録画放映

第1回定例会
3月9日(月) 本会議(個人質問2日目)

下村 秀樹 議員
1.飼い主のいない猫(野良猫)の不妊去勢費用の全額補助について
2.下関駅前・駅周辺の活性化について【10分45秒から】
3.新下関市立病院の立地について【18分49秒から】
4.新下関駅への「エキスタ」第2号施設整備について【31分25秒から】
【下関市議会 本会議速報版】
・下関市議会では、本会議の正式な会議録が作成されるまでの間、速報版を掲載いたします。
この速報版は、会期終了後約1か月程度で掲載します。
・速報版の会議録は校正前原稿であり、今後修正されることがあります。
なお、音声で認識できなかった部分は一時的に「★」で表示しています。
・校正後の会議録が「会議録検索システム」に掲載された時点で、速報版の会議録は校正後の会議録に差し替えます。


○議長(林真一郎君)
8番、下村秀樹議員。(拍手)
  〔下村秀樹君登壇〕
○下村秀樹君
 皆さん、おはようございます。無所属の下村秀樹です。まずは、このたびの予算案全体について意見を申し上げます。一部疑問を呈する部分、反対の部分もありますが、全体としては高く評価できるものと考えます。前田市長をはじめ執行部の皆さんの御尽力に感謝を申し上げます。このたびの議会における前田市長の御発言で最も印象に残っているのは、市民、団体、議員の要望、意見のうち、今まで取り込めなかったものを洗い出し、今回、なるべく取り入れるようにした旨の御発言です。私は、今までも様々な場面で、前田市長は一生懸命市政に取り組まれている。また、あらゆる市民、企業、団体と、案件への目配りが効いていらっしゃる。しかし、私としては、是々非々で反対意見も言っていくということを申し上げてきました。まさにそれが花開き、最終仕上げに入っていると感じました。
 さて、質問に入ります。飼い主のいない猫(野良猫)の不妊去勢費用の全額補助について。まずは飼い主のいない猫の不妊去勢費用の全額補助につきまして、予算案に組み入れてくださったことを極めて高く評価いたします。また、今まで犬猫問題を取り上げてくださった同士の議員の皆さんにも感謝します。犬猫に関しては、令和5年9月議会、令和6年6月議会、令和6年9月議会、令和6年12月議会、令和7年12月議会と、私はこの3年の間に5回も取り上げており、ひとしお、感無量です。アニマルエンシア代表の白石直子さん。アニマルセーフティリンク・イシス代表の大原晃子さん。ディ・アンク代表の神近圭子さんをはじめ動物愛護団体、動物愛護者の方々からも多くの声が寄せられ、大きな方向性としては歓迎の声が上がっており、あわせて、今後の課題の御指摘やアドバイスもいただいております。
 他の市の方々からも、SNS等を通じて御好評で、今までは下関は遅れていると言われていたのが、下関はうらやましいという言葉さえ飛び出しており、今までは惨めな気持ちになることが多かったのですが、今や少し鼻が高くもなりました。財源についても、昨年度、奈良市の例を挙げて提案させていただいたふるさと納税を活用するということで、大変すばらしいと思います。
 順次質問いたします。委託先はどこでしょうか。また、手術を実施する動物病院は、獣医師会所属か否かに関係なく対象となるのでしょうか。
○保健部長(八角 誠君)
 本事業の委託先としては、下関市開業獣医師会を想定しておりまして、手術を行うのは、下関市開業獣医師会に属する獣医師になる者と考えております。
○下村秀樹君
 そうすると、獣医師会に所属しない動物病院は仕事が減るというところも出てくるかもしれないと思いますが、どうお考えでしょうか。
○保健部長(八角 誠君)
 本業務の業務内容は、単独の開業獣医師では受託困難であることから、下関市開業獣医師会への委託を考えております。下関市開業獣医師会は、下関市内に診療所を設ける10人の開業獣医師により構成される団体で、狂犬病予防集合注射の実施など、これまでの本市との共同事業の実施状況から、1年間にわたって安定的に業務を行えると考えることから、本業務の委託先として想定しているものでございます。
○下村秀樹君
 この点については、私もいろいろ考え、思いを巡らしておりまして、獣医師会以外の動物病院で、値頃感のある手術代のところは、今度は野良猫ではなくて、飼い猫の不妊去勢手術をするという住み分けになるのかもしれないと、私は考えておりました。獣医師会所属のところは野良猫、そうではないところは飼い猫と、手術代にもよりますけれども、というようなことを考えていたのですけれども。
 一方で、獣医師会に所属しない動物病院の中には、大変人気のあるところも多くて、来られる方も多いので、不妊去勢手術に力を入れている一部の動物病院以外は、不妊去勢手術に対応する余裕がないのではないかという意見も、ついこの土曜日ですけれども寄せられまして、この辺は、今後やってみて、どうなるかということを見ながらという話になるのかと思っております。
 次の質問です。年間400頭を対象とすることは、本当にすばらしいことだと考えておりますが、一方で、委託先の対応能力は十分でしょうか。少し心配な点としてお聞きします。
○保健部長(八角 誠君)
 事業の実施の流れといたしましては、市民が捕獲した猫を動物愛護管理センターまで持ち込んでいただき、センター職員が1か月で約40頭、1回で20頭の猫を、委託先が指定した動物病院に搬送する形を考えております。
 手術に際しては最大10病院で、1病院当たりの手術数は最大で3頭として実施することを考えております。下関市開業獣医師会とは、本事業の所要額の積算に当たり、業務内容や委託料の額等について調整を行っておりますので、適切に対応いただけるものと認識しております。
○下村秀樹君
 適切に振り分けるので大丈夫だと、心配するなということでございました。
 次の質問でございます。飼い主と飼い主のいない猫の区別は、何をもって判断するのか。これについては、関連質問の中でも質問されていますので、質問を省きます。従来どおり、誓約書を出していただくという御答弁でございました。さらに聞き取りのときの話を付け加えますと、野良猫として不妊去勢手術をした場合は耳をV字カットするので、飼い猫を持ち込まれる可能性は少ないだろうということでした。そういうことでよろしいでしょうか。
○保健部長(八角 誠君)
 そうでございます。
○下村秀樹君
 今後、不妊去勢手術が進んでいく中で、飼い主のいない猫と地域の共生、いわゆる地域猫活動がますます重要になっていくと思いますが、今回の施策を踏まえて、地域猫活動はどのように進めていくのでしょうか。今までも進められておられますが、今回の施策を踏まえて、どのように進めていかれるのでしょうか。今朝も少し御意見があったのですけれど、不妊去勢手術を済ませた猫は狩猟本能が落ちるので、自分で餌を取る能力が落ちるので、適切で、管理された餌やりが必要じゃないかとか。それから住民の間、私も自治会長のときに板挟みになりましたが、ふん尿被害によって、猫を嫌う人と猫が癒やしとなっている人がいるという、この折り合いを付けていくためにも、地域猫活動は大変重要だと思いますが、どのように進めていかれるのでしょうか。
○保健部長(八角 誠君)
 まず、本事業を5年間集中的に実施することにより、飼い主のいない猫の数を適正数とすることで、地域における様々な環境被害が軽減されることを期待するものでございます。
 並行しまして、令和7年12月に作成いたしました地域猫活動に関するガイドライン、これを用いまして地域猫活動の必要性や効果について広報を進めるとともに、活動に対する支援を検討してまいりたいと考えています。
○下村秀樹君
 ほかにもあったかと思うのですが、ほかにはないでしょうか。
○保健部長(八角 誠君)
 ほかの支援活動、今述べた以外で言いますと、令和8年度の下関市生涯学習まちづくり出前講座メニュー、これに新たに地域猫活動に関する講座を掲載いたしまして、新たな講座を実施することを計画しております。
○下村秀樹君
 地域猫活動を積極的に後押ししていくということでございました。
大きな2番目のほうの質問にまいります。下関駅前・駅周辺の活性化について。下関駅前・駅周辺の活性化について、当初予算の概要23ページには、官民連携による施設のリニューアルや、新たな事業展開によるにぎわいを創出すると記載されておりますが、施設のリニューアルの問題ではなくて、集客の問題と考えますがいかがでしょうか。分かりやすく例えれば、新体育館やスタジアムを下関駅前に造れば、駅前商業は潤うでしょう。分かりやすく例えれば、済生会病院を下関駅前に持ってくれば、駅前商業は潤うでしょう。朝、済生会に行ってみると分かりますが、下関で最もにぎわいのある場所と言っても言い過ぎではないと思います。これらのことをやろうと思えば、例えば、駅南地区で土地区画整理をするとか、企業絡みの土地の取得や、港湾局絡みの土地の手当等が必要になるでしょうし、時間もかかるかもしれませんが。少なくとも、発想としては何らかの手段で集客施設を造るなり、集客の仕組みをつくる必要があると思います。
 民間事業者は、人が集まれば放っておいても投資します。逆に人が集まる見込みがなければ、投資はしません。したがって、どうやって人を集めるかを考えることが必要だと思います。建物をきれいにしたから人が集まるということではないと思います。戦後の闇市は露店の集まりでしたが、多くの人でにぎわっていたそうです。写真にまいります。
  〔説明資料を議場内ディスプレーに表示〕
○下村秀樹君
 これは東京の例だから関係ないという御指摘も、つぶやきも、聞き取りのときにはございましたけれども、渋谷横丁です。こういうふうにもう屋根がない、そしてビール箱を椅子にしてにぎわっている。これは、銀座のコリドー街、外国人も含めてみんな、むしろ外で飲むことを好んでいる。有名な新橋のガード下。それから、渋谷横丁の昼間です。もうこういうふうに常置です。常に置いてあるこういうテーブルとか、あと冬は寒いのでストーブです、屋外用のストーブは置いてある。要するに屋根も壁もないという、安普請以前の建築がないという状況でも、老若男女、インバウンドの外国人、あらゆる人々は群がっています。
 それから、これは視察で行った沖縄市の沖縄サントリーアリーナですけれども、この写真からはよく分からないのですけれども、入り口に行くまでの動線には多くのキッチンカーが並び、人が群がっています。この写真は中です。中にもテイクアウトの店がたくさんありまして、しかも試合中でも、いろいろなところに映像が廊下とか、至るところに映像があって、試合の状況を見ながら食事を買いに行ったり、ビールを買いに行ったりということができるという。少しその話は置いておきまして。要するに人が群がっているということなのです。
 ウィキペディアの情報ではありますが、沖縄サントリーアリーナについては、バスや駐車場を含む交通面の整備、周辺地域や飲食、宿泊業などの附帯産業と連携を進め、経済波及効果の最大化、防災拠点としての役割も持たせるということで、これは一般的な、今はもう一般的な考え方だと思いますが、こういったことも踏まえて、この集客についてはどうお考えでしょうか。
○都市整備部長(即席久弥君)
 下関駅前リニューアルは単なる施設更新にとどまらず、駅前に必要な機能や施設の再配置、運営、集客までを含む官民連携による持続可能なまちづくりに取り組むものであり、議員お示しの集客は重要な要素の1つであると認識しております。
令和8年度に設立する官民連携協議会では、民間事業者としっかりと意見交換してまいります。事業の推進に当たっては、一定の時間を要する施設の更新などのハード施策と、集客の見込めるソフト施策を並行して進め、最終的にはハード施策で整えた環境を、ソフト施策で継続的に生かせるような仕組みを検討いたします。
 老朽化した施設の更新と併せ、駅前に新たなにぎわいを創出し、誰もが安心して魅力ある時間を過ごせるまちづくりを進めてまいります。
○下村秀樹君
 今集客についても意識して進められるというお話だったかと思いますが、私は駅前、本当に人通りのなくなった駅前を何とかしようということに、反対しているわけでは全くございませんで、大賛成なのですけれども。心配しているのは、施設の再配置とか、ハードというお話もありましたけれども、すごくお金がかかる可能性がある部分です。その辺が、大事な市民から預かったお金を無駄にしないように、有効に使えるように、なるべく民間の投資が呼び込めるようにするべきだと。そのためには集客、人が集まる。物が売れる。もうかる、利益が出るというところでないと、民間は投資をしませんので、民間が投資しないとなったらもう、市がどんどんどんどんお金をつぎ込んでしまうしかないということになりますので、そこの点を心配しまして、とにかく人が集まるような、これもまさにハードとソフト、人が集まるような施設、どうせ何か施設を造るんだったら駅前に造るとか、そこに少し駅から離れたところに土地が空いているから、そこに造ったほうが、当初は手軽かもしれませんけれど、将来のことを考えると駅前になるべく持ってくるということが、ひいては市全体の節約にもなるし、発展にもつながるのかというスタンスで申し上げております。
 昔は、このエリアには人が住んでいましたが、今は端的に言うと、空き家か、おばあちゃんが独りで住んでいるかです。また昔は、彦島の人たちは下関駅のほうに買物に来られていましたけれども、今は旧彦島有料、北バイパス経由で、川中のゆめシティで買物をされる方も多いです。北バイパスができて、川中と彦島の間の時間、距離は大変近くなったからです。
 まず、このことを押さえておく必要があると思います。すなわち、下関駅前商業に対する商圏人口は少ないということです。地元に人がいないからです。したがって、地元以外から人を集めるハード――施設、ソフト――仕組みが必要だと思います。そして、きれいにしたから人が集まるというものではないと思います。なぜなら、汚いといって敬遠しているという声は聞いたことがないからです。以上です。よろしくお願いします。
 3番にまいります。新下関市立病院の立地について。新下関市立病院の立地については、幡生駅周辺ではなく、新下関駅や下関駅周辺がよいと考えますがどうでしょうかというのが質問です。2つの都市拠点の1つである下関駅前は衰退し、新下関駅前については、ほぼ手つかずの状況だと思います。そういう中で、第3の拠点をつくるべきではないと、私は考えます。下関市が空疎な街になってしまうからです。コンパクトシティー化施策にも逆行していると思います。繰り返しになりますけれど、済生会病院に行くと、人でごった返しております。下関駅前に同様の施設ができれば、駅前は活性化するでしょう。また、新下関駅前につくれば、福岡、広島、関西、東京等からドクターを呼ぶことも期待できます。スポットで呼ぶこともできると思います。ということで戻りまして、新下関市立病院の立地については、どうお考えでしょうか。
○保健部長(八角 誠君)
 令和6年6月に策定いたしました新下関市立病院に関する基本構想において、建設候補地を選定する際に、4ヘクタール以上のまとまった土地などを候補として考慮した結果、下関駅周辺にはそのような土地の確保が見込めませんでした。
 新下関駅周辺には用地がございましたが、農地転用や地盤改良を行う必要があり、事業費の増加や事業期間の長期化のデメリットがございました。
 一方で、幡生操車場跡地は十分な広さがあり、洪水浸水想定がなく、既に本市の特別会計が土地を保有している点でも優位性が認められることから、建設候補地として選定いたしました。幡生操車場跡地は、統合する2病院と距離的に近く、また安岡にある済生会下関総合病院、長府にある関門医療センター、これらとの配置バランスの観点からも、建設候補地としてふさわしいものと考えております。
○都市整備部長(即席久弥君)
 私のほうからは、都市計画の施策の観点からお答えさせていただきます。新市立病院の候補地である幡生駅周辺や山の田地区は、商業、医療、教育等の土地利用を推進・促進することを目的に、本市の地域拠点として、都市機能を誘導するエリアであり、山陽本線、山陰本線の結節する広域の利便性に優れた幡生駅を有しております。
 現在、幡生駅ではバリアフリー化に併せ、武久側からのアクセス向上や公共交通の利便性向上を目的に、駅を中心としたまちづくりを進めており、医療や教育などの共益施設の集積が重要と考えております。
 新市立病院の幡生駅周辺への立地につきましては、このようなまちづくりの背景や方向性に合致するものと考えております。
○下村秀樹君
 2番目のほうの御答弁の幡生駅はかなり老朽化しておりますので、老朽化の対応とか、あとバリアフリー、車椅子で移動できない。駅員さんが下のところを、電車や汽車が走るところを遮って渡るしかないとか。あと武久口がないという長年の課題がございますので、このあたりは、誰が事業主体になるのかということはございますが、必要なことだと思います。
 一方で、新病院の立地につきまして、そこに土地があるからという発想は、私はもうこれからはやめたほうがいいのではないかと。私は、それを空き地ビジネスと呼んでいますけれども。まず、そのどこに立地させるべきかというところから考えていく必要があるのじゃないかと思います。それは結局、そのほうが最終的に、市民の皆さんの利便性の向上につながりますし、投資対効果という意味では、最初の投資は、便利な場所は土地代が高いですから投資がかかりますけれども、その効果は大きいと考えるからです。
 今まで病院は、都市計画の中に位置付けられていなかったと、聞き取りのときには御発言がありましたが、これからは位置付けて考えるべきだと思います。今や病院は、人が集まる最強の施設という見方もできるからです。2病院の統合に疑問符が付いている中で、2病院の中間地点という定め方をしていいのだろうかということもございます。これは少し後から、疑問符については後から申し上げます。若いドクターの確保が困難と言われている中で、設備はもちろん病床数や手術数が必要と言われております。2病院が統合しても、わずか364床にしかならない、数はもうほぼ変わらないという、それぞれの病院の数と。これは、2030年の下関医療圏全体の病床稼働率を約90%となるように設定しているからです。要するに患者さんの数が減っていくので、こういうことになるということです。
 という中で、地域医療構想調整会議の議論を踏まえると、4病院を1病院に統合したほうがよいと考えるがどうでしょうか。補足しますと、令和8年度から9年度にかけて、設計施工者を選定する予算案になっておりますが、そして3月4日には下関市立市民病院と下関医療センターの2病院が基本協定を締結しておりますけれども。私はまだ、少し微妙なのですけれど、まだ機は熟していないのではないかと考えます。というのは、3月2日、この通告書を出した後ですけれども、期限の後ですが、19時から開催された令和7年度第2回下関市医療対策協議会、通称下関市医療圏地域医療構想調整会議における配付資料には、次のとおり記載され、説明されておりました。今回、第二次中間報告、令和5年3月調整会議合意に基づいて進めようとしているが、今回の予算案にもそう書いてあります。4病院会議の中での主な意見として1つ、当時から状況は激変しており、今後のことも予想しづらい。第二次中間報告は横に置いておくべきだと。この第二次中間報告は、今回の予算の根拠になっている報告です。それからもう1つ、多額の投資となる病院建設については、慎重になるべきだとの意見が出ています。
 これも、いろいろなところで聞こえてくる話としては、当然、いろいろな建設費とか、土木費とか、設備費とか上がって、何度も入札を繰り返したりしているわけですけれども。病院については、特にこれが激しいというところは各地域で話題になっております。そういったこともあってか、このあたりの点について結構いろいろなやり取りが、私は今まで1回を除いて全部傍聴を、議員になってから傍聴を、議員になる前から傍聴しておりますけれども、こんなに白熱した議論があったのは初めてです。今までは何かこう、シャンシャンに近かったという印象がありますが、白熱しておりました。また、山口県健康福祉医療政策課の御説明は次のとおりでした。国の方針は3段階に分けて、人口の多いところ、中ぐらいのところ、少ないところということで、下関市は少ないところに入るわけですけれど、人口30万人までの人口の少ない地域については、手術等の医療資源、医療のリソースを多く投入する医療行為について集約化し、区域内に1医療機関を確保する。
 それから、終わった後、4病院の1つの病院の院長と駐車場に向かいながら話をしていたのですけれど、国策に沿わないないことへの診療報酬は絞られ、国策に沿うことへの診療報酬は加算されるので、今後、医療機関は勝ち組と負け組と明暗がはっきりしていくだろうということをおっしゃっていました。要するに、診療報酬を加減することによって、国策に誘導していくということで、それに沿っていないところは、もう潰れていくという見通しを示されておりました。
 そういった中で質問ですが、まだ機が熟していないと思いますがいかがでしょうか。1つにまとめていったほうがいいと思いますがいかがでしょうか。
○保健部長(八角 誠君)
 令和5年2月にまとめられました「下関医療圏公立・公的等4病院意見のまとめ」において、各病院が、現在、使用している施設には負債が残っている場合もある中、統合のために費用を負担して、新病院を建設することは現実的に難しいとされております。
 また、同年3月にまとめられました第二次中間報告において、各病院の建て替えのタイミングに合わせて、段階的に再編統合を進めていく必要があること、まずは、4病院体制から3病院体制への再編統合に係る検討を早急に進めていく必要があることが提言されております。
 市といたしましては、この提言を踏まえ新病院整備を進めてまいります。
○下村秀樹君
 確かに3年前、令和5年3月の調整会議、私が議員になったときですけれども、そのときに出た会議では病院の老朽化に併せてリニューアルのタイミングが、2つの病院はタイミングが来るからこれをくっつけようという、そうかそういうロジックでいくのだと感心もいたしましたけれども。もっと長期的に考えてみると、2つがくっついて3病院、もう1個くっついたとしても2病院と医療資源が分散した場合、病床数、設備、手術数的に、今後の医療の担い手である若いドクターを呼ぶことができるのかと思います。今後の担い手はどの分野でも、非常に大きな課題になっておりますけれど。お医者さんについても、今すごく若いドクターを呼びにくくなっているというところで、もう手術の経験が積めないようなところには来ないと言われてもおります。もともとこの話は、だからくっつけて大きくするのだという話で、認識をしていたのですけれど。いつの間にかリニューアルする必要があるから、くっつけてリニューアルしようという話に変わってきているのかという気もしないではないです。
 病院ごとに、確かにそのリニューアルのタイミングは異なると思います。異なるということであれば、3病院または4病院が段階的に統合していく前提で、段階的に、将来を見据えて、統合する前提で立地の選定も、今の目先の2病院だけのことだけではなくて、もう少しくっついていくことも想定して、立地の選定とか、建設計画を行うべきではないかと考えます。
 4番の質問へまいります。新下関駅への「エキスタ」第2号施設設備と、私はあえて呼びましたが、1つ目の質問でございます。大丸下関店5階の中高生学習スペース「エキスタ」が好調なのは、駅前立地だからではないでしょうか。
○教育部長(門田重雄君)
 大丸下関店内に設置したエキスタは、自学自習形式の学習だけでなくグループ学習をはじめ、待ち合わせなど様々な交流の場としての活用も目的としておりますので、利便性の高い駅前に設置することに意義があるものと考えております。
 一方で、学習のためのスペースとしては、エキスタ以外にも、中央図書館や生涯学習プラザ、地域図書館の学習室などがあり、いずれの施設も多くの中高生等に御利用いただいております。
 学習スペースは、交通アクセスがよいことや、快適な学習環境であることが重要ですが、これは、必ずしも駅前に限定されるものではないと考えております。
○下村秀樹君
 確かに中央図書館をはじめ、いろいろなところは、本当に生徒さん、学生さんであふれていて、皆さんすごく勉強されていて、いいことだといつも感心しながら見ております。そういったこともあって、今回、エキスタを作られた大きな理由というのも理解しているつもりです。
ただエキスタ、すごいいいネーミングと思ったのですけれど、駅とスタディの造語です。この言葉がコンセプトを示しているわけです。駅前とか、駅中に作るからこそ私は意味があるのかと。そういうシリーズを展開していけばいいのではないかと思いますが、いかがでしょうか。
○教育部長(門田重雄君)
 新規学習スペースの候補地選定を行っていくに当たっては、まずは快適な学習環境の提供を第一義としながら、利便性や費用なども含めて、総合的に検討する予定です。検討に際しましては、アクセスが容易であるということにつきましても、重要な要素であると認識しております。
○下村秀樹君
 若い人たちの間ではタイパ、コストパフォーマンスに対してタイムパフォーマンスという言葉がよく使われているようです。駅からゼロ分と駅から10分、往復だと20分になりますが、この差は思っているより大きいと思いますし、若い人たちの受け止め方はもっと大きいのではないかとも思います。
 駅構内に、文字どおりエキスタを設置すること、文字どおりというのはエキスタだから駅構内ですという意味です。設置することについては、川中地区、勝山地区、安岡地区、吉見地区の自治連合会と議員で組織する山陰はまゆう会でも強く要望し、現地確認会も実施していて、これだと音の問題はないとか、そういうことをみんなで確認をしております。
 下関市の人口重心は、新中心市街地ともいえる川中から勝山にかけて、安岡から山の田当たり、この辺りに移りました。ほぼ、山陰はまゆう会のエリアです。さらに、4町との合併によって、地政学的にもこのエリアが下関市の中心地、ある意味で中心地になっていると思います。
 駅中とか駅前であれば、この中心地ということで広域に利用者が見込めると思いますが、駅から外れ、例えば勝山公民館のほうまで行くと、だんだん地元施設という色合いが強くなってくると思います。せっかく作るのですから広域に利用者が望める、そういった場所に。私が立地と、先ほどから繰り返し申し上げているのは、そういう意味なのですけれど、皆さんが利用しやすい場所につくる。これが結局、お金を有効に使う。市税を有効に、市のお金をよく、有効に使うということにつながるのではないかと考えます。
 次の質問ですが、そういったことを受けまして、コンパクトシティを推進する観点からも、今度は都市計画の観点からです。駅前、駅中に、エキスタだけではなくてエキスタを含む各種利便施設を、駅前、駅中に作っていくべきじゃないでしょうか。
○都市整備部長(即席久弥君)
 新下関駅周辺は、本市の都市拠点の1つとして、都市機能の集積を推進するエリアでございます。その中心に位置する新下関駅は、新幹線を利用できる広域交通の玄関口として、利便性向上やにぎわい創出を図る上で、まちづくりに関連するあらゆる分野との連携が重要であると考えております。
○下村秀樹君
 今も少しお話が出ましたが、下関市の2つの都市拠点の1つの新下関駅は、国道軸上にあり、下関の表玄関口であります。ローカルエリアの顔は下関駅かもしれませんが、新下関駅は広域エリアに対しての顔であり、玄関口であります。
 山口市も新山口駅前の整備に力を入れ、山口市の玄関口、山口県の玄関口は新山口駅前となりつつあります。一方で、新下関駅は新山口駅に大きく後れを取っていると思います。全国組織の企業団体の山口県内の支社、支店も、下関市の旧中心市街地から新山口へ移りつつあるのではないでしょうか。最近は、徳山駅にも後れを取っている感があります。
 東京駅のホームに立ったときに、停車駅の表示がない都市に企業が立地しようと思うでしょうか。新幹線の駅が空洞になっていて、駅前の大半は駐車場となっているような新幹線の駅に降り立った人が、ここでビジネスをしようと思うでしょうか。まずは新下関駅をがらんどうでなくすことから始めないといけないと思います。そして駅前の整備も必要だと思います。新下関駅構内にエキスタをはじめ利便施設、例えば農林水産振興部のうち農林振興課と、農林水産整備課のうち耕地係と森林係、要は農業関係です。これは北のほうに重心が移っていますので、農業関係は。しかもJAの下関統括本部も近くにありますので、例えばですけれど、そういった市の施設も、一部新下関のほうに持ってくるとかして、この2つの都市拠点が、均衡ある発展をしていくようにしていくべきではないか。
 2つに駅が別れてしまったのはもう、今更言ってもしようがないので、2眼レフ構造でいくしかないと思います。4町を含む農家の人たちも、唐戸の市役所に行くよりは下関駅に行くほうが、往復30分から40分程度、所要時間が少なくなって、タイパ――タイムパフォーマンスが良くなって、助かるのではないかと思います。
 繰り返しですけれど、駅に近い場所と、駅の中、駅前とは全く立地条件が異なると思います。全国的にも、地方都市も、東京をはじめとする大都市も、駅中と駅前の活用が進んでおります。昔に比べて、立地を評価する際に、交通の便の比重が高まっていると思います。駅を中心としたまちづくりを強力に進める必要があると考えます。以上です。どうもありがとうございました。(拍手)
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