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下村 秀樹 議員
第4回定例会 12月11日(水) 本会議(一般質問2日目)
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内容
会議録
第4回定例会
12月11日(水) 本会議(一般質問2日目)
みらい下関
下村 秀樹 議員
1.地域猫活動の強力な推進
2.JR幡生駅の新病院そばへの移設
3.「(仮称)下関市立大学駅」の新設
4.「横浜DeNAベイスターズ」優勝記念試合の実施
【下関市議会 本会議確定版】
○議長(香川昌則君)
7番、下村秀樹議員。(拍手)
〔下村秀樹君登壇〕
○下村秀樹君
皆さんおはようございます。みらい下関の下村秀樹です。そして、犬猫議員の下村秀樹です。
先日、東京の新宿区役所を訪ねてまいりました。20年にわたる地域猫活動の結果、現在では、飼い主のいない猫は大幅に減少しているとのことです。最大1,400匹いたところが、今では150匹に減っている状況です。また、地域猫活動を実施された、同じく東京都の練馬区職員の石森信雄さんは、今は別の部局の担当になられておりますが、地域猫アドバイザーとして、講演活動等で御活躍され、今回も資料の御提供をいただいております。下関市も平成30年にはなりますが、こういう立派な冊子をつくっております。
〔冊子を提示〕
○下村秀樹君
昨日、星出議員の質問に対し前田市長は次のようにおっしゃいました。「非常に負担をかけている愛護団体の皆さんには、大変感謝している」「勉強会をする」「地域に出向く」「今決めた」さすがです。ぜひ地域に出向いていただき、動物愛護者、動物愛護団体の方々の声に耳を傾けていただきたい。一方で、ふん尿等で迷惑を被っている人たちの話にも耳を傾けていただきたい。そして、どちらでもない、あるいは、どちらの立場も理解できる人の話も聞いていただきたいです。
先ほど御紹介した、区の職員でありながら、ボランティア活動で地域猫アドバイザーをされております石森信雄さんのような方を囲んだ勉強会もいいのかもしれません。行政の職員でもあり、ボランティアもされていますので、下関市の職員の皆さんも、同じ行政マンとして、話が通じやすいかもしれないと思います。
昨日、星出議員からもございましたが、私の今日の結論としては、地域猫活動の強力な推進をお願いしますということです。
それでは、質問に入らせていただきます。まず、令和6年度の犬猫殺処分数の推移はどうなっていますでしょうか。
○保健部長(八角 誠君)
令和6年11月末現在でお答えいたします。犬の殺処分頭数はゼロで、猫の殺処分頭数は5頭となってございます。
○下村秀樹君
動物愛護管理センターの皆さんの大変な御努力、そして、協力してくださる動物愛護者、愛護団体の皆さんの大変な御努力のたまものだと思います。
次の質問に参ります。山口県の野犬が他県にも流出し、山口県は大変な状況である旨のうわさがSNS等を通じて、東京等の動物愛護家の一部に広がっておりますが、下関市における野犬の状況はどうなっていますでしょうか。
○保健部長(八角 誠君)
本市における野犬の状況についてお答えいたします。本市では、ここ数年野犬等の捕獲頭数が減少傾向にあることから、その頭数についても減少しているものと推察されます。現在、捕獲おりを設置して捕獲対応している地区、地域は本庁管内で4か所、総合支所管内で1か所ございます。また、その他の地域で市民の方から野犬等の目撃情報が寄せられた場合においては、その都度パトロールを行ったり、捕獲おりを設置するなどの対応を行っているところでございます。
○下村秀樹君
次の質問に参ります。令和5年度において、道路上で回収した猫の死体数と猫に関する苦情件数及び内訳はどうなっていますでしょうか。
○保健部長(八角 誠君)
令和5年度に道路上で回収した猫の死体数は472頭です。次に、令和5年度の猫に関する苦情件数は198件で、その主なものといたしましては無責任な餌やり、ふん尿被害ということになってございます。
○下村秀樹君
事前の聞き取りの際に、この472という数字を伺って、飛び上がって驚きました。そんなにたくさんの猫が道路上で死んでいるんだと本当にびっくりしました。野良猫のかわいそうな運命を感じました。一方で、野良猫に対する苦情も多いという状況は、私も自治会長をやった経験からよく分かっております。地域猫アドバイザーの石森さんは、猫を好きな人が2割、猫が苦手な人も2割、どちらでもない、あるいはどちらの立場も理解できる人は6割ぐらいだろうとおっしゃっています。動物愛護と良好な地域環境、これを両立させるために、飼い猫か地域猫しかないと思います。
次へ参ります。令和5年度において、動物愛護管理センターにおける犬猫の収容数と動物愛護団体への譲渡数はどうなっていますでしょうか。
○保健部長(八角 誠君)
令和5年度の犬の収容数は55頭、猫の収容数は114頭、それから、動物愛護団体への譲渡ですけれども、犬の譲渡数は11頭、猫の譲渡数は46頭となっております。
○下村秀樹君
まさに動物愛護管理センターと動物愛護団体、あるいは個人のボランティアの方々との連携プレーが見事に行われていると思います。連係プレーが大事だと思います。
次に参ります。下関市における多頭飼育崩壊の状況はどうなっておりますでしょうか。昨日、星出議員からも同様の御質問がありましたが、その状況も含めて、お答えいただければと思います。
○保健部長(八角 誠君)
飼い猫の数が増え過ぎ、適正に飼うことができなくなる、いわゆる多頭飼育崩壊の現状についてお答えいたします。最近の事例で申し上げますと、1頭の雌猫を外飼いしていたら、妊娠・出産してしまい、最終的には26頭に増えてしまったと。そのことで飼い主から動物愛護管理センターに相談があり、全頭引き取った事例があります。
また、そのほかに、飼い猫が増え過ぎて家の衛生状況が悪化したという事例。また、飼い主のいない猫に無責任に餌やりを続けた結果、猫が増え過ぎて、周囲から苦情が出ているといった事例を把握しているところでございます。
○下村秀樹君
そういった状況が市の幾つかの箇所で3件――今年の1月からは3件ということですが起きております。動物愛護管理センターそのものや動物愛護団体が多頭飼育崩壊にならないようにしないといけないなと思っています。不幸な猫を増やし、かつ、地域環境を悪化させる多頭飼育崩壊を未然に防ぐ。防げない場合は、早期発見、早期対応だと思います。昨日、八角部長もおっしゃっていました。早期発見、早期対応のために、福祉部局との連携が大事だと、このようにおっしゃっておりました。
次に、スライドを御覧ください。
〔説明資料を議場内ディスプレーに表示〕
○下村秀樹君
ここから3枚は、先ほどの石森さんのつくられたスライドでございますが、釈迦に説法でございますけれども、どうして野良猫が増えるのかと。二つあって、一つは恐るべき繁殖力、二つ目は、餌やり――不適切な餌やりが悪いと。餌やりそのものが悪いわけではなくて、不適切な餌やりが悪いということでして、置き餌ですね。置きっ放しにするとテリトリーの外の猫が集まってくるということです。それで、繁殖がさらに加速するということがあります。
では、どうやったら減らせるのかということですが、先ほどの逆の話で、産まれないようにするということで、テリトリーの中の、猫コロニーの中の全ての猫の不妊と去勢を行うと。1匹でも見逃すとすぐに繁殖が始まる。
それからもう一つは、テリトリーの外から入ってこないようにすると。そのためには、餌を置きっ放しにしない、毎日決めた時間に餌をやると。そして、すぐ下げると。そうすると、もうその時間しか、餌を食べることができないので、きっちりその時間にやって来るそうです。置き餌だと、あそこはいつでも置いていると、本当に賢いなと思いますけれど、何ていうか安パイみたいな感じで、自分がおなかすいたときにやって来るということで、置き餌をせずに、決められた時間にやる。それによって、この地域にどれだけの猫がいるか、どういう猫がいるかということをきちんと把握できるということです。
そして野良猫対策ですが、三つありまして、一つは保護猫活動です。今ボランティアの皆さん、動物愛護管理センターも保護をしてボランティアの皆さんに譲渡されていますが、ボランティアの皆さんはそれ以外の一般市民の方々から、あるいはその辺でさまよっている野良猫を救って、保護して譲渡するという活動をされています。これは言ってみれば切りがないと。ボランティアの皆さんも、不妊とか去勢をやっているのですけれど、病気があれば病気を治して病院に連れていって、多額のお金をかけてされているのですけれど、切りがないと。極端に言うと、もう次から次へと蛇口をひねったまま、水を流したままの状態と同じように切りがないと。対処療法ですね。
それからTNR活動、これは今申し上げたように、TNR活動も保護譲渡活動の中で通常は行われています。
最後に、地域猫活動ですね。先ほどのスライドにもありましたように、「産まれさせない」「集めない」これを着実にやると。個体数をきちんと把握して、全数を不妊、去勢にして、1匹も産まれないようにするということをそのエリア内に関してはきっちりやるということで、不幸な猫を減らし、環境を維持するということが実現できるということになりますが、下関市としては、地域猫活動についてどう考え、どう対応されていますでしょうか。
○保健部長(八角 誠君)
地域猫活動は、飼い主のいない猫による環境被害等の対策として効果的な方法であると考えておりますので、その普及に努めております。市民の皆様に地域猫の活動を知っていただくため、ホームページや市報を活用した広報活動を行うほか、自治会等から相談を頂いた場合は、積極的に説明に伺うということにしております。
○下村秀樹君
地域猫活動を行う場合に、不妊・去勢の手術をするためには一旦捕獲しないといけないのですが、それに関しては、市のホームページでは、詳細はセンターまでお問合せくださいとなっていますが、これは通告にはございませんけれど、もしお答えできるようであればどういった対応をされていますでしょうか。
○保健部長(八角 誠君)
捕獲器の貸出しについてということでございますが、概要を申し上げますと、飼い主のいない猫の不妊・去勢手術に使うという目的であれば、満20歳以上の方に無料で貸出しを行っているというものでございます。使い方等に説明がございますし、その捕獲器を受け取るためセンターにお越しいただいて説明を受けた後、2週間ほど貸出しするということでございます。
○下村秀樹君
次のスライドを御覧ください。
〔説明資料を議場内ディスプレーに表示〕
○下村秀樹君
これは山口県のホームページです。「しっちょる?やっちょる?地域猫活動」ということでこれずっと続いていくのですが、枚数の関係で1枚だけ載せていますけれど、非常に的確に書いてあるなという、少なくとも私の知識と体験レベルでは非常に的確だなと感じています。
例えば、下関市もこういうガイドラインとかありますけれど、すごく立派ですけれど、平成30年のものですから現時点ではちょっと古いかなと。それと一般の人の分かりやすさということも含めて、昨日、星出議員からも話が出ましたが、こういったものをもうそのまま、必要な最小限のところだけ変えて、もうそのまま載せるとかですね。そういったことで、先ほどのとか、昨日おっしゃっていた周知活動をされたらどうかなと思いますし、次は練馬区のチラシですけれども、20%の人と20%の人、愛護家の人とそれから苦手な人のトラブルが出てくるといったことをどう解決するかということで、これは裏表のチラシなのですけれど、非常に分かりやすく三つにポイントを絞って、単に餌やりするだけではなくて、トイレを用意するということがないから、ふん尿被害で怒る人たちが出てくるということもありますので、例えばこういったチラシを配布するとか。あと新宿区の例では地域猫セミナー猫なんでも相談会というのを、人と猫との調和のとれたまちづくり連絡協議会と共同で開催したりとか、昨日も御相談があれば積極的に対応されるとおっしゃっていましたけれど、御相談がなくても積極的に対応していって、まずみんなに知ってもらうと。やはり行政というのは皆さんが思っていらっしゃる以上に信用力がありますので、行政がそういった説明会をする、行政のホームページに載っているとこれすごく力になるのです。これはボランティアの皆さんもおっしゃっています。行政にそういうきちんと、こうあるべきだということをやってほしいということを非常に期待しておりますので、ぜひ積極的に力強く、周知徹底をしていただければと思います。
今日は補助額の話は質問事項に入れていませんが、例えば新宿区では不妊・去勢費用を令和5年度から大幅アップしまして、雄は5,000円を1万5,000円、雌は9,000円を2万5,000円と。下関市も、両方とも1万円ということで、前よりもアップされて努力されていますけれど、世の中の状況的には、この辺りを手厚くしていこうという傾向があるのかなと。
ちなみに、これは獣医師会所属の獣医師で行っても、そうでない獣医師で行っても同じ金額です。どっちでも出ます。当市の場合は、獣医師会所属の獣医師で行わないと補助が出ないという状況ですが、その辺りも新宿区に確認をしましたら、やはりその獣医師会の皆さんとはいろいろなところで連携して、例えば相談会とか、一緒に提携してやったりとかして非常に獣医師会を大事にされているということをしつつも、利用者の利便も考えて、こういった獣医師会であろうがそうでなかろうが、分け隔てなく補助はしていると。ただ違うのは、獣医師会の場合は窓口でもう補助が適用されると。払うお金がもう少ない。医療保険と一緒ですね。獣医師会に所属していない獣医師のところでやった場合は、一旦立替えて、区役所で補助を受け取るということですね。保険証を忘れたときの医療の対応と同じようなことで、手間はかかりますけれど、支払われるということと、支払われる金額は同じです。
さらに、東京都は今、ぐいぐいと補助を強化されていまして、昨年の11月から、保護した犬猫の管理譲渡に要した費用が最大40万円、想定の平均で10万円。予算規模で1つの区で1,000万円の補助をスタートされています。これは区が、これをやるという体制になった場合に、都が補助してくれるということで1,000万円。下関市の場合は200万円前後ですので、5倍ぐらいの予算規模になりますけれども、それで、これは去年の第3回区議会定例会記者会見の参考資料に書いてあるのですけれども、「保護譲渡の支援が必要な際、区がこれまで行っていた地域猫対策では対応し切れず、ボランティア団体等に大きな負担が生じていました。そのため、地域猫対策に加え、身近な地域で相談でき、保護譲渡も含めた支援を受けられる体制をボランティア団体等と連携して整備します」ということで、議会で説明をされ、プレス発表をされています。もう地域猫活動はやってきていると、保護譲渡のところは薄いなということでこういう制度を取り入れたという説明になっていまして、下関市より一周先を行っているような感じで、まず私は、下関市は地域猫にもっと入って、もちろん同時に保護譲渡の補助もして、それこそ、保護譲渡しているボランティアの皆さんが多頭飼育崩壊にならないようにしていく必要があると思いますけれども、先進事例としては、こういった状況があることも参考にしていただければと思います。
次の質問になります。2番のJR幡生駅の新病院そばへの移設についてです。スライドを御覧ください。
〔説明資料を議場内ディスプレーに表示〕
○下村秀樹君
これが、下関市保健部のほうでつくられた資料ですが、建設候補地になります。幡生駅が右上にありまして、その斜め向かいが建設候補地になっています。
そこで質問です。現状のままの幡生駅から新病院へアクセスする場合はどういうことになりますでしょうか。
○保健部長(八角 誠君)
新病院の建設後も、現状の幡生駅のままであれば、新病院とのアクセス向上のために何らかの移動手段が必要であると認識しております。
○下村秀樹君
特に車椅子利用者の方は、現状の幡生駅から新病院へどうやってアクセスすればよろしいでしょうか。
○都市整備部長(山上直人君)
幡生駅は現在バリアフリー化されておらず、幡生駅を利用する場合は階段を必ず利用する必要があります。車椅子利用者が幡生駅を利用される場合は、現状ではJR西日本のサポートダイアルより事前に申込みをいただき、駅構内の移動や乗り降りについて、JR西日本の職員が現地で対応している状況でございます。改札を出てから新病院までは、バスやタクシーなどの利用が考えられます。
○下村秀樹君
スライドを御覧ください。
〔説明資料を議場内ディスプレーに表示〕
○下村秀樹君
今、山上部長がおっしゃったように――幡生駅はこういう状況です。さびがすごいですけれど、この階段で上がって階段で下りると。エレベーターもないということで、今、部長がおっしゃったような状況で、JRに事前に連絡して駅員さんに介助していただかないと対応できないということかと思います。2人は最低必要になると思います。
それから駅を出てからは、タクシーかバスということでございましたが、反対側に渡るには必ずこの階段を通らないといけないようになっていまして、バスかタクシーでなければ、やはり最低2人の介助者がいないと動けないという状況が今の状況になっています。
次の質問に参ります。このような障害者や、それからお年寄り、また、ベビーカーを使用中の子育て世代の幡生駅から新病院への移動をスムーズにするには、どうしたらよいとお考えでしょうか。
○都市整備部長(山上直人君)
幡生駅は、現在、幡生本町側のみ改札口があり、新病院を含む武久側へ移動するには、徒歩でガード下の市道を利用するか、バスやタクシーを利用する必要があります。幡生駅から新病院への移動をスムーズにするためには、幡生駅のバリアフリー化はもとより、武久側への連絡通路などを設け、そこから新病院への動線を確保する必要があると考えております。
○下村秀樹君
そういうことになると、結構大変な工事になってくるのかなと思いますが、今、距離は結構あるという中で、段差をなくしたとしても、今のままでは、体の不自由な方やお年寄りの方、小さなお子さんを連れたお父さんお母さん、長距離の移動を強いられると思います。幡生駅を新病院のそばへ移設すれば、これらのことが、根本的に解決すると思います。今は、いろいろなハードルがあって大変かもしれませんけれど、将来のためになります。まさに100年の計とはこういうことを言うのではないでしょうか。
また、幡生駅を新病院のそばへ移設することについては、ほかにも二つのメリットがあります。幡生駅は、実は下関市屈指の文教地区への入り口なのです。多くの学生、生徒が幡生駅を利用しています。
スライドを御覧ください。
〔説明資料を議場内ディスプレーに表示〕
○下村秀樹君
幡生駅があります。いい絵がなかったのでこのペンを持った手のマークをつけていますけれど、6校――高校が5校、大学が1校。近いところから下関双葉高等学校、下関商業高等学校、下関西高等学校、下関南高等学校、梅光学院大学、早鞆高等学校、こういったところの学生さん、生徒さんが、幡生駅を使って通われています。図書館が欲しいぐらいのエリアです。この文教地区へのアクセスが向上します。これが一つです。
それからもう一つは、次に述べる下関市立大学駅がもしできるとしたら、そのできるための可能性が高まると思います。私が聞いている話といたしましては、過去、下関市立大学、これは地元から強い要望があったということですが、実現のためのハードルの一つとして、今の幡生駅との距離が近いと、この地図を見ていただいても分かるように、近過ぎると。これがJRの基準的には新駅設置の障害になっているやに聞いておりますが、これもクリアできる可能性が出てくるということで、一挙両得、お金はかかりますけれど、それをどうするかというのはあるのですが、その効果としては一挙両得の効果が生まれてくるということが言えると思います。
続きまして、「(仮称)下関市立大学駅」の新設についての質問です。下関市立大学は、一言で言うとどういうビジョンを持っていますでしょうか。
○総務部長(笹野修一君)
今月の「市報しものせき」の特集記事にもございましたけれども、一言で申しますと、地域に貢献する大学として大きく世界へ羽ばたき、市民が誇れる名門大学を目指し、地域とともに挑戦を進めていくというものでございます。大学間競争が激化することが予測される中におきまして、力強く挑戦する姿勢に、市といたしましても大変心強く、また期待をしているところでございます。
○下村秀樹君
大変すばらしいことだと思います。議員の仲間も大変評価している。ほとんどみんな評価しているのではないかと感じております。
下関市立大学が、世界ランキング入りする大学になれば、下関のまちは大きく変貌を遂げると思います。市長をはじめ皆さんが、総合大学化を進められたことは大英断であり、かつ、大いなる実行力を発揮されてきた結果だと思います。これがこの次のビジョンにつながっていると思います。
ところで、基礎データを確認しておきたいと思います。JRを利用して通学、通勤する下関市立大学の学生、教職員の数と割合はどうなっていますでしょうか。
○総務部長(笹野修一君)
大学からの情報ということでお伝えをいたします。今年度、JR定期券を購入するために、大学へ必要な手続をした学生は、4月からの累計で182名、全学生の9.1%ほどとなっております。参考までに利用する駅の内訳を申し上げますと、下関駅着が19名、幡生駅着の方が162名、新下関駅着の方が1名となっております。
また非常勤教員を含む教職員の利用につきましては、38名、全教職員の19.2%ほどとなっております。こちらも参考までに利用する駅の内訳を申し上げますと、下関駅着が22名、幡生駅着が9名、新下関駅着が7名となっております。
○下村秀樹君
私の読み原稿には「そんなにいるはずないのですね」と書いているのですけれど、思った以上に利用者が多いということに驚きました。特に幡生駅から歩くのは結構、現状では不便だと思いますけれど、こんなに多くの数の学生さんと教職員の方が利用されているということに、改めて驚きました。
次の質問ですが、今の幡生駅――学生さんは幡生駅が多くて、教職員さんは、下関駅が多いということですので、それぞれの駅からで結構なのですが、そこからどうやって移動されているのかお分かりでしょうか。お分かりであればお答えください。
○総務部長(笹野修一君)
市立大学の「大学案内2025」、こちらから引用させていただきます。公共交通機関を利用されたりということでございますけれど、下関駅を利用の場合は、バスで約20分かけて大学のほうに、それから幡生駅を利用の場合は、徒歩で約20分ということでございます。それから新下関駅、こちらを利用されている方の場合は、バスで約15分かけて、移動されているようでございます。
○下村秀樹君
バスで20分、徒歩で20分、ちょっと不便だなというのが現状かと思います。大体、10分以内だったらよしとして、5分だとすごく便利だなと思います。昔の不動産屋的な感覚としては思いますが、ちょっと現状は不便だなと思いました。
次の質問に参ります。下関市立大学の「知の拠点」――知の拠点はすごく大事だと思います。知の拠点としてのレベルがアップしていくに従い、また逆にレベルアップを加速していくために、今の交通アクセスのままでよいとお考えでしょうか。
○総務部長(笹野修一君)
今、御質問がありました知の拠点としてのレベルアップ、これにかかわらず、一般的に駅のみではなく、交通アクセス全体の利便性が向上するということは、学生や教職員にとりましても望ましいものと考えております。
○下村秀樹君
私もそう思います。それに加えて、交通の便がよくなれば、より、広域に人を集めることができると思います。今の時代、在学されている学生さんや教職員の方だけではなく、外に開かれた大学ということで、市民講座等、多くの市民を対象に講座を開く時代でもありますし、また、先生方――教授、准教授の方々も、より広域に人材を集めることができると思います。
かなり昔の話ですけれど、私の知人のお父様は、教授として広島市内から通われ――これは東亜大学ですけれど、東亜大学が新下関駅から行きやすいということがあるのでしょう、広島から通われていました。そういうふうに市内県内だけではなく、広島県とか福岡県からも人材を集めることができる、これはレベルアップにつながっていくと思います。週に何コマかでも来てもらうことができれば、かなりレベルがさらに上がっていくと思います。
そこで、ここの部分で最後の質問ですが、下関市立大学まで徒歩5分以内の場所に、JR新駅、(仮称)下関市立大学駅を設置することについて、どうお考えでしょうか。ちょっとこれは誘導何とかではないですけれど、後藤新平さんが東京駅をつくったときに、そんな大きな駅で、もう駅前の広場というか公園ですね、皇居までのだだっ広い。ばか呼ばわれしたそうです。でも、彼は今となっては、歴史上評価される方になられました。ここで、大英断をされると、前田晋太郎さんも歴史に名を残す方になられるかもしれません。いかがでしょうか、どうお考えでしょうか。
○都市整備部長(山上直人君)
まず、幡生地区から山の田地区にかけては、本市の地域拠点であり、幡生操作場跡地への新病院構想や、市立大学の総合大学化を契機として、都市を取り巻く環境が大きく変化することが見込まれます。本市はそれに先立ち、現在、幡生駅を含む周辺地区の土地利用について検討に着手をしております。
御質問の市立大学近くに駅を設置する場合ですけれども、市から鉄道事業者への請願駅という扱いになりまして、鉄道利用の将来需要や駅の用地、構造、費用負担などについて、JR西日本の合意形成が必要となります。
市としては、まずは、幡生駅についてJR西日本と協議を進めまして、幡生駅を含む周辺地区の土地利用について検討してまいりたいと考えております。
○下村秀樹君
先日、議員研修会がございまして、公共交通という題目で、高橋先生にお越しいただきましてお話を伺いました。今、国のほうも、地域公共交通は非常に大事だと。国が自ら実施はなかなかできない。あくまで実施は、その地域、だけど積極的に応援をしていきたいということにどんどん切り替わってきているそうです。そして、今までいろいろな関係者が多くて、なかなか協議が整わなかったところが、法定協議会ということで、地域の関係者――下関だとJRとかサンデンさんだとか含めて、そういった協議会をつくって、そこで決議をしていくというような、非常にコンセンサスが取りやすいような仕組みに変わっています。昔の、だから請願駅という概念が、今存在しているのかどうか、ちょっとそこまではまだ私も勉強できておりませんけれど、ちょっと先生に聞いてみたら、3分の1の補助が使える制度はありますねと、駅前を整備するというのが前提条件になるのですけれど。しかも法定協議会であれば、単に請願ということではなく、地域をみんなでこうしていこうという文脈の中で、駅をつくる、つくらないという話に持っていけるのではないかなと今感じておりまして、もっとここは勉強していきたいのですけれど、そんな今、雰囲気がありますので、ぜひともその少なくとも、今からは選択肢から外すのではなく、もしチャンスがあれば、下関市立大学駅までつくれるような、幡生駅の位置をどうするかということもありますけれど、ぜひそういったスタンスで考えていただければと思います。下関の未来を大きく変えていくことになると私は信じております。
次に参ります。4番ですが、横浜DeNAベイスターズが優勝されましたけれども、この優勝記念試合の実施について、その誘致を検討されていますでしょうか。また、これは本当にもう周り――議員の皆さんもそうですし、市民の皆さんもいろいろな方からそういった期待、どうなるのかという声がありまして、みんな聞きたい話だし、個々に、市長とか部長とかに聞かれているという話も聞いておりますけれど、あえてここで質問させていただきます。誘致を検討されていますでしょうか。そしてその実現可能性はどうでしょうか。
○観光スポーツ文化部長(田中一博君)
当該球団の発祥の地である本市は、横浜DeNAベイスターズになった現在も多くの市民が応援する球団でありまして、このたびの26年ぶりの日本一は大変喜ばしいことでございます。
本市では、戦後のプロ野球創成期に誕生した「大洋ホエールズ」を支えた下関の歴史を全国に発信するとともに、見るスポーツの推進による地域活性化を目的として、オープン戦や公式戦の招致に向けた活動を続けておりまして、2019年には、残念ながら雨天で中止となりましたけれども、球団創設70周年記念事業として、オープン戦を招致しております。これを機に、継続的なオープン戦の開催を目指しましたけれども、コロナ禍により実現できず、現在に至っているところでございます。
昨年度はその足がかりとして、ファーム公式戦を開催し、さらに今回は日本一という機運を盛り上げる絶好のタイミングではございますけれども、試合の開催には、スポンサーの問題、スケジュール、施設のブラッシュアップなどクリアすべき課題も多く、直ちに開催とはいきませんけれども、引き続き招致に向けて取り組んでまいりたいと考えております。
○下村秀樹君
スポンサーがつくかどうかということと、あとスケジュールがなかなか折り合わないけれども、継続して誘致に向けて活動されているということで御尽力されていることがよく分かりました。ぜひ実現できて、市民全体で盛り上がることができればいいのかなと。景気も向上するのかなと思います。
試合に限らず、その他の記念イベント――横浜ではパレードを実施されていましたが、そういったことについての検討はいかがでしょうか。また、実現可能性はいかがでしょうか。
○観光スポーツ文化部長(田中一博君)
前回日本一となった1998年には、当時の監督をはじめ主力選手7名をお招きし、優勝を祝したパレード及び祝賀会を開催しております。当時の祝賀ムードを記憶している市民の方など多くの方から、祝賀行事のお問合せを頂いておりますが、こうした本市ファンの熱い思いが球団関係者にも届くことで、先ほど御答弁いたしました1軍戦の招致にもつながる可能性があることから、イベントの実施に向けて働きかけを行っております。
具体的には11月30日に横浜市で行われた優勝パレードセレモニーに、市長がお招きをいただいた際に、球団関係者と面談をして、本市での優勝記念イベントの実施について意向をお伝えしております。しかしながら、12月及び1月は、選手たちは球団との契約期間外にあたりまして、2月にはキャンプに入るということから、スケジュール調整等のハードルが高く、現段階で確定しているものはございませんけれども、今後、協議を進めていくこととしております。
○下村秀樹君
先ほどと同じように、大変御尽力されているということが分かりました。また、市長がトップセールスで誘致に向けて御尽力されているということが改めて分かりました。ぜひ、成果が実りまして、市民全体で盛り上がることができればいいなと思いました。
以上で質問を終わります。どうもありがとうございました。(拍手)
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