録画中継

第2回定例会
6月6日(金) 本会議(提案説明等)
令和7年第2回下関市議会定例会議事日程(第10号)


第1 会議録署名議員の指名
第2 会期の決定
第3 議案第 89号 下関市税条例の一部を改正する条例
第4 議案第 90号 下関市地域経済牽引事業の促進に係る固定資産税の特例に関する条例の一部を改正する条例
第5 議案第 91号 下関市民会館の設置等に関する条例の一部を改正する条例
第6 議案第 92号 下関市満珠荘の管理等に関する条例の一部を改正する条例
第7 議案第 93号 下関市指定障害福祉サービスの事業等の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例
第8 議案第 94号 下関市障害福祉サービス事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例
第9 議案第 95号 下関市指定障害者支援施設の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例等の一部を改正する条例
第10 議案第 96号 下関市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例
第11 議案第 97号 下関市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例
第12 議案第 98号 下関市夜間急病診療所の設置等に関する条例の一部を改正する条例
第13 議案第 99号 下関市立青年の家の管理等に関する条例の一部を改正する条例
第14 議案第100号 下関市空家等対策の推進に関する条例の一部を改正する条例
第15 議案第101号 下関市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例
第16 議案第102号 下関市水道法施行条例の一部を改正する条例
第17 議案第103号 財産の取得について(オフィス統合ソフトウェア一式)
第18 議案第104号 財産の出資について
第19 議案第105号 公立大学法人下関市立大学定款の変更について
第20 議案第106号 字の区域の変更及び廃止について(下関市豊北町大字北宇賀の一部)
第21 議案第107号 財産の取得について(屈折はしご付消防自動車 1台)
第22 議案第108号 財産の取得について(高規格救急自動車 1台)
第23 議案第109号 財産の取得について(小型動力ポンプ積載車 5台)
第24 議案第110号 安岡地区複合施設整備事業に係る事業契約の一部変更について
第25 議案第111号 下関市新総合体育館整備事業に係る事業契約の一部変更について
第26 議案第112号 財産の取得について(大型し尿等運搬車 1台)
( 以上24件 提案説明、質疑、委員会付託 )

第27 市長施政方針
第28 議案第 83号 令和7年度下関市一般会計補正予算(第2回)
第29 議案第 84号 令和7年度下関市港湾特別会計補正予算(第2回)
第30 議案第 85号 令和7年度下関市市場特別会計補正予算(第1回)
第31 議案第 86号 令和7年度下関市水道事業会計補正予算(第1回)
第32 議案第 87号 令和7年度下関市病院事業会計補正予算(第1回)
第33 議案第 88号 令和7年度下関市ボートレース事業会計補正予算(第1回)
( 以上6件 提案説明 )
【下関市議会 本会議確定版】


△伝達式
〇議長(林 真一郎君)
 ただいまから、令和7年第2回下関市議会定例会を開会いたします。
 開議に先立ち、全国市議会議長会の表彰状の伝達を行います。
 去る5月20日の全国市議会議長会定期総会において、木本暢一議員が、議員在職25年という誠に輝かしい特別表彰の栄に浴されました。さらに本年は、片山房一議員、井川典子議員、板谷正副議長の3名が、議員在職10年の表彰の栄に浴されました。
 受賞された4名の方々は、市議会議員として、誠心誠意その職務の遂行に日々取り組まれ、市民福祉の向上、市勢の発展に寄与されたのであります。
 私どもは、同僚議員として、受賞された方々のこれまでの御尽力、御精励に対し深く敬意を表し、その功績をたたえる次第であります。
 それでは、表彰状の伝達を行います。受賞された4名の方々には、御登壇をお願いいたします。
  〔受賞者各位登壇・表彰状伝達・拍手〕
〇議長(林 真一郎君)
 それでは、木本暢一議員に、受賞者を代表して御挨拶をお願いいたします。
〇木本暢一君
 それでは、受賞者を代表いたしまして一言御挨拶を申し上げたいと思います。
 本日こうして永年勤続の表彰をいただきました。これはひとえに、これまで長きにわたり御支援をいただきました市民の皆様のおかげだと、まずもってお礼を申し上げたいと思います。
 また、これまで共に活動し、御指導いただきました議員各位にも、併せて御礼を申し上げたいと思います。
 さて、私は平成6年に初当選し、その後市民の皆さんのため、そしてまた下関市のために、議員活動を続けてまいりました。
 今日こうして表彰をいただきまして、これを機会にまた初心に戻り、これからも市政繁栄のために、しっかりと議員活動に邁進してまいりたいと思いますので、皆様におかれましては、今後とも引き続き温かい御指導を賜りますようお願い申し上げまして、私からのお礼の御挨拶とさせていただきたいと思います。
 本日は誠にありがとうございました。
〇議長(林 真一郎君)
 受賞者の皆さんは自席にお戻りください。
  〔受賞者各位降壇〕
〇議長(林 真一郎君)
 ここで、ただいま受賞された方々に、市長よりお祝いの言葉がございます。前田市長。
  〔市長前田晋太郎君登壇〕
○市長(前田晋太郎君)
 このたび、全国市議会議長会の永年表彰の栄に浴されました4名の議員各位には、心からお喜びを申し上げます。
 木本暢一議員におかれましては、議員在職25年の特別表彰の栄を、片山房一議員、井川典子議員、そして板谷正副議長におかれましては、議員在職10年の表彰の栄を受けられました。
 受賞された4名の議員の皆様方におかれましては、永年にわたり、市民の負託を受け、市政の発展に御尽力をいただいておりますことに深く感謝を申し上げます。
 また、タブレットを活用した議場での質問や、高校生・大学生を中心とした若い世代との協働など、市議会の活性化に取り組まれているほか、議員定数や質問時間の見直しといった賛否が大きく分かれる議論にも適時・適切に意見や要望をなされるなど、今日の市議会の礎を築いてこられましたことに、深く敬意を表する次第であります。
 これまで皆様が長年にわたり培ってこられた御見識と情熱は、これからの市議会にも不可欠なものであり、市政の推進に当たりましても有益なものであります。今後とも御活躍をいただき、お力添えを賜りますようお願いを申し上げます。
 結びに当たり、受賞されました4名の議員の皆様方のさらなる御活躍を心から御期待申し上げ、お祝いの言葉とさせていただきます。
 このたびは誠におめでとうございます。
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△諸般の報告
〇議長(林 真一郎君)
 これより、本日の会議を開きます。
 この際、諸般の報告をいたします。今期定例会に、市長より、報告案件として、報告第2号及び報告第12号の各会計「令和6年度下関市継続費繰越計算書」、報告第3号ほか4件の各会計「令和6年度下関市繰越明許費繰越計算書」、報告第4号「令和6年度下関市事故繰越し繰越計算書」、報告第9号ほか3件の各会計「令和6年度下関市予算繰越計算書」、報告第14号「専決処分の報告について」をそれぞれ受理いたしております。
 以上13件の報告書は、いずれもお手元に配付いたしております。
 次に、今期定例会において受理した請願は、お手元に配付の請願文書表のとおり、総務委員会に付託をいたします。
 本日の議事日程は、御手元に配付のとおりであります。
 以上で報告事項を終わります。
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△会議録署名議員の指名
〇議長(林 真一郎君)
 日程第1 「会議録署名議員の指名」を行います。本日の会議録署名議員は、本池涼子議員及び桂誠議員を指名いたします。
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△会期の決定
〇議長(林 真一郎君)
 日程第2 「会期の決定」を議題といたします。
 お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から6月30日までの25日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔なし〕
〇議長(林 真一郎君)
 御異議なしと認めます。よって会期は25日間と決定いたしました。
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△議案の審議
〇議長(林 真一郎君)
 日程第3 議案第89号「下関市税条例の一部を改正する条例」から、日程第26 議案第112号「財産の取得について」までの24件を一括議題といたします。
 議案第 89号 下関市税条例の一部を改正する条例
 議案第 90号 下関市地域経済牽引事業の促進に係る固定資産税の特例に関する条例の一部を改正する条例
 議案第 91号 下関市民会館の設置等に関する条例の一部を改正する条例
 議案第 92号 下関市満珠荘の管理等に関する条例の一部を改正する条例
 議案第 93号 下関市指定障害福祉サービスの事業等の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例
 議案第 94号 下関市障害福祉サービス事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例
 議案第 95号 下関市指定障害者支援施設の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例等の一部を改正する条例
 議案第 96号 下関市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例
 議案第 97号 下関市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例
 議案第 98号 下関市夜間急病診療所の設置等に関する条例の一部を改正する条例
 議案第 99号 下関市立青年の家の管理等に関する条例の一部を改正する条例
 議案第100号 下関市空家等対策の推進に関する条例の一部を改正する条例
 議案第101号 下関市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例
 議案第102号 下関市水道法施行条例の一部を改正する条例
 議案第103号 財産の取得について(オフィスソフトライセンス)
 議案第104号 財産の出資について
 議案第105号 公立大学法人下関市立大学定款の変更について
 議案第106号 字の区域の変更及び廃止について(下関市豊北町大字北宇賀の一部)
 議案第107号 財産の取得について(屈折はしご付消防自動車1台)
 議案第108号 財産の取得について(高規格救急自動車1台)
 議案第109号 財産の取得について(小型動力ポンプ積載車(軽)5台)
 議案第110号 安岡地区複合施設整備事業に係る事業契約の一部変更について
 議案第111号 下関市新総合体育館整備事業に係る事業契約の一部変更について
 議案第112号 財産の取得について(大型し尿等運搬車1台)
〇議長(林 真一郎君)
 提案理由の説明を求めます。島崎副市長。
  〔副市長島崎敏幸君登壇〕
〇副市長(島崎敏幸君)
 議案第89号から議案第112号までを一括して説明いたします。
 議案第89号は、地方税法等の一部改正に伴い、新たに設けられた特定親族特別控除に関する規定の改正など、所要の条文整備を行うため、下関市税条例の一部を改正しようとするものであります。
 議案第90号は、地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化に関する法律第26条の地方公共団体等を定める省令の一部改正に伴い、固定資産税の免除に係る期間を3年間延長するため、下関市地域経済牽引事業の促進に係る固定資産税の特例に関する条例の一部を改正しようとするものであります。
 議案第91号は、下関市民会館の利用に係る料金を指定管理者の収入として収受させることができるようにし、及び所要の条文整備を行うため、下関市民会館の設置等に関する条例の一部を改正しようとするものであります。
 議案第92号は、下関市満珠荘に係る浴場使用料を改定するため、下関市満珠荘の管理等に関する条例の一部を改正しようとするものであります。
 議案第93号及び議案第94号は、福祉関係の事業等の設備、運営などに関する基準を定める省令の一部改正に伴い、就労選択支援の事業の設備、運営などに関する基準を定めるなど、所要の条文整備を行うため、議案第93号は、指定障害福祉サービスの事業等について、議案第94号は、障害福祉サービス事業について、その事業等の設備、運営などに関する基準を定める条例のそれぞれ一部を改正しようとするものであります。
 議案第95号は、障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律の一部改正に伴い、引用条項の整理を行うため、下関市指定障害者支援施設の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例等の一部を改正しようとするものであります。
 議案第96号及び議案第97号は、就学前の子どもに関する事業等の設備、運営などに関する基準を定める省令等の一部改正に伴い、保育内容に係る連携協力を行う施設の確保に関する規定の改正など、所要の条文整備を行うため、議案第96号は、家庭的保育事業等について、議案第97号は、特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業について、その設備、運営などに関する基準を定める条例のそれぞれ一部を改正しようとするものであります。
 議案第98号は、下関市夜間急病診療所の利用に係る料金を指定管理者の収入として収受させることができるようにし、及び所要の条文整備を行うため、下関市夜間急病診療所の設置等に関する条例の一部を改正しようとするものであります。
 議案第99号は、下関市立青年の家について指定管理者に係る規定を定め、及びその利用に係る料金を指定管理者の収入として収受させることができるようにし、並びに所要の条文整備を行うため、下関市立青年の家の管理等に関する条例の一部を改正しようとするものであります。
 議案第100号は、空家等に対する緊急時の安全措置について定めるため、下関市空家等対策の推進に関する条例の一部を改正しようとするものであります。
 議案第101号は、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部改正に伴い、公務上の災害等に対する損害補償に係る補償基礎額の改定など、所要の条文整備を行うため、下関市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正しようとするものであります。
 議案第102号は、建設業法施行令の一部改正に伴い、引用条項の整理を行うため、下関市水道法施行条例の一部を改正しようとするものであります。
 議案第103号は、現在使用しているオフィスソフトウェアのサポート終了に伴い、新たにオフィス統合ソフトウェア一式を山口視聴覚機器株式会社から、3,114万7,490円で取得しようとするものであります。
 議案第104号は、下関市大学町二丁目33番63及び33番347並びに大学町三丁目33番335及び33番336に所在する土地並びに下関市大学町二丁目33番地5及び33番地63に所在する建物3棟を、公立大学法人下関市立大学に出資しようとするものであります。
 議案第105号は、地方独立行政法人法の一部改正及び公立大学法人下関市立大学に財産を出資することに伴い、所要の条文整備を行うため、公立大学法人下関市立大学定款を変更しようとするものであります。
 議案第106号は、下関市地籍調査事業豊北町調査区域の実施に伴い、下関市豊北町大字北宇賀の一部の字の区域を変更し、及び廃止しようとするものであります。
 議案第107号から議案第109号までは、いずれも財産の取得に係る議案で、議案第107号は、屈折はしご付消防自動車1台を株式会社クマヒラセキュリティから1億7,050万円で、議案第108号は、高規格救急自動車1台を有限会社藤中ポンプ店から3,905万円で、議案第109号は、小型動力ポンプ積載車5台を株式会社クマヒラセキュリティから2,340万8,000円で、それぞれ取得しようとするものであります。
 議案第110号は、令和4年6月23日に可決されました安岡地区複合施設整備事業に係る事業契約について、契約金額を36億8,657万212円から37億5,784万2,472円に変更しようとするものであります。
 議案第111号は、令和3年6月30日に可決されました下関市新総合体育館整備事業に係る事業契約について、契約金額を104億5,414万1,687円から106億507万157円に変更しようとするものであります。
 議案第112号は、大型し尿等運搬車1台をいすゞ自動車中国四国株式会社から3,553万円で、取得しようとするものであります。
 以上24議案について説明いたしました。よろしく御審議をお願いいたします。
〇議長(林 真一郎君)
 質疑はありませんか。
  〔なし〕
〇議長(林 真一郎君)
 質疑なしと認めます。
 ただいま議題となっております議案第89号ほか23件は、御手元に配付の議案付託表のとおり、それぞれ所管の委員会に付託いたします。
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△市長の施政方針
〇議長(林 真一郎君)
 日程第27 「市長施政方針」から、日程第33 議案第88号「令和7年度下関市ボートレース事業会計補正予算 (第1回)」までの7件を一括議題といたします。
 市長施政方針
 議案第 83号 令和7年度下関市一般会計補正予算(第2回)
 議案第 84号 令和7年度下関市港湾特別会計補正予算(第2回)
 議案第 85号 令和7年度下関市市場特別会計補正予算(第1回)
 議案第 86号 令和7年度下関市水道事業会計補正予算(第1回)
 議案第 87号 令和7年度下関市病院事業会計補正予算(第1回)
 議案第 88号 令和7年度下関市ボートレース事業会計補正予算(第1回)
〇議長(林 真一郎君)
 初めに、施政方針について市長に発言を求めます。前田市長。
  〔市長前田晋太郎君登壇〕
〇市長(前田晋太郎君)
 本日ここに、諸議案の御審議をお願いするに当たり、令和7年度の市政運営に臨む基本的な考え方と予算の概要を申し上げ、議員各位並びに市民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。
 さて、市長就任以来8年間を振り返りますと、私は、「希望の街・下関 改革への挑戦」という基本姿勢を掲げ、活力あるまちであり続け、市民の皆様が夢を語り、希望をかなえることのできる「希望の街・下関」の実現を目指して、走り続けてまいりました。
 まず思い出されるのが、コロナ禍という、これまで経験したことのない苦境に直面したことです。そのような中で、市民の皆様の絆と共助、ふるさと下関を思う熱意が結束した「市民力」に支えていただき、この難局を共に乗り越えることができました。
 また、近年激しさを増し、甚大な被害をもたらす自然災害や、激動する国際情勢の影響など、様々な事象についても、市民の皆様の不安をできる限り払拭し、安全・安心して豊かに日常生活を送ることができるよう、迅速かつ適切な対応に努めてまいりました。
 一方で、私は、「希望」とは、どんなに困難な状況であっても、決して絶やしてはならない光であるという強い確信の下、一つでも多くの実を結ぶよう、ちゅうちょすることなく未来へつなぐ投資に力を注いでまいりました。
 1期目で様々な種をまき、水をやり、2期目においては、芽が出た戦略を大きく育てる成長のステージとして、さらにギアを上げ、果敢にチャレンジし、魅力と活力にあふれ、にぎわいに満ちた新しい下関の景色を築き、未来につながる希望の花を咲かせることができるよう取り組んできました。
 いよいよ、これから始まる3期目におきましては、これまでの取組で花開いた、様々な戦略に実を結ばせ、本市の未来を担う若者世代が、挑戦し、活躍することができる環境を整えるステージに入ってまいります。
 折しも、本年度は、市民の皆様と一体となって策定した第3次下関市総合計画のスタートの年でもあります。まちづくりの基本理念として、「可能性を築くまち」を掲げ、市民の誰もが安心して未来を描けるまちを目指す「新たなまちづくり元年」です。
 私は、「希望の街・下関」の実現に向かって、フルアクセルでさらに加速し、「TOPGEAR ~限界のその先へ~」を胸に突き進み、夢と勇気をもって限界をも突破し、その先にある可能性を追求する強い志で、市政運営のかじ取りを預かり、必ず実現させる所存です。
 そのような中で、まずは、令和7年度において、特に力を入れて取り組む、最重要施策について、説明させていただきます。
 まず1つ目は、昨年、一昨年に掲げた「For Kids For Future」に向けて、さらに総力を結集し、強力な子育て支援に臨みます。市立小中学校の給食費を完全無償化するとともに、高校生年代までの全ての子供の医療費負担をゼロにするなど、子育て世帯の経済的な負担の軽減に向けて強力にバックアップします。
 また、旧下関市立第一幼稚園跡地を活用し、本市初の官民連携による子育て施設を中心とした多世代交流型複合施設の整備に着手し、あわせて周辺道路の環境整備を進めます。
 2つ目は、新しい市立総合病院の早期建設を目指します。下関医療圏における持続可能で良質な医療提供体制の確保に向けて、本年3月に下関医療センター、下関市立市民病院及び本市の三者で地域医療連携推進法人を設立しました。今後、診療機能の分担や人材育成等、各種調整が進められます。また、本市組織においても本年、新市立病院整備推進室を設置し、機動力の強化を図ります。そして、いよいよ新病院建設に向け、全体計画や部門計画をまとめ、事業者を選定するなど、整備に着手します。
 3つ目は、ICT活用による交通弱者に優しい公共交通の実現を目指します。交通空白地域における市民の移動手段を確保するために運行している生活バスにおいて、配車のルートや時間などに柔軟に対応できるAIオンデマンド機能を導入し、乗降時間や場所など利用者のニーズに沿った、便利で利用しやすいサービスを提供します。あわせて、地元小売事業者と連携し、バス車両の空きスペースや空き時間を有効活用し、日常生活用品等を配送するサービスの実証も行うなど、課題である通学や通勤、通院、及び買物対策に取り組みます。
 4つ目は、市民の誰もが安全・安心して暮らしていける環境づくりを加速します。近年多発している様々な犯罪から市民を守るため、本市初の取組に乗り出します。まず、児童・生徒の安全対策として、全ての市立小・中・高等学校において、総数150を超える箇所に防犯カメラを本市自ら設置します。また、自治会等の団体が設置する防犯カメラに加え、市民個人による設置に対しても支援を行うなど、犯罪発生の抑止力を抜本的に強化し、市民の安全で安心な暮らしを守ります。
 5つ目は、下関駅周辺エリアをリニューアルし、にぎわいを再現します。下関駅周辺エリアにおいては、人口減少及び高齢化の進行や多様化する生活スタイルなどの影響を大きく受けており、失われていくにぎわいを大変危惧しております。そのようなことから、本年、本市組織において下関駅前リニューアル推進室を設置するとともに、官民連携を強化して、時勢を的確につかみ、将来ニーズを見据え、商業や観光をはじめ、ビジネスや居住などの多様な機能が集積する、魅力ある都市空間の形成に向けたビジョンを描きながら、かつてのような下関駅前のにぎわいの再現にチャレンジします。
 以上、令和7年度の最重要施策について説明いたしました。
 続きまして、令和7年度において展開してまいります諸施策の概要について、第3次下関市総合計画に位置づけた8つの施策の柱に沿って説明を申し上げます。
 第1は、「産業・就業」です。農林水産業や商工業における生産性の向上を図るとともに、人口減少により不足する労働力人口の確保に取り組み、地域経済の活性化及び産業力の強化を図ります。
 主な取組として、農業の振興については、新たな担い手の確保・定着を図るため、就農相談をはじめ、就農後の農業経営に必要な機械・施設等の導入支援を行うとともに、有機農業を希望する就農者に対する就業の支援についても新たに取り組みます。
 また、遊休農地を活用した農業法人が受け入れた移住就農者や、親元で就農する青壮年者などに対しても、農業の担い手として定着が図れるよう、サポートを行うとともに、農業従事者の負担軽減や、経営面積の拡大に向けた取組として、農業用ドローンなどスマート農機の導入を推進します。
 有害鳥獣対策については、農林作物被害の防止を図るため、一層取組を強化します。捕獲活動の効率化を強力に推進するに当たり、デジタル技術を活用した効果的な捕獲の実証にも取り組むとともに、作業の省力化が図れる運搬機材等の導入支援を行います。また、民間事業者のジビエ解体処理施設における受入れを拡大するため、施設整備に対して新たに助成を行います。さらに、新規狩猟者の確保については、捕獲装備に係る初期費用などの支援制度を創設します。
 林業においては、住宅等の内装に市内産木材の利用を促進し、地産地消の拡大を図ります。
 水産業の振興については、漁業の担い手確保・育成のため、研修から就業・定着に至るまでの一貫したサポートを引き続き行います。加えて、漁業研修指導者における研修の負担を軽減することで指導者の確保を図るなど、漁業研修生の受入体制を強化します。
 「くじらの街 下関」の推進については、新たなくじら給食のメニューを開発するとともに、公立・私立保育所などにおけるくじら給食の提供を拡充することで、子供たちにおいしく食べてもらい、くじら料理が家庭の食卓に並ぶ日常の食材として浸透を図るなど、鯨食の普及促進及び鯨肉の消費拡大に向けた取組をより一層強化し、捕鯨母船「関鯨丸」の母港として誇れる「くじらの街 下関」を目指します。
 また、漁港漁場整備の推進と漁業地域の振興発展を図ることを目的に、全国から各関係者が結集する、「第74回全国漁港漁場大会」が、水産加工、流通基地として古くから歴史のある本市において73年ぶりに開催されます。これを契機に、関係事業者等と一体となって、市民における魚の消費拡大や魚食の普及推進に向けた条例を制定し、さらなる水産業の発展と魚食文化の振興を図ります。
 老朽化が進んでいる唐戸市場については、リニューアルに向けた基本構想を策定します。また、新下関市場においても、青果流通の実態調査を行うとともに、市場運営の課題を検証するなど、今後の再整備に向けて取り組みます。
 創業・起業支援については、創業支援カフェKARASTA.において創業希望者の発掘・育成や、空き店舗のマッチングなど、創業に関しワンストップの支援を行います。また、国内外のスタートアップ企業と地元企業との連携により地域産業の諸課題の解決を図ります。あわせて、都市部などでのスタートアップイベントに参加し、市外からスタートアップに関わる人や情報等を呼び込むことで、本市の若者や学生の起業に向けた機運が高まるなどの好循環を生み出します。
 商業の振興については、商店街において、昨年度までに収集した来街者の人流や消費動向など、各種データを分析し、これらを踏まえ企画・立案したイベントなどの新たな取組に対して支援を行い、商店街における消費行動や人的交流の活性化を図ります。また、商店街にある空き物件を活用し、出店する際の店舗改装費用への支援を拡充し、空き店舗の解消と雇用機会の拡大を促進することで、商店街のさらなる振興を図ります。
 人材の確保や育成・定着における課題を抱える中小企業への支援については、金融機関や商工団体等の地域関係機関が連携し、「地域の人事部」として、副業人材の活用やリスキリングによるデジタル人材の育成、後継者不在の中小企業に対する事業承継の支援を行うことで、経営強化を促進します。
 工業の振興については、本市が誇る優れた産品のブランド価値と認知度を高め、下関のファンを獲得することで、国内における下関産品の新たな販路開拓につなげ、本市の基幹産業のさらなる活力創造を図ります。
 若者の市内就職については、奨学金返還支援制度において、就職先となる対象事業者を大幅に拡大するとともに、起業も対象にするほか、支給対象者については、これまでの新卒者のみならず、中途採用者も対象にするなど、抜本的な見直しを行います。また、拡充したこの制度を積極的に活用していただくため、若者のユーザーが多いSNSによる広報活動を強化するなど、若者の就業促進と人材確保を図ります。
 第2は、「交流・にぎわい」です。文化・スポーツの振興により交流の場を創出することで、地域の活性化や交流人口の拡大を図ります。
 観光・レクリエーションについては、通過型観光から滞在型観光へ転換を図り、観光客数・宿泊客数、及び観光消費額の増加を目指します。また、「関係人口」の創出を図り、交流人口や移住・定住人口につなげます。
 主な取組として、まず、市民の文化・スポーツに対する興味関心を高めるため、文化芸術及びスポーツにおける全国大会や世界大会で活躍する市民に対して、その栄誉を称えるとともに、士気の高揚、さらなる飛躍に向けてしっかりと応援し、支えていきます。
 スポーツの振興については、スポーツ大会や合宿の誘致を促進し、地域のにぎわいや経済の活性化を図ります。また、スポーツ施設の充実を図るため、下関陸上競技場における施設の整備や利用促進に向けた検討を行い、利用者にとって利便性が高く魅力のあるスポーツ施設を目指します。
 観光振興については、本年策定した下関市観光交流ビジョンにおいて掲げた、「にぎわい観光都市 下関」の実現に向けた取組として、まず、新たな観光戦略の企画や効果測定を行うため、デジタル技術を活用して観光客の人流データを取得し、実効性の高いプロモーションを展開します。また、動く観光案内所として、観光スポットに観光案内スタッフと通訳スタッフをペアで配置し、きめ細やかな案内サービスを提供します。
 次に、令和8年秋の山口デスティネーションキャンペーンを見据え、本市の観光素材の開発や磨き上げを行い、魅力的な観光ルートを造成するとともに、各種プレイベントやPRキャンペーンを通じて、この好機を逃さずしっかりと誘客を図ります。
 インバウンド観光の推進については、「大阪・関西万博」を契機にさらなる外国人観光客の増加が見込まれることから、山口県及び県内市町と連携し、本市の多彩な魅力を強力に発信します。加えて、引き続き大阪以西の自治体や民間事業者等と連携した「西のゴールデンルート」を活用し、旅マエ、旅ナカに向けたプロモーションや情報発信を行うなど、外国人観光客の獲得を目指します。
 全国クルーズ活性化会議の会長として、本市において全国クルーズ活性化会議総会を開催いたします。また、民間と連携した協議会を設立し、クルーズ客船の誘致やおもてなしを強化するとともに、長州出島においては、旅客の待合施設を整備するなど、受入環境の充実を図ります。
 火の山地区においては、眺望と自然と歴史を最大限に生かしたスポットとして、山頂の展望デッキをはじめ、アスレチックや山麓のキャンプ場の整備を進め、本年秋頃から順次オープンします。また、昨年老朽化により運行を終了したロープウエーの代わりとなる移
動手段を、パルスゴンドラに更新するための工事に着手します。さらに、市民や観光客など誰からも愛され、好奇心に火をつける場所となるよう、屋内展望施設をはじめ、新移動施設の下駅や観光交流センターなどの整備に向けた準備に取り組み、光の山プロジェクトの具現化を着実に進めます。
 また、巌流島については、そのポテンシャルを最大限に引き出す整備や活用の方向性及び手法を調査検討するなど、いよいよ本市の観光拠点の一つとして再生に乗り出します。
 ボートレース事業については、GⅠ競走の「開設71周年記念海響王決定戦」及び「第69回中国地区選手権」、GⅡ競走の「モーターボート大賞」を開催し、引き続き公益の増進と市財政への貢献が図れるよう収益の確保に努めます。また、屋内レジャープールを主な施設とするレジャー・スポーツゾーンの整備や新競技棟の整備など、施設のリニューアルにも取り組みます。
 次に、旧豊浦郡4町については、それぞれの地域が有する強味を生かし、持続可能なまちづくりを目指して、各種事業を推進し、交流人口の拡大と地域の再生を一層加速します。
 菊川地域では、「菊川おもてなしプロジェクト」として、スポーツ合宿の誘致をはじめ、地域資源を活用した体験イベントや周遊スタンプラリーを実施するなど、交流人口の拡大を図ります。また、交流の核となる「道の駅きくがわ」の大幅なリニューアルに向け
て、実施設計を行います。
 豊田地域では、市内で開催される観光、文化、スポーツ等の様々なイベントに温泉体験ブースを出展し、豊田の温泉の魅力を体感していただくことで、認知度の向上と誘客につなげます。
 豊浦地域では、「癒やしの小旅行を体験できるまち」をコンセプトに、これまでに整備した川棚温泉癒やしの庭(興龍泉)や、リフレッシュパーク豊浦の野外ステージを中心に、各種イベントの開催やPRを強化し、まちのにぎわいの創出を図ります。
 豊北地域においては、移住者等に対して、居住や活動場所等の受入環境の整備を、未利用の公的不動産を活用して引き続き進めるとともに、整備した施設については、移住者等による積極的な活用及び地域との交流を促進し、コミュニティーの再生につなげます。また、新たなビジネスの創出に向けたまちづくり講座を開催するなど、地域の稼ぐ力の向上を図ります。
 ウオーターフロントエリアにおいては、この夏に、新たな目玉としてアシカの展示施設を増設した海響館がリニューアルオープンし、さらに、12月には、待ちに待った星野リゾートによる海峡のデザイナーズホテルとして、「リゾナーレ下関」が開業します。これら新たな景色を追い風に、官民一体のさらなる強力な推進体制の下、市民が誇れる「日本を代表するウォーターフロントシティ」の実現に向けた取組を加速します。回遊性の向上については、モバイルファニチャー等を設置するとともに、にぎわいの創出に向けた各種イベントの企画立案及び実証を行います。また、あるかぽーと地区内における良好な港湾空間の形成やエリア全体のにぎわい創出を図るため、民間事業者への公募を実施するなど、昼も夜も楽しめる他の港にはない魅力的な空間を創り出します。
 次に、関係人口については、交流機会の拡充や情報発信の強化により拡大を図り、交流人口及び移住・定住人口につなげます。特にふるさと納税については、地場事業者の意欲の高まりにより、3年前と比べ寄附額は約6倍の26億円を超え、寄附件数については約16倍の16万件と大幅に伸びており、関係人口の創出におけるキラーコンテンツとなっております。今後も新たな地場産品の開発に取り組むとともに、PR強化を図ることで、さらなる下関ファンの獲得を目指します。
 移住・定住促進については、ワンストップ窓口である移住定住トータルサポートセンターの機能をさらに強化し、様々な移住相談者のニーズに沿ってきめ細やかにサポートします。また、未利用の不動産や空き部屋等を活用し、お試し暮らし施設を拡大することで、本市での移住体験を促進します。
 第3は、「こども・子育て・教育」です。
 全ての子供が健やかに成長できるよう、地域や社会が共に子供を育成できる環境を構築し、総合的な子ども・子育て支援に取り組みます。また、子供たち一人一人に「生き抜く力」を養うため、「地域とともにある学校」を目指します。さらに人生100年時代を見据え、生涯学び、活躍できる環境づくりを推進します。
 主な取組として、地域全体で子供を見守る環境の充実については、虐待のリスクや不登校など、問題を抱える児童に対して、第三の居場所となる常設の拠点を開設し、生活の場を提供するとともに、家庭が抱える課題について解決を図るため、児童や保護者に寄り添い、相談支援や関係機関との連絡調整に取り組みます。
 また、子ども食堂や母親クラブ、子育てサロンなどに取り組む運営者に加え、子供や子育て家庭への相談支援や里親制度の推進など、児童の健全育成に資する活動に取り組む運営者に対しても、活動に係る経費の支援を始めます。
 保育環境の充実については、保育士・保育所支援センターの機能を強化し、潜在保育士等の就職マッチングを実施するとともに、現役保育士等の離職防止や処遇改善を図るため、寄り添った相談支援を引き続き行います。また、私立保育所等における医療的ケア児の受入れを促進するため、受入れに要する看護師等の人件費や備品などに係る費用に対して支援を開始します。
 就学前施設の環境改善については、私立保育所等において実施する、園舎の外装工事やトイレの整備などに対し支援を行うとともに、公立こども園に対しては、遊戯室にエアコンを設置するなど、保育環境の改善を図ります。
 次に、子育て家庭における多様な働き方やライフスタイルに対応した支援として、全ての子育て家庭に対して、就労要件を問わず時間単位で柔軟に利用できる新たな通園支援の取組を試行的に実施し、令和8年度からの本格導入を目指します。
 放課後児童クラブの運営については、民間委託を拡充し、運営体制を強化することで、待機児童の解消及び保育の質の向上を図ります。また、ICT環境を整備することにより、支援員の負担軽減を図り、児童たちに寄り添う時間を充実させます。
 続きまして、学校教育については、不登校児童生徒の学びの場を拡充するため、教育支援教室「かんせい」「あきね」での支援やフリースクールとの連携、及び校内教育支援教室の学習環境のさらなる充実を図ります。加えて、不登校生徒の実態に配慮した新たな学びの場である「学びの多様化学校」の施設整備等を進め、来年4月に開校します。
 学校施設の環境改善については、小中学校において老朽化が進む校舎等の大規模改修や予防保全をはじめ、トイレの快適化や特別教室への空調設備の設置に引き続き取り組みます。また、電子機器等の活用に適した規格の机・椅子の導入や、熱中症対策としてミスト扇風機の更新を行うなど、児童・生徒の快適な学びの環境整備を進めます。
 玄洋中学校区における小中一貫教育校については、令和9年4月の開校に向けて環境整備を行い、新しい学校づくりを進めます。
 下関商業高等学校については、就職・進学に向けた選択肢を広げるとともに、地域スポーツや健康分野におけるビジネスの振興発展の一翼を担う人材を育成するため、新たにスポーツビジネスコースが開設できるよう準備を進めます。
 下関市立大学については、昨年のデータサイエンス学部に続き、本年4月には看護学部が開設され、3学部5学科を有する総合大学となったことから、その強みを生かした質の高い教育を提供し、有為で多様な人材の育成が図れるよう支援します。
 第4は、「健康・保健・福祉・医療」です。
 健康寿命の延伸については、「自然に健康になれる環境づくり」や、「多様化する生活に即した健康づくり」に取り組みます。また、持続可能で質の高い医療提供体制を構築するとともに、85歳以上の人口増加を見据え、地域で安心して生活が継続できる環境づくりに取り組みます。
 さらに、障害福祉サービスの充実のほか、8050問題やヤングケアラーなど、複雑化・複合化した課題に対応するため、包括的な支援体制の充実・強化を図ります。
 主な取組として、母子保健の推進については、母子健康手帳アプリ「ふくふく母子モ」に、妊娠届出時の面談予約をはじめ、妊娠届出書やアンケートの作成及び提出がオンラインでできる新たなサービス機能を追加します。
 感染症予防については、帯状疱疹の発症や重症化の予防のため、対象者に対し、ワクチンの定期接種を開始します。
 次に、高齢者をはじめ、障害者や妊産婦、小さい子供連れの方などに対し、気軽に安心して外出しやすい環境を創出し、健康増進やフレイル予防等を図るため、本市が所管する歩道や公共施設等に休憩施設となるベンチの設置を推進し、優しいまちづくりを目指します。
 また、介護サービスの充実を図るため、グループホーム等の介護事業所の整備に対して支援を行うとともに、介護人材の確保と定着については、就労定着支援金の拡充や、訪問介護事業所が行う新たな人材を確保する取組に対して支援を始めます。
 障害者福祉については、障害者支援施設における感染症対策や利用者のプライバシーの確保を図るため、個室化するための費用を支援するとともに、医療的ケア児の御家族において、ケア以外の外出の機会や休息の時間などが確保できるよう、訪問看護ステーションの看護師による医療的ケアや見守りの費用を助成します。
 包括的な支援体制の充実・強化については、高齢・障害・子育て・生活困窮などの各分野のみでは解決できない課題を抱えている方に対して、関係機関が分野横断的に対応できるよう相談支援体制を強化するとともに、交流できる場や居場所づくりを推進するなど、地域で支え合い誰一人取り残さないよう、支援の輪を広げます。
 第5は、「都市基盤・生活基盤」です。
 都市の魅力を高めるため、各分野におけるインフラ環境の改善、及び防災機能の強化を図り、快適で利便性の高い暮らしや活力を支える都市機能及び日常生活サービスを充実し、子供や子育て世代、高齢者等に優しい、安心して暮らせるまちづくりを推進します。
 主な取組として、まず、下関駅から唐戸地区にかけては、「居心地が良く歩きたくなるまちなか」の創出に向けた歩道の高質化等を図るなど、ウォーカブルなまちづくりを推進し、市民や来訪者等の回遊性の向上に取り組みます。
 下関駅周辺地区に位置する市営住宅においては、安全で良質な団地への再生を進めます。また、下関駅周辺のまちの更新及び住環境の向上を図るため、新たな取組として、将来的な土地利用につながる空き家の解体費用に対して強力な支援を行います。さらに、当該エリアにおける移住者や市民の住宅購入等に対する支援を拡充し、転入・転居を促進します。
 既存建築物の老朽化やにぎわいの衰退が懸念される唐戸周辺地区においては、地元団体等の活動により、まちづくりに対する機運が高まっていることから、交流・定住人口の増加及び商業施設の活性化を図るため、官民連携による市街地総合再生基本計画を策定します。
 防災・減災対策については、近年激甚・頻発化する災害に備えるため、道路や河川などインフラ施設の強靭化を行い、災害の発生予防及び拡大防止を図り、災害に強いまちづくりを進めます。
 公園の整備については、城下町長府地区の歴史・文化と調和した緑と町並みを生かして、長府苑をはじめ、美術館前広場の整備に着手します。また、周辺の街路についても、観光地にふさわしい修景整備を行うなど、まちの魅力を高めます。
 乃木浜総合公園においては、本年1月に野球場が完成し、公園の利用者の関心や注目が集まっています。野球場周辺のトイレや緑地、園路等の整備をはじめ、園内において不足している、あずまやなどの休養施設を設置するとともに、老朽化した遊具や親水池などについても、今後の利用環境の改善に向けた検討を行うなど、さらなる利用促進を図ります。
 このほか、唐戸公園のリニューアルや秋根記念公園のトイレ整備についても進めます。
 続いて、スマートシティの推進については、市民にとって便利で使いやすい新たなサービスとして、本市が市民に提供する各種クーポンチケットなどを電子化し、スマートフォンで利用できる地域ポイントアプリを開発します。
 第6は、「環境」です。
 本市は2050年度までに温室効果ガス排出量を実質ゼロにすることを目指す「ゼロカーボンシティしものせき」を宣言しており、再生可能エネルギーの導入及び活用など、脱炭素社会の実現を目指します。また、あわせて循環型社会の進展を図るなど、これらの取組を次世代に引き継ぐため、環境教育や学習の場づくりを進めます。
 地球温暖化対策については、昨年9月に国から選定された下関市脱炭素先行地域計画に基づき、「あるかぽーと・唐戸エリア」を中心に脱炭素化の取組を進めるとともに、地域新電力による地産地消の再生可能エネルギー普及拡大と地域内経済の活性化を図ります。
 主な取組としては、官民施設への太陽光発電の導入や、地域事業者による環境にやさしい都市ガス事業の展開を進めるとともに、創り出された電力については、海響館や唐戸市場などにおいて積極的に活用します。また、本市と地域金融機関が連携し、金利を優遇した融資を行うことで、再エネ・省エネ設備への投資を促進します。さらに、脱炭素化など環境配慮に対する市民の意識を高めるため、地域エコポイントを提供します。
 一般廃棄物の処理については、奥山工場180t炉の延命化を図るため、長寿命化総合計画に基づき、基幹的設備の改良を進めます。
 第7は、「安全・安心・共生・協働」です。
 安全で安心して暮らせるまちを実現するため、地域の防災体制の整備や個別の避難体制を構築するとともに、防犯活動や犯罪被害者等の支援をはじめ、火災や事故などの予防対策、救急体制や公衆衛生対策を強化します。また、人権意識の醸成をはじめ、男女共同参画やジェンダー平等、多文化共生の推進など、誰もが活躍し、豊かに安心して暮らすことのできる地域づくりを進めます。
 市民協働については、地域の福祉を増進し、地域の活力を高めるため、市民が主体のまちづくりを促進します。
 主な取組として、緊急地震速報など、災害に関する情報が発信された時に自動で起動する防災ラジオを、高齢者や障害者など、自ら避難することが困難であり支援を必要とする方などへ配付することにより、災害時における逃げ遅れを防止し、誰一人取り残さない避難体制を目指します。
 また、豊浦から豊北沿岸を対象に、山口県が新たに指定する高潮浸水想定区域を反映した高潮ハザードマップを作成し、地域住民へ周知することで、防災意識を高め、災害時の速やかな避難を促進します。
 犯罪被害者等に対しては、一日も早く安心して暮らすことができるよう、相談窓口を設置するとともに、経済的な支援を開始します。
 コミュニティー活動の推進については、内日支所・公民館と老人憩の家を旧内日中学校に集約し、地域住民において利便性が高いコミュニティセンターとして整備に着手します。
 第8は、「行政経営」です。
 情報発信の質の向上を図り、市民から求められる広報を目指すとともに、広聴活動の充実を図ります。また、市民に質の高い行政サービスを提供するため、行政DXを推進するなど行政機能を充実します。また、引き続き公共施設マネジメント及び財政健全化を推進するなど、持続可能な行財政基盤を構築します。
 行政DXの推進については、デジタル技術を活用した業務効率化やさらなる市民サービスの利便性の向上を図るため、職員の意識改革やデジタルスキルの向上に取り組み、AIやRPA、ローコードツール等の先進技術を活用するなど、電子自治体の推進を加速します。
 また、市民にとって便利なサービスの提供については、市民が身近にスポーツを親しむ場所として活用する学校体育施設において、オンラインで施設予約や空き状況等の確認ができるシステムを導入します。
 公立保育所等においては、延長保育利用料や一時預かり利用料などの支払いにキャッシュレス決済を導入することで、保護者の利便性の向上を図るとともに、加えて保育士の負担が大幅に軽減されることから、子供たちに寄り添う時間の確保につなげます。
 持続可能な財政基盤の構築については、「下関市財政マネジメントプラン」に基づき、収納率の向上や未利用財産の活用・処分の推進などによる歳入の確保など、財政の健全性確保に努めます。
 以上、令和7年度に取り組む主要な施策を説明いたしました。
 冒頭でも申し上げたとおり、私は、市民の皆様と一体となって策定した総合計画の中で、まちづくりの基本理念として、「可能性を築くまち」を掲げ、本市の若者たちの人口における社会減少をゼロにするという大きな目標を打ち立てました。
 そこには、誰もが学び、働くことができ、地域みんなで子育てをする、安心して暮らせるまちであり続けること、そして何か歩みを進めたい、挑戦したいなど、「誰もが安心して未来を描けるまち」を市民の皆様と一緒に築いていきたいというメッセージを込めております。
 これは、まさに私が、市長就任以来、8年間、一貫して取り組んできました「希望の街・下関 改革への挑戦」という基本姿勢、そのものであります。
 本年度においても、小中学校の給食費の完全無償化や、高校生年代までの全ての子供の医療費負担をゼロにするなど、強力な子育て支援に臨みます。
 若者世代に対しては、奨学金返還制度を抜本的に見直し、本市への就業を強力にバックアップするとともに、起業や新たなビジネスの創出に夢抱く若者に対しては、その夢がかなうようスタートアップ施策を推進します。
 また、高齢者など交通弱者に優しい公共交通の実現や新病院の早期建設を目指すなど、市民誰もが安全・安心して暮らしていけるよう、生活基盤をさらに強化してまいります。
 私にとって3期目は、市民の皆様をはじめ、特に本市の未来を担う若者世代に、これら数々の戦略による効果を肌で感じ、目に見える形で示す、いよいよ実を結ばせるステージに入ってまいります。
 市民の皆様とこれまで以上に寄り添い、切実な声に耳を傾け、このステージにおける様々な施策を、一つひとつ着実に進めることで、市民誰もが「住みたい・住み続けたいと思うまち」となり、若者世代が「挑戦し、活躍できるまち」へと進化を遂げ、下関が「希望の街」になると私は確信します。
 最後になりますが、議員各位、並びに市民の皆様におかれましては、これら諸施策に対して、より一層の御支援、御協力を賜りますよう心からお願い申し上げ、令和7年度の施政方針といたします。
〇議長(林 真一郎君)
 続きまして、議案第83号ほか5件について、提案理由の説明を求めます。島崎副市長。
  〔副市長島崎敏幸君登壇〕
〇副市長(島崎敏幸君)
 議案第83号から議案第88号までを一括して説明いたします。
 議案第83号から議案第88号までは、いずれも補正予算に係るもので、議案第83号は、一般会計に係る補正予算で、第1条において歳入歳出予算にそれぞれ11億9,730万円を追加しようとするものであります。
 その内容は、総務費では、庁舎管理業務として、本庁舎に通話録音装置を導入するための経費330万円を、一般企画・調整業務として、地域おこし協力隊制度を活用して、中心市街地の空き家のリノベーションを加速し、地域コミュニティーの再生等を行う経費380万円を、人口定住促進業務として、若者の移住・定住促進につなげる仕組みを構築するためのワークショップイベント等の開催に係る経費450万円を、スマートシティ推進事業として、ポータルサイト「しもまちプラス」への、エコポイントサービス構築等に係る経費3,500万円を、大会出場者賞賜業務として、文化芸術における全国大会や、世界大会に出場する市民の栄誉を称える賞賜金拡充による109万円の増額を、それぞれ計上しようとするものであります。
 民生費では、保健福祉館等管理業務として、老朽化した蓋井島保健福祉館の改修設計に係る経費900万円を、安全対策業務として、個人住宅用防犯カメラ設置支援に係る経費2,200万円を、児童福祉総務費一般管理業務として、私立就学前施設との事務処理のデジタル化に係る経費及び公立就学前施設へのキャッシュレス決済システム導入に係る経費900万円を、私立保育所援護対策業務として、私立保育所等に対する食材料費増加相当分の支援に係る経費3,600万円を、乳幼児、妊産婦保健医療対策業務として、高校生年代までの全ての子供の医療費を無償化するため、高校生等の通院に係る医療費の自己負担分を全額支援する経費として3,000万円を、地域子ども・子育て支援業務として、放課後児童クラブの事務処理業務ICT化に係る経費及び養育環境に課題を抱える児童の居場所増設に係る経費4,415万2,000円を、子ども・子育て施設整備事業として、旧第一幼稚園跡地に多世代交流型複合施設の整備に向けた基本構想策定に係る経費及び公設民営施設として活用する予定の豊北こども園の改修等に係る経費並びに夏場の保育環境改善のため、公立こども園遊戯室へのエアコン設置に係る経費として1億3,800万円を、それぞれ計上しようとするものであります。
 衛生費では、地域医療確保対策業務として、市立病院等光熱費・食材料費高騰対策支援に係る経費として2,010万円を、病院事業会計補助金として、新病院建設に係る補助金1億1,232万円を、浄化槽指導業務として、一般廃棄物処理業等の合理化に関する特別措置法に基づく転廃交付金7,005万8,000円を、それぞれ計上しようとするものであります。
 労働費では、労働福祉施設整備事業として、勤労福祉会館リニューアルの設計に係る経費として500万円を、就業支援・雇用対策事業として、奨学金返還支援事業の制度拡充に係る広報経費として400万円を、それぞれ計上しようとするものであります。
 農林水産業費では、農業経営基盤強化促進対策業務として、新たに有機農業に取り組む新規就農者の支援に係る経費として160万円を、農業生産基盤整備事業として、王喜西排水機場の施設更新に向けた全体計画調査に係る経費として1,483万1,000円を、有害鳥獣捕獲業務として、新規捕獲隊員の支援に係る経費、ジビエ受入拡大に向けた設備等の導入支援に係る経費、捕獲活動を省力化する機材導入支援に係る経費及びハンティングドローンを使った実証事業を支援する経費として1,040万円を、民有林振興業務として、市内産木材の利用促進のため、住宅等の内装の木質化の支援に係る経費200万円を、沿岸漁業対策業務として、豊かな海を創造するために沿岸地域の水質調査分析等を行う経費及び長期漁業研修に必要な漁具を購入する漁業協同組合等への支援に係る経費760万円を、水産業総合振興対策業務として、くじら給食提供施設の拡大や鯨肉の消費拡大に係る経費として1,200万円を、漁港管理業務として、吉見漁港の長寿命化及び川棚漁港施設機能強化事業の進捗を図るための経費8,200万円を、それぞれ計上しようとするものであります。
 商工費では、中小企業近代化高度化促進業務として、データマーケティングを活用した商店街のにぎわい創出イベント等の開催に係る経費200万円を、市場特別会計繰出金は、唐戸市場及び新下関市場で行う、今後の再整備に向けた基本構想等の策定経費として378万円を、観光宣伝業務として、観光客の受入体制強化のため、観光客のニーズや動向を踏まえた実証事業の実施に係る経費及びデジタルノマドの継続的な受入に向けたプロモーション活動等の実施に係る経費並びに山口デスティネーションキャンペーンの推進に係る経費として2,650万円を、観光施設管理運営業務として、巌流島の観光資源としての活性化や整備手法の検討に係る経費及び巌流島汚水処理施設の改修に係る経費2,950万円を、それぞれ計上しようとするものであります。
 土木費では、道路維持管理業務として、緊急通報装置が設置されていない地下道への防災カメラ設置に係る経費1,000万円を、道路改良事業として、市道上の休憩施設となるベンチの設置に係る経費1,000万円を、特定交通安全施設等整備事業として、旧第一幼稚園跡地への多世代交流型複合施設の整備に向けた周辺市道改良のための測量設計に係る経費1,500万円を、港湾特別会計繰出金は、下関港ウォーターフロントにぎわい創出事業の実施経費として900万円を、都市計画総務費一般管理業務として、下関駅周辺のリニューアル調査検討に係る経費及び下関北九州道路の整備を見据えた彦島地区の地域活性化策検討に係る経費2,500万円を、市街地再開発指導業務として、唐戸周辺地区の市街地総合再生基本計画作成に係る経費1,200万円を、街路整備事業として、城下町長府地区の街路修景整備のための測量設計に係る経費7,280万円を、公園整備事業として、乃木浜総合公園の休養施設の設置及び第1期整備エリアの利用促進を踏まえた基本計画策定に係る経費並びに唐戸公園の再整備に向けた計画作成に係る経費5,000万円を、公園安全安心緊急対策事業として、秋根記念公園の屋外トイレ更新設計に係る経費1,300万円を、自動車駐車場管理業務として、市営駐車場の緊急修繕に係る経費及び長門町駐車場周辺地区の需給調査に係る経費1,300万円を、公共交通機関整備推進業務として、豊田地域の生活バスにAIオンデマンドを採用し、かつ、貨客混載の実証運行の実施に係る経費及び廃止が予定されているバス路線において生活バスやタクシー等を利用した、代替交通モードの検討に係る経費並びに市内の交通事業者に運転手として就職した者に対して就労支援金を支給する経費7,900万円を、民間住宅対策事業として、下関駅周辺地区での住宅の新築、購入または移転をする場合の費用の支援制度拡充に係る補助金1,850万円を、住環境対策事業として、下関駅周辺地区の土地利用の活性化に資する空き家の除却に係る補助金3,000万円を、それぞれ計上しようとするものであります。
 消防費では、防災業務として、全国瞬時警報システム、通称「Jアラート」の受信機の更新に係る経費380万円を計上しようとするものであります。
 教育費では、事務局費一般管理業務として、本市の歴史や伝統文化を継承するため、子供たちを対象とした歴史クイズ大会の開催や、授業に用いる歴史や伝統文化に関するコンテンツ作成に係る経費600万円を、学校教育業務として、高等専修学校が実施する特色ある教育事業への支援及び子供たちを中心として、学校運営協議会等が企画・運営する事業への支援に係る経費140万1,000円を、高等学校管理費学校管理業務として、下関商業高等学校へ新たにスポーツビジネスコースを開設するための施設改修等に係る経費542万2,000円を、各教科振興業務として、同じく下関商業高等学校へスポーツビジネスコースを開設するための備品等の購入に係る経費1,246万6,000円を、文化財保護業務として、市立市民病院及び下関医療センターを統合した新病院整備に向けた建設候補地の文化財調査に係る経費3,100万円を、市内公民館等の社会教育施設にWi-Fi環境を整備する経費として、公民館費一般管理業務において1,180万円を、ふれあいセンター・学習会館管理運営業務において60万円を、生涯学習センター管理運営業務において60万円を、それぞれ計上しようとするものであります。
 社会体育振興育成業務として、スポーツ分野における全国大会や、世界大会に出場する個人・団体の栄誉を称える賞賜金の拡充による増額及び学校体育施設の利用手続をオンライン化する予約システム導入に係る経費1,238万円を、体育施設運営業務として、下関陸上競技場への大型映像装置の導入等施設の有効活用の調査検討に係る経費500万円を、それぞれ計上しようとするものであります。
 なお、歳出予算は伴いませんが、学校給食管理業務及び学校給食共同調理場運営業務において、今年度の2学期から市立小・中学校の給食費を完全無償化するため、歳入において、保護者からの実費収入2億9,187万5,000円を減額し、これをボートレース未来基金で補塡する財源組替えを行っております。
 また、第2条において、巌流島汚水処理施設改修事業に係る継続費の追加を、第3条において、観光客受入体制強化事業ほか1件に係る債務負担行為の追加を、第4条において、情報基盤整備債ほか7件に係る地方債の追加及び変更をしようとするものであります。
 議案第84号は、港湾特別会計に係る補正予算で、第1条において、歳入歳出予算それぞれ3,150万円を減額しようとするものであります。
 その内容は、総務費一般管理業務として、あるかぽーとエリア及び岬之町エリアにおいて、民間提案のイベントにより、ウオーターフロント全体のにぎわい創出を図る経費及び本港地区の船舶の大型化や取扱貨物量の増加に対応した、施設配置計画変更の検討に係る経費3,950万円を、新港地区ふ頭用地整備事業として、新港地区に整備するクルーズ旅客待合施設の全体事業費の増額及び工事期間の延伸に伴い継続費を廃止し、事業費9,600万円を減額すること及び既存の保安フェンスの移設に要する経費2,500万円を増額することにより、差引き7,100万円の減額を、それぞれ計上しようとするものであります。
 また、第2条において、新港地区待合施設整備事業に係る継続費の廃止を、第3条において、新港地区待合施設整備事業に係る債務負担行為の設定を、第4条において、新港地区ふ頭用地整備事業債に係る地方債の変更をしようとするものであります。
 議案第85号は、市場特別会計に係る補正予算で、第1条において、歳入歳出予算にそれぞれ1,260万円を追加しようとするものであります。
 その内容は、市場管理業務として、老朽化が進行している唐戸市場における、大規模改修等の基本構想策定に係る経費及び同じく老朽化の進行に加えて、耐震強度不足が判明している新下関市場の再整備の調査検討に係る経費1,260万円を計上しようとするものであります。
 また、第2条において、新下関市場再整備調査検討業務に係る債務負担行為の設定をしようとするものであります。
 議案第86号は、水道事業会計に係る補正予算で、第2条において、業務の予定量の変更を、第3条において、資本的支出として、工法変更に伴う長府浄水場更新事業費の増額1億3,185万3,000円を計上しようとするものであります。また、第4条において、長府浄水場更新事業に係る債務負担行為の追加をしようとするものであります。
 議案第87号は、病院事業会計に係る補正予算で、第2条において、収益的収入に一般会計からの補助金288万1,000円を計上し、第3条において、資本的収入に一般会計からの補助金及び資本的支出に新病院整備事業費をそれぞれ1億1,232万円計上しようとするものであります。
 また、第4条において、新病院整備事業支援業務に係る債務負担行為の追加を、第5条において、議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正として、職員給与費の80万円増額を、第6条において、他会計からの補助金の補正として、経営補助のため一般会計から受ける額を3,907万5,000円と、新病院整備のため一般会計から受ける額を1億1,232万円と定めようとするものであります。
 議案第88号は、ボートレース事業会計に係る補正予算で、第2条において、ボートレース下関レジャー・スポーツゾーン整備事業に係る債務負担行為の追加をしようとするものであります。
 以上6議案について説明いたしました。よろしく御審議をお願いいたします。
〇議長(林 真一郎君)
 ただいま議題となっております市長施政方針及び議案第83号ほか5件に対する質疑については、10日及び11日の両本会議において、各会派代表質問として行いたいと思います。
 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。
 本日は、これにて散会いたします。
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