録画中継

第1回臨時会
4月17日(木) 本会議(提案説明等)
令和7年第1回下関市議会臨時会議事日程(第6号)

第1 会議録署名議員の指名
第2 会期の決定
第3 議案第74号 専決処分の承認について(下関市税条例の一部を改正する条例)
( 提案説明、質疑、委員会付託 )
第4 議席の一部変更について
【下関市議会 本会議確定版】


△会議録署名議員の指名
○議長(林 真一郎君)
 ただいまから令和7年第1回下関市議会臨時会を開会いたします。
 これより会議を開きます。
 本日の議事日程は御手元に配付のとおりであります。
 日程第1 「会議録署名議員の指名」を行います。本日の会議録署名議員は、恵良健一郎議員及び吉村武志議員を指名いたします。
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△会期の決定
○議長(林 真一郎君)
 日程第2 「会期の決定」を議題といたします。
 お諮りいたします。今期臨時会の会期は、本日及び明日――4月18日の2日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔なし〕
○議長(林 真一郎君)
 異議なしと認めます。よって、会期は2日間と決定いたしました。
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△挨拶
○議長(林 真一郎君)
 この際、前田市長より挨拶したい旨の申出がありますので、これを許します。前田市長。
  〔市長前田晋太郎君登壇〕
○市長(前田晋太郎君)
 さきの3月16日に執行されました下関市長選挙におきまして、多くの市民の皆様の負託を得て、3期目の当選を果たさせていただきました前田晋太郎でございます。改めまして、皆様よろしくお願いいたします。
 8年間の市長としての仕事を、大変長きにわたる重き責任でありましたけれども、この8年間に対する、ある意味、市民の皆様の採点をいただく、そういう厳しい気持ちで臨んだ選挙でございました。
 4年前の当選、そして4年前のこの4月臨時議会において、同じように、私はこの場所で皆様方に御挨拶をさせていただいたわけでございますが、4年前の御挨拶につきましては、選挙のことについてはほぼ触れずに、様々なお話をさせていただきましたが、今回はあえて、今回のこのたびの選挙について少し触れさせていただきたいと思います。
 結果につきまして、私は1万票以上の票を失うといいますか、減少する結果となりました。
 投票率も前回の37%から2ポイント下落し、投票率をみんなで上げていこうと、みんなで努力を続けてきた4年間であったにもかかわらず、このような結果でございましたので、これは私の票の獲得の減少も含めて、市民の皆様方に一つの厳しい採点をいただいたものと私は深く認識をしております。
 世の中に出てこの話をしますと「投票率が減ったのだから、市長はしようがないよ、票が減ったのは」というふうに言われますが、片や、対抗馬の方につきましては――前回の対抗馬の一対一の対決と構図が一緒でございますので、比較がしやすいのですけれども――前回取った方の票は減らずに、私のほうの票だけが減っていたということにつきましては、重く受け止める必要があると思っております。
 しかしながら一方で、この4年間、まちづくり、そして福祉の向上について、そして教育の向上について、後退をしてきたのかと言うと、決してそういうことではなくて、議員の皆様方に様々な御意見を頂き、要望を頂きながら、それを一つ一つ丁寧に進め解決し、実現してきた。この実績につきましては、皆様には御理解をいただけるのではないかと思いますが、それをなかなか市民に伝えていくという作業、これは非常に重たい、そして難しいテーマであると、改めて認識をした次第でございます。
 引き続き、この次の4年間も議員の皆様方には、この議会を通じまして大変お世話になりますが、切磋琢磨と言いますか、この言葉、市政の両輪と言われる執行部と議会の関係、そして是々非々でしっかり、時には厳しい御意見も頂きながら、市民のために、そして下関の未来のために、勇気を持って皆さんと向かい合い、1日1日前進していく必要があると思っております。
 行ったり来たりで申し訳ないのですが、選挙カーで様々な場所を回らせていただく中で、まちの風景につきましては、少し元気がなくなってしまったのではないかという場所もあれば、一方で、古くなった建物や空いたままの土地が何十年ぶりにきれいになって、お化粧直しをしたり、皆様それぞれが未来に向けて努力をしていかなくてはいけないという民間の機運のようなものを感じ取る時間でもございました。
 そして4年前ではコロナの関係で、会合がほぼ開けない選挙でありましたけれども、今回は勇気を持って、連日多くの方々にお会いできるような会場を設定しまして、様々な厳しい、そして温かい御意見を頂く機会にもなったわけでございます。
 やはり選挙というのは尊く、市民の皆さんの気持ちや思いや意向を、負託を受皿とする貴重な時間であったと思います。
 私は市民の皆様に大変大きな勇気と元気と、そして御指導をいただいたと重く受け止めております。
 これまでたくさんの種をまいてきたので、それが花となり、実となって、下関を元気にしていかなくてはいけない、それを期待していこうという声があるわけでございますが、一つ、ミリミリで厳密に物事を考えていくとすれば、種はまいてきて目の前の景色が変わってきて、これは「花」と私は表現していいと思うのですが、それが「実」になるかどうかということについては、まさにこれからの時間が非常に評価を分ける大切なものになるのだろうと思います。
 体育館は確かにできました。そして今から観光地も生まれ変わっていこうとする中で、果たして本当にそれに、人が多くやって来ていただけるのか、そしてまたその先にある、人が多くやって来ていただいたものが、下関の御商売を頑張る方々や、まちのにぎわいにしっかりとつながっていくのか、そしてにぎわいが多ければいいというものではなくて、これはオーバーツーリズムという言葉もありますが、にぎわい過ぎて、本来、我々下関を愛して下関に住んでいる市民の皆様にとって、不都合である観光振興であっては、私はいけないと思っておりますし、そういったことを含めてトータルで、この花となり実となっていく下関の未来を、これからも下関市議会の諸兄議員の皆様方と一つ一つ物事を詰め合わせながら、明るく大きく切り開いていきたいと思っております。
 執行部の体制も、私も8年間人事に関わらせていただきましたが、本当に人口が減る中で、職員も残念ながら少しずつ減る中で、歯を食いしばってよく頑張っていただいております。
 時には、先ほども言いましたが、厳しい御意見も受け止めながら、みんなで、そして市民の皆様にもしっかりと御理解をいただきながら、この次の4年間、下関市を前に進めていく、私も全身全霊を持って、この責任ある立場を務めてまいりたいと思っておりますので、今後とも引き続き、温かい御理解・御協力をいただきますことを心からお願い申し上げまして、この就任して、最初の4月議会に当たっての御挨拶とさせていただきます。皆さんどうぞよろしくお願いをいたします。
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△議案の審議
○議長(林 真一郎君)
 日程第3 議案第74号「専決処分の承認について」を議題といたします。提案理由の説明を求めます。島崎副市長。
  〔副市長島崎敏幸君登壇〕
○副市長(島崎敏幸君)
 議案第74号について説明いたします。
 議案第74号は、地方税法等の一部改正に伴い、原動機付自転車に対する軽自動車税の種別割の税率について、その区分を見直し、新たな税率区分を設定するなど、所要の条文整備を行うため、下関市税条例を令和7年3月31日に専決処分により一部改正しましたので、これを報告し、承認を求めようとするものであります。よろしく御審議をお願いいたします。
○議長(林 真一郎君)
 質疑はありませんか。
  〔なし〕
○議長(林 真一郎君)
 質疑なしと認めます。
 ただいま議題となっております議案第74号については、総務委員会に付託をいたします。
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△議席の一部変更
○議長(林 真一郎君)
 日程第4 「議席の一部変更について」を議題といたします。
 みらい下関からの申出により、私――林真一郎の議席9番を20番に、木本暢一議員の議席10番を9番に、戸澤昭夫議員の議席11番を10番に、香川昌則議員の議席20番を11番に、それぞれ変更したいと思います。
 お諮りをいたします。議席については、御手元に配付の変更議席表のとおり、その一部を変更することに御異議はありませんか。
  〔なし〕
○議長(林 真一郎君)
 異議なしと認めます。
 よって、議席については、変更議席表のとおり、その一部を変更することに決しました。
 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。本日はこれにて散会いたします。
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