録画放映

第3回定例会
9月20日(水) 本会議(一般質問2日目)
創世下関
井川 典子 議員
1.高校生の支援について
2.豊北町の活性について
【下関市議会 本会議確定版】

○副議長(安岡克昌君)
12番、井川典子議員。(拍手)
 〔井川典子君登壇〕
○井川典子君
創世下関の井川でございます。通告に従いまして、質問をいたします。
  〔手話を交えながら発言〕
○井川典子君
それでは、高校生の支援についての質問をさせていただきます。6月16日に閣議決定をされました、国の経済財政運営と改革の基本方針2023、いわゆる骨太の方針では、少子化対策・こども政策の抜本強化が挙げられております。全ての子供・子育て世代への切れ目のない支援などを基本理念とし、こども家庭庁を中心に、常に子供や若者の視点で、子供や若者の最善の利益を第一に考える「こどもまんなか社会」の実現を目指すことが明記をされています。
こうした中で、8月7日、本市は、高校生など子育て応援給付金の支給を発表されました。高校生などの養育者に対して、1人当たり2万円の給付金を支給するという内容でありまして、全ての世帯に切れ目のないという、このたびの国の方針に素早く呼応されたことはすばらしいと思います。また、同時に今後の市の取組体制の変化も強く感じているところでございます。
その上で、期待を込めて、あえて言わせていただきますと、私はこれまでも提言させていただいていますように、子育てをゼロ歳から18歳までの間として、長期的に捉えていただきたい。社会で育てていく子育て支援は、短期的スポットの支援ではなくて、長期的な支援が必要だと思います。
以前の一般質問の答弁の中で、こども未来部長は、令和5年度は子育て施策を主要施策と位置づけ、高校生などの支援も含めた新たな事業について予算計上している。今後も切れ目のない子育て支援については、より実効性のある施策を検討してまいるとの答弁をいただいております。また、こども未来部と教育委員会の連携においては、大いに期待をしているところでございます。
そこで特に、市自らも手薄と認めている高校年代への支援は、他の乳幼児期や学童期と比べても、極端に不足をしていると思います。義務教育を修了して高校生になり、中には働く子供もいるかもしれませんが、義務教育期間での学びが社会的に自立していくための基礎であり、その後の進路に大きく影響するものではないかと思います。そういった観点からも、高校生になったから市としての責任はなくなったというのではなくて、その後もしっかりと見届けていく、支えていく姿勢が必要ではないかと思いますけれども、教育委員会の御見解はいかがでしょうか。
○教育部長(藤田信夫君)
下関市の子供たちを切れ目なく支援していくことが重要であると認識しております。
教育委員会といたしましては、学びの街・下関の実現のためには、年齢に関係なく、支援体制の充実を図ることが必要であり、そのためには、子供を真ん中に置いた支援策を関係部局が連携し、情報共有をしながら検討していくことが必要であると考えております。
教育委員会といたしましては、義務教育期間の児童・生徒に対する支援策の充実を図っていくこと、これが一義的に大きな役割であり、幅広く高校生を支援していくという施策につきましては、部局の枠を超えて子供に対する支援策を検討していく、こども施策調整室が設置されておりますので、下関市としての子育て施策の強みや弱み、これをしっかり分析し、ライフステージに応じた支援策について、室において検討していくことが必要であると考えております。
○井川典子君
最後に、部長がライフステージに応じた支援策の検討という言葉を言われましたけれども、この必要性はもうそのとおりだと思いますので、この辺をしっかりと検討して、着手をしていただきますよう、改めて要望いたしたいと思っております。
大半の子供は下関市立の中学校を卒業しまして、市内の高校に進学するのではないかと思います。下関市で育つ子供のために、県立だから、私立だからといった垣根を取り除いて、人口減少対策という視点で全庁を挙げて、市がより主体的かつ重点的に手を差し伸べる必要があると思いますけれども、この点についてはいかがでしょうか。
○教育部長(藤田信夫君)
議員御指摘のとおり、子育て施策という視点で、高校生に対する支援策は、在籍学校が県立であるか、私立であるかということで区分する必要はないものと考えております。
これからの下関市を支えていく世代に対する効果的な施策については、国、県等との役割を踏まえて、検討していくことが必要であると考えております。
○井川典子君
所管の問題というのはあるとは思いますけれども、課題解決を所管をしているという考え方を持っていただきまして、遂行していただきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。
それでは、次の下関北高校への支援のほうに移ります。今回、私は、豊北町の活性についての質問をするために、地元の皆様にも、いろいろな意見を聞かせていただきました。その中に、先に起きた大雨災害におきまして、山陰線の通行止めも見通しが立たない中、通学に大変苦労しているという状況を聞かせていただきました。
昨日、今回の災害に当たって、全体的なことでの要望に、市長自ら国や県へ要望に行かれたということは御答弁でお聞きをいたしました。高校生に特化して申しますと、特にクラブ活動をされているお子さんは、遅く帰る際に、代行バスを利用しているということですけれども、小串駅での接続は悪く、待ち時間が大変に長いということを聞きました。こういった現状というものは把握されておられるでしょうか。
○教育部長(藤田信夫君)
下関北高等学校を通じまして、現在の代行バスでは小串駅で1時間程度の待ち時間があるとの現状をお聞きしております。
○井川典子君
これから寒くもなりますし、暗くもなってくると思うのです。その中で1時間も待つというのは、大変厳しいのではないかと思いますけれども、これらの何か対応というのはされていますでしょうか。
○教育部長(藤田信夫君)
今年度につきましては、山口県において、代行バスに代わる臨時のバスを確保していると承知をしております。
○井川典子君
早期の復旧というのも、期待をしているところですけれども、これはなかなか進んでいないという状況の中で、市も引き続きこの状況の把握をしていただきまして、県への働きかけであったり、連携も必要ではないかと思いますけれども、これを踏まえまして、これからも注視をしていただきたいと思います。
現在、県では、1学年3学級以下の学校の再編統合を基本に、第3期の県立高校の再編整備を進めていますが、先般の報道、9月1日の中国新聞ですけれども、柳井地域の県立高校4校を2校に再編案という記事も掲載をされておりました。
つまり、市内にある全ての県立高校も再編の対象となる可能性があり、予断を許さない状況なのですけれども、このうち特に問題になるのが、旧豊浦郡内にある県立高校でございます。下関北高校についても、県が統廃合の基本としている1学年3学級以下の2学級で、しかも深刻な定員割れの状況となっております。このままでは近い将来、3万5,000人以上が暮らす、旧豊浦郡内から高校がなくなり、旧市内だけに県立高校が残るといったような、享受しがたい状況にもなりかねないと思います。ちなみにですけれども、隣の長門市の人口は3万人強でありますけれども、複数の高校がございます。
また、こういった危機的な現状に対しまして、市はどのような認識を持たれているのか、お聞かせください。
○教育部長(藤田信夫君)
山口県におきまして、県立高校再編整備計画が策定されており、再編整備の基本方針が示されていることは承知をしております。
時間や距離など、通学しやすい環境に高校があることが望ましいと考えておりますので、引き続き、県の動向を注視し、関係部局とも情報共有をしていきたいと考えております。
○井川典子君
このような状況になった主な原因というのは、通学の不便さにあると言われております。地域の方々も従来から、スクールバスの必要性や通学できない生徒のための寮の整備を求める声というのを、地域では度々上げていると言われておりました。
また、近年、頻繁に山陰線が運行停止となることに加えまして、このたびの大雨災害によって、小串・長門市駅間の運転再開も全く見通せないまま、ますますこのスクールバスの運行を求める声が高まるのも、当然ではないかと思います。
また、地元の方々が、県立高校の存続に関心を持たれているというのは、下関北高校がまちづくりにも欠かせない存在であるからだと私は感じております。そうであれば、地域の方々が訴えるように、市が主体的に関与すべきではないでしょうか。
スクールバス運行の支援に関して言えば、他県では、県立高校のスクールバスを地元の市町が運行する事例はたくさんあり、例えば茨城県つくばみらい市が県立伊奈高校に、また島根県邑南町が県立矢上高校に支援をしております。また形は違いますけれども、県内では周防大島町が周防大島の高校生の通学補助もしております。これは寮もしかりでございます。
もちろん県の所管でありますし、連携も難しい点はあるとは思いますけれども、県への働きかけも含めて、市が積極的に施策を打ち出すということも必要ではないかと思っております。
また、地元市町が主体的に関与することによって、学校の特色づくりも際立ってきて、選ばれる学校となることが期待できるのではないかと考えます。
一方、まちづくりにおいては、町の活性化に向けて、スクールバスの活用や寮の整備を願う声も上がってきております。
生徒や地域にとって魅力的な教育カリキュラムを打ち出すことで、入学者数を増やし、地域の活性や地方創生の拠点化を図る、こういう取組を行う地方公共団体というのも増えております。
このような現状を踏まえまして、最後になりますけれども、まちづくりの観点から、これらの課題に対する見解をお聞かせください。
○豊北総合支所長(中野貴広君)
井川議員御指摘の県立下関北高等学校の生徒数は減少していることから、地元では、高校の存続を心配する声が上がっているということは承知しております。
下関北高校では、学校運営協議会におきまして、高校の活性化に向けた協議を行っており、この委員会のテーマ別部会におきまして、活性化について継続して検討していくということを伺っております。この協議会には、豊北総合支所次長もメンバーとして参加しており、情報共有をしているところでございます。
豊北総合支所といたしましては、地元にある下関北高校の存在は、地域の活性化に欠かせないものと認識しており、地域のまちづくりの観点から、下関北高校の活性化に向けた取組に対しまして、市としてどのような関わり方ができるのか、また、どういった支援ができるのかを検討していきたいと考えております。
○井川典子君
所管の問題もありますし、これからいろいろなまちづくりの視点であったり教育の視点であったりというところが出て来ると思うのですけれども、これらの様々な課題に対しまして、積極的に対策を検討していただきたい、一つの施策も立てていただきたいということを要望いたしまして、この質問は終わらせていただきます。
それでは次に、豊北町の活性についてお伺いをいたします。下関市は県内最大の都市であり、ふくをはじめ特産物も多数あり、歴史文化にも恵まれ、高いポテンシャルのある地域であるということは、誰もが認めているところであると思います。
ただ、今まだ十分に生かし切れていませんけれども、この潜在価値や能力を認め、行政も民間事業者も連携や参入の可能性を大いに期待できるところであります。
本市の各エリアの持つ特徴を最大限に生かしたまちづくりを明確化し、遂行し、目的を達成することが、本市全体の活性と、人口減少等の課題解決であるということは言うまでもございません。
そこで今回は、市の北部エリアで、人口減少は最も激しい地域ですけれども、角島周辺のにぎわいであったり、交流人口の増加は、ほかのエリアを群を抜いておりますし、再生の要素が十分にあり、市全体の活性の突破口にもなり得るエリアだと期待をしている、豊北町についての質問をさせていただきます。
そこで、下関市にとっての豊北地域の重要性と再生には何が必要かも含めまして、この地域の将来像をどうお考えかお示しください。
○総合政策部長(前田一城君)
御存じのとおり、豊北地域の美しい海岸線や角島、そして角島大橋は多くのメディアやCM、映画などで取り上げられ、年間100万人近くの方が訪れる、国内でも有数の観光地となっております。
また、道の駅北浦街道豊北は、世界最大の旅行口コミサイトで1位を獲得するなど、豊北地域は市内外の認知度が大変高い観光スポットを多く有しております。
さらに、この豊北地域は、下関市内での田舎暮らしを望む、移住希望者からも最も関心が高い地域ともなってございます。
このように、観光客を多く呼び込み、魅力ある資源は、下関の宝であり、下関にとって大変重要な地域でございます。
しかしながら、豊北地域における人口減少は、急激なスピードで進んでおり、同地域の再生は喫緊の課題となっております。この地域が再生するためには、自然、食、そこに住む人々など、地域のポテンシャルを最大限に引き出し、強みである観光客など交流人口を定住人口につなげ、地域全体に経済効果を波及させる取組が必要であると考えます。
地域住民とともに、豊北地域を再生するため、地域住民の意欲を高めるきっかけが、このたびの地域再生計画であり、豊北のリノベーションまちづくりであると考えております。
○井川典子君
今、総合政策部長が答えられました、豊北地域のこの全体像を見据えた中で、この地域再生計画という施策を立てられて、豊北リノベーションのまちづくり、これが目的達成の手法として実施されていると認識をしていますが、それでよろしいでしょうか。
○豊北総合支所長(中野貴広君)
ただいま議員御案内のとおり、豊北地域のまちづくりの在り方、方向性といった地域の将来像に沿いまして、豊北地域を対象とした地域再生計画を策定し、豊北リノベーションまちづくりの取組を行っているものでございます。
○井川典子君
それではこの地域再生計画は、どういう過程で計画が成立をし、最終目的と実現に向けての施策は何でしょうか。
○豊北総合支所長(中野貴広君)
本計画は、人口減少が続き、民間の空き家が多く存在するなど、地域の活性化が大幅に低下していることから、定住人口を増やし、地域の活性を取り戻すために作成いたしました。
本計画の最終目的といたしましては、豊北町の著しい人口減少の流れを緩やかにするため、人口定住の拡大を図り、人が集い、つながる新たな居場所を創設し、多様なライフスタイルが実現できるまちの拠点の再生を目指しております。
そのため、リノベーションまちづくりの手法により取り組んでまいります。
○井川典子君
リノベーションのまちづくりの事業全体像と進行の現況を教えてください。
○豊北総合支所長(中野貴広君)
まちづくりの全体像といたしましては、生活に必要な諸機能が既にあり、コンパクトなまちである滝部地区を滞在できる・交流できる・住みよい拠点にし、やりたいことにチャレンジできるまちとして、さらには、ここを拠点に、豊北地域の海・山・川といった豊かな自然の中で過ごしたり、楽しんだりしながら、住み続けられるまちとしての再生を目指します。
そのため、リノベーションまちづくりの手法によりまして、今年度から取組を進めております。
キックオフミーティングの後の地域内において、取組意識の高い地域住民の掘り起こしや、市所有の遊休資産である住居のリノベーションに取りかかっているところでございます。
○井川典子君
今の公共施設のリノベーションなどを実働する中で、やる気のある人を抽出するとも答えられたのかなとも思います。もちろん、核となる人材を見つけて、その方が牽引をしていただきまして、市がそこに支援の手を差し伸べる。こういう形が地域再生計画を住民主導で市が支援をしていくという形だと思うのですけれども、今この停滞している原因の一つというのは、この住民が主で、市が従というところに関係しているのではないかなと思いますけれども、どのような認識でしょうか。
○豊北総合支所長(中野貴広君)
地域再生計画や豊北地域リノベーションまちづくりにおきまして、住民主体で取組を行い、市はその取組に対して支援を行うというのを基本としているところでございます。
しかしながら、6月10日のキックオフミーティングにおいても、地域の課題やまちづくりに対するアイデアはたくさん出てきたものの、住民自らが動き出そうとするときに、どう動いたらよいのか、何をしたらよいのか分からないという意見もございます。このことが、住民まちづくりが動き始めていかない原因の一つと考えております。
○井川典子君
私も6月10日のキックオフミーティングのことを挙げさせていただいておりますけれども、様々な要望、地域にこういうものがあってほしいとか、こういうのは足りないものがあります。自分の生活の中で感じたところをたくさん意見発表をしていただきまして、多くの課題を抽出してきた。そしてまたその中で、地域の皆さんのやる気も高まったとも聞いております。
しかし、地域の方が次にどうするのか。何をしたらいいのかということが分からないために、また疑問と不安が出てきて停滞をしている状況になっている。携わる方々が次々と行動に結びつけられるようになるまでは、市が具体的に指示を出すとか、ある程度の道筋を示すとか、具体策を導く、話合いを重ねるとか、そういったように市が引っ張っていく必要があると思うのですけれども、いかがでしょうか。
○豊北総合支所長(中野貴広君)
地域の住民自らが課題を出し、まちづくりに対して何かをしたいという気持ちが芽生えているところでございます。
住民自らが実施していけるようになるまでは、市がある程度道筋を示しながら、まちづくりを進めるキーパーソンを育て、リノベーションまちづくりのやり方を広めていくような仕組みをつくっていく必要があると思います。
○井川典子君
それでは、これからどのように住民の方々を引っ張っていかれますか。
○豊北総合支所長(中野貴広君)
地域住民の方々が自立し、自ら利益を生む仕組みづくりを目標としておりますリノベーションまちづくりは、住民には不安や分からない点が多々あると認識しております。
そのため、まず勉強会や懇談会を開催し、中心となる人材を発掘し育てながら、住民が相互に相談しやすい環境づくりを行い、地域で取組意向のある方の理解を深めてまいりたいと考えております。
ついては、6月10日に行いましたキックオフミーティングにおいて、リノベーションまちづくりの手法についての1回目の勉強会を行ったところでございます。
また、市が本気で取り組む姿勢とリノベーション手法の一つとして、地域住民に示すために、現在、未利用の状態にあります公共施設のリノベーションを進めているところでございます。
リノベーション後に、そこに住む方が住居と併せて店舗として活用したり、オフィスとして活用するなど、居住者自らがやりたいことができる場所として生まれ変えさせる予定でございます。
このように、市が率先して取り組むことで、地域住民の意識が少しずつかもしれませんが、確実に変わっていくものと考えております。
○井川典子君
停滞の理由も分かっているし、そしてまたこれから進めるに当たってのやり方、仕組みづくりというものも、もう考えておられるということで、住民の皆さんがこれから参加しやすく、次々に行動ができやすい環境をつくっていかれるという御答弁だったと思いますので、これから本当に大きな進展が図られるのではないかとすごく期待するところでございます。
頻繁に相談に乗られる体制だとか、支援をやりながら協働でやっていくというところが大切だと思いますので、その辺は本当によく御意見も聞いていただきまして、進めていただければと思います。
では、まちづくりを行う上での地域の課題についてですけれども、豊北町では、角島へ毎年100万人以上の観光客が訪れていますが、観光で得た利益が地域経済に波及されない点にあると思います。
6月議会の答弁で、今まで交流人口を中心に進めてきたが、観光を重視しつつも、地域の人へのコミュニティーに重点を置いた取組に転換をすると言われましたが、地域内のコミュニティーを重点に置くということは、定住に重きを置くと推測するのですけれども、観光から定住へのシフト転換ではなくて、観光と定住を並行して考えていくべきだと思うのですけれども、この並行して進めていくという、こういう点で理解をしてよろしいのでしょうか。
○豊北総合支所長(中野貴広君)
御案内のとおり、豊北地域におきましては、これまで観光を中心とした交流人口の拡大への取組を行い、一定の成果を上げてきたところでございます。
これまでどおり交流人口の拡大への取組として、角島を中心とした観光には引き続き力を入れてまいります。加えまして、今年度からリノベーションによるまちづくりを進めることで、地域の価値や魅力を向上させ、定住人口の拡大を図ることとしておりますので、議員御案内のとおりの観光と定住を並行して推進してまいるという御理解で結構でございます。
○井川典子君
では、地域経済への波及を踏まえた、豊北地区のまちづくりということに関しては、どう進めていかれますか。
○豊北総合支所長(中野貴広君)
先ほどから申しましたとおり、リノベーションのまちづくりを行うことによりまして、地域の魅力を高め、そこに何かをしてみたいという人が集い、行動を起こすようになることで、さらに地域の付加価値が上がるものと考えております。
そして、観光地を訪れる方々が、魅力の高まったこれらの地域を周遊することによって、地域経済への波及が見込まれるものと考えております。
○井川典子君
それで、滝部地区に焦点を当てられて、今言われたところを、滝部地区が始まりかなとして、つくられていると思うのですけれども、まずは滝部地区においてのまちづくりを行おうとした理由をお答えください。
○豊北総合支所長(中野貴広君)
滝部地区は、かつては商売で栄えた土地柄でございまして、スーパーやコンビニ、金融機関、役所、子育て施設、学校、駅、図書館など、生活に必要な諸機能が徒歩圏内にあり、コンパクトシティーの特徴を備えた、移住、定住の促進に適した地区と考えております。
また、滝部地区は、豊北地域の中心に位置しているため、豊北地域全体へのアクセス拠点になると考えており、観光スポットが多く存在する海側の流れを内陸側に向けるきっかけをつくり、豊北全体のポテンシャルを引き上げるために重要な地区と考えております。
以上の理由から、このたび滝部地区においてリノベーションまちづくりを行うことといたしました。
○井川典子君
それでは、今行っています活動主体が、どこで、どういう活動をしているのか、お答えください。
○豊北総合支所長(中野貴広君)
活動主体につきましてでございますが、市としての取組につきましては、先ほど申し上げましたとおりでございます。
地域住民による活動といたしましては、このたび、滝部地区を拠点とし、空き家や広場を活用した小さな拠点づくりを主な目的とした民間団体が立ち上がっております。
この団体は、8月の末から、滝部地区にある民間の空き家を借り受け、にぎわいを創出するための施設の改修を行う準備を進めているところでございます。
今後もこのような組織や個人での動きが広がっていくものと考えております。
○井川典子君
民間の空き家を借りてのリノベーション、そして、公共の未利用施設である旧職員住宅4棟のうちの2棟をファミリー向けにリノベをした。そして太翔館を人の集まる拠点にするということだと、前の答弁でも聞いているのです。そして旧消防官舎、またそういったたくさんある公の施設のリノベを、これから行っていくのだろうということですけれども、このリノベーションのまちづくりというのは滝部地区だけで行われるのでしょうか。
○豊北総合支所長(中野貴広君)
このたび進めておりますリノベーションまちづくりについてでございますが、まずはコンパクトシティーである滝部地区において、事業を展開することとしておりますけれども、将来的にはこの結果を基に、各地域の特色を生かしたリノベーションまちづくりを展開していくといくことで、豊北地区全体の活性化につなげてまいりたいと考えております。
○井川典子君
まず、交流人口も受け入れやすい滝部地区から、にぎわいを創出して、そして受入れ体制を整えるとのお考えでの公の未利用施設を使ったリノベに着手をしたのだと思いますけれども、滝部地区のまちづくりにおいて、この地域の人々の思いであったり、動向、集客、また、にぎわいを考えたときに、滝部温泉は、地域再生の核になる施設であり、滝部温泉の再生が外せないと思いますけれども、その点についてはいかがでしょうか。
○豊北総合支所長(中野貴広君)
滝部温泉につきましては、滝部地区民のシンボル的な建造物である、先ほど御紹介した太翔館などと並び、議員が申されますとおり、滝部地区に人を呼び込み、にぎわいをもたらす地域再生の起爆剤になり得るものと考えております。
滝部温泉の再生につきましては、民設民営を基本として考えておりますので、市といたしましては、現在の購入事業者による利活用に対しまして、必要な支援を検討していくこととしております。
○井川典子君
民間の施設ということで、ずっと長い間きていたのですけれども、今までは民間の施設と温泉源を一つとして考えてきたと思うのですけれども、温泉源の活用を主として考えるのも一つの策だと思いますけれども、いかがでしょうか。
○豊北総合支所長(中野貴広君)
御案内ありましたように、温泉につきましては、滝部地区でリノベーションまちづくりを進める中で、現在の滝部温泉の施設にこだわらず、他の場所での温泉の利活用というものも視野に入れて検討しているところでございます。
このことにつきましては、所有者である事業者の温泉であるために、他の場所の利活用を含め、引き続き積極的に、事業者との意見交換を継続してまいりたいと思っております。
○井川典子君
温泉を核とした場合のまちづくりの推進と、温泉がない場合のまちづくりの推進というものに関しても、検討されていますか。
○豊北総合支所長(中野貴広君)
温泉がないというよりも、温泉を活用してまちづくりを考えてみるということになると思いますけども、温泉につきましては、リノベーションまちづくりによりまして、滝部地区に存在する他の地域資源と組み合せることによって、新しい地域の魅力を生み出すことが考えられると思っております。
さらには、地域住民のまちづくりに対する機運も高まるものと考えられますので、滝部地区のリノベーションまちづくりにおいては欠かせない重要な資源の一つであると考えております。
○井川典子君
温泉がないということの推進では考えていなくて、温泉ありでは考えているということで、すごくよかったと思うのですけれども、この温泉を活用するアイデアというものも持たれていますでしょうか。
○豊北総合支所長(中野貴広君)
リノベーションまちづくりのキックオフミーティング、先ほど議員さん御案内もありましたが、その意見交換の場におきまして、参加者からは、温泉につきましては、町なかの足湯施設でありますとか、簡易温浴施設、サウナなど、いろいろなアイデアが出されております。
皆さんのアイデアが実現できるような環境を整えていくことや、行政によるサポートや支援について検討していきたいと考えております。
○井川典子君
私も地域の方々と話す中で、この滝部温泉への期待、温泉があったらこういうこともできる、こうしたいと皆様が話をする中で、この熱の上がり方というものを目の当たりにした時に、豊北の方々、地域の方々にとっては、この温泉再生というのがどれだけ重要であって、期待が高いのかということを思うわけでございます。
先ほどから、支所長のほうも、皆さんの温泉再生の意見が高いということを認識されているので、その辺は御理解いただけていると思いますけれども、改めてそういった思いの認識というものはございますでしょうか。
○豊北総合支所長(中野貴広君)
豊北地域の住民の皆さんの中には、ずっと温泉の復活を望んでいる方がいるということを承知してございます。地域の皆さん方にとりましては、滝部温泉は、これまでの憩いの場であり、交流の場であり、そして思い出の深いところとして、重要なものであるということは理解しております。
○井川典子君
温泉源を利用するに当たって、いろいろなアイデアも浮上をしていますし、それから市の考え方だけではなくて、地域やほかの市からの民間参入というところも考えられる中で、これからの可能性を探るためにも、令和6年度当初予算に、調査費などの予算計上をして、実働していくということは考えられませんでしょうか。
○豊北総合支所長(中野貴広君)
予算に調査費等の計上をしてはいかがという御要望でございますが、滝部温泉の購入事業者につきましては、施設改修等の事業構想を検討する中で、地域の方々にも温泉が利用できるようにしたいと考えているところもございます。
現在、温泉のポンプアップ機器など、既存の温泉関連施設が使用できるかどうかの調査の準備を進めていると伺っております。
まずは、既存の温泉の利活用について、随時意見交換を行いながら、財政的な支援を含め、行政ができる支援を検討してまいりたいと考えております。
○井川典子君
民間が取得してからは、まだ期間が短いので、協議もなかなか進んではいないと思いますけれども、スピード感を持ってこれを進めていくには、調査の予算づけであったりというものは必要なのではないかと思います。
市長も昨日の答弁で、今がちょうど、来年度の予算編成に取り組んでいるところだから、まだ間に合います、皆さん出してくださいと言われたと思いますので、私はこれもまた新たな要望として、予算要望に付け加えていただきたいと思っております。これは要望でございます。
それでは、今後の市の役割――最後の項目となりますけれども、滝部地区に移住をしたいという方の受入れ体制を充実するための、リノベーション等であっても、ここに行きたいという魅力がないと絵に描いた餅になりかねません。
現在、地域の方々は、ここにスーパーが1つしかなくなった、また、集まってお茶を飲めるところもない、みんなで雑談してわいわい言うところもない、住みづらくなってきたということを言われていたのです。これはこのスーパーでもカフェでも、ここに投資をしたいと思わせる活気を出さないといけないと思うのです。先ほどからも、リノベのまちづくりは地域内を重視する。でも、一方では外からの経済波及を考えたまちづくり、こういったことも観光客の周遊というところも両方並列にしてやっていくんだと言われました。
このどちらにも、これは温泉というのがもう一つのキーワード、キーワードというかキーになると思うのです。これもぜひ並行して進めてほしいと思います。今後のリノベーションのまちづくりのスケジュールはどうなっているのでしょうか。
○豊北総合支所長(中野貴広君)
今後のリノベーションまちづくりのスケジュールでございます。今後のスケジュールといたしましては、今年度は御承知のとおり、旧教職員住宅2棟の施設整備を行うこととしております。そして、令和6年度、7年度で、先ほど御案内もありましたが旧消防署官舎と、建物の前にあります空き地と公園、そして、法務局跡地などの施設整備を行う予定としているところでございます。
また、今年度から令和7年度にかけまして、アドバイザリー業務によりまして、将来ビジョンの検討・策定、改修工事に係る基本計画とコンセプトの立案、そしてリノベーションまちづくりに関する外に向けた情報発信を行うこととしております。
○井川典子君
実質、あと2年での目標達成でございます。ワークショップの参加人数であったり、移住者数及びお試しの住宅者数、希望する人数、新規事業者の人数、そしてその定住相談件数とも、高い数値というものを目標とされておられます。
今の中では、この達成というのはかなり厳しいのではないかとも思うのですけれども、今までの御回答のまとめとなると思いますけれども、豊北のリノベーションのまちづくりの滝部地区の取組は、自信を持って目的が達成できる、役割を果たすと思われますか。
○豊北総合支所長(中野貴広君)
繰り返しになると思いますけれども、市としては、中心となる人材を発掘、育成しながら、まちづくりを行いたいと考えている住民の後押しや、連携を行うことによりまして、地域住民の不安を解消し、やる気を引き上げてまいりたいと考えております。
また、市が率先して市有地の遊休資産のリノベーションを行うことによりまして、リノベーションの手法というものを皆さん方に御理解いただきたいと考えております。
このようなことによりまして、市が必要な支援を行って、地域住民を引っ張っていくことで、スピード感をもってリノベーションのまちづくりを進め、目標達成に努めてまいりたいと考えております。
○井川典子君
今回、豊北の活性に向けた滝部地区の取組を質問するに当たり、聞き取りをいろいろさせていただいたのですけれども、関係部局も、この北部エリアの成功がいかに今後の市全体の活性に関わるかという、この認識というものはすごく持っておられて、力を入れて取り組んでおられる。そしてこれからも取り組むという姿勢は、私も本当によく理解をできました。
公の施設のリノベーションで受入れ体制はつくれるものの、やはり地域の浮揚には、温泉は不可欠だと思っております。今回の御答弁では、温泉に関してはあらゆるアイデアを持っていて、再生に力を注ぐ覚悟と受け止めましたけれども、最後に、滝部温泉の再生、豊北の地域の活性を公約に挙げておられました市長の口から、改めて、北部エリア、豊北地域のまちづくりと活性化、滝部温泉を核とした再生も含めまして、これからどのように進めていくのかというお考えを示していただければと思います。
早口で質問をいたしまして、市長にばっちり時間を残していますので、よろしくお願いいたします。(笑い声あり)
○市長(前田晋太郎君)
いろいろ私もイメージをして、お話を聞かせていただいておりました。とてもいい質問をいただいたと思います。
豊北町が非常に人口が減って、高齢化率も、もう何年か前に50%を超えて、今5人に3人が65歳以上ということで、地域の方々の不安とか、御不満も随分とたまっていることだと思います。それに、井川議員がこの間、たまたまというかお話を聞く機会があったということなのです。ありがとうございます。
やはり、まず人が、その地域に住み続けていただくためには、必要なものというのがたくさん要素があると思うのですけれども、最低限、その生活インフラがきちんとしたものがまずないと、絶対的なものがないと駄目だ。今キーワードとしていろいろお話が出ました。
それからもう一つ大事なのは、お仕事です。産業であり仕事、雇用です。そういったものがきちんとあのエリアに存在していないと、当然外に出ていくばかりになります。最後は、やはりにぎわいが必要ですから、観光的な側面も豊北町がもっと磨いていかないといけない。この三つなのだろうと思っているのです。
その中で、滝部温泉をどう再生させていくかということも、ちょっとお話をしたいと思います。生活インフラについては、最初にありました子育て、教育も、北高をやはりいかに守り抜いていくかということはすごく大事だと思います。今回のバスのことについても、鉄道が駄目になってバスになっても、やはり県の所管なので、ついどうしても、我々から前のめりで、この手を差し伸べていくという作業が出遅れているというか、難しい状況であることはちょっと認めるというか、これはもう何とかしないといけないと思いながらも、できていないというところが一つあります。
あと買物、やはり買物の状況というのは本当に、お店が、私が知るこの12年間、この市政に入ってきてからの中でも、一つ二つ減ってあと1個しかないのですか、道の駅があるというのもありますけれども、これも充実させていかないといけない。
これは、やはりにぎわいと生活に対する、この充実感が出てこないと、民間が投資をしてくれませんから。順番からすると、何か店を誘致しようとかいうのではないと思うのです。だから、結局リノベーションを今回切り口に、地域の元気を底上げしていこうということです。
何度かこの議場でも皆さんにお話ししたことがありますけれども、このコロナになって、生活に対する人間の考え方が非常に変わってきた。都会に対する考え方、田舎に対する考え方、自然の大切さ、いろいろ変わってきた。豊北町というのはやはりいいよねという、下関の中でもどちらかというと豊北町に住んでみたいという興味がある照会の電話がかかってくるようになったり、連絡がかかるようになってきたということが、やはり豊北町のこのリノベーションの考え方につながっていったということは、御理解いただいていると思います。
そして、例えば、仕事、産業の充実というところでいうと、やはり大きな工場を近くに誘致するということ、これもまた難しいと思うのです。だから、今あるものを磨いていくという考え方になれば、当然漁業であり、漁業だってすばらしい漁場が近くにある。
長門市なんて、萩市なんて、日本でも有数の漁場、恐らく豊北町だってサワラが取れたりとかです。ブリもハマチもヒラソも大きなのがたくさんいて、豊北町で、僕はこの間クエ、こんな大きいのを釣りました。沿岸から2キロも離れていないところで釣ったのです。それぐらいいい場所でありますし、漁業で成功させてもいいし、農業で耕作放棄地がたくさんあって、今日も質問がありましたけれども、楽天の関係もありますが、ああいった農業の従事者を育てるような仕組みづくりで、そのまま定着していただくということも当然必要でしょう。結局、そういう地道な作業をやっていく必要が大切です。
あと観光地も、これはすばらしい素材がたくさんありますから、これは自信を持ってほしいと思うのです。角島大橋だけではなくて。これはもっと僕は広域で考えたほうがいいと思っていて、長門にも、センザキッチンであり、元乃隅神社、ああいうコンテンツは幾つも充実しているので。最後の山陰道が、今、建設促進スピードが上がってきています。豊田まで、道路も今進んでいますので、そういった充実してきたものが、最後ドンと組み合わさって、ここ何年か後にうまくいったらいいなというのは、イメージとしては持っているのです。
最後に、滝部温泉ですけど、私が公約にさせてもらったのは、昔の古い施設が倒産して、数年たったぐらいの状況だったのです。建物はまだそんなに傷んでいなかったのだけど、今本当にもう見るも無残な状況で、あの建物をどなたかに買い取っていただいて、そこに市がちょっとお手伝いしたりして、民間の地域の方々に利用してもらえるような状況にしてもらおうということで、いろいろ進めてきて、買手がなかなかつかなくて、時間がたってきたのです。
今回買ってもらったのは皆さん御承知ですよね。あれは、豊北町で、太陽光を進めて、太陽光のパネルの下にお茶っ葉を植えて、お茶の葉を育てるというハイブリッド農業を進めていくCEFという会社が、お茶っ葉を摘み取って、加工するための場所が必要、加工場が必要だということで、あと社員を休ませたり、福利厚生で使うための施設がないかと探していて、滝部温泉を買い取ってくれたのです。
だから、その話を聞いたので、私はその社長に、あれは地域の方々にも使ってもらえるような施設にしてほしいという相談はしていたので、さっきの答弁でも、必要なものがあったら市としても、何かお手伝いできれば一緒にできるといいなということはやっています。ただ、やはり今、井川さんもポイントを言ってくれましたけど、もっと地域の方々に、温泉を軸としたまちづくりを考えていく必要があるのかなとはすごく感じます。
実は、CEFに買ってもらうことが決まる前、もう買手がつかない、もう無理だと思っていたときに、豊北町のスタッフ、職員を集めて、温泉を使ったまちづくりで何かしようという話を1回投げたことがあるのです。もう待っていられない。施設を置いておこうということで。
例えば、足湯にして、買物する場所と食事場所と駐車場があって、小さい滝部バージョンの道の駅ではないけれども、そういった核があれば、また町の人たちに元気が生まれるし、また、観光客とか来てもらった方々にどういうふうにお金を落としてもらうかという考え方とか、そういう循環を、今からというか、もう本当、出遅れて申し訳ないぐらいなのだけれども、頑張っていきたいと思っています。どうかよろしく、皆さんにまたお伝えいただいて、私も時々、豊北町に入って、皆さんに元気ができるように考えていきたいと思います。今日は、いい御質問ありがとうございました。
○井川典子君
今日も皆さんが聞いていると思いますので、市長も滝部温泉はやるというところで、私も今認識をさせていただきました。新たなアイデアもたくさん持っていると、部局のほうも言っています。でも地域の方は、滝部温泉自体の再生はもう生活なのです。インフラなのです。そこをしっかりと理解していただきたいと思います。
地域の方々の意向と住みよさ、地域のコミュニケーション、それが温泉にかかっている。ただ単に観光客を引き寄せるための温泉ではない。地域に根づいたものだというところを理解していただきまして、きちんと予算も取って、やる気を見せて進めていただきますことを要望いたしまして、質問を終わります。ありがとうございました。(拍手)
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