録画放映

第3回定例会
9月19日(金) 本会議(一般質問2日目)
創世下関
星出 恒夫 議員
1.空調設備等のない投票所及び避難所の対策について
2.飼い主のいない猫と犬に対する対策の強化について【20分58秒から】
【下関市議会 本会議速報版】
・下関市議会では、本会議の正式な会議録が作成されるまでの間、速報版を掲載いたします。
この速報版は、会期終了後約1か月程度で掲載します。
 ・速報版の会議録は校正前原稿であり、今後修正されることがあります。
なお、音声で認識できなかった部分は一時的に「★」で表示しています。
・校正後の会議録が「会議録検索システム」に掲載された時点で、速報版の会議録は校正後の会議録に差し替えます。


○副議長(板谷正君)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
 一般質問を継続いたします。10番、星出恒夫議員。(拍手)
 〔星出恒夫君登壇〕
○星出恒夫君
 こんにちは。創世下関の星出恒夫です。よろしくお願いします。
 今年もまた多くの方が集中豪雨それから大雨により被災をされて、幸い下関は人的な被害はなかったんですけども、床上浸水した人だとか崖崩れで被害を受けた方を間近で私も見ましたけども、とても心が痛み、言葉が見つからない状況でした。被災された皆様に対しましては、心からお見舞いを申し上げます。
 まず1番目に、空調設備等のない投票所及び避難所の対策について質問をいたします。
 まず初めに、投票所全体の数と、空調設備、これは扇風機とか冷風扇の数ではなくて、冷房設備のないところに限って、施設の種類別に数を教えてください。
○選挙管理委員会事務局長(前田邦博君)
 投票所の箇所数と空調設備の有無についてお答えいたします。
 御承知のこととは存じますが、投票所には期日前投票所と当日投票所がございます。期日前投票所は、原則として17か所で開設しておりまして、その全てにおいて空調設備を有してございます。
 次に、当日投票所につきましては118か所で開設しており、空調設備を有していない投票所は32か所、全体の約27%となっております。その内訳につきましては、学校の体育館や教室などの公共施設が25か所、集会所などの民間施設が7か所となっております。
 以上です。
○星出恒夫君
 今お聞きしますと、冷房設備がないところは意外に思ったより少ない感じかなというふうに思いました。ただ、どうしても小・中学校の体育館があるかなと思います。
 次に、避難所全体の数と、空調設備のない避難所の数はどのくらいあるか、教えてください。
 それと、今の投票所と同じように、扇風機とか冷風扇の数じゃなくて、冷房設備がないところに限って、施設の種類別に数をお願いいたします。
○総務部長(笹野修一君)
 現在、本市では、150か所の市有施設を指定避難所として位置づけております。このうち、最初に開設する第1グループといいますか、最初に開設する24か所を含めました総合支所や公民館、市民センターなどの67施設には、冷房設備が整備をされております。裏返しますと、83施設は冷房設備がないということになります。
 それから、その中で、次の段階で開設することとなる小・中学校の体育館につきましては、全部で69か所のうち、豊北中学校を除く68か所が体育館に冷房設備が未整備となっております。
 以上でございます。
○星出恒夫君
 冷房設備がない避難所というのはどうしても、どうしてもというか、投票所よりはかなり多いかなということで、半分以上ですかね、●まだ   ところは●。分かりました。
 次に、私が言うまでもなく、今、地球温暖化の進行というのはなかなか世界的に見ても難しい状況で、毎年、世界、日本全体で気温が上昇してるわけですけども、選挙が行われる際に各投票所で働く市職員の皆さん、それからアルバイトの方、それから地域の立会人の方、そして投票所に来られる方、皆さんに向けて、冷房設備がない投票所において夏に選挙が行われる場合の状況をどんなふうに認識をされてるか、お聞かせください。
○選挙管理委員会事務局長(前田邦博君)
 空調設備のない投票所に対する現状認識についてお答えいたします。
 昨今の気象状況を考えますと、特に夏に実施する選挙において、猛暑の中、投票所に御来場いただく選挙人の方々、また長時間にわたり立会いいただく投票立会人の方、さらには選挙事務に従事する職員の皆様に対しましても大変御不便をかけておりまして、心苦しく思っております。
 以上でございます。
○星出恒夫君
 私もあまり過去のことを言うのは嫌なんですけども、ちょっと言わせていただくと、小学校の体育館で約20年近く投票管理者を経験しています。それで、冬は何とか耐えられるんです。厚着をして、ストーブとかも結構あったりして、何とか大丈夫なんですけど、やっぱり夏がそうはいかないというか、薄着も当然限界がありますし、それから蚊がいるんですね、ああいうとこで開けっ放しにするからですね。だから、蚊取り線香を準備していただいて、事務所にですね。そうすると、なかなか扇風機も危ないかなってことで、ただ過去は何とか耐えられていたんだなと。
 それはなぜかというと、気温が今ほど高くなかったということで、ちょっと私、気象台のを見たんですけども、今年の選挙日が7月20日、参議院がですね。そのときは最高が31.3で平均が28.6、10年前の同じ日が最高が28.8で平均が25.7。
 7月の1日平均気温ちゅうんがあるんですけど、これは今年2025年が28.9で、10年前が25.1、20年前が27.0、30年前が26.3、確実に上昇してきてるんですね。これは恐らく止められないと思うんですよ、私は。今、世界が地球温暖化に向けてやりましょうと言いながら、なかなかできてないからですね。
 避難所に関しても、災害はいつ起こるか分からないということで、選挙の投票所と違って、大規模地震等の場合は避難所での生活がどうしても長くなりますよね。今、下関は経験してませんけども、特に夏に大規模地震が発生したときは、公民館だけで対応できなくて、どうしても学校体育館を開けざるを得ないというのはどこを見ても分かってるんですけども、そういう避難者がそういったときに、これは想定の話になって申し訳ないんですけど、そういったときの状況を想像してどのように認識をしてるかをお答えください。
○総務部長(笹野修一君)
 ただいま御質問いただいたような、夏に大規模地震が発生をして避難所での生活が長引くような場合、避難所での避難者の健康面等を考慮いたしますと、避難所での冷房設備の設置、こちらは重要であるというふうに認識をしております。
 以上でございます。
○星出恒夫君
 私も去年、今年と防災教室をかなりの数をこなしてるんですけども、避難所のクオリティーがやっぱりどうしても、今市長も公約を掲げてますけども、低いんで、避難所に行きたくないという声がお年寄りの方が多くて、その中でもやはりいろいろな要素があるんですけど、空調のことを言われる方も、夏に防災教室をするとどうしてもそういうふうになって、公民館●内部●、学校体育館は最悪だねというような声とか、あと大規模地震の場合は、私はそうは言いながらも、自宅が被災しとったら余震があるので避難はしないといけませんよとは言ってます。避難所の開設の情報は出ますので、すいませんけど、それはそれで、もちろん在宅避難の判断をしていただくか、また御親戚とか御家族がおれば別ですけど、そうでない場合は避難しないと危ないですよとは言います。
 それで次に、今後の対策なんですけども、まず投票所に関しては、夏の選挙の場合は、先ほど言いましたように過去と比較すると、日にもよりますけど、気温が高くなっていると。冷風扇とか扇風機で、大体13時間●耐えるのは●ちょっと苛酷ではないかなと。特に気温の上がる日中に関しては、今後、朝はまだ涼しいんですけど、熱中症になる人が出てもおかしくない状況じゃないかなと思うんですけども、熱中症というのは御存じのように場合によっては人の生死に関わる問題でもあるので、投票所であれば休みの日1日だけですよね。だから、空調のある施設に変更も可能なとこがあるんじゃないかと思う。いかがでしょうか。
○選挙管理委員会事務局長(前田邦博君)
 投票所の場所の変更についてお答えいたします。
 投票所の場所については、毎選挙同一の施設で開設することを原則としておりまして、場所の変更については、施設の使用が不可能な場合など、真にやむを得ない場合を除いて、慎重になるべきものと考えております。しかしながら、先ほどお答えしました空調設備のない32の投票所につきましては、空調設備に加えて、投票所の運営が可能な面積や駐車場などの必要機能を満たす代替施設が同一選挙区内にあり、選挙区内の自治会などから御要望が上がってくる場合で、当該施設の管理者様の御同意をいただければ、変更することは可能かと存じます。
 以上でございます。
○星出恒夫君
 ぜひ御検討願いたいと思うんですけども、ネットの情報で私も探ってみたら、やっぱりこのたびから熱中症対策で投票所を変更しましたという記事を見かけてます。例えば学校であっても、教育委員会によって、なかなか体育館以外は難しいちゅうことだったと思うんですけども、空調のない体育館から特別教室に変更した例もあったりしてるんですね。
 普通にいけば、3年後に夏の選挙がありますよね。少しでも改善していただけるとありがたいなと思いますし、また選管の職員が、よその市では、熱中症対策で凍結ドリンクとか空調服を準備するとか、そういったとこもあるんですけど、それはそれで、忙しいときにそんなことをするのもどうかなと思うので、ぜひ変更についてよろしく御検討いただけたらと思います。
 避難所の場合はなかなか投票所のようにいかずに、夏に発生する大規模地震を想定すると、先ほど言いましたように避難生活が長期になり、公民館だけでなく学校体育館を避難施設にせざるを得ないんですけども、私としては空調を導入すべきと思います。どのようにお考えでしょうか。
○総務部長(笹野修一君)
 本市におきましては、幸いにもこのような事例というのは発生はしておりませんけども、先ほどもお答えいたしましたとおり、夏に大規模地震が発生し、学校の体育館を避難所にせざるを得ないような場合、避難所での避難者の健康面等を考慮いたしますと、冷房設備の設置は避難所生活を送る上で重要な要素の一つであるというふうに認識をしております。
 以上でございます。
○教育部長(門田重雄君)
 学校体育館は、御案内のとおり、児童・生徒が授業や集会等で日常的に活用しており、また災害時には指定避難所ともなる施設でございます。安全快適な施設とするために、空調設備の必要性は認識しております。
 しかしながら、現時点では、児童・生徒が長時間を過ごす教室等の空調整備を最優先に行っているところでございます。また、体育館は空間が大きく、効率的な空調を行うには設置方法や運用に工夫が必要と考えておりますので、今後、先進施設等の調査等を行い、設置手法の検討を行ってまいります。
○星出恒夫君
 御存じだと思いますけど、避難所に指定されてる学校の空調設備ですね。今、特例交付金が2分の1と、それから起債の充当率100%で、大変有利な制度を今文科省が出してますよね。いろいろ今、照明のLEDとかトイレとか、進めないといけないこともいろいろあるかと思って、それは補助率が3分の1で起債の充当率が75か。ですから、私は今、避難所を想定して空調をお願いをしているんですけども、体育館の空調ということ自体が子供たちの学校生活にとっても重要なことじゃないかなと私は思います。
 ちなみに私、今年の7月10日と11日、続けてだった、小学校と中学校に防災教室で行ったんですけども、10日の最高気温が34.1度、11日の最高気温が33.8度あったんですね。時間的には1時間ぐらいのもんだった。学校側も大変先生とかが考慮していただいて、いろいろ気にされて、いろいろお気遣いをいただいてありがたかったんですけど、子供たちも暑い中で一生懸命聞いてくれて、私も熱が入って、私は汗かきじゃないんですけど、着ていたシャツが絞れるぐらいの汗が出てた、そんな形だったんですね。
 その後、またお礼の手紙をもらったりして、そんな暑さも吹っ飛んだんですけど、それはそれとして、話は別で、空調は財源的にも今がチャンスじゃないかと思います。その辺、もう一度すいません。
○教育部長(門田重雄君)
 今、財源の話がありましたが、御案内がありました空調設備整備臨時特例交付金、補助率が2分の1という形で、今、国のほうが補助のかさ上げという形でやっております。この補助要件として、体育館の断熱性能の確保が要求されているということで、何かしらの断熱の設備をプラスするというのがセットの交付金になっておりまして、それが先ほど言いましたどういう手法がいいのか、どういうものが●効き目が効く●のかという形の研究を今進めているところでございまして、今すぐに手を上げる状態ではないんですけれども、今後そのあたりの検討を進めていかせていただきたいと思っております。
○星出恒夫君
 ちょっとしつこいんですけども、今全国的に冷房設備、体育館の設置率が高くなってきてるんですね。もちろんばらつきがあって、山形県、栃木県、千葉県、東京、大阪、兵庫県、それに四国もやや高くなってますね。大阪府内では、もう豊中とか八尾市とか東大阪は100%なんですね。
 先ほど言いました特例交付金、かなり有利な財源ちゅうことなんですけども、御存じと思いますけど一応、令和15年までってなってますよね。今だと単純に事業費の4分の1で済むわけですね、市の負担が。トイレとかLEDとかは2分の1ぐらいはちょっと●   ●ことで、文科省も異常気象を踏まえて、今現在、学校体育館の空調設備の早期実現に向けてとか学校体育館等への空調設備の加速に向けてなどで一生懸命●出て●、恐らく文書をいろいろ見てると思うんですけども、補助単価もさらに言うと、今までの1.5倍になってるんですね。これ●技術者さん●は分かると思うんですけど。それから、体育館空調の光熱費にも交付税措置が講じられてるということで、さらに年度が進めば進むほど需要が拡大するから早めに――予算に限りがあるんか分かんないですけど――って言ってるんですね。
 だから、教育長さん、何か一言あれば。
○教育長(磯部芳規君)
 お答えします。
 体育館の空調設備につきましては、今お答えしたとおり、今検討に入ってるとこでございます。また、避難する状況がいつ起きるか分かりませんので、万一その避難する状況が今起きた場合につきましては、先ほど議員さんの御指摘もありましたが、校舎のほうでは特別教室等のエアコンも設置を始めておりますので、こういったところの開放も柔軟に考えていきたいというふうに考えております。
 以上でございます。
○星出恒夫君
 よろしくお願いいたします。
 次に、あともう一つ、学校体育館はバリアフリーになってなくて、高齢者や車椅子の方などが自力で移動することが困難なわけなんですけども、スロープ等によるバリアフリー化というのも考えることはできないか、お尋ねいたします。
○総務部長(笹野修一君)
 総務部のほうの認識ということでお答えをさせていただきます。
 避難の際に自力で移動することが困難な高齢者の方や車椅子を利用される方のことなどを考慮いたしますと、スロープ等によるバリアフリー化につきましても、避難所生活を送る上で重要な要素の一つであるというふうに認識をしております。
 以上でございます。
○教育部長(門田重雄君)
 配慮を要する児童・生徒だけではなく、避難所、投票所で利用される高齢者や障害者の方が安全円滑に施設を利用するためには、手すりやスロープ等を整備してバリアフリー化を図ることが重要であると考えております。
 現在、スロープ等の整備状況は、建設当初から整備されているものや改修工事で整備したものがありまして、廃校を除いた全61校のうち、小学校9校、中学校10校、合計で19校となっております。引き続き、課題解決に向けて取り組んでまいります。
○星出恒夫君
 なかなかこれもいろいろ技術的な問題もあったりお金もかかるので、そうはいってもなかなか進まないかなと私は思ってるんですけど、結局、地震とか豪雨とかで命は助かったのに避難所での環境とかストレスでお亡くなりになる、いわゆる災害関連死が今非常に問題になって、国でもそうなんですけど、恐らく優先順位が低いのかなとは思うんですけども、正直なところ、正常性バイアスと私必ず使うんですよ、防災教室で。市民の方も意識が低いから、全部正常性バイアスで、今まで起こったことがないという、それは恐らく市の職員も一緒じゃないかなと私はちょっと思ってます。菊川活断層が結構、3%なのでSランクで、前も言ったかもしれませんけど、非常に高いんですね。これが揺れると、かなり高い、南海トラフよりもよっぽど強い地震が起こりますので。
 それで、能登の地震のときに、これはテレビで見た話なんですけども、車椅子の方が避難所に行きました。行きましたけど、階段がある、それから階段の上にまた段差があるということで、もう諦めたそうなんですね。それでもう車中泊にしたと。車中泊になると、その方の持病もあったりして、●急病●の問題もあって、結局病気になって3か月入院したということをやってました。避難所で、なかなか再三、人に抱えてくれなんて頼めないし、非常に悔しかったと涙ながらに語ってましたけども、さらに言うと、バリアフリーができてる福祉避難所ちゅうんがあるんですけども、これは福祉部なんですけども、福祉避難所が充実してないし、能登も結局うまくいかなかったんですよ。下関も18やったですかね、箇所がね。首振ってますね。だったと思うんですけど、それもなかなか開設って、結構その福祉避難所自体が被災したりしてうまくいかなかったりして、能登もですね。
 そういう状況もあるんで、とにかく災害関連死で命を落とすことがないよう、避難所の質をぜひ市長が先頭に立ってまたやっていただきたいと思いますし、また防災危機管理課とも連携して、命を守るという視点に立って今後の対応を考えていただきたいということを訴えて、この質問を終わります。
 続いて行きます。次に2番目、飼い主のいない猫と犬に対する対策の強化でございます。
 飼い主のいない猫と犬の数がどのくらいいると推定してるか、教えてください。
○保健部長(八角誠君)
 飼い主のいない猫の数につきまして、把握することは非常に困難でございまして、現在その有効な推計の方法も見いだせていない状況でございます。
 参考となる数値といたしまして、国道及び市道上で回収した猫の死体数がございます。過去5年間で見ますと、僅かな増減を繰り返して推移していることから、飼い主のいない猫の個体数全体には大きな変化はないものと考えております。
 また、飼い主のいない犬、いわゆる野犬についても把握は困難でございますが、市民からいただきました野犬の通報によりまして、現在のところ、市内に30頭前後は野犬が存在するものと推測いたしております。
 以上です。
○星出恒夫君
 犬に関しては捕獲もしていますし、増えてないんじゃないかなと思うんですけども、猫に関しましては動物愛護管理センターが基本的に引取りをしなくなりましたよね。ですから、私は野良猫の数は少し増えているんじゃないかと思います。ただ、実際のとこは分からないですけどね。
 なかなか確かに把握は、また業務量からしても、なかなか●総量●というのは難しいかなと私も思ってはいるんですけども、ただ過去にカウントしたことありますよね。対策をしていく中では数の把握も必要になってくると思うんですが、限られた地区でも難しいもんなんですかね。
○保健部長(八角誠君)
 頭数の把握ということでございますけども、今後、地区を限定するなどの調査の手法も含めて研究してまいりたいと思います。
 以上です。
○星出恒夫君
 よろしくお願いいたします。
 私、この猫の質問に対して昨年の12月にも質問させていただいて、あまり短い間隔で同様の質問はしないんですけども、前回、前田市長に猫議員って認めていただいたちゅうことで、今回させていただいとるんですけども、改めまして、犬と猫に関する課題は多岐にわたっておりますけども、重要な課題とはどのようなことかをちょっと。
○保健部長(八角誠君)
 まず、飼い主のいない猫に関する課題といたしましては、ふん尿、ノミの寄生、鳴き声、車への傷つけ、ごみあさり、畑や花壇が荒らされるなどなど、環境被害が発生しておりますので、飼い主のいない猫の個体数を減らしていくことが必要と認識しております。
 一方で、野犬に関する課題といたしましては、野犬については狂犬病予防法の規定により、捕獲し抑留することが求められますが、おりによる捕獲、これ以外に有効なほかの手段を持ち合わせておらず、なかなか捕獲に至らないということが課題であるというふうに思っております。
 以上です。
○星出恒夫君
 大きく言うと、おっしゃるとおりですよね。個体数を減らすということなんですけど、じゃあそれはどうするかという話になるかと思うんですけども、当然、手術をしていかないといけない。殖えるばかりですからね。
 そのやり方もあるんですけども、あともう一つ、動物愛護の立場とルールを守らない人間のせいで、罪のない犬とか猫たちが苦情の要因となって、ふん尿ですね、エスカレートする場合もあるかと思うんですけども、最近ちょっとSNSを見てたら、猫を遺棄するとか、これは犯罪ですよね。というふうなこともあって、これも動物愛護団体がやむなく対応してるってこともちょっと見たりしてるんですけども、まさに共生社会を実現しなければいけないなとつくづく思うんですが。
 次に、今後の対策なんですけども、前田市長が1月に動物愛護団体の皆様と意見交換をしてくださいました。有意義な意見交換会だったと私も思います。意見も様々だったかと思うんですけども、様々な意見をどのように整理して、皆様からの意見を今後どのように実現していこうとしてるか、お尋ねいたします。
○保健部長(八角誠君)
 令和7年1月20日に開催いたしました動物愛護施策に係る懇談会、これにおきましては、動物愛護団体の皆様から様々な御意見をいただきました。いただいた御意見は多岐にわたりますので、内容で分類いたしますと、1として、団体の運営に関するもの、2、地域猫活動に関するもの、3、TNRに関するもの、4、複合分野にまたがるもの、5、動物愛護管理センターの運営に関するもの、これらの5項目についての御意見を頂戴しております。
 こういった御意見に対しまして、まずは、飼い主のいない猫に起因する課題の解決に効果が高いと考えられるTNRを促進するために、TNR成功の三原則である、不妊去勢手術をすぐやる、全部やる、続けることを確実に実行するための新たな仕組みを構築できないかと考えておりまして、現在、この実現に向けて協議検討を進めているところでございます。
 以上です。
○星出恒夫君
 意見交換ということは、そうだったかなと思います。
 ただ、中でも、ちょっと難しい問題なんですけども、病院の範囲を広げてほしいとか、センターでの手術、これもまた獣医師会との調整が大変なわけでございますよね。私たち、獣医師会との意見聴取を図りながら、難しい交渉になるかと思うんですけども、獣医師会も納得のできる方法で改善できないかなと。
 気になったのは、聞き取りのときに、獣医師さんの意見で、いや、センターは手術ができるほどの設備は整ってませんよっていうお話だったんですよ。私は前、たしかそういうのも要望したときに、あると思ってたんですけどね。ですから、取りあえずセンターで手術ができる、手術するっても、きちっと制度をつくらないと、むやみやたらにできませんけど、その辺を考えていただきたいと。
 もう一つは、多頭飼育の問題ですね。これも結構相談が私のほう、私にあるというか、団体へあったり直接であったりするんですけども、これはもう飼い猫とか野良猫にかかわらず、現状の制度で動物愛護団体さんだけで対応するのは僕は無理だと思うんですよ。実際やってるんですかね、今。無理と思う。当然、福祉とか環境部、これもお決まりのことで、福祉、環境部局、それから社協、動物愛護団体と連携しながらやらないといけない。
 私は、それは前から言うように、動物愛護管理センターがリーダーシップを取ってほしいんですけども、例えば多頭飼育というと、今、20頭とか30頭いるんですよ。それを捕獲して手術をして、またリリースですよね。そういったことを団体が今やってるんですね。実際にやってるんですよ。だから、それってちょっと違うんじゃないかなと。当然、雄と雌がいたら、ほっとくと殖える一方だから、もう見ていられんでやってるんですけど、何か違うんじゃないかなと私は思うんですけども、その辺を頭に入れながら、動物愛護団体の方が苦労されてるってことを頭へ入れていただきたいと思うんですけど。
 あと次に、ふるさとしものせき応援寄附金に手を上げていただきたいと要望しておりました。検討するということだったと思いますけど、その後の検討結果を教えてください。
○保健部長(八角誠君)
 ふるさとしものせき応援基金、これにつきまして、動物愛護管理施策につきましてはこの基金の対象となっておりますので、この財源の活用を含めて事業の検討を進めているところでございます。
 以上です。
○星出恒夫君
 今もう対象になってる。手を上げて、なってるちゅうことでよろしいんですかね。
 〔「はい」と呼ぶ者あり〕
○星出恒夫君
 そうなんですか。それはいつからですかね。
○総合政策部長(佐藤武君)
 ふるさと応援基金の充当につきましては、3年ごとに見直しをしてるんですけど、ただ幅広く、ピンポイントでやると、いろんな寄附の御意向がありますので、町の活性化とか町の課題解決というところで幅広く充当できるように分野を備えております。
 以上です。
○星出恒夫君
 言うまでもなく、ふるさと納税は前田市長をトップに皆さんが頑張って大変な成果を上げているとこなんですけども、今聞くと、もう既になってるってことで、安心しましたんで、よろしくお願いいたします。
 昨年の一般質問でも、地域猫活動に力を入れてきた、私は地域猫活動のTNRも大事だけど、地域猫活動じゃないと難しいですよと。TNRで結構トラブルになってますから、地域とですね。
 それで、今、登録団体が1団体ということで、それはないんじゃないのって言ったんですけども、団体はすぐには増えないかもしれません。マニュアルとかをきっちり整理したほうがいいんじゃないかということで、その後、地域猫に関するホームページ、冊子など、その辺のとこを御検討いただけたか、お尋ねします。
○保健部長(八角誠君)
 地域猫活動に関する分かりやすいマニュアル等につきまして、現在作成を行っているところでございまして、完成しましたら、ホームページ、市報、SNS等を積極的に活用した広報を実施したいというふうに考えてございます。
 以上です。
○星出恒夫君
 それはよかったです。ありがとうございます。よろしくお願いいたします。当面、ホームページからダウンロードできれば、団体さんにしても我々にしてもそれを基に進めていくことができるかと思います。
 また、理事会とか個人の方から地域猫活動に相談があった場合は、ぜひ積極的にセンターとしても対応していただきたいということを引き続きよろしくお願いいたします。
 それから、猫の適正飼養に関するガイドラインも平成30年ということで、7年経過して、実情も変わってきてますよとお話をしました。前回の部長さんの答弁の中でも、力強く、適正飼養を広く啓発して、動物愛護管理センターへの引取り頭数を減らすと、これがあるんですけど、さらにセンターで引き取った猫の譲渡を促進する、この2点に尽きるといったような御発言だったと思う、そこのガイドラインの検討状況はいかがでしょうか。
○保健部長(八角誠君)
 猫の適正飼養に関するガイドライン、これにつきましても時間が経過しておりまして、よりよいものにしていく必要があるというふうに考えてはおります。今先ほど申し上げました地域猫活動に関するマニュアル等の作成が完了次第、このガイドラインのほうの見直しにも着手したいというふうに考えております。
 以上です。
○星出恒夫君
 以前、たしか冊子を作ってたので、印刷して。私は、そこまでするといいんだろうけど、もしできたときは、取りあえずは当面ホームページに掲載してダウンロードしてもらうことでもよいかと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。
 前回も、動物愛護団体、個人ボランティアの皆さんの御苦労は物心両面で大変大きなもんであるとお話しして、今時点もまだその状況は変わってないわけですね。もちろん制度とかがまだ新しくなってないんで、譲渡会をするにしても独自にチラシを作成して、一生懸命来場者を増やしてるんですね。譲渡につなげようと努力してる。
 僕はすごいなといつも思いながら、あのチラシお金かかるやろうなと思って、今後負担が少しでも楽になるようなことということでお話をして、何かその辺はお考えがあればお願いいたします。
○保健部長(八角誠君)
 動物愛護団体への負担軽減に受けての対策といたしましては、令和5年度から下関市動物愛護活動支援事業費補助金制度を設けておりますが、その内容につきましては、動物愛護管理センターに収容された犬猫のうち殺処分対象となった個体を対象として、動物愛護団体へ譲渡する際に、補助対象経費の額の2分の1または1頭当たり2万円、いずれか低いほうの額を補助するというものでございます。
 動物愛護団体の皆様には、本市の動物愛護管理行政へ多大な御貢献をいただいている状況がございますので、この制度の拡充も含めて、団体の負担軽減策を検討してまいりたいと考えております。
 以上です。
○星出恒夫君
 恐らくもう予算時期なんで、ある程度固まっていると思うんですけど、ただ予算からの具体的な話はできないかなと思うんですけど、ただ私が今回質問したのは、せっかく制度をつくっても、拡充しても、費用対効果が、その辺は十分研究されてすると思うんですけども、それが上がらないといけんなと思って今したんですけど、1月の動物愛護団体との意見交換会、それから昨年私もいろいろ提案させていただきました。また、いろんな方からの御提案、他都市でいろいろ研究された、いろんな成果を上げた事例があるかと思うので、しっかり研究して、拡充へ受けてよろしくお願いしたいと思いますし、動物愛護団体の皆さん、それから個人の方がそれぞれ捕獲、手術、譲渡、TNR、多頭飼育問題の対応などする中で、多少の補助が今あるかと思うんですけど、ほとんど自分たちで独自に自費で活動していることに対して、本当に私、さっきも言いましたけど、感謝の気持ちと、よくここまでできるなという感覚が私の中にあって、それってやっぱり動物、猫、犬とかが好きだからっていうことだけなんかなって、本当にすごい感心するんですよ。ずっと●    ●何だか申し訳ないなって気持ちにもなるんですね。
 そういったところで、まだ時間がたっぷりあるんですけど、最後に前田市長さん、意見交換会もしていただきありがとうございました。皆さん本当大変感謝してますし、市長自身もある程度皆さんの考えを御理解できたかと思うんですけども、来年へ向けて何か言えることがあればお願いいたします。
○市長(前田晋太郎君)
 御質問ありがとうございます。
 去る1月20日に私も、たしかこの一般質問の場で御質問にお答えをして、現場に出向きますという約束をしてお伺いしたという経緯を記憶しております。
 当日も、明確に覚えておりますが、星出議員さんをはじめ何人かの議員さん、関心のある議員さんもお越しをいただきましたけれども、動物愛護団体に従事されている代表者の皆様方から、非常に切実で熱のある思いといいますか、苦しい状況を我々行政にお伝えをいただきましたし、一方で、星出議員が言われるように、あの方々が、動物に対する愛情はもちろんですけど、これはやっぱり地域に対する公共的な精神といいますか、そういった要素も非常に強く私は感じました。世の中に御迷惑をかけているわんちゃん、猫ちゃんがいて、苦しんでる人たちがいるから私たちが頑張ってやってるんですっていうような、そういった意味合いが非常に強かったかなと思います。
 予算の話等々、いろいろこれから新しいことをやっていくのはどうするのかという御質問がありましたけれども、今部長からも答えさせていただきましたが、いかにそういったボランティアの方々が所在のはっきりしない猫のために身銭を切って、自分たちの生活空間を埋めてまでそういった対応をしていただいてることを考えると、まずそのお金の面というのは、私もずっと以前から、下関市の行政のお金で対応する要素はもっと多くあってもいいんじゃないかってことを話をしてまいりましたが、じゃあこれをお金を仮に出したとして、一体誰がどういう場所で去勢についての対応をしてくれるかという課題も当然ありますし、獣医師会との議論、調整が大変必要であるということで、今それをチャレンジをしている状況でございますので、来年の春には皆さん方に御納得がいただけるような制度と予算をしっかりと出していきたいと。
 あわせて、飼育に関するガイドラインも、実はこれも7年たっているというお話もしましたが、これも今思い出すと、私が1期目に当選をさせてもらった平成29年に、実は春に当選直後に同じように愛護団体の皆さんから意見をいただいて、ガイドラインをつくろうねということで、その1年半●後●にたしか完成したものであると。ただ、7年間時間がたって、こういった今の状況に見合ってないというところもありますので、このあたりの修正も併せてトライした内容を皆様方にお伝えをして、自称じゃなくて私からも●お認め●しております犬猫議員の星出議員さん、あと手は挙げなくてもいいですけど、いらっしゃる方は多分いらっしゃると思うんで、みんなで関心を高めていただいて、頑張っていただいてる愛護団体の皆様、殺処分ゼロに近づいてまいりましたが、これは極めて行政の努力をはるかに超えたそういった方々の御努力のおかげであるというのは十分に理解しておりますので、みんなで、ゼロで、かつ平穏な、脅かされない、そして皆さんが争わない、いがみ合わない下関市をつくっていくと、こういうことだろうと思っております。
 時間があると言われたので、少し長めに話しましたけど、よろしくお願いいたします。
 以上です。
○星出恒夫君
 よく市長さん直接お会いされて御理解はされてるなと思って、非常に安心しました。今後とも引き続きよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
 終わります。(拍手)
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