録画中継

第1回定例会
2月28日(金) 本会議(表決等)
第79 議長の辞職について
第80 議長の選挙
第81 副議長の辞職について
第82 副議長の選挙
【下関市議会 本会議速報版】

・下関市議会では、本会議の正式な会議録が作成されるまでの間、速報版を掲載いたします。この速報版は、会期終了後約1か月程度で掲載します。
・速報版の会議録は校正前原稿であり、今後修正されることがあります。なお、音声で認識できなかった部分は一時的に「★」で表示しています。
・校正後の会議録が「会議録検索システム」に掲載された時点で、速報版の会議録は校正後の会議録に差し替えます。


△議長の辞職
○副議長(安岡克昌君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
 お諮りいたします。この際、御手元に配付のとおり、「議長の辞職について」ほか3件を日程に追加し、議題としたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔なし〕
○副議長(安岡克昌君)
 異議なしと認めます。よって「議長の辞職について」ほか3件を日程に追加し、議題とすることに決しました。
 日程第79 「議長の辞職について」を議題といたします。
 地方自治法第117条の規定により、香川昌則議員は退席しております。
 香川昌則議員から、御手元に配付のとおり、議長の辞職願が提出されております。これより議長の辞職について、電子表決システムにより採決いたします。香川昌則議員の議長辞職を許可することに賛成の諸君は賛成のボタンを、反対の諸君は反対のボタンを押してください。
 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。賛成多数であります。よって本件は、これを許可することに決しました。
 この際、香川昌則議員より、議長辞職の挨拶をしたい旨、申出がありますので、これを許します。
  〔香川昌則君入場、登壇〕
○香川昌則君
 下関市議会議長を退任する当たり、発言の機会を頂きまして、誠にありがとうございます。
 まず、この2年間、議員各位には大変お世話になりまして、心から感謝を申し上げます。今から申し上げます議会改革も、皆様の御理解、御協力なくしては、できないことばかりでした。あわせて、前田市長をはじめ、下関市役所の皆様、そして何よりも市民の皆様の御理解、御協力を頂きましたことに、心から感謝を申し上げます。
 私が2年前、この議場で申し上げた所信表明において、前期、議員定数の議論をした際に行ったアンケート調査の中で、議会が、そしてまた議員が何をやっているのか分からないという市民の皆様の率直な御意見、思いをはせていこうではありませんかと投げかけました。そして、その対応・対策として、議会改革の三つの柱を申し上げたところでございます。
 第1は、議会での議論の活性化です。これは、二元代表制の一翼と言論の府としての役割を十分に果たしていくためです。具体的には、市政の重要案件における特別委員会での審査、これは下関海峡エリアビジョン調査特別委員会を設置し、このたび、委員会としての提言をまとめていただきました。さらに、委員会資料の前日配付の実施、監査委員も代表質問、一般質問ができるように変更し、また、下関市議会の歴史上、初でございますけれども、予算への附帯決議、予算流用の議会への報告をルール化、決算特別委員会の審議の在り方も改善してまいりました。
 第2は、議会での全議員の力の発揮です。これは全議員が力を合わせて、市議会を運営していく体制を整えることです。具体的には、会派要件を3名から2名に緩和、市の総合計画を全員協議会で、質問が出尽くすまで議論、オンラインでの委員会開催の体制整備、議員研修の開催を積極的に行ってまいりました。
 第3は、議会の情報発信の強化です。これはまさに、議会・議員が何をやっているか分からないという意見への対応となります。具体的には、議会広報の強化として、議会だよりの紙面を倍増、ホームページの改善、さらには、高校生議会や高校生とのトークセッションの開催、定例議会後の記者会見、その様子はホームページで公表を予定しております。本会議、委員会における字幕表示システムの整備、議会見学や出前講座への登録など、積極的に取り組んでまいりました。
 また、所信表明では申し上げておりませんが、次期選挙から議員定数を2名削減することや、ふく議連の立ち上げの道筋もつけることができました。
 しかしながら、手が届かなかったところもございます。PFI事業における議会への関わり方や、取手市で行っている議会議事録の可視化などが挙げられます。これらの取組の検証・評価として、市民実感調査において、令和5年度から新たに市議会や議員の活動への関心を調査項目に加えてもらいました。その結果、市議会や議員への活動への関心があると回答した人が、令和5年度調査で29.4%から、令和6年度調査では29.8%と、0.4ポイントと僅かではありますが増加をしております。
 次に、市議会議長会での役割です。就任1年目に、山口県市議会議長会の会長に就任し、この関係で、中国市議会議長会、全国市議会議長会における要望の取りまとめと、発言の機会を頂きました。
 2年目からは、全国競艇主催地議会協議会の会長に就任し、その中で、公営競技納付金制度の見直しを求め、納付金額が割り引かれることになりました。また、会の名称にある競艇からボートレースへの変更を、正副会長会議において取りまとめることもできました。
 あわせて、全国市議会議長会、特定第三種漁港協議会の副会長に就任し、下関市の重点要望である1カ統、2隻で操業する沖合底引き網漁業への助成上限額の見直しを機会あるごとに発言し、3億円から4億円への引上げを来年度の予算案として、今国会で審議をしていただいているところです。
 また、市とともに、国への要望活動を積極的に行いました。その成果として、下関北九州道路が、都市計画手続に入るとともに、印内交差点の改良が進み、新たな長府トンネル周辺についても、都市計画手続の段階に入ることになりました。
 一方で、議会内で流れていた感がある冷たい空気を温かい空気が流れるようにしたいと申し上げましたが、決して十分ではなかったと反省をしております。
 所信表明で申し上げたことも、全て達成できたわけではございません。ただ、全議員ができる限り融和に努め、議員各位がそれぞれの分野で十二分に活躍できるよう意を用いてきたところです。これからも、下関の発展のため同じ方向を向いている同志として、皆様のますますの御活躍を心からお祈りをしております。
 最後に、重ねて議員各位、下関市役所の皆様、そして何よりも、市民の皆様に、御理解、御協力を心から感謝を申し上げます。そして最後の最後に、誠に恐縮ですが、優しく支えていただいた同期の安岡副議長、私が次から次へと繰り出す課題を乗り越え、さらに高めた形で仕上げ、支えていただいた、議会事務局の皆様に心から感謝を申し上げ、私の退任の挨拶とさせていただきます。2年間本当にありがとうございました。お世話になりました。(拍手)
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△議長の選挙
○副議長(安岡克昌君)
 日程第80 これより「議長の選挙」を行います。議場の閉鎖を命じます。
  〔議場閉鎖〕
○副議長(安岡克昌君)
 ただいまの出席議員は33人であります。投票用紙を配付させます。
  〔投票用紙配付〕
○副議長(安岡克昌君)
 投票用紙の配付漏れはありませんか。
  〔なし〕
○副議長(安岡克昌君)
 配付漏れなしと認めます。投票箱を改めさせます。
  〔投票箱点検〕
○副議長(安岡克昌君)
 異常なしと認めます。
 念のために申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記入の上、点呼に応じて順次投票願います。点呼を命じます。
  〔職員点呼、投票〕
○副議長(安岡克昌君)
 投票漏れはありませんか。
  〔なし〕
○副議長(安岡克昌君)
 投票漏れなしと認めます。投票を終了いたします。議場の閉鎖を解きます。
  〔議場開鎖〕
○副議長(安岡克昌君)
 開票を行います。立会人に阪本祐季議員及び秋山賢治議員を指名いたします。よって両議員の立会いを願います。
  〔開票〕
○副議長(安岡克昌君)
 選挙の結果を報告いたします。
 投票総数33票、そのうち有効投票29票、無効投票4票。有効投票中、林真一郎議員25票、片山房一議員4票、以上のとおりであります。
 この選挙の法定得票数は8票であります。よって、林真一郎議員が議長に当選されました。林真一郎議員が議場におられますので、本席から、会議規則第32条第2項の規定による告知をいたします。
 林真一郎議員、御挨拶をお願いいたします。
○議長(林 真一郎君)
 ただいま、多くの議員諸兄の御理解と御支持を賜りまして、議長に選出されました。心新たに重責をしっかりと自覚をし、下関市議会の今後の運営に当たっては、誠心誠意、丁寧な運営に尽くしてまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
○副議長(安岡克昌君)
 林議長、議長席にお着きください。
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△副議長の辞職
○議長(林 真一郎君)
 日程第81 「副議長の辞職について」を議題といたします。
 地方自治法第117条の規定により、安岡克昌議員の退席を求めます。
  〔安岡克昌君退席〕
○議長(林 真一郎君)
 安岡克昌議員から、御手元に配付のとおり、副議長の辞職願が提出されております。
 これより副議長の辞職について、電子表決システムにより採決いたします。安岡克昌議員の副議長辞職を許可することに賛成の諸君は賛成のボタンを、反対の諸君は反対のボタンを押してください。
 押し忘れなしと認め、表決を終了いたします。賛成多数であります。よって本件は、これを許可することに決しました。
 この際、安岡克昌議員より、副議長辞職の挨拶をしたい旨、申出がありますので、これを許します。
  〔安岡克昌君入場、登壇〕
○安岡克昌君
 御時間を頂き、副議長退任の御挨拶をさせていただきます。
 皆さんのおかげで、副議長を2年間させていただきました。本当にありがとうございました。
 副議長ということで、まず議長をサポートする。また連携するということが一番大事でありまして、おかげで、香川議長とは同期でありまして、同級生であり、非常に仲もよく、公私とも連携をさせていただいて、サポートさせていただいたと思っております。
 議長ほどではないですけれども、副議長の仕事も、市内・市外問わず、多くの行事、また会議に参加させていただきました。その他、いろいろな議長会、山口県、中国、全国と議長会はありますし、また全競――ボートレース、港湾関係、またその他、海外では、蔚山のクジラ祭り、青島の姉妹締結等、この2年間で多くの出張も行かせてもらいまして、大変貴重な経験、体験もさせてもらいました。
 特に、山口県の議長会では、香川議長と一緒に出るんですけれども、いろいろな交流がありまして、特に夜の交流もあり、非常に深い関係を持たせていただき、いまだにいろいろ連絡をするのですけれども、私にとって大きな宝、財産になっております。
 今からは、一議員としてやってくのでございますけれども、今までの経験を糧に、しっかり私も、皆さんと一緒に市の発展のために、頑張っていきたいと思いますので、今後も変わらぬ御指導、御鞭撻をお願いしたいと思います。
 以上で、副議長退任に当たっての感謝とお礼の言葉に代えさせていただきます。本当に2年間ありがとうございました。(拍手)
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△副議長の選挙
○議長(林 真一郎君)
 日程第82 これより「副議長の選挙」を行います。議場の閉鎖を命じます。
  〔議場閉鎖〕
○議長(林 真一郎君)
 ただいまの出席議員数は33名であります。投票用紙を配付させます。
  〔投票用紙配付〕
○議長(林 真一郎君)
 投票用紙の配付漏れはありませんか。
  〔なし〕
○議長(林 真一郎君)
 配付漏れなしと認めます。投票箱を改めさせます。
  〔投票箱点検〕
○議長(林 真一郎君)
 異常なしと認めます。
 念のために申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じて順次投票願います。点呼を命じます。
  〔職員点呼、投票〕
○議長(林 真一郎君)
 投票漏れはありませんか。
  〔なし〕
○議長(林 真一郎君)
 投票漏れなしと認めます。投票を終了いたします。議場の閉鎖を解きます。
  〔議場開鎖〕
○議長(林 真一郎君)
 開票を行います。立会人に秋月美佐子議員及び早川幸汰議員を指名いたします。よって両議員の立会いを願います。
  〔開票〕
○議長(林 真一郎君)
 選挙の結果を報告いたします。
 投票総数33票、そのうち有効投票29票、無効投票4票。有効投票中、板谷正議員26票、桧垣徳雄議員3票、以上のとおりであります。
 この選挙の法定得票数は8票であります。よって板谷正議員が副議長に当選されました。
 板谷正議員が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定による告知をいたします。
 板谷正議員、御挨拶をお願いいたします。
  〔板谷正議員登壇〕
○副議長(板谷 正君)
 ただいま皆様から副議長に御選出いただきました板谷です。このたびの皆様からの御選出を重く受け止め、議長をサポートし、皆様と意義のある議会運営を行っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。ありがとうございます。
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△諸般の報告
○議長(林 真一郎君)
 以上で、今期定例会の会議に付議された事件は全て終了いたしました。
 この際、諸般の報告をいたします。常任委員及び議会運営委員の選任につきましては、委員会条例第8条第1項の規定により、また議会広報部会委員の選出につきましては、議会広報部会運営要綱第3条の規定により、それぞれ御手元に配付のとおり指名いたします。
以上で報告事項を終わります。
 これをもちまして本日の会議を閉じ、令和7年第1回下関市議会定例会を閉会いたします。
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