民連携により積極的に地域内外と交流することで、継続的に本地域へ関わる人の裾野が広がってきていると思っております。今後は、この取組を広く横展開してまいりたいというふうに考えております。
○木本暢一君
どちらもそれぞれの手法で、関係人口を増やすために取り組んでおられるようですけども、こうした取組が、いずれは定住人口の拡大につながっていくと思いますので、これからも引き続きよろしくお願いしたいと思います。
先日ある方が、豊浦4町もまだまだ捨てたもんじゃないよと言っておられました。人口が減ったといっても、今年の10月末時点で豊浦町が1万5,016人、菊川町が7,069人、豊北町が7,047人、豊田町が4,129人で、合わせて3万3,261人です。お隣の長門市は2万8,967人、柳井市が2万8,426人、そして美祢市は2万と196人で、もちろん面積や町の形態も違いますので一概には言えませんけども、まだまだこれから、いろいろな施策に取り組んでいけば、新たな地域振興につながっていくのではないかと思っているところでございます。
先ほど村中議員の質問の中で、これから中心市街地、火の山の再開発、そして駅前の再開発ですね、それから明日には星野リゾートがオープンということで、中心市街地、どんどん盛り上がっていただきたいと思いますけども、それに関しましても私も一生懸命協力していきたいとは思いますけども、周辺過疎地の過疎からの脱却に向けたさらなる施策の展開にも、今後とも強く御尽力いただくように要望いたしまして、私の質問を終わりたいと思います。(拍手)
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