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坂本 晴美 議員
第2回定例会 6月19日(木) 本会議(一般質問1日目)
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内容
会議録
第2回定例会
6月19日(木) 本会議(一般質問1日目)
公明党市議団
坂本 晴美 議員
1.住宅密集地の火災について
2.就学前施設の保育環境と支援について
【下関市議会 本会議確定版】
○議長(林 真一郎君)
3番、坂本晴美議員。(拍手)
〔坂本晴美君登壇〕
○坂本晴美君
おはようございます。公明党市議団の坂本晴美です。どうぞよろしくお願いします。
〔手話を交えながら発言〕
○坂本晴美君
ちょっと緊張しております。通告に従いまして、質問をさせていただきます。5月に長崎町で起こった火災で被災された方に、心よりお見舞い申し上げます。タブレットを御覧ください。
〔説明資料を議場内ディスプレーに表示〕
○坂本晴美君
火災現場です。私は4日後に現地にまいりましたけれども、本当に現地に行くと、実感するというか、焼け焦げた臭いが4日たっても一層火災の重大さを実感することとなりました。そこで、被災された方々や地域住民のお声を聞きましたので、今回市民の方の疑問を代弁する形で質問をさせていただきます。
まず最初に、住宅密集地の火災について、今回の火災は空き家も多く、住宅の密集した地域でしたが、火災の拡大した要因についてお尋ねいたします。
○消防局長(髙橋秀尚君)
火災が拡大した要因についてですが、消防隊到着時には、既に複数の棟が炎上していたことから、発見の遅れ、それに伴います通報の遅延があったと考えられます。
また、当該地域は、車が進入できない狭隘路が多く、木造住宅や長屋住宅が隣接して立ち並んでおり、さらに当日は強風に加え、乾燥注意報が発表され、飛び火により複数箇所へ延焼し拡大したものと考えております。
○坂本晴美君
次に、消火活動についてお尋ねいたします。
○消防局長(髙橋秀尚君)
消火活動についてでございますが、今回の火災は、14時20分に最初の火災通報を受けまして、通報の内容から炎上中の火災と判断をいたしまして、通常よりも出動隊が多い第2次出動という体制で出動をさせました。
さらに非番職員の招集、隣接消防団を出動させるなどし、結果的に消防車22台、消防職・団員120人で対応し、約3時間後の17時14分に鎮火に至りました。
○坂本晴美君
今聞いただけでも本当にいかに消火活動が大変だったかということと、その前後して山火事とかいろいろ、全国いろいろな災害があった中で、本当に鎮火できてよかったなという思いもします。
次に、本市にはこのような住宅が密集して消防車が入らない地域も多くあると思いますけれども、消防車が入らない困難な地域の把握について、どのように把握されているのかをお聞きします。
○消防局長(髙橋秀尚君)
消防局では、消防活動が困難な地域――今御質問がありましたけれども、そのほか道路狭隘な地域の把握に常に努めておりまして、このような地域につきましては、消防車の配置やホースの延長経路等をあらかじめ定めておく警防計画というものを作成をいたしまして、職員間で情報共有をしております。
また、日頃から延焼拡大防止を目的とした訓練を反復実施しておりまして、迅速で的確な消防活動に努めております。
○坂本晴美君
次に、消火栓の設置状況についてお聞きします。
○消防局長(髙橋秀尚君)
消火栓に係る御質問ですけれども、市内には約5,600基設置をされておりまして、異常の有無を定期的に巡回し確認をしており、維持管理に努めているところでございます。
また、今回の火災では、消火栓7基に消防車を配置いたしましたけれども、配管の異なる消火栓を使用したため、消火に必要な水量は十分に確保できたところでございます。
なお、消火栓などの少ない地域では、現在2台保有をしております大型水槽車や、協定を結んでおります新下関生コンクリート協同組合のコンクリートミキサー車を活用するなどとしております。
○坂本晴美君
なぜ皆さんは、消火栓の話をするかと疑問に思われると思います。実際に火災現場に行きますと、消火活動を実際目の当たりにされた住民の方が、ここは消防車が入らない、消火栓が遠くホースをつなげる距離もあって、本当に消防士さんが大変な思いをしていた。水圧なども大丈夫だったのかという疑問を持たれていたからです。
わざわざ道路を案内していただいて、ここに通っている水道管は細いと、こっちの1個奥だったら太い。こういうところに消火栓があったら、もっと消防士さんが危険なく消火活動ができたのではないかということをお聞きしたからです。
実際はこれだけの数のこととか、状況とかいろいろ考えて計画にあるということですけれども、また、今回の火事をいい教訓にしてではないですけれども、しっかり消化活動も頑張ってされたと思うのですけれども、市民の方が不安にならないように、こういうふうにきちんと計画もしているし消火栓もある。水は絶対足らなくならないようにきちんとできるんだということも含めて、私もお伝えもしていきたいなと思っております。
今回、消防局にいろいろお聞きしまして、現場のことがリアルに分かって、どういう消火活動をされたということも、しっかり分かりましたので、そういうことも含めて、今後、訓練とか地域の防災訓練等も、しっかりやっていくべきだろうと思います。
私も先日、地元の自治会でAEDの講習を消防の方に来ていただきまして、本当にいろいろ、朝8時半からとか、30分以内とか、AED中心にとか、いろいろな要望をして実際来ていただきました。
59名の方が参加して、その日だけずっと雨が降っていたのですけど、日曜日の朝だけ晴れまして、無事に終わったのですけれども、当日、それをお願いしたときに、当日災害があった場合は中止させていただくこともありますという、消防の方のお話を聞き、消防の仕事をしながら、いつでも緊急事態に、こうやって講習に行っている間も、しっかりそのことを頭に置きながらされているということを改めて知りましたし、火事を起こさないように、私たちも気をつけていくことが大事なんだなと感じております。
次に、被災された方への対応についてお尋ねいたします。今回被災された方に、どのような対応をされたのかをお尋ねいたします。
○総務部長(笹野修一君)
今被災された方への対応についてということで、こちらは総務部防災危機管理課のほうの対応をお伝えしたいと思います。まず5月7日の火災の一報を受けまして、直ちに防災危機管理課の職員2名が火災現場に急行いたしまして、現地にて消防や警察と連携の上、被害状況、それから被災者の連絡先等の確認をいたしました。被災者御本人や御親族の方などに連絡を取りまして、まずは被災者の当日の夜の避難先を確認いたしました。
親戚など身寄りのあるところに行かれる方以外につきましては、まず1名の方に宿直が常駐しております彦島公民館、こちらを御案内するとともに、3世帯6名の方につきましては、近隣の自治会の御厚意により、こちらは山手町のほうの集会所になりますが、集会所を利用させていただきました。
また、避難された方に対しましては、当日水と毛布を提供するとともに、翌日には市の各課の支援事項、こういったものを記載をした冊子がございまして――「火災等で被害にあわれた方へ」という冊子なのですけれども、こちらを職員の名刺とともにお渡しし説明をいたしました。また、市営住宅への入居を希望される方に対しましては、住宅政策課とともに入居手続を御案内させていただきました。ここまでが火災直後の対応でございます。
その後、後日ですが、暴風等の影響で、周辺道路の通行に支障となる恐れがある瓦礫、こういったものを敷地側へ倒す作業を災害応急復旧業務、こちらによりまして行い、被害の拡大を未然に防止したところであります。
現在は、消防局からの火災の報告を受けまして、「下関市災害見舞金支給要綱」こちらに基づきまして、見舞金の支給業務に取りかかっております。今後につきましても、被災者に寄り添った支援を続けていくとともに、二次災害の防止に努めてまいりたいと考えております。
○環境部長(吉田 誠君)
それでは、環境施設課での対応についてお答えいたします。環境施設課では、火災や地震や台風、高潮等の被害に遭ったことの証明や、災害ごみであることの証明を提示し、減免申請をしていただきますと、現場確認等の後、市のごみ処理施設へのごみ搬入手数料を減免いたしております。
なお、対象となるものは一般廃棄物であり、建物の解体に伴って発生する産業廃棄物を除いたものとなります。今回の長崎町の火災では、これまでに5件の申請がございましたので、職員が現地で対象となるものの分別相談に応じ、これに基づき、無料で受入れを行っております。
○坂本晴美君
今回の被災者に対して、何が足りないかとか分析等はされましたでしょうか。さっきの要望の中で入りましたかね、寄り添っていくということになりますでしょうか。
○総務部長(笹野修一君)
被害に遭われた方への当面の対応、それから、生活の再建に向けた対応と、時宜に応じていろいろな御要望もあろうかと思います。またそれに合わせて、行政分野というのも変わっていくと考えております。
そうそうあってはいけないものではございますけれども、一様に同じ被害ではないことから、個別の状況に応じて可能な限り対応していくというのが原則かなと考えております。
○坂本晴美君
聞き取りのときに福祉の方も呼んでいたのですけれども、いろいろなことがちょっとなかなか答弁に乗れないということで、私のほうからは要望という形で、言わせていただきます。
今回住民の方から、焼け残った壁が倒れそうだ、強風も吹いていろいろなものが飛んでくる、どうしたらいいかというお電話をいただきまして、防災危機管理課のほうに連絡すると、きちんと消防がある程度固定をしていたものの、強風がまだ続いていたので、その後どうするかということもきちんと連携を取られて、検討しておられましたけれども、何よりもすぐにまた、防災危機管理課のほうが、現場のほうに足を運んでいただいて、迅速に対応していただき、住民の方も本当に今日から安心して寝られるということを話しておられました。
あくまでも個人の所有において、いろいろなことができる、できないことって多いと思います。しかし日々状況が――このように強風が吹かないときはまだ大丈夫だったのかもしれませんけれども、変化していく中で、現場に本当に何度も足を運んでいただくことが、住民の不安を軽減する、何が足らないかということが分かっていくのだと思います。
消防と防災が連携して、すぐに何度も動いていただいて、感謝の思いでいっぱいであるのですけれども、そう言いながらも、次の災害においてよりよい支援ができるために、現場の市民の声をお伝えしておきます。
一つは避難所開設の件です。聞き取りのときに、警備員さんのいるところということで、彦島公民館と市民センターを開けていただいたということですが、しかし高齢者の方々が知らないところに行く、距離的なものもあるというところに行くのは、とても厳しいということでした。
今回は、この山手自治会集会所、この火事があったすぐそばの集会所です。今回防災の方もすぐに水と毛布をここにお届けしていただいたみたいですけれども、当日やはり活躍されたのは、この山手自治会の集会所、それから自治会長さんやその地域の方でした。
日頃からその集会所では、少人数でもカフェとか人が集まる場を続けていこうということで、毎月開催されていて、そこに水とお菓子があったのですね。被災された方や近所の方が集まったときに、別に火傷をしているわけではないのだけれど、異常にストレスもかかって喉が渇いて、そこに置かれた水と甘いものにほっとしたと言われておりました。
それから、その日の当日の食事です。食事は、翌日には防災危機管理課から、お米等とか臨時のものが届いたのですけど、その日の食事は自治会長さんや会計の方とか近所の方が、おにぎりとかお味噌汁とかを作って差し入れていただいて、当日はどうにか夜を過ごされたということでした。
一番私が危惧するのは、今回この山手自治会集会所、この地域はまだコミュニティーが成り立っていて、あそこには認知症の方がいるとか、不安なことをキャッチできる自治会が成り立っていたということです。
じゃあ誰も、今自治会自体がないところもたくさんあるわけですよ。そういったときに、避難所は開設しました、毛布と水は来ました。火事でお金も下ろせない。高齢者はやはりコンビニで下ろすとかいうことに慣れていないかもしれませんけど、そういうときに食べるもの、すぐ食べられるものとか、温かいものとか、そういうものをやはり提供する準備が要ると思うのですね。
もう一つは、市営住宅に入られるよう手配していただきましたが、近所の方も不安がっていました。臨時とはいえ、遠くに行かなくても近くに市営住宅があるではないかと。ああいう近くに、高齢者の場合は、もう不安で怖い思いをして身寄りもないから1人で、そうやって引っ越していかないといけないということを考えれば、近くの市営住宅に優先して入れていくというのは、建設部長いかがでしょうかということを投げかけておきます。
そういうこととか、以前も私は、DVの方の一時避難所をとお話したと思うのですけれど、そういうところがあったら、一時的に市営住宅に移動するときだって、何日かかかりますよね。
市営住宅に来ました。今度は市営住宅に移った方が、やはり心配して電話をかけてこられました。「議員さん、市にちょっとリサイクルの冷蔵庫とか洗濯機とかないですか」と。お声かけしても慣れない地域のところにボンと入ってきたら、その方はやはり頼らないって言うのですね。
そうしたら、こういうのは行政が、もう新品とは言わない。リサイクルでいいからカーテンとか、安心して寝られる環境をつくってあげるべきではないか。それは、行った先の自治会長さんからの要望です。
やはり、私は被災したときに、DVの方のこともそうですが、完全なDVのところの避難所に行くとか、山口に行くとかいう手前の段階で――この市営住宅だって半年間ぐらいですよね、いられるのは――そこに行くまでに、一時的に二、三日でも安心して寝られる場所をつくるというのが大事ではないですかね。
公民館に1人ですよ。避難させて、毛布1枚で、暖かいといえば暖かいのですけど、誰か寄り添う。私は、この山手自治会集会所に避難された方のほうが、知っている顔の中で、皆さんで御飯を一緒に食べたりとか、温かいやはり人の影もいると思うのですね、支えもいると思います。でもまずは一時的に、こんなことがもう二度と起こってはいけないけど、火災とか災害とか、今から災害の多い季節になると思いますけれども、そういうときにパッと行って、カーテンもない、コンロもない、タオル1枚ないところにポンと入れられたら、どんな思いがするかということを、自分だったらということで考えていただきたいなと思います。
今回、私もよく思うのですけれども、全市が災害に遭ったときは仕方ないと思うのですけれども、今回のときとか冬であったりすれば、国民宿舎とか、1日、2日市営住宅が決まるまでは、そこで温かいお風呂に入れてあげるとか、やはり全てを失うって思い出も全て失うわけですから、そういう心が傷ついた人にそういう支援があってもいいのではないかなということも、要望しておきたいなと思います。
次回は――次回はってことはこれは終わりではないということです。今投げかけたことに対して、いろいろな答弁がきっと出てくると期待しておりますので、そこをお願いして次の質問に移らせていただきます。
就学前施設の保育環境の支援についてです。就学前施設副食費等物価高騰対策支援事業が今回上がっておりますけれども、まず、この対象にならなかった施設というのはどのくらいありますか。
○こども未来部長(栗原紹子君)
市内の就学前施設で補助の対象とならない施設についてお答えしたいと思います。就学前施設副食費等物価高騰対策支援事業は、山口県保育所副食費等物価高騰対策支援事業費補助金を活用して、令和4年度から実施している事業です。
下関市就学前施設副食費等物価高騰対策支援金交付要綱の規定により、この事業の対象となる施設は、保育園、幼保連携型認定こども園、及び認可外保育施設の計66施設でございますが、このうち令和6年度に補助金を交付していない施設は27施設となっております。
その内訳といたしましては、ゼロ歳から2歳までの子供を預かる施設や、食事の提供をしていないなど、補助金の支給対象とならない施設が18施設あります。また、補助金の申請がなかった施設が9施設でございました。なお、幼稚園や幼稚園型認定こども園は、山口県が直接事業を実施するため、この66施設の中には含まれておりません。
○坂本晴美君
対象にならないとかになるとちょっと細かいところはあれなのですけれども、今回私が御相談を受けたところは、令和3年度の基準になっているので、それ以降に新設したりしたところの施設は、対象にならないということを言われて、令和3年の基準とは何が根拠で令和3年なのでしょうかという御質問です。
○こども未来部長(栗原紹子君)
就学前施設副食費等物価高騰対策支援事業で、令和3年度の基準を根拠としていることについてお答えしたいと思います。当該事業は、物価高騰が発生する以前の状況を基準とするため、基本的には物価高騰前の年に当たる令和3年度が基準年度になるものと考えております。
なお、施設が主食、副食それぞれを児童に提供した食材料の支出額から、寄附金その他の収入を控除した額が基準となっております。
○坂本晴美君
この事業の本来の目的は、改めてお聞きしますが目的は何でしょうか。
○こども未来部長(栗原紹子君)
就学前施設副食費等物価高騰対策支援事業の目的についてお答えします。当該事業は、物価高騰で食材料費の価格が上昇する中においても、就学前施設が適切な食事を児童へ提供できるよう、食材料費の増加相当額を支援するものでございます。
これにより、子育て世帯に追加負担を求めることなく、経済的負担の軽減を図ることを目的としております。
○坂本晴美君
今回私がとても残念に思ったのは、基準が令和3年度で、また開設していなくて、基準となる令和3年度の実績がないところには支給できないと聞き取りのときに初めお聞きしました。県の決めた政策といっても、令和4年からの引き続きの政策です。昨年よりもっと、令和3年、4年よりももっと物価は高騰しています。お米も倍以上になっていますよね、倍以上ですよね。
県の方たちは、実際に保育園の声を聞くことってあるのでしょうかというのを、ここで聞いてもあれなのですけれども、聞いているのかなというのと、ここでちょっと相談があったところは、別にほかの市の子供たちではなくて下関の子供たちを預かっている。ましてや、待機児童対策として新しく建てたり、立ち上げた園に対して、令和3年の実績がないからという基準というのは、おかしいと思うのですね。
目的にかなっていないと思いますし、この令和3年が基準と思っているところを、令和4年、5年とあるわけですから、おかしいなと思って、とか、現場の声を聞いて、市がやはり県に基準を変えないといけないのではないかということをお伝えすべきだと私は思います。
現実問題として、やはり物価が高騰すると、子供に提供するものをどうやって捻出するか、節約をしたりとか、そういうことにやはり影響が出てくると思うのですね。それで、支給できないですかという、改めての御質問です。
○こども未来部長(栗原紹子君)
令和6年度以降に設置された施設につきましては、改めて確認したのですが、補助の要件を満たす施設はございませんでした。しかしながら、令和4年度以降も、食料品価格は上昇傾向が続いており、新たに設置された施設におきましても、児童への食事提供に係る価格高騰の影響を大きく受けていると認識しております。こうした状況を踏まえまして、各施設における食事提供の実態等確認の上、適切に支援してまいりたいと思っております。
○坂本晴美君
令和3年度の基準というのは変わらないのでしょうか。
○こども未来部長(栗原紹子君)
それについては、令和7年度で検討してまいりたいと思っております。
○坂本晴美君
ちょっと後でまた言います。いろいろな思いがありますので、次のところが終わってから言わせていただきます。次のタブレットを御覧ください。
〔説明資料を議場内ディスプレーに表示〕
○坂本晴美君
ちょっと私がつくった分で赤丸が消えてしまっているのですけど、ここの部分、この下の部分なのですけど、小学校3年生以下の兄弟のみを数えるという、この部分の副食費の支援です。なぜ4年生になった途端3人と数えられないのかというのは、昨年もお聞きしております。
今回改めて申し上げるのは、小・中学校の給食も無償化になった今、この幼稚園の多子世帯への副食費の年齢制限について、この子たちには支援をしていかないのかということです。
○こども未来部長(栗原紹子君)
多子世帯の子供の給食について、状況を改めて整理してお答えしたいと思います。まず、令和元年の10月から幼児教育・保育の無償化が始まりまして、幼稚園や保育園など、就学前施設を利用する3歳から5歳までの子供の保育料が無償となりました。また、年収360万円未満相当世帯の子供と、第3子以降の子供については、おかずやおやつなどの副食費も免除となっております。
多子世帯の第3子の数え方ですが、幼稚園タイプと保育園タイプで異なっており、幼稚園タイプが小学校3年生の兄弟から数えるのに対し、保育園タイプでは、保育園等を利用する兄弟だけで数えるなど、制度に違いがございます。なお、保育園タイプは、山口県の事業により、推定年収470万円未満の世帯のうち、20歳未満の兄弟から数えて、第3子以降の子供は副食費の実費負担が半額となっております。
この山口県の事業は、国による保育料無償化の対象から外れ、副食費の負担が増加した一部の御家庭を補完するために始まった制度でございます。しかしながら、制度上の問題とはいえ、不公平感についての御意見があったことを踏まえ、今後対策を検討してまいりたいと思っております。
○坂本晴美君
少し進んだかなと、対策を検討してまいりますと部長がお答えいただきましたけれども、これは国の制度ですよね。国の制度で小学校3年生以下ということは、3人いて上の子が4年生になった時点で、副食費の支援をしていかない。去年の答弁でも、もともと幼稚園というのは食事を提供していないので該当にならないと言われますけど、実際小学校3年生までは国が支給しているのですよね。補塡をしていると思うのですけど、4年生になったら、もっと大きくなって、よく食べてお金もかかるのに――去年の例でいくと20人ぐらいですよね、多子世帯。
たくさん頑張って子供を産んで育てているお母さんたちの声を私は届けているわけですよ。置き去りにして、じゃあ保育園に行けばいいじゃないかと思うかもしれませんけど、保育園に行けば20歳未満からですよね。第1子、2子、3子と数えるのは。なぜここだけが取り残されて小学校3年生以下なのかと、もう理由が全然分かりません。
去年の部長の答弁の中で言われているのが、市が独自に支援することは難しい。引き続き国へ要望してまいりますと答弁されています。でも、他市がするとかしないとかは別にしても、この20名とか、子供が多いところへの支援というのをなぜできないのかなと思います。
私も孫と一緒に住んでいますけど、小学校3年生の男の子が、御飯を何杯食べると思いますか。別に私みたいに体格のいい子ではないですけど、軽く3杯は食べます。どう思いますか。3年生から4年生なったらもっと食べるのですよ。もっと食べていくのに、毎月何千円って副食費を負担しないといけないというのは、どうなのかなと思うのです。
北島副市長、国に帰られると思いますので、きっとこれをどうにかしてくれると思う前に、市が動くと思いますけれども、しっかりお土産として、お礼かたがたお土産としてお持ちいただきたいなと。答弁は求めませんけれども、副市長がしっかり私たちの思いを持って帰っていただきたいなと、お礼とともにお土産をプレゼントしたいなと思っております。
それから、市長にも答弁を求めませんけれども、先日井川議員の代表質問のときに――子ども・子育て政策は、ほぼいろいろなことを本当にしていただきました。医療費もそうです。多子世帯の方はすごく喜んでいます。歯医者に行くのも早く行けるし、病院だったらお母さんたちも今までは渋っていたのが、軽い状態で受診をします、お金がその日なくても行けるんですと言っていただいて、本当に感謝されています。
市長言われましたよね。漏れているところがあったら言ってくださいって。まさにここが漏れているところなので、市長には答弁を求めませんけれども、あの言葉が真実だと信じてお伝えをしておきたいなと思います。国が取りこぼしたこと、県ができなかったこと、下関市はやるという思いでお願いをしたいと思っております。部長には、今後検討するということを期待しまして、よろしくお願いします。
次に、保育士の現状について、改めてお聞きします。「保育まっちんぐ下関」の成果についてお願いいたします。
○こども未来部長(栗原紹子君)
「保育まっちんぐ下関」の成果についてお答えします。本市では、保育士不足対策の一つとして、令和6年10月に保育士・保育所支援センターを設置し、就職支援コーディネーターを配置することで、潜在保育士の確保や現役保育士の離職防止のための相談支援を行っております。
保育士・保育所支援センターが運営するウエブサイト、「保育まっちんぐ下関」は、保育施設で働きたい方と市内の保育施設をつなぐ無料の就職支援サイトになります。「保育まっちんぐ下関」に登録して、希望条件を入力するだけで、市内にある多くの保育施設の中から、条件にぴったり合った施設を紹介してくれるため、昨年度は僅か半年間で、23名の潜在保育士が保育現場へ復帰を果たしております。
○坂本晴美君
半年ですばらしい成果だと思います。もう一つは、就職したけれどもどうかなというところで、離職数について、公的の保育園・幼稚園で構いませんのでお願いします。
○こども未来部長(栗原紹子君)
それでは、保育士の離職者数について、公立園の人数についてお答えします。令和7年度に本市が運営する保育園と認定こども園は19園ございます。令和7年4月1日時点の保育士の人数ですが、一般職員が148名、会計年度任用職員が39名、短時間の会計年度任用職員が173名で計360名となっております。このうち、任期満了以外の理由で離職した職員については、短時間勤務を除き令和4年度が1名、令和5年度が3名、令和6年度が7名となっております。
○坂本晴美君
ちょっと増えているのが気にはなりますけれども、そこまでバッと離職しているということではないということに安心をしました。離職させないための対策として何か考えておられますでしょうか。
○こども未来部長(栗原紹子君)
保育士の離職防止のための取組についてお答えします。公立園におきましては、園長経験のある職員が教育・保育専門監として各園を巡回し、若手保育士を対象とした研修や、定期的な面談を実施し、保育士が気軽に相談できる体制を整えております。
また、複数の公立園を運営している強みを生かし、人事異動による配置転換も、離職防止に効果があると考えております。
さらに、保育士の負担軽減を目的とした公立園のICT化も、働きやすい環境づくりにつながっていると考えております。
○坂本晴美君
巡回されているということですけれども、その中で保育士さんの負担軽減と言われますけれども、具体的にはどのようなことを軽減したらいいと思われている、どのようなことが負担と思われているのでしょうか。
○こども未来部長(栗原紹子君)
それでは、保育士が特に大きな負担を感じている業務を三つお答えしたいと思います。一つ目は、園児の登降園管理です。保育士は、登降園時に園児の預かりや、引き渡し、保護者への連絡や記録、登園した園児の保育などを同時に行う必要があるため、これが大きな負担となっております。
二つ目ですが、保護者との連絡調整です。保育士は、連絡帳でのやり取りだけでなく、園児のけがや発熱などの緊急時には保護者へ電話連絡を行いますが、連絡がつかない場合など、繰り返し電話をかけ直す必要があり、これも負担となっているところでございます。
三つ目ですが、職員の出退勤管理です。園児の保育標準時間は1日11時間であり、延長保育を行う園もあることから、公立園の保育士の場合、10種類もの勤務形態が存在します。そのため、毎月の出退勤管理が園にとって大きな負担となっております。
○坂本晴美君
昨年から就学前施設へのICT化がちょっと導入されていると思うのですけれども、どのようなことができて、導入しての評価と分析をお願いします。
○こども未来部長(栗原紹子君)
ICT導入と活用の成果に対する評価についてお答えします。令和6年度に公立園へICTシステムを導入し、園児の出欠席連絡、園内連絡、お知らせ配信、連絡帳、アンケート、緊急連絡、写真共有などの基本機能に加え、オプションとして、園児の登降園管理や職員の出退勤管理の機能を追加したところでございます。
今年4月に公立園を訪問し、保育士からICTシステムの利用状況を確認したところ、全ての園から業務効率化が図られたとの声を聞いております。特に、登降園管理や、出欠席連絡の機能について高く評価を得ております
しかしながら、導入から日が浅いため、ICTシステムに慣れている保育士が中心となって活用している状況が見られることから、今後は、機器に不慣れな職員についても、研修等を通じて利用を促し、さらなる業務の効率化と園運営の充実に努めてまいりたいと考えております。
○坂本晴美君
今部長からありましたけれども、実際に私がお声を今回上げたのは、ICTが導入されても使わなければ現場は楽にはならないのですね。私が働いていた職場でもそうです。看護学校で30年前ぐらいはワープロだったのですね。それで、職場にパソコンが3台導入されたのですけど、誰も使わないわけですよ。新たなことに挑戦したり、エネルギーを使う。ましてや保育現場もそうだと思うのですね。忙しいから、新たなことを習得する前に慣れたワープロでやったほうがいいというのが、現実なのだと思います。
それにしびれを切らした上司が、ある時退職する日に、全部ワープロをのけてパソコンに入れ替わったんですね、もう必然というか、もうするしかない。でも、実際に使い出したら、こんなに便利なものってないわけですよ。それは今保育現場でもちょっとあるのだと思います。
出退勤とかは使われていると思うのですけれど、結果的に皆さんも職場で、例えば、パソコンを使おうとか言って、例えば部長が先陣切って使っていたらみんな使うと思うのですけど、「ちょっとごめんね、もう私は年代的に無理だから次長から頑張って」と言うと、上が使わないと下は使えないのですね。
やはり現場にちゃんと入っていただいて、道具が入ったから終わりではなくて、本当に活用されているかどうかということも含めて――やはり私が聞いた若い保育士さんは、何が大変と言ったら、子供が好きだから保育園に行くのは全然いいのですけど、全然ICT化が進まないというか、その理由を聞いたら、そういうふうに、悪気ではないのですけれども、上の方が使わないとやはり使えないという状況もあるというふうにお聞きしておりますので、実際はもうどんどん使われているのかもしれませんけれども、そこの部分は頑張ってしていただきたいなと思います。それから、タブレットをちょっと見ていただきたいのですが。
〔説明資料を議場内ディスプレーに表示〕
○坂本晴美君
ちょっと顔が映ってもいいということで、これはゼロ、1、2歳のクラスなのですよ。私はびっくりしたのですけど、2歳でもこんなにちゃんと座って、先生が次にする粘土遊びのことを、絵本を通して説明されていたのですけど、もっとびっくりしたのは、どうして粘土はお口に入れてはいけないのでしょうかと言ったときに、いや答えられんやろうと思いますよね。ちゃんと1人の子がお腹が痛くなるからですというふうに答えていたんですね。
やはり専門の保育士さんたちに預けると、こういうふうに集団生活、社会生活がなっていくのかなと、我が子を育てたときに、たった1人、2人でも右往左往していたゼロ、1、2歳をこんなにきちんとまとめていけるというのはすばらしいなという、ちょっと報告と、あとこれです。これなのですけど、ICT化だけではなくて、このウエストポーチみたいなのがありますよね。
これが割とがっちりしていて、保育士さんがああいうふうにだっこするときに前に持ってきて、子供を抱かれた方は分かると思うのですけど、どんなにかわいい孫でも抱くのに限界がきます。でも、例えばウエストポーチにちょっとこう支えがあれば――だっこひももそうだと思うのです――全然違うんですね。
だから、ICT化も含めてというか、こういうものも活用して、保育士さんの負担、ここは若い保育士さんですけど、年齢が行くと看護師も保育士さんも腰をやられるとよく言うのですよ。だから、そういうことの負担も軽減することも、私はちょっと見させていただいたときに、大事かなと思いました。
それから、ここはICT化がすごく進んでいて、体調管理もチップを入れたもので、体温とか熱とかを測る。よく考えるのは、ICT化とかそういうデジタルに頼ると、保育士さんが手をかけないのではないかという思いが、保護者の中にある方もいるのですね。
でも、実際にお聞きすると、午睡をしているときに5分ごとにブレスチェックというのをしないといけない。大変ですよね。そのときでも、先に異常が分かれば、通知も来ますし、5分ごとにチェックしなければ、保育士さん忘れていますよと、ピピッてこう鳴るらしいのですね、5分たちましたよって。これだけの人数ですから、保育士さんがこうやって見ていくのに、ちゃんとお知らせをしてくれる。
それから、体調が悪くなると早く分かるので、私も仕事をしていたときに、すごく困っていたのが、子供が具合が悪くなって、私が仕事を休むと、実習生を全部病院から引き上げないといけないという仕事に就くと、もうあらゆる人を駆使して、病弱な子を預けないといけないのですね。
でも事前に、帰るときに体調がどうも悪いみたいですよというふうにデータで渡していただくと、その帰りに保護者はちゃんと受診して、病児保育に預けるのだって受診されないと預かってもらえないわけですから、そういうことが早め早めにできて、重症化にもならないし、子供の体調管理にもつながっているとのことでした。
園長先生の言葉がとても印象的だったのは、こういうICT化を進めるのは、子供の命を守るためですって言われたのですね。いや本当にそうだなと思いました。それと、ひいては、例えばうつ伏せ寝で、時々皆さん新聞で見ると思うのですね。誰が一番つらいかと言ったら、保護者もつらいですけど、それに関わった保育士さんがつらくないと思いますか。もう二度と――私は看護の場でもそうですけれども、そういうことがあったりすると、大好きな子供の関わりをできなくなると思います。こうやって子供の命を守っていくということは、ひいては保育士さんを守っていくことに、私はつながっていくと思っています。
今回代表質問でも、防犯カメラのことを考えてくださるという話だったと思うのですが、いろいろな人が園には来るらしいのですけど、それが防犯にもなりますし、中にあることによって、いろいろなこと、保育士さんを守ったり、子供を守ったりすることにもなるので、そこも進めていっていただきたいなと思います。
もっとすごいなと思ったのは、保護者とか外部からのメールが、デジタルですから来ますよね。そうしたら、ここの保育園は5歳になったら、自分で汚れたら持って帰るとかいうシステム、教育方針です。そうしたら、きれいなままで持って帰ると、保護者から何で使っていないのに持って帰らせたのですかと来るとしますよね。
そうすると、若い先生は、私たちもそうですけど、文章で返すというのは難しいわけですよ。変な言葉を使ったらいけない。でも、ここの教育方針をきちんと入れると。ChatGPTを使っているそうです。文章をバーッて作ってくれる。ここの保育園は、5歳になったら自分で汚れたものを持って帰りますというようなことの文章をバーッと書いてくれるらしいです。
そのままではなくて、きちんとみんなで共有して、これで返信して大丈夫ですよと言うと、その文章を考えたり書いたりする手間が――手間って言ったらいけないですね。その負担が、保育士さんも軽減できるということでしたので、いろいろな意味で、人が集まらないのだったらやめないようにしていただきたいですし、少しでも――ここ下関でも保育士の免許を取ったけれど、就職しないという人がいっぱいいるではないですか。でも、保育士さんになろうと初めは志高く持っても、実習に行くとこんな大変なところでは続けられないなという思いで、保育士にならない人もたくさんいるわけですよね。
でも、こういう環境だったら自分は働けるかもしれないと、選んでいただける下関の保育園に、幼稚園にしていただきたいなと思っております。
もう一つ、民間の中ですごいなと思ったのは、保育園に補助員として入られた方に、免許を頑張って取ってねという。来た人は大体子供が好きだから関わろうと思って来られるわけですよ。でも、今さらこの年でとか言っても、通信だったり、試験を受けたら、保育士さんになれるそうですよね。
だから、園長先生はその意識を持って、せっかく子供に関わってくれたのだったら、免許を取って保育士になってよって、雇いながら人も育てていくということを言われていました。私の知り合いもそういうところに勤めて、補助員さんで2人ぐらい保育士さんになったよって、先生から薦められてという、現実的になっている方もいると実際に聞きましたので、いろいろな意味で、なかなか人手が足らない、どこも足らない中で、子供たちに保育士さんを増やして、辞めないような環境というのは、しっかりやっていただきたいなと思います。
一番は、小さな一歩を諦めないでほしいなと――部長ばかり見たらいけませんけれど、いうことをお願いしたいと思います。避難所にしても、市営住宅に避難することにしても、一歩ずつでいいから始めていただきたいなと思っております。
いろいろな要望をさせていただきましたけど、私は続きがあると思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
以上で質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
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