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桂 誠 議員
第1回定例会 2月13日(木) 本会議(個人質問2日目)
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内容
会議録
第1回定例会
2月13日(木) 本会議(個人質問2日目)
日本共産党 下関市議団
桂 誠 議員
1.高齢化社会に向けての道路維持管理業務
2.地域医療確保対策業務、豊田中央病院医師確保対策事業
【下関市議会 本会議速報版】
・下関市議会では、本会議の正式な会議録が作成されるまでの間、速報版を掲載いたします。この速報版は、会期終了後約1か月程度で掲載します。
・速報版の会議録は校正前原稿であり、今後修正されることがあります。なお、音声で認識できなかった部分は一時的に「★」で表示しています。
・校正後の会議録が「会議録検索システム」に掲載された時点で、速報版の会議録は校正後の会議録に差し替えます。
○副議長(安岡克昌君)
14番、桂誠議員。(拍手)
〔桂誠君登壇〕
○桂 誠君
日本共産党下関市議団の桂です。埼玉県八潮市の道路陥没は大変な事故になり、市民生活を脅かしています。市民がいつも使っている道路で起きた事故であることを考えると、道路管理者の責任の重さをひしひしと感じます。
市民の安全を守る、市民が安心して生活できるという観点から、令和7年度予算について個人質問します。
まず、交通安全施設整備事業費と道路維持管理費について質問します。下関市が市道の管理運営に関して日々奮闘されていることに感謝しています。市民の安全を願い、距離の長い市道に目を行き渡らせることはなかなか大変なことだと想像しています。その中の道路の安全を保つためのカーブミラー、注意を促す標識、道路にはみ出ている草について質問します。
下関市も、御多分に漏れず高齢化が進み、多くの高齢者が車を運転しています。公共交通機関のない地域の方々は、免許の返納もできず、90歳を過ぎても運転しておられる方が多くいます。
私も70歳になり、免許の更新をしました。自動車学校での講習を受けたのですが、停止線をはみ出したことを一度注意されました。自分ではできると思っているのですが、やはり若いときのようにはいきません。T字路での見落としも結構あり、ひやっとしたことが何度もあります。高齢者の危険性を身をもって実感しています。
そう思ったときに、道にあるカーブミラーはこのままでいいのかと疑問が浮かびました。以前、変則四差路のカーブミラーが見えづらいと相談がありました。これです。
〔説明資料を議場内ディスプレーに表示〕
○桂 誠君
相談者は80歳前後の女性で、私もその場所に行き、カーブミラーを確認しました。また市の職員も行って確認しました。確かに少し見えづらいが、危険というほどではありませんでした。しかし、今になって考えてみると、相談者の方と私や市の職員では年齢の違いがあり、身体能力の違いがあり、それが見えづらいことにつながっているのかなと思い当たりました。一つ目は視力の衰えで見づらいということ。二つ目は、見える角度が狭くなってしまい、見えづらくなっているということ。三つ目は、見えづらいとき、前に出て確認するのですが、それが身体能力の低下によってできなくなってしまっていた。そのようなことで、高齢者にとって使いづらいカーブミラーだったのではないのだろうかと思い当たりました。
そこで質問します。カーブミラーについての相談が令和5年度何件ぐらいありましたか。また、カーブミラーの設置実績をお示しください。
○建設部長(伊南一也君)
カーブミラーの設置につきましては、交通量や現地の交差点の形状、道路の視認性、通学路の指定や過去の事故発生状況などを総合的に評価を行いまして、設置の可否を判断しているところでございます。
令和5年度の設置要望件数と設置実績でございますが、54件の要望に対しまして9基のカーブミラーを設置しております。
○桂 誠君
やはり結構な要望があるわけなので、予算の関係でなかなか設置できないということなのでしょう。
カーブミラーが見えづらいのは高齢者だけではありません。農業の担い手が高齢化し、耕作放棄地が増えたことにより、田や畑が荒れ、以前には見えていたところも雑草が茂ることにより、見えなくなってしまったところもあります。そのようなところは、新しくカーブミラーを設置しなくてはなりません。また、都会では新しく家が建ったとか、新しい建造物が邪魔するようになったとかにより、カーブミラーが必要になることもあるでしょう。
設置してくれという相談だけでなく、カーブミラーをのけてくれという相談も受けました。以前はその道だけしかなく、多くの車が通っていましたが、新しい道路ができて、車がそちらを利用しだしました。そのため、カーブミラーの必要性がなくなったのです。しかも家の真ん前にあり、車を出すのに邪魔だというのです。確かに、道路事情が変わり、必要でなくなるカーブミラーも出てくるのだと思いました。
このように、道路を利用する者にとって、カーブミラーは安全を確保するために必要なものです。ですから、カーブミラーが利用者にとって使いやすいように設置されなければなりません。そのためには、高齢者の増加や道路周辺環境の変化に対して、カーブミラーの設置や位置について見直しが必要と考えます。
そこでお尋ねします。過去のカーブミラーの廃止や移設の件数をお示しください。
○建設部長(伊南一也君)
まず、カーブミラーの廃止につきましては、周辺の開発に伴い、不要となったことから撤去したもので、令和4年度が4件、令和5年度が3件、令和6年度が2件となっております。
次に、移設につきましては、電柱移設に伴い共架されていたカーブミラーをして移設したもので、令和4年度が2件、令和5年度が3件、令和6年度が2件となっております。
○桂 誠君
カーブミラーの見直しをしていただき、大変ありがとうございます。これからも、ぜひ見直し等を進めていただきたいと思います。
次に、道路に設置されている注意を促す標識について質問します。道路は道路交通法に基づいた標識が立てられています。そのほかにも、道路の安全を保つために、注意を促す看板や路面表示があります。「スピード落とせ」の路面表示はよく見ます。ほかにも「通学路注意」「幅員減少」「カーブがあり減速」「交差点注意」「対向車注意」などです。このような看板や路面表示は、道路をスムーズに使うために必要なものです。市民の高齢化や道路周辺の環境変化によって、見直しや設置が必要ではないかと考えています。
お尋ねします。市民に注意を促す路面標示の昨年度の設置要望件数と設置実績をお示しください。
○建設部長(伊南一也君)
「スピード注意」や「通学路注意」などの注意喚起表示につきましては、交通安全を目的に、交通量や道路の利用状況などを確認し、緊急性の高い箇所から、現地に適した表示を路面上に設置しております。
令和5年度の要望件数と設置実績でございますが、27件の要望に対しまして、13か所の注意喚起を促す路面標示を設置しております。
○桂 誠君
カーブミラーの設置に比べて、随分路面注意喚起標示が設置されているということです。やはり結構な見直しがされたということでありがたいことです。
次に、市道周辺の草の管理についてお尋ねします。夏になると、市道周辺の草刈りを見かけます。暑い中での作業ですので大変です。しかし、この草刈りによって市道がきれいに保たれているわけです。ですが、何せ市内の道路の総延長はかなりのものになります。
12月議会で片山議員が市道の維持管理について質問したところ「交通安全を確保するための応急処置と計画的な実施により、予防保全の観点から、対策に必要な予算を確保しております」との回答でした。また「自治会の皆様をはじめとした地域住民の皆様から、市道などの清掃に御協力いただきながら、効率的な維持管理に努めてまいります」と言われました。
私の住んでいる自治会も市道の草刈りは自治会で行っています。古くからの慣習で、それが当たり前のこととなっており、道打ちという名前で、年2回実施しています。道打ちとは何かということを聞かれましたが、道路周辺の草刈りなどをするということ、これが道打ちです。
〔説明資料を議場内ディスプレーに表示〕
○桂 誠君
これは私の自治会で道打ちをしたところです。しかし、住民の高齢化で草刈りができない自治会が出てきています。また、私の自治会では自分の田に近い道路の草刈りが、担当道路になっております。しかし、耕作放棄地になり、地主がいない田も増えており、草刈りの担当がなくなった所もあります。そのようなところは、道打ちのときにみんなでやるようにしていますが、それでも住民の高齢化によりできなくなっている所もあります。このような状態になっています。
そこでお尋ねします。雑草対策の対応状況についてお示しください。
○建設部長(伊南一也君)
雑草対策につきましては、平素から自治会をはじめ、地域住民の皆様方から支障箇所の伐採などに御協力をいただいているところでございますが、高齢化に伴い、雑草に関する市への要望が増加している状況につきましては認識しているところでございます。
今後もこうした地域を取り巻く状況を踏まえながら、安全な通行を確保するための応急措置や適切な保全を図り、また予防保全の観点から、防草シートや張りコンクリートを実施するなど、対策に必要な予算を計画的に確保し、効率的な維持管理に努めてまいりたいと考えております。
○桂 誠君
道打ちは自分が使う道はきちんと自分たちで管理しようという意識の表れだと思います。それができなくなっていくのは残念でなりません。
道路は市民の生活に直結しております。道路がきちんと管理運営されていることは、市民の安全を守ることでもあります。住民の高齢化によって、道路管理のありようも変わってきます。住民の命と財産を守るのは市の役目です。このことにしっかりと予算を割いていただきたいし、予算化していただきたいと思います。一つ目の質問を終わります。二つ目に行きます。
次に、地域医療確保対策業務について質問します。下関市過疎地域持続的発展計画で「豊北地域では、医療施設は下関市立角島診療所及び下関市立島戸診療所のほか、民間病院1施設、民間診療所4施設があり、歯科については民間診療所4施設あります」とあります。しかし、民間病院である豊北病院は、1年前より休業してずっとそのままの状態です。歯医者についても、高齢を理由に1件辞められ、町内では3医院しかありません。
豊北町では、年々医療施設が少なくなっています。医療の状況がこのようなために、豊北町住民は長門市や豊浦町の病院に行っています。しかし、高齢者の多い豊北町では病院に行けない住民も多くいます。そのため、神玉地区の矢玉、和久には、豊浦町の診療所や薬局が病院に行くためのお迎えの車を出しています。
豊北町は7地区ありますが、それぞれの地域について紹介します。神玉地区の診療所は1件のみです。神田地区には歯科医が1件と、豊田中央病院島戸診療所がありますが、診療は週1回の水曜日の診療のみです。角島には豊田中央病院角島診療所があります。阿川には診療所が1件あります。かつては入院もできましたけれども、院長の体調により、今は診療のみです。しかし、粟野地区と田耕地区には医療機関が全くありません。また、一番人口の多い滝部地区には診療所が2件と歯医者が2件あります。しかし、診療所のドクター2人と歯医者1人は70歳を超えておられ、いつ辞められるか分からない状況です。このような豊北町の医療状況を考えると、まさに医療難民状態と言えるでしょう。
「下関地域医療の確保に関する基本計画」の中に「人口減少が進む中、僻地等においても市民が適切な医療を受けることができるよう、総合診療医療等の確保・育成を推進するなど、医療供給体制の確保を図ります」とあります。しかし、医療機関のない地域においては、適切な医療を受けることもできません。同じ僻地でも、豊浦町と豊田町には中核となる病院があります。ですから、下関市過疎地域持続的発展計画では、豊北町に対して「集落密集地域に医科・歯科医療が整備されることが望ましい」と書かれております。この集落密集地域とは滝部地区のことです。
市民の健康を確保するためには、医療機関が必要です。僻地においては、民間の医療機関の誘致は大変難しいものがあります。
そこで、市の僻地医療の確保について、対策をお聞きします。令和7年度の僻地の医療確保対策の事業と予算についてお示しください。
○保健部長(八角 誠君)
僻地医療提供体制の確保につきましては、山口県が第8次山口県保健医療計画に基づき、医療従事者の養成確保や持続可能な医療提供体制の構築などの取組を進めており、本市も県の取組と連携して事業を進めているところでございます。
本市が実施している事業といたしましては、一つ目が「地域医療セミナー業務」これは僻地医療を志す医学生・看護学生等の僻地医療への理解促進を図っていくために、医学生や看護学生と交流を図る事業を、豊田中央病院を中心として開催しております。
二つ目が「へき地医療業務」で、僻地診療所である島戸診療所を指定管理者制度により管理・運営しております。
三つ目が「豊田中央病院への財政的支援」で、これは、過疎化が進む下関市北部地域の中核的な病院である豊田中央病院へ「医師確保対策に要する経費」「不採算地区病院運営に係る経費」「へき地医療の確保に係る経費」などに対する補助金・負担金の交付による財政的支援を実施しております。
令和7年度予算においては、これらに要する事業費として約1億5,000万円を計上しているところでございます。
○桂 誠君
大変力を入れているのは分かりますが、なかなか難しいものがあるということも実感しております。
豊北町には豊田中央病院の診療所が今言われたようにあります。僻地医療を担っています。角島の高齢者が「お医者さんがいてくれてありがたい」と私に話してくれました。しかし、僻地に赴任するお医者さんはとても少ないのが実態だと思います。だから、豊田中央病院医師確保対策事業で1,400万円ほど予算化されています。昨年度よりも増えています。豊田中央病院の医師確保が僻地医療確保であるという認識での予算だと思います。
そこでお尋ねします。豊田中央病院医師確保業務のこれまでの実績と本年度の予定見通しをお示しください。
○保健部長(八角 誠君)
豊田中央病院の医師確保対策業務について御説明いたします。
まず、医師の勤務環境改善を目的に、医師事務作業補助者を配置しております。
次に、福岡県の飯塚病院と連携し、当院の常勤医師をはじめ、山口県内の総合診療医や専攻医――総合診療医になるための勉強をしているお医者さん――を対象に、毎月1回の総合診療専門研修レクチャー等を実施することで、将来的な医師確保につなげる取組を行っております。また、常勤医師不在の診療科に対し、非常勤医師の派遣を受けるための経費や民間の医師紹介会社を通じた医師採用のための紹介手数料を計上し、医師の確保に努めているところです。
令和7年度は、これまでの取組を継続するとともに、医師採用のための紹介手数料をさらに増額するなど、引き続き取り組んでまいります。また、国は令和7年4月から開始される「かかりつけ医機能報告制度」を通じて、医療機関の状況を分析し、必要な対策を検討することとしています。
下関市といたしましても、国や県と連携しながら、僻地に必要な医療を安定的に提供できる体制の整備に引き続き取り組んでまいります。
○桂 誠君
僻地の医療確保が大変難しいことは分かります。滝部のお医者さんが僕の同級生ですけれども70歳です。もう一つは、僕の先輩で71歳です。これもあと10年診療できればいいかなと思っています。それを考えたときに、やはり早い時期からの対策を取っておかないと医師確保はできないのではないかと、そのように思います。
高齢化が急速に進む中山間地域において、下関市は早急に医療を確保する責任があります。十分な医療を受けられずに亡くなるという不幸が現実に起こりそうなのが豊北町です。今まさに、下関市の医療行政が問われています。
以上で質問を終わります。(拍手)
○副議長(安岡克昌君)
以上で、本日予定された個人質問は終了いたしました。残余の個人質問につきましては、来週17日に行います。本日はこれにて散会いたします。
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