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田中 義一 議員
第3回定例会 9月24日(水) 本会議(一般質問4日目)
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内容
会議録
第3回定例会
9月24日(水) 本会議(一般質問4日目)
みらい下関
田中 義一 議員
1.ボートレース事業について
2.交通空白対策実証事業について(廃止バス路線代替交通モード実証)【32分23秒から】
【下関市議会 本会議速報版】
・下関市議会では、本会議の正式な会議録が作成されるまでの間、速報版を掲載いたします。
この速報版は、会期終了後約1か月程度で掲載します。
・速報版の会議録は校正前原稿であり、今後修正されることがあります。
なお、音声で認識できなかった部分は一時的に「★」で表示しています。
・校正後の会議録が「会議録検索システム」に掲載された時点で、速報版の会議録は校正後の会議録に差し替えます。
○副議長(板谷正君)
休憩前に引き続き会議を開きます。
一般質問を継続いたします。20番、田中義一議員。(拍手)
〔田中義一君登壇〕
○田中義一君
皆さんこんにちは。また、お疲れさまです。みらい下関の田中義一と申します。
通告に従い、順次質問をさせていただきます。
まず最初に、ボート●レース●事業についてどのような取組をされてるか、お伺いします。
皆様御存じのとおり、ボートレース事業で得られた収益は、学校給食費の完全無償化、子ども医療費の無償化、私立大学の総合大学化、学校施設の大規模改修やトイレの大規模改修、新総合体育館整備事業、火の山公園再編整備事業、こども園遊戯室への空調整備など、挙げれば切りがないほど市政全般にわたって使われています。かつては存続を危ぶまれたボートレース事業が、今や本市財政には欠かせない存在意義を持つまでに成長しました。
今回は、一般会計への繰出金による貢献だけではなく、ボートレース下関が実施している各種事業が非常に活気づいており、市民にとっても大変ありがたい事業ばかりだと思います。周知の意味を含め、質問をいたします。
地域振興クーポンについてです。
経済委員会でも報告をされましたが、事業者にも市民にもお得感しかない地域振興クーポン券について、いま一度お伺いいたします。
まずは、事業の目的、概要をお示しください。
○ボートレース企業局長(田中康弘君)
地域振興クーポンは、地域産業の支援や地域住民の消費促進、またボートレース場の活性化を目的に、参加店舗で利用●可能●なクーポンを発行する事業で、今年度は9月1日から実施していますけれども、予算の執行状況を見ながら、12月まで実施をする予定にしております。
以上です。
○田中義一君
ありがとうございます。
それでは、クーポンが利用できる店舗についてお示しください。
○ボートレース企業局長(田中康弘君)
参加店舗は、ボートレース下関サポーターズクラブの今年度加入店舗434店舗のうち、9月1日時点の参加店舗数は288店舗になっています。参加店は飲食店の印象が強いんですけれども、美容院やエステ、整骨院、コンビニなど、幅広い店舗に参加していただいております。
以上です。
○田中義一君
ありがとうございます。
次に、クーポンの内容や利用方法をお示しください。
○ボートレース企業局長(田中康弘君)
クーポンの内容についてですが、参加店舗にて、当該店舗1回限りですけれども、3割引きでお買物ができる電子割引クーポンと、電子割引クーポンを8店舗利用するごとに入手できる地域振興クーポンがあります。また、電子割引クーポンを使用した際に、地域振興クーポンは抽せんで当たることもあります。いずれもスマートフォン上にて引換券を配信するもので、地域振興クーポン券への交換はボートレース下関にて行うということになっております。同クーポン券の額面は1,000円で、参加店舗にて使用可能ということになっております。
以上です。
○田中義一君
ありがとうございます。
では、昨年度の実績と今年度の予算、またどのような方が利用でき、また他場との違いがあればお示しください。
○ボートレース企業局長(田中康弘君)
それぞれのクーポンの昨年度の実績ですが、まず電子割引クーポンの割引金額の総計は1,865万2,800円となっております。次に、地域振興クーポンについては1,477万5,000円となっております。
今年度の予算額については、電子割引クーポンが1,800万円、地域振興クーポンが1,500万円としております。
また、他場との違いについてなんですけれども、他場では、地域振興クーポンのみになるんですが、キャッシュレス会員や舟券購入者といったボートレースファンに向けたサービスを展開している場が多いのですが、ボートレース下関では、新規ファン獲得のために独自事業として電子割引クーポンを追加して、ファン以外の方にもお得にお買物ができる、文字どおり地域振興事業としております。
以上です。
○田中義一君
ありがとうございます。新規のファンを獲得するためにいろんなことを考えられて取り組まれていると思いますんで、また引き続きよろしくお願いいたしたいと思います。
では次に、もう一つの大きなトピックであるパーク化についてお伺いいたします。
○ボートレース企業局長(田中康弘君)
ボートレース場のパーク化は、全国24場のうち、現在14場が取り組んでおります。そのうち、スポーツ施設の整備を行っている場は8場あり、ボートレース下関は9番目の着手となります。
本事業は、ボートレース下関が地域とつながり地域と共生する集いの場となることを目的としております。パーク化全体として、「ボートレースファンも、ボートレースファンでない人も、「日本一行ってみたい!ボートレース場」」をコンセプトに、施設整備を進めているところでございます。
事業概要としては、本場の対岸位置にレジャー・スポーツゾーン、本場の西スタンドを解体し、その跡地にコミュニティーゾーン、Mooovi下関の再編を中心としたパークゾーンを整備する予定としております。
以上です。
○田中義一君
ありがとうございます。
現在進行中で完成が待ち遠しいレジャー・スポーツゾーン整備事業について、どのようなものができるのか、その概要についてお示しください。
○ボートレース企業局長(田中康弘君)
レジャー・スポーツゾーンの施設概要としては、屋内施設としてレジャープール、一般プール、トレーニングエリアと、あと屋外施設としてフットサルコート、ピックルボールコート、スケートボード場、スリー・エックス・スリーバスケットボールコート、駐車場などを整備いたします。
以上です。
○田中義一君
ありがとうございます。
それでは、今後のスケジュールについてお示しください。
○ボートレース企業局長(田中康弘君)
現在、令和7年8月21日に入札の告示を済ませたところです。令和8年2月、来年の2月に事業者を決定し、その後、設計、建設を行いまして、令和11年3月に供用開始をしたいというふうに考えております。
以上です。
○田中義一君
ありがとうございます。
それでは次に、事業者の選定方法についてどのようになっていますか、お伺いします。
○ボートレース企業局長(田中康弘君)
本事業は、設計、建設、運営、維持管理を一括で発注するDBO方式で進めております。特にプールの運営に関しては、経験や実績によるノウハウを持ち合わせている民間事業者に参加してもらうことで、安全・安心、快適に施設を利用していただけることができるものと考えております。
事業者の選定については、各業務における能力や事業の継続性、安定性を総合的に審査する総合評価一般競争入札により実施いたします。
以上です。
○田中義一君
ありがとうございます。今局長のほうから御説明があったように、本事業は特殊な事業とは思いますが、少しでも多くの地元企業がなるべく参入できるような仕組み等について検討していただければと思います。
次に、パーク化の先駆けとも言えるMooovi下関について、施設内容についてお伺いいたします。
○ボートレース企業局長(田中康弘君)
Moooviについては、ボートレース振興会、中央団体なんですけども、これがボーネルンド社と提携して推進して、全国24場、今現在9場整備されております。生後6か月から12歳までを対象としておりまして、子供たちの成長を応援する施設でございます。
ボートレース下関は、帆船アスレチック遊具など、体の動かし方が身につく遊具を設置した屋外施設と、あとスラックライン、ボルダリング、パルクールなどの最先端の遊びが体験できる屋内施設で構成されております。開園日は、原則、本場の開催日と、あと土曜日、日曜日、祝日というふうになっております。
以上です。
○田中義一君
ありがとうございます。以前は開催日だけの開園だったと思いますが、土日祝日も開園していただいたおかげで、子育て世代がより利用できるようになったと思います。実際に、防府から遊びに来られた子育て世代の方からもお話を聞かせていただきました。引き続き、非開催日の開園をよろしくお願いいたします。
次に、Mooovi下関は、ほかに類似する施設がないように感じていますが、その特徴について教えてください。
○ボートレース企業局長(田中康弘君)
Mooovi下関の運営を委託するボーネルンド社は、遊びについて総合的に取り組んでおりまして、遊びを通して子供の能力開発や成長に貢献することを目指して活動しておられます。Mooovi下関においても、特定の研修を受けたプレーリーダーと呼ばれる専門スタッフが常駐しておりまして、子供の発達や興味に合わせた遊びを提供するなど、子供の体づくりをサポートする役割を担っています。また、営業時間の空いている時間帯は団体の受入れも行っており、幼稚園や保育園などの遠足などに活用していただいております。
以上です。
○田中義一君
ありがとうございます。他場では、専門の会社に運営委託すると経費がかかるので運営形態の見直しを考えているとお伺いしたことがありますが、ぜひ下関は継続していただきたいと思います。
すばらしい施設に専門スタッフが携わることで、小さい頃から体幹を鍛えることができ、将来トップアスリートになれる可能性が上がると私は思います。また、土日祝日も開園をしていただいたことで、開園日数が増え、学生のスタッフも増えたとお聞きしていますが、学生さんは、結婚、親になる前にいろいろなことを学び、将来の結婚像、親の在り方について自分自身が考えてくれると思います。Mooovi下関を通して若者を育てていただきたいと思いますんで、よろしくお願いいたします。
また、先ほど局長のほうからお話がありましたが、幼稚園、保育園の遠足にも対応できるそうなので、各園に利用の働きかけを、こども未来の栗原部長にお願いしたいと思いますんで、よろしくお願いいたします。
次に、場内イベント、広報戦略についてです。
各種イベントや広報宣伝活動により、来場者数も増え、非常に活気づいているように感じますが、その要因についてどのように考えているか、また今年度のコンセプト等についてお示しください。
○ボートレース企業局長(田中康弘君)
昨年度は、ボートレース下関はバンダイナムコ社と提携してやっておりますけれども、今年度は、新日本プロレス及び女子プロレス団体のスターダムとコラボして、各種媒体を活用してPRを今しているところでございます。オリジナルグッズなど、それらの素材を活用してPRすることで、これまでボートレースに関心のなかった層への訴求を求め、新規ファン獲得を目指しております。また、今年度は、新日本プロレスの試合会場でボートレース下関のPRも行っており、SNS等のメディアを通じてボートレース下関を目にする機会も増えているものと感じております。
コンセプトとしては、新規ファンの獲得を目指しており、さらなるファンの獲得のために、本場で様々なイベントも催しております。
以上です。
○田中義一君
ありがとうございます。
今年度実施した主なイベントはどのようなものがあるか、お伺いいたします。
○ボートレース企業局長(田中康弘君)
昨年度から実施しております野菜即売会、大安売りで野菜を売っておるんですけれども、これはボートレース振興会が推し進めるもので、全国24場で開催しております。下関本場においても、今年度、もう既に4日間実施いたしました。いずれも大盛況で、大変多くのお客様に喜んでいただいており、次回は11月に開催する予定です。今年度から、農林水産振興部と連携をいたしまして、JAさんにも御協力をいただいて、下関市産の農産物を仕入れております。
次に、金曜メシと銘打っておりますイベントがありまして、こちらも毎回盛況となっております。これは、平日の来場者を増やすことを目的に、金曜日に実施するもので、食、価格、定着定番化にこだわった食のイベントとなっております。今後はさらに拡大することを検討して今おるところでございます。
そのほか、夏休みにはチームラボを実施しておりまして、また9月20日に、つい先日なんですけれども、本場で女子プロレス団体スターダムによる試合興行も大変盛況であり、多くの方に御来場いただきました。
以上でございます。
○田中義一君
ありがとうございます。イベント盛りだくさんです。
今局長のほうからお話がありましたが、野菜即売会については下関市産にもこだわっていただいてるようです。農林水産部も関わり取り組んでいただいたようなのですが、三木部長にお伺いしたいと思います。
○農林水産振興部長(三木正之君)
野菜即売会に係るボートレース企業局との連携についてお答えいたします。
昨年度実施された同イベントでは、仕入れ等の調整の難しさから、県外産の野菜の提供となっておりました。このような地域主体のイベントにおいて地元産の野菜を提供することは地産地消の推進にもつながることから、ボートレース企業局、農林水産振興部、そしてJAの3者で集まりまして、地元産野菜の提供を検討することとなりました。これを受け、地元農家と、品目、出荷量等を調整した結果、幾つかの野菜や果物の品目で下関市産の農産物を準備することができました。
イベント当日は、地元で取れたての新鮮な野菜を来場者の皆様に提供するとともに、アスパラガスやネギといった下関市を代表する農産物をPRすることができました。今後もこうした連携の機会を生かしまして、地元産野菜のPR、地産地消の推進に努めてまいります。
○田中義一君
ありがとうございます。ボートをきっかけに、それこそ市行政、それからJAさんとの関係というのが密になると思います。
今、JAの皆さんに聞くと、この野菜はボートに、今まで出す野菜じゃなくて、今からボートに出す野菜を作っていきたい、出していきたいっていう生産者の方も出てきております。しっかりとこうやって行政とJAがタッグを組んでやってるところというのはなかなかないような話を聞きます。しっかりとこのボートを通じて関係を持っていただきたいと思います。
というのが、先日、秋月議員の話で、米の概算金、あのときは2万4,000円と言われたんですけど、今はもう3万円を超えてます。でも、今度10月になったらまたどうなるか分かりませんという話があります。しっかりと今学校給食のほうも下関市産米を出していただいております。そういうものでも、農協のほうは、行政、下関市に頼まれた学校給食、それから子育ての応援米っていうのは必ず私らは用意したいと思いますという話もお聞きしております。
いろんな形で、農業って難しい部分があるんですけど、駄目って言ったらそこで終わりです。しっかりとチャンスを見つけてやっていく。僕もお米を作ってるんですけど、今からは、もうかる農業というよりも、生きていくため、楽しい農業をしながら、余暇を農業に充てるっていうことも大事なことかなと思ってます。しっかりとJAさんともいろいろ話を●育んで●いただいて進めていっていただきたいと思います。
よその市では、給食の内容が貧相になっていくっていう話があるんですけど、下関の給食が無償化になったことで、食の安定、そしてしっかりと下関の子供に昼はおなかいっぱい食べてもらえるような準備をしていただきたいと思います。ぜひよろしくお願いいたします。
それと、金曜メシなんですけど、私も金曜メシにたまたまやないですけど出くわしました。一体何だろうと思うぐらい人がたくさんいて、びっくりしました。下関の金曜日の夜といえばボートレース下関といったカルチャーが根づくことを願っております。
次に、その他の地域貢献についてお伺いいたします。
協賛広告について、一般会計への繰出金をはじめ、これまで説明いただいたあらゆる事業全てが地域貢献になっていると思います。その他地域貢献について、市内の様々なイベントに協賛という形で応援していただいてると思いますが、これについて何か方針のようなものがあればお示しください。
○ボートレース企業局長(田中康弘君)
地元である長府地区をはじめとして、山陽地区については、レース場開設以来70年以上お世話になっていることから、地元行事に協賛をさせていただいております。
ほかにも、近年、下関の三大祭り、いわゆる花火大会、海峡まつり、馬関まつりにも、これをはじめ市内の主要イベントに協賛広告を行い、積極的に地域貢献を行いながら、ボートレース下関のPRを図って、さらに来場促進を図ってまいりたいというふうに考えております。
以上です。
○田中義一君
ありがとうございます。地域コミュニティーの希薄化の問題が叫ばれている昨今において、山陽地域の夏祭りや花火など、ボートレース事業のおかげで大変盛り上がり、感謝いたします。ありがとうございます。
ちなみに、王司なんですけど、王司はこのプログラムとここの会長の挨拶文に本当の感謝の気持ちが入ってるんで、この会長の挨拶のところを御披露させて、感謝の意を伝えたいと思います。
御挨拶。王司神田川まつり実行委員会会長、●マチダシロウ●。
王司の町を元気に。そんな思いを込めて始まった神田川まつりは、発展的に開催地は3か所変わり、昨年より下関市立乃木浜総合公園に移り、名称も王司神田川まつりと、王司の元気な姿の象徴となってきました。回を重ね、今回で43回を迎えることができました。ありがとうございます。
本プログラムの表紙の切り絵を御覧ください。作者は王司在住の方で、毎年作製をしていただき、今回、王司の夢の将来図であります、王司神田川まつりに電車で王司駅に行き、駅から歩いて祭りに見物に行く姿が描かれています。これは王司の町の長年の夢であり、早期実現を応援するところです。
今年のプログラムは、多彩な特別メニューとなっております。どうぞ御期待ください。最後を飾る花火大会は、一段と豪華になっております。
実行委員会では、王司神田川まつり発、王司まちづくりを推進いたしますので、皆様今後とも御指導、御鞭撻のほどよろしくお願い申し上げますとともに、協賛していただきました各位に感謝し、御挨拶といたしますと、このように、皆さんのおかげで地元のお祭りも発展的な形でさせていただいております。
本当に、会場を移すだけでも、公園緑地課、港湾局、東消防署ほか関係の部署の理解と協力をしていただきました。プログラムでも、特別メニューとして30分弱、どさけんハーツ、市長にも出演していただき、お祭りを盛り上げていただきました。市長の雄姿は、会場の全ての人に感動と勇気を与えてくれました。
今、自民党総裁選で頑張っておられる官房長官の奥様も、最後まで、裕子夫人も応援をして、ここにも、ひな壇におられる港湾局長、こども未来の部長も、最後の花火まで●観戦●していただいて、祭りを盛り上げていただきまして、本当にありがとうございます。
人口減少や高齢化の傾向があるにもかかわらず、地域の結びつきを強める地域行事への応援は大変ありがたいと感じております。ボートレース事業のPRは、ここにもありますが、しっかりしていくので、継続をお願いしたいと思いますんで、よろしくお願いいたします。
次に、ボートレース下関の雇用規模についてです。
そもそもボートレース下関があることだけでかなりの雇用が確保されていると考えますが、どのくらい雇用規模があるか、委託業者も合わせてお示しください。
○ボートレース企業局長(田中康弘君)
ボートレース下関の雇用規模なんですけれども、現在、企業局に会計年度任用職員を含め約60名、競走を実施する一般財団法人モーターボート競走会さんには約30名、その他、場内の食堂、売店、清掃、警備、受付、あと裏方の運営の方を全部含めますと、総勢約300名以上がボートレース下関の運営に携わっておられます。
以上です。
○田中義一君
ありがとうございます。雇用の面でも様々な業種が関係されており、ボートレース事業は裾野が広いことが分かりました。
私もずっと見させていただいてるんですけど、職員の方、そして警備の方、いろんな方も、挨拶もすごく元気に明るく、ほんで場自体がすごく明るくなったような気がします。しぐさや動作一つで全然違ったような感じで、いや、これが下関の施設のものかなっていうぐらいに、都会で見るような対応の仕方をしていただいてますんで、また引き続きよろしくお願いいたします。
次に、将来ビジョンについてお伺いいたします。
○ボートレース企業局長(田中康弘君)
ボートレース下関の将来ビジョンなんですけれども、ボートレース下関リニューアル事業を進めることによって、持続的にボートレース事業を開催できるようにしていきたいというふうに考えております。今後も、本場では様々なイベントを行うなど、市民の皆さんに楽しんでいただけるレジャー施設を目指していき、売上げについては、電話投票、いわゆるネット投票なんですが、こういう広域発売を強化していって、安定した売上確保に取り組んで、市に貢献できるように進めていきたいというふうに考えております。
以上です。
○田中義一君
ありがとうございます。
収益が200億円を切ったときを知る議員の一人として、悪いときもあればよいときもあります。また逆に、よいときもあれば悪いときもあります。
そのように言われる中、いざというときのために建設改良積立金などをしっかりと、基金を出すことも大事ですけど、何かあったときにも改修ができたりいろんなことが対応できるようなことも考えて、それは考えられてると思うんですけど、今どんどんどんどん収益が上がってるんで、どんどん繰り出し繰り出しっていうのをしたらっていう話もありますけど、しっかりと見据えて、出せば出すほど今度は国のほうにも出さないといけないという話もありますんで、しっかりと将来を見据えて、どんどんまた繰出金のほう、基金のほうに入れていただいて、また基金が出れば、今回こども園の空調にしてもしっかりとお金があるからできるんですけど、それを具体化する、具現化するためには、やっぱりそこの担当部局が一生懸命取り組まないといけないし、そこにやっぱり財政のとこが判断をしないといけない、予算がついても今度は建設のほうが設計をしないといけないと、仕事は増えていくんですけど、引き続き市民のためにお力を貸していただきたいことをお願いして、このボートレース事業の質問は終わらさせていただきます。
それから、次へ行きます。次に、交通空白対策実証事業、廃止バス路線代替交通モード実証についてです。
何人かの方が質問をされたんですけど、私なりにもう一回、もう一度即席部長のほうからお話を聞きたいと思うんで、質問をさせていただきます。
10月からの実証運行に当たって、地域住民との調整状況をお示しください。
○都市整備部長(即席久弥君)
午前中の答弁と繰り返しになりますけど、お答えさせていただきます。
実証運行の計画策定に当たっては、勝山、内日、王司の各地域において、7月初旬からこれまで複数回、意見交換の場を設けさせていただき、地域住民の方々の御意見や御要望を伺ってまいりました。主な御意見としては、運行区間、便数、運賃に関することのほか、最終便を現状と同じ時間帯に残してほしい、学生の通学に配慮してほしいなどの御要望がございました。
いただいた御意見や御要望の中で、このたび検討の上対応させていただいた主な内容は、運行する区間は内日線は新下関駅まで、員光線はゆめタウン長府までそれぞれ乗り入れします。また、内日線では、内日小・中学校前のバス停の新設や、授業の終わりに合わせた時刻設定、新下関駅からの最終便をデマンド方式にし、これまでの路線バスの時間帯を維持するなど、学生の利用にも配慮し、10月からの運行計画を策定しております。
○田中義一君
ありがとうございます。
次に、実証運行についてです。10月からの実証運行の内容についてお伺いいたします。
○都市整備部長(即席久弥君)
こちらも先日からの答弁の繰り返しになりますが、お答えさせていただきます。
10月から実施する実証運行につきましては、10人乗りまたは14人乗りの小型車両を用いて、あらかじめ定められた時間に定められたルートを運行する路線定期運行を計画しております。
内日線は、内日河原から新下関駅までの区間、上り下り合わせて1日13便で、そのうち新下関駅発の最終便については、予約があった場合のみ運行するデマンド方式となります。
員光線は、朝のみ、高磯から新下関駅までの区間を1便運行し、それ以外の時間帯では、ゆめタウン長府からヘルシーランドまでの区間で上り下り合わせて1日9便運行し、新下関駅方面へはヘルシーランドで内日線へ乗り換えることとなります。
また、運賃については、一般は300円から500円で調整しており、高校生以下については全区間一律100円とし、学生の通学等に配慮したいと考えております。
なお、運行日につきましては、全区間、平日、土曜日の運行で、日曜、祝日と年末年始は運休となります。
○田中義一君
ありがとうございます。
では、今後の実証運行について市としてどのように考えているか、お示しください。
○都市整備部長(即席久弥君)
本実証運行は3年間を目途としておりますが、大きく第1次と第2次の実証に区分し、適宜見直しも踏まえながら進めてまいりたいと考えております。
まず、10月からの第1次実証では、路線バス廃止後すぐに地域住民の生活環境が大きく変動することがないよう、車両は小型化を図りますが、その他は現状を極力考慮しながら運行いたします。その後、半年を目途に検証を行い、必要に応じて見直しを行ってまいります。同時に、地域住民と議論を重ねながら、2年目または3年目には第2次実証として、改めて地域にとって将来的に持続可能な交通モードを検討し、実証してまいりたいと考えております。
例えば、今後さらに高齢化が進むことにより、バス停まで容易に行くことができなくなるといった懸念もお聞きしていることから、乗合タクシーの導入や、医療・福祉など垣根を越えた連携協働など、様々な交通モードを検討し、住民が継続的に利用可能な利便性の高い移動手段の確保に努めてまいりたいと考えております。
○田中義一君
ありがとうございます。
まずは、長きにわたり王司の足となっていただいた事業者であるサンデン交通さん、また新しく事業を受けていただいた小月タクシーの皆さんに感謝をいたします。
また、即席部長をはじめ関係職員の皆さんには、年度途中ですが補正予算を組み、条例もつくっていただきました。しかも、3か月弱で調整をし、10月から現行に近い形で実証に入っていただきます。本当に大変だと思います。ありがとうございます。
先日、市長にも出席していただき、王司地区の敬老祝賀会の中で、この事業に対して私たち王司に住む者は感謝を忘れずに、みんなで実証を成功させ、もっと便利でよいものにしていきましょうとお話をさせていただきました。大変とは思いますが、即席部長をはじめ職員の皆様、引き続きよろしくお願いいたします。
最後になりましたが、大井副市長、ようこそ下関へ。副市長のこれまでの経験を生かし、下関のために生かしてください。よろしくお願いいたします。
これで終わります。(拍手)
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