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第2回定例会 6月20日(金) 本会議(一般質問2日目)
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内容
会議録
第2回定例会
6月20日(金) 本会議(一般質問2日目)
公明党市議団
恵良 健一郎 議員
1.市職員の人材確保について
2.市職員の人材育成について
3.高校生議会での提案について
【下関市議会 本会議確定版】
△会議録署名議員の指名
○議長(林 真一郎君)
これより本日の会議を開きます。
本日の議事日程は御手元に配付のとおりであります。
日程第1 「会議録署名議員の指名」を行います。本日の会議録署名議員は、関谷博議員及び早川幸汰議員を指名いたします。
────────────────────────────────────────
△一般質問
○議長(林 真一郎君)
日程第2、これより「一般質問」を行います。本日は、御手元に配付の通告一覧表により、6番から10番までの通告者について行いたいと思います。
それでは、順次質問を許します。6番、恵良健一郎議員。(拍手)
〔恵良健一郎君登壇〕
○恵良健一郎君
公明党の恵良健一郎です。よろしくお願いします。
〔手話を交えながら発言〕
○恵良健一郎君
まず、前田市長におかれましては、3期目の御当選、誠におめでとうございます。前田市長が公約に掲げました政策、また今回、補正予算で出されております政策、この実現に向けまして、私どもも公明党の視点、庶民目線、生活者目線でしっかりと議会で議論させていただきまして、前進をさせていただければと思っておりますのでよろしくお願いします。
それでは質問に入ります。まず初めは、今回は市役所職員の方々の人材確保、また人材育成ということであります。市長の公約、政策でございますけれども、この実現に当たっては、何といっても市の職員さんの働きにかかっていると言っても過言ではないと思っております。しっかり政策を実現していきたい、前進をさせていただきたいという思いで、今回、質問をさせていただきます。
特に、前田市長の公約は大きな3つでございます。新市民病院の移設――合併しての新しい病院の設置、また下関駅前のリニューアル、公共交通の充実と、これはもう、ぜひスピード感を持って実現をしていかないといけません。しかも、ただするということではなくて、未来のために、市民のために、よりよい形で実現をしていただかないといけません。今からまさにスタートということでございますが、どれもよい形で、課題解決を含めて前進をさせていただかないといけません。
このたびの総務委員会においても、早速、組織の見直しということで、地域医療課に新市立病院整備推進室、市街地開発課に下関駅前リニューアル推進室が、新たに設置されるという御報告がありました。政策の実現のためですので、必要に応じて組織を改変していくということは大いに大事なことですし、するべきと思っております。
ただ今回、新たに設置されるということで、総務委員会でお聞きをしたのですけれども、人が増えるのですかとお聞きすると、人は増えませんと。年度途中でもあるし、異動はないということだったのです。課内で兼務ですということでございました。
これは、つまり今やっている方は、今の仕事があるのですけれども、それにプラスして推進室の仕事もやることになるわけなのです。大丈夫なのかと内心思っておりますけれども、これはもうやっていただかないといけません。
これは1例だと思います。市役所の各所で、そういうことが起こっているということであります。ただ、冒頭申しましたように、政策を中心的に進めていただくのは市の職員さんになります。政策のかじ取り役であり、調整役であり、リーダーシップを担っていただくことになるわけであります。いろんな関わる方がいて、いろんな意見がある。これをいかに一つの、一番いい形にしていくか、職員さんは極めて大事な役割を担っていると承知をしております。
そこでいろいろお聞きしていくのですけれども、何といってもこういった職員の皆様が、仕事に対してきちんと使命感を持ち、目的を持って、持てる力を存分に発揮して、元気に仕事をしていただきたいと思っております。そのために、どうしたらそうできるのか。どういう組織であるべきなのかということを聞いていきたいと思っているのです。
今、職員さんがどういう状況なのか。例えば、もう忙しくて、もう仕事をこなすので精一杯だと。あるいは、よりよい形を考える、もうそんなふうに考える時間がない、暇がないとか。もうこなすのがやっとということでは、せっかくすばらしい公約、政策を掲げても、実現できないということでは本末転倒です。それは市民にとってもマイナスですし、魅力ある下関にもならないと思っています。
しっかり元気に働いていただくために少し、何点かお尋ねをして、要望もお願いをしたいと思っております。
このたび、これも総務委員会に報告がありましたが、下関の人材確保育成基本方針が改定されたということです。少しページも増えて、リニューアルしているのですと改定の報告がありました。
〔説明資料を議場のディスプレーに表示〕
〇恵良健一郎君
画面に記しますが、これは一部です。人材確保育成方針が示すものということで目指すべき職員像、これは前からありました。目指すべき組織像ということで、職員はどうあるべきか、組織もどうあるべきかを提示して、そのために下に具体的に方策があって、最終的に「可能性を築くまち」の実現をしていくというコンセプトがあります。
今回、何でこれを質問に取り上げているかと言いますと、総務委員会で人材確保・育成で、大阪府池田市さんに委員会で視察に行ったことがありました。これは池田市さんの基本方針、目指すものです。池田市さんにおいては、人材育成の成功が人材確保の成功につながるということで、やはり魅力ある職場にしていくということで、まず人材の育成を優先している。魅力的な皆さんが元気に働いていれば、人材の確保もできるのではないか。採用と育成の好循環を目指すというコンセプトと聞いてまいりました。これは、池田市さんの考えでやっていることです。
各自治体によっていろいろな考え方の下、人材確保、育成をやっているのですが、下関も選ばれる職場にならないといけませんので、これから何点か聞いていきたいと思っております。
まず初めの質問ですけれども、現状の確認です。令和7年4月1日時点、令和7年度当初、職員数と定員管理目標値、市が想定している職員数、これがどうなっているのか、比較はどうなっているのかお示しください。
○総務部長(笹野修一君)
令和7年4月1日現在の職員数と、定員管理計画との比較ということで御質問いただきました。令和7年4月1日時点の職員数、こちらについては職員数が2,522人でございます。
一方、定員管理計画、こちらの目標値は2,558人となっておりまして、比較しますと目標値を36人下回っている状況でございます。
○恵良健一郎君
今、予定の人数より36人少ない状況です。つまり人手不足が生じていることになっているのが、まず現状です。令和7年4月1日にそういう状態になっているということは、次の質問ですけれども、令和6年度中の採用と退職、ここによるものだと思うのですけれども、その状況を確認したいと思うのです。
令和6年度の採用人数、つまり令和7年度の採用者になりますが、令和6年度中の採用人数と退職の数、退職も理由があると思いますけれども、退職の方がどういう理由で何人なのか。採用人数と退職人数、これをお示しください。
○総務部長(笹野修一君)
令和6年度中の採用と退職の人数の状況ということで御質問いただきました。まず、令和6年度に実施をいたしました採用試験、こちらを通して採用した職員が113人となっております。
次に、退職した職員の人数でございますが、事由別に申し上げますと、定年退職のうち、再任用を希望しなかった職員が6人。それから、60歳を迎えた職員のうち、常勤あるいは再任用職員を希望しなかった職員が7人。さらに早期退職、こちらが15人でございます。その他、任期付職員のうち任期満了職員が3人。再任用職員のうち、任期満了等の職員が54人。それから最後に、自己都合等の退職、こちらが47人となっておりまして、合計をいたしますと132人となっております。
○恵良健一郎君
今お聞きしますと、採用人数よりも退職人数のほうがかなり多くなっていました。採用も事務系、技術系で偏りがあって、予定どおりの人数が取れていないということです。退職者も、定年退職の方は予定どおりですけれども、特に自己都合退職の方が、お聞きしますと、令和6年度は少し多かったように思います。
特に若い方が、今どうしても職場を辞めてしまう。これは、若い方の一般的な傾向なのですけれども。令和6年度を見ますと、どの世代も辞められていて、40代、50代の方も早期、自己都合退職で辞められている状況があるようです。これは非常に、本来でしたら定年退職まで、やはり40代、50代の方は20年、30年積み重ねてきた市役所でのスキルがあるわけですから、そういう方が早期退職してしまうのは、非常にもったいない状況だと思います。
若い方にも、やはり長く勤めていただきたいですし、長く勤めた方が定年を前に辞めてしまうのも、非常にもったいないことだと思うのです。自己都合退職の方の理由は、それぞれ事情はあろうかと思いますけれども、この部分が一つ、どうして自己都合退職されるのか、理由を全部把握されていないということでしたが、辞める際には、これは可能な範囲で確認をしていただいて、やはり理由が分からないと対策も立てられませんので、そのあたりはひとつしっかりとお願いしたいと思います。
そこで数字をお聞きしますと、今市役所の職員36名が不足していると。これは定数どおりでもカツカツだと思うのですけれども。職員の人数もカツカツで計算していると思うのですけど、それを下回っているということです。
具体的には次に、不足している36人分の仕事は、実際に今どうなっているのかをお聞きしたいと思います。例えば、定数が予定していた職員が10人の課があったとして、実際は9人しかいないとなると、1人分の仕事は9人で割り振っていると思うのです。例えば、そういうふうに割り振っているのか。そうなると1人当たりの仕事量が増えるわけです。あるいは9人しかいないから、もう9人分の仕事しかできないと仕事を減らすのか。あるいは、仕事を効率化するか。例えば、1人が2時間かけてやっていた仕事を1時間でやれば、効率化になるわけです。仕事が増えてもその分、他の仕事に回せることになると思うのです。
そういうふうに工夫をしておられて、何とか働いているのじゃないかと思うのです。実際、今36人少ない状況で、不足している職場はどのように補われているのか。どういう仕事になっているのか。ここを確認したいと思います。
○総務部長(笹野修一君)
不足している部分について、どういうふうに補っているかという御質問でございます。先ほども申し上げましたとおり、令和7年4月1日現在で、定員管理計画上の目標値より実際の職員数が下回っております。そうしたことから、やむを得ず前年度の職員数に満たない課所室が、現実に存在をしております。
このような課所室に対しましては、早期の職員採用でありましたり、業務の効率化のほか会計年度任用職員の配置など、こういったところで対応しているところでございます。
○恵良健一郎君
今お聞きすると、あまり効果的な策は打てていない気がしています。結局、職員さんが頑張っている。そこの頑張りに、おんぶに抱っこなんじゃないのかと思うのです。
会計年度任用職員さんを雇うということもありましたけれども、会計年度任用職員さんはあくまでも補助的な者であると思いますから、専門的な仕事はやはり正規職員でないとできないと思います。
なかなか本来の姿ではないというか、難しいのかなと思うのです。人手不足は深刻です。政策を実現するためには、職員さんが元気にクリエイティブな仕事ができないと、やはりいい政策にはならないと思うのです。その部分が非常に今課題なのかなと感じます。
そうするとやはり、会計年度さんもなかなか雇えないと思いますから、効率化していくしかないのではないかと思うのです。今スマートシティもずっとやっていて、その中に行政DXもあると思うのですけれども。
次の質問です。仕事の効率化というお話でしたけれども、効率化が進んでいるのか、もう少し具体的にお答えをいただきたいと思います。
○総務部長(笹野修一君)
限られた人員で、適正かつ効果的に事業を進めていくためには、業務の効率化による生産性の向上、これが大変重要な鍵となってまいります。そうした中で、業務の洗い出しや分析等による業務の抜本的な見直しでありますとか、今議員から御案内がありましたとおり、昨今ではAIやローコードツール、こういったもののデジタル技術の活用のほか、業務のアウトソーシング化の検討、こういったものに取り組んでおります。
今後はより一層推進を図り、市民サービスの向上はもとより、人材不足の解消、負担軽減による職員のモチベーション維持、向上にもつなげていきたい。その上で、仕事の効率化を進めてまいりたいと思います。
少し披露させていただきますけど、今AI-OCRとか、AI議事録といったようなツールを使っておりますので、そういったところで事務の効率化、こういったところにも取り組んでいるところです。
○恵良健一郎君
取り組んでいるということで、どんどんやっていただきたいと思うのです。昨日、坂本議員も言われていましたが、新しいことって、忙しいと後回しになっちゃう。私もそういう経験がありますけれども、これはもう待ったなしです。どんどん新しい技術を、誰が率先してやっていくかになると思うのです。ひょっとしたら各職場にデジタル推進員さんみたいな方がいて、研修なんかもされているのかと思うのですけど、それをもっと実効的にと言いますか、形だけじゃなくて本当に推し進めると、今のAI的なものをです。ChatGPT的な文章は、もう簡単に議事録ができるとか、そういうのを少しずつでいいですので必ず、確実にやっていっていただきたいと思います。
全国で見れば恐らくもう、いろんな事例があると思うのです。下関が全国で初めて、どこもやったことのないことをやるということはないと思うのです。ここでこういう実績がある、これを下関版に応用できるのではないか。そんなのがあると思いますから、それをどんどん導入してほしい。各職場が忙しいかも分からないですけど、誰かがこうやって水平展開と言いますか。それはちょっと頑張っていただかないと、この先どうなっていくのかという感じがします。もう今から、されていると思いますけれども、改めてお願いをしたいと思います、効率化をまずやっていくということ。
それから、今36人が不足しているということですが、次は職員の不足する理由です。この先、しっかり取り組んでいただかないといけないところですが、まず、なぜ36名の職員が不足しているのか。不足する理由をどのように捉えているのか、お示しください。
○総務部長(笹野修一君)
職員が不足する理由についてのお尋ねをいただきました。職員の採用に当たりましては、職員採用計画、こちらを作成しておりまして、その上で職員の募集をしております。
この職員採用計画におきましては、ある程度の職員の退職、こちらを見込んだ上で募集しているわけなのですが、実際の退職者が見込みを上回ったこと、それから、一部の職種におきましては採用人数が募集人数を下回ったこと、こういったことが理由として挙げられます。
○恵良健一郎君
先ほど申し上げたとおりで、採用がうまくいかず退職者が予定より多かったという、そこの原因です、一つは。そこをきちんと対処していくことがやはり必要です。
続いて、不足する理由がある。結局、仕事、職場が魅力的になれば、皆さん最後まで、しっかりここで働こうということになる。その部分がまだ欠けていると言いますか、これはみんなでやっていかないといけませんけれども、そこが必要なのかと思うのです。
次ですけれども、魅力ある職場づくりです。これも先日お話がありましたけれども魅力ある職場づくり、漠然とはしておりますけれども、やはり働く気になるというか、しっかり職場で頑張ろうと思えるような職場づくりです。ここへの取組、これはどのようなことをされているのか、お尋ねします。
○総務部長(笹野修一君)
魅力ある職場づくりの取組ということで御質問をいただきました。先ほど来からあります人材確保、これをしっかりやっていかないと、不足する職員の補充というのがなかなか難しいわけです。
まず1点目といたしまして、人材確保の観点から選ばれる市役所、こちらを目指して、優秀な人材に選ばれる組織となるように取り組んでいるところでございます。
具体的に申し上げますと、職員募集情報を一元的に発信する専用Webサイト、こちらの整備でありますとか、スマートフォンから手軽に閲覧できるデジタルパンフレットの公開。それから、SNSを活用した情報発信など、デジタル世代に響く広報手法を積極的に導入しているところであります。
あわせて、若者との対面型の交流にも力を入れておりまして、本年3月には下関市役所の業務を紹介するガイダンス、こちらを開催したほか高校や大学で実施される学内セミナーや、複数の企業が一堂に会する合同企業説明会にも、積極的に参加をしているところでございます。
また、採用試験の実施方法になりますけれども、全国で受験が可能なテストセンター方式を採用し、また、その内容は民間企業等で一般的に活用されております基礎能力検査を採用するなど、時代に即した採用試験制度への見直しなど、多様な工夫を継続的に実施しているところでございます。
次に、2点目といたしまして、現在、勤務する職員がより働きやすい職場環境、こちらの整備も重要な課題と認識をしております。そのため、ノー残業デーや全庁一斉退庁日の実施などによります長時間労働の是正、年次有給休暇の取得促進等によりますワークライフバランスの推進、さらにはメンタルヘルス対策やハラスメント防止等によります職員の健康管理に努めているところでございます。
また、面談等を通じました、職員間のコミュニケーションの活性化による風通しのよい職場関係の醸成にも取り組んでいるところでございます。
今後とも、これらの取組を総合的かつ着実に推進することで、より魅力ある職場づくりを実現し、職員が安心して、誇りややりがいを持って働けるよう努めてまいりたいと考えております。
○恵良健一郎君
分かりました。今総務部長にお答えいただきましたので、引き続きそれを全職員がそう感じられるように取組をお願いしたいと思います。
続いて、人材確保の最後です。これまで状況やら見解をお聞きしてきたのですけれども、これから就職しようとする若者へ、つまるところ市役所に就職した若い人たちは成長ができるのか。そして、下関市役所で仕事をしてやりがいがあるのか。市役所の魅力とは何なのか、これを改めてお尋ねしたいと思います。
○総務部長(笹野修一君)
市役所のやりがい、魅力は何かという御質問でございます。少し下関市役所の魅力、こういったところについてお話させていただこうと思います。
議員御承知のとおり、関門海峡をはじめとする豊かな自然環境、歴史や文化、そして新鮮な海産物などの豊かな食文化など、多様な地域資源に恵まれた、とても魅力ある都市でございます。このように大きな魅力と可能性を有する都市で、市政運営に携わることは、大変恵まれた環境にあるものと考えております。
現在、本市では「For Kids For Future」による子育て支援策の推進をはじめ、地域医療体制の充実、交通弱者に配慮した公共交通の整備など、住みやすい環境づくりに向けた取組を積極的に進めているところであります。
市民の皆様に、このまちに住みたい、住み続けたいと感じていただけるよう、職員一人一人が使命感を持ち、日々業務に邁進しております。このように市役所の業務は、子育て、福祉、保健、観光、産業振興など多岐にわたりまして、市民生活に直結する重要な役割を担っております。
こうした幅広い分野を人事異動により経験していくことで、実務能力のみならず、住民目線での対応力や調整力、課題解決能力といった実践的なスキルも養われ、これらの積み重ねがキャリアとなって、やりがいを感じながら職員の成長につながっていくものと認識をしております。
今後とも、職員が誇りとやりがいを持ちながら活躍し、成長していけるよう努めてまいります。
○恵良健一郎君
今聞いて、若い方が市役所を選ぼうと思われたかどうかです。言葉にすればそういうことになるのでしょう。そういったPRもしっかりしていただきたいと思うのです、成長できる魅力ある職場だということを。
今、民間企業では、テレビでもあるのですが初任給がぐっと上がるとか、あるいは思い切った働き方があるとか、すごく目玉的な政策で、若い方に来ていただくようなことをやっているのですけど、市役所ってなかなか、そういうのは難しいと思います。
ただ、やはり市役所でないと、今言われたような、できない仕事もあると思いますし、その部分の魅力発信、PRはしっかりお願いをしたい。引き続き、魅力ある、もちろんもともとがないといけませんけれども、発信するものがないといけませんが、魅力的なものだという上で、PRもしっかりやっていただきたいと思います。
〔説明資料を議場のディスプレーに表示〕
〇恵良健一郎君
この画面ですけれども、これは池田市さんの人材育成基本方針の表紙なのですけれども、こう書いてあるわけです。来たれ、首長や部長など幹部職員を目指す職員だとか、能力を高め、他団体からオファーを受けるぐらいの職員と、もう公務員になることはゴールでなくスタートですと、池田市なんか思いっきりこういうふうに書いているのです。成長がありますと、こうしますということが、明確に書いてあるのです。
こういう発信を、あなたの成長を応援しますと明確に書いてあるのです。これは、中身がないとこういうふうには書けないわけです。やはり下関も、こういう思いでやっていただきたいと思います。
続いて、今度は人材の育成です。人材の育成、これは下関の人材確保・育成基本方針です。ここに、目指すもので、先ほども申し上げましたが、目指すべき職員像を六つほど挙げています。どれももちろん当然大切でして、特に私としては、市民の立場で考える職員、挑戦する職員という部分を皆さんに持ってほしいと思っているのです。
まず、六つ項目がありますけれども、この目指すべき職員像に向けて、どのような育成を行っているのか、お示しください。
○総務部長(笹野修一君)
今御案内ありましたとおり、本市では下関市人材確保・育成基本方針、こちらを定め、職員一人一人が成長し、人材が組織の向上力や持続可能な行政サービスを行うためということで、最も重要な経営資源であるという考えに立っております。
そうしたことから、限られた人員で行政課題に効果的、効率的、かつ柔軟に対応していくため、取組といたしましては各種の研修でありますとか、適材適所の人事配置、人事評価の実施、こういったものを通じて人材育成に取り組んでいるところでございます。
○恵良健一郎君
分かりました。書いてあるとおり、この基本計画、指針に書いてあるとおりのことをされているということなのですが、結果が大事ですので、やはりその結果、退職者がなくなるとか、ちゃんと採用ができるという、そこに結びつかないといけません。そこは引き続き、どんどん改善をしていっていただきたいと思うのです。
その中で、人事評価制度も使っていると、今申されたのですけれども、今度は人事評価制度です。下関の人事評価制度、人材育成のための方策ということで、ここで使うことになっておりますが、まず改めて、この人事評価制度、制度導入の目的と、人事評価制度を利用してどういう姿を目指しているのか。その目指す姿を、これは確認ですけれどもお示しください。
○総務部長(笹野修一君)
人事評価の目的と目指す姿ということで御質問いただきました。まず、人事評価とは職員の発揮した能力と、挙げた業績を評価し、本人にフィードバックすることで、個々の能力開発につながり、人材育成を促していくこと、これを目的としております。
人材育成を通じまして、組織として期待される業績、成果を上げることで、市としての組織力の向上を図り、もって質の高い市民サービスの向上に資することを目指しております。
○恵良健一郎君
目指す目的と目指す姿を、さらっと御説明いただいたのですけれども、極めて大事なことです。これがちゃんと機能しないと、逆効果になってしまうような思いなのですけれども。今目的と目指す姿をお示しいただきましたが、その実現のためにどういう取組をされているのか、お示しください。
○総務部長(笹野修一君)
本市では、人事評価、これを人材育成のツールと位置づけております。業績評価におきましては、組織目標と連動した個人目標の達成状況、こちらを評価し、能力評価におきましては、業務遂行の過程で発揮した能力、これを評価しております。
さらに、評価のフィードバックと併せて、助言や指導を行うことで、すなわちPDCAサイクルを効果的に機能させることを通じて、個々の能力開発を促進し、人材育成につながる取組、こちらを行っております。
○恵良健一郎君
ここに書いてあるとおりでございまして、この方針どおりにやっていると。理屈と言いますか、やっていることは分かりました。もう何度も言うのですけど、これがちゃんと職員の人材育成にマッチしているといいますか、結果がちゃんと伴うようにしていただきたいと思うのです。
〔説明資料を議場のディスプレーに表示〕
〇恵良健一郎君
これは下関ですけれども、池田市さんも人事評価制度、全く同じページの内容はありませんでしたけど、人事評価制度、これは池田市さんですけれども、やはり組織の課題があって、それに対して人材評価制度をマネジメントツールとして活用して、いい組織にしていこうということが書かれてあるのです。こういうふうに各自治体が工夫して、評価をどうやって成果に結びつけるかをやっているのです。
成果に結びつける、言うのは簡単ですけれども実際に評価をプラスに、ポジティブに捉えて職員の成長につなげることは、なかなか簡単ではないのかなと。これは、私も理解するのですけれども、ただツールとしてプラスにしていかないといけないと思います。
次の評価の部分です。これが一番難しいところです。評価する側、される側、やはりPDCAで回す。能力評価とはいえ、その評価は、やはり100%は……。評価される側も納得は難しいところもあると思います。これは池田市さんでも言われていました。評価する側が、どうしてもされる側は100%ではないと。それは私も理解しますが、最終的には皆さんが自分の能力に対して、プラスになってもらわないといけない。気づきを感じて改善していくことが必要だと思うのです。この納得の部分です。何でこういう評価なのかというところ、もっと頑張っているのにというところです。
これは池田市でも課題で、池田市さんはしっかりと面談なり、コミュニケーションを図ると言われていました。本市においては、職員の方に評価に対する納得感をいただくために、どのような取組をされて、努めておられるのか、お示しください。
○総務部長(笹野修一君)
今議員から御案内のありましたとおり、非常に、簡単ではないと、難しいことでございます。そうした中で、人事評価の目的であります人材育成を促していくために、職員の発揮した能力と挙げた業績を適切に評価し、面談において被評価者に、的確にフィードバックすることが重要と考えております。
そのため、面談のスキルの習得を目的とした研修を、現在、実施しております。また、面談がより有益で充実したものとなるよう、今年度、新たに面談の目的や評価者が準備すべき事項などをまとめた下関市職員人事評価面談マニュアル、こういったものも作成したところでございます。
このように被評価者と評価者が、共に納得できるような制度の充実に努めているところであります。
○恵良健一郎君
これでいいというところはないと思いますから、どんどん改善して、ここにおられるほとんどの方は、評価する方ばかりであると思いますから、その部分はしっかり、納得感を得ていただけるような御努力をお願いしたいと思います。
そして今度は、適材適所の配置です。先ほども御答弁の中にございました適材適所の配置、これは極めて大事なことです。20年、30年と働いてくる中で、やはりお1人お1人の長所というのがあると思います。その特性を生かせるような適材適所の配置が、極めて大事だと思うのです。ずっとやっていけば、その方々のキャリアあるいは育成を、こういうふうに育成してきて、将来はここにというようなこともあると思うのです。
そういった適材適所の配置、先ほどもそれをやっていくと言っておりましたが、この適材適所の配置の考え方、どのような考え方で進めておられるのか、お示しください。
○総務部長(笹野修一君)
適材適所の配置、こちらの考え方についてのお尋ねをいただきました。職員の配置――人事異動につきましては、職員にとっても、組織にとっても成長のチャンスと捉えております。
まず、職員にとって定期的な異動はキャリア形成につながり、また、モチベーションのアップにつながります。また、組織にとりましても組織力の向上、活性化につながります。職員一人一人が持つ高い意欲や能力と、組織の人材ニーズが最大限に合致した人事異動を、引き続き実現できるよう人事評価結果の活用に加え、自己申告制度や人事ヒアリングのさらなる充実を図り、適材適所の職員配置を行ってまいります。
○恵良健一郎君
その人を生かせるかどうか、これはひとえに配置にかかっていると言っても過言ではないと思います。やはり適材適所の配置、これはもう御努力をしていただきたいと思います。
適材適所への配置、これも池田市さんもローテーション人事による能力の開発と、将来を担う人材の発掘ということで、こういうふうに、これも方針の中に書いてあるのです。
採用後、10年、20年、20年以降50年とかで、明確に方針を書かれておられるのです。こういうふうに一つ明示するのも手なのかなと。皆さん分かりますので、職員の皆さんもこういう方針でこうやるということが、分かることも大事と思いまして、今回、池田市さんは明示していましたので、こういうのもありなのかなと思っております。
続いて今度、女性の方の質問です。適材適所でされている、男性も女性もないわけですけれども、ただ女性の管理職の割合が少ないということを、前回、令和4年12月の議会でお尋ねをさせていただきました。
その後の状況を、まずお尋ねしたいと思います。次の質問ですけれども、管理職に占める女性職員の割合、これが今どうなっているのか。令和4年度から令和6年度、3年間の割合をお示しください。
○総務部長(笹野修一君)
管理職に占める女性職員の割合ということで御質問いただきました。各年とも4月1日時点、こちらをお答えしたいと思います。最近の状況ということで、令和4年の4月1日から令和7年の4月1日までをお答えします。まず令和4年が9.8%、令和5年が12.1%、令和6年が13.5%、令和7年、今年ですけども13.9%となっております。
○恵良健一郎君
年を追うごとに増えているということで、そこの部分の御努力は評価させていただきたいと思います。女性の方が増えることによって、これはいつも言いますけど、増やすことが目的ではなくて、増えることによって多様な意見が出てきて、政策がよくなっていくことが目的ですので、その部分にこれからつながるようなやり方と言いますか、配置をした上で、お願いをしたいと思います。
先日の総務委員会でも、市民部のとき、執行部説明員の紹介で課長さんが出てこられたとき、ほとんど女性だったと思いまして、女性の配置をしていただいていることを感じました。数字にも明確に出ていると思いました。
それから次です。人材育成の最後になりますが、令和4年12月議会でお尋ねした際、課題についての答弁があったのですけども、それの対応です。その後どうなっているか。令和4年12月、女性職員になかなか管理職が出ない、その理由を聞いたところ、昇任したいと思わないという女性職員が7割いたと。昇任を希望しない。何で希望しないのかと理由を尋ねたところ、理由として回答があったものは、自分には能力がない、家庭と仕事の両立が困難になる、昇任するメリットがない、また低いという3つの回答が、ほぼ同じ割合だったということです。
女性職員が抱える自身の能力に対する不安、また仕事と家庭の両立に対する不安、これらを解消するための取組が必要であると考えているという、当時の部長の答弁だったのです。この課題に対してどのように、その後、取り組んでこられたのか、お尋ねをいたします。
○総務部長(笹野修一君)
令和4年12月の議会での御質問ということで、それに対する取組ということでお答えをいたします。当時、いただいた内容が女性職員の活躍に向けた取組に関する御質問でございました。本市におきましては、全ての職員が働きやすく、その能力を十分に発揮できる職場環境の整備に取り組んでいるところでございますが、とりわけ女性職員のキャリア形成、それからワークライフバランスの推進は、非常に重要な課題であると認識しております。
まず、女性職員のキャリア形成、こちらに関しましては、職務に関するスキル向上のため各種研修でありますとか、あるいは5年度から採用5年目の職員を対象としまして、男女関係なくですが、キャリアデザイン研修、こういったものを実施しております。
これに加えまして、女性職員のマネジメント能力養成等を目的といたします自治大学校の研修に派遣するとともに、多様な職務経験を通じて女性職員の育成に取り組んでおります。
次に、ワークライフバランスの推進に関しましては、育児や介護休業等の制度の利用促進や在宅勤務や時差出勤など、柔軟な働き方が選択できる環境づくりを進めております。
また、長時間労働の是正や年次有給休暇の取得促進、業務効率化の推進など、働き方改革の推進にも努めているところでございます。
今後も、女性職員が安心して働き続けられる職場環境の実現のため、有用かつ効果的な支援策の検討、充実に取り組んでまいります。
○恵良健一郎君
今お尋ねをすれば、こういうことをやっていますとお答えがありました。
〔説明資料を議場のディスプレーに表示〕
〇恵良健一郎君
画面は池田市さんの基本方針なのですけれども、ここには明確に女性の活躍を支援する人事管理の推進ということで、ページがあるのです。女性の活躍のためと、政策がきちんと書かれているわけであります。またもう一つ、最後ですけれども、そのページの次には、何で女性職員の管理職への育成、登用が必要なのかということなんかも明確に書いてあるのです。
こういうのを見れば、今言われたことと思うのですが、それがもう書いてある。下関にも女性活躍とワークライフバランスのための推進計画、これがあることは分かっているのですけれども、こういう分かりやすい形で、文字ばかりではなくて図示をしてみたり、こういうことが必要なのだということを、職員の皆様に分かりやすく、見て分かるようなものを御提示してもらって、今言った言葉を分かりやすく、職員の人にも伝えていただくことも必要ではないか。池田市さんはこういうふうにやっていますので、これを見ればなるほどということがあるわけです。
下関ですとなかなかここまで、ちょっと文字ばかりなので、女性活躍のあることは承知していますけれども、私も見ますが文字ばかりでなかなか見づらいところもありますので、こういうことで理解を進めていただきたいと思います。
ここまでお聞きしてきました。私は政策を実現するためには市の職員の皆様が、冒頭申しましたけど、使命感と目的意識を持って元気に仕事をしていただきたい。どんどん政策をよくしてほしいという思いからでございます。
少数精鋭といいますか、もちろん2,500人おられるのですけれども、これから選ばれる職場になり、政策もよくなっていくことを改めて、職員の皆さんお一人お一人の意識もあると思いますけれども、評価する方から一番下の職員さんまでしっかり意識を共有して、いいまちにしていくのだという取組をお願いしたいと思います。
それでは次です。今度は、高校生議会での提案についてです。昨年12月に行われました高校生議会でございます。市内の各高校から高校生たちが、下関市に対して提案をしてくれました。私も当時見ておりましたけれども、高校生たちがこの場で積極的にどんどん提案をしてくれて、大変うれしく思いました。提案の内容をしっかり考えて、いろんな提案をしてくれました。この提案が、その後どうなっているかでございます。
最初です。昨年12月の高校生議会で高校生たちが提案してくれた提案内容を、その後、半年たちますけれども、市の中ではどのような取組、検討がなされてきたのか、お示しください。
○教育部長(門田重雄君)
昨年12月に開催いたしました高校生議会につきましては、市内十二の学校から24名の生徒に参加いただき、様々な御意見、御提案をいただきました。発表に当たっては、実現可能かどうかは問わず、若者らしい自由な発想での提案、意見も可能としておりましたので、高校生の皆様から夢のあるすばらしい提案をいただきました。
提案の内容によっては、実現可能性が高いものや、夢があるが実現には相当な工夫や経費が必要なものなど、様々ございました。現在、各部局において、いただいた御意見や御提案について検討を行い、施策の立案や実施に当たり参考としていくものと考えておりまして、現在、教育委員会において、6月補正予算を含めた各部局の予算への反映状況や対応状況について調査を行い、整理を行っている段階です。
○恵良健一郎君
半年たつのですけれども、今調査を行い、取りまとめをしている段階で、まだその結果は分からないということなのですね。(「はい」の声あり)今まさにやっているということです。
去年、この高校生議会の際の副市長のコメント、あるいは各部局の答弁、非常に積極的だったと私は思っているのです。実現可能性はともかく、もともと高校生たちにお願いしたときに、行政ができる範囲のことを提案してくれというわけではなくて、可能性はともかく、若い視点で提案してくれということを、もともと言っているわけですから、それに対する提案があった。それに対する答弁も、最初に副市長が公評というか評価をされて、それから各部局の答弁があったと思います。どれも非常に肯定的な答弁であったと思っています。
これは、私としてはもうしっかり、どれも市の最優先事項として実現をしてほしいと思って聞いています。確かに市がやる、全部が市ができることじゃないということもありますけれども、どうすればできるのか。100%できなくても50%ぐらいで、こういう形ならできるとか。今取りまとめられているということですから、積極的な答えが出てくると、私は楽しみに、期待をしております。全て市の最優先事項として、何とか形にしてほしいというのが私の思いです。
現状は分かりました。今取りまとめを進めている、各部局で考えていただいているものをまとめていることは分かりました。
それでは最後になりますけれども、今後、取りまとめをしていただいた後、全部やりますとなれば何の問題もないわけなのですけれども、今後、この提案内容、これをどうしていくのか。3点、最後、今後のことで聞きます。この提案内容を今後どうしていくのかということ。それから、提案をしてくれた御本人や高校にこの結果、検討した結果をどうお伝えをするのか。そして今後、この高校生議会をどのようにされるのか。同じように開催するのか、形は変えるなり何らか継続していくのか、今後どのようにされるのか。この3点をお尋ねしたいと思います。
○教育部長(門田重雄君)
先ほど答弁いたしましたが、御提案につきましては、各部局において今後の施策の立案の参考にしていくものと考えております。教育委員会におきましても、具体的には豊浦総合支援学校の高校生議員から提案がありましたが、タブレット端末を活用する環境を整えるという形で、ただこれにつきましては課題もあるということで、さらに検討を今進めているところでございます。
このように各部局において取り組んでいる状況だと思いますので、今後も進捗をフォローしていくという形で取り組んでまいりたいと思います。
それから、高校生への返しということでございますが、高校生からの意見に対してフィードバックすることは、本人にとっても大変有意義であると考えております。高校生の市政への関心を高めるためにも、これは有効であると考えております。
高校生からの提案や意見に関する対応状況につきましては、調査の整理ができましたら、各高校に対して状況をお示ししたいと考えているところでございます。
それから、高校生議会につきまして、今後の開催につきましては、本会議での議会形式での開催をするかなどを含めて、実施時期も含めて検討してまいりたいと考えております。
○恵良健一郎君
分かりました。今後について形は問いませんけれども、ぜひ若い方を巻き込むというか、何らか継続できればいいと、私自身は思っております。
先日の総務委員会でも総合政策部の補正予算の際に、総合政策部長が高校生を巻き込む、高校生も関わってもらうということを、公民共創型移住プロモーション創出事業のところで、高校生、大学生を巻き込んでコンテンツをつくるという話がありました。
そのときに、私も高校生を何で巻き込むのですかと、総合政策部長に聞きましたら、18歳から22歳の方はどうしても市外に、下関を出てしまう現状がある。それはしようがないと、いろんな事情があって、就職だったり、進学だったり。ただ、それならば高校生から下関で活躍できるフィールドをつくろうと。それが最終的に社会減を防いだり、また下関に関心を持ってもらうきっかけになるのではないかということも言われたのです。政策に巻き込もうということだったと思いますが、この高校生議会はまさに、それを全て含んでいるのじゃないのかと思います。下関のことを考え、何かしら提案をしてもらって、それが政策として実現したとなれば、もろに下関の市政の政策に関わっているわけでございます。それが毎年とは言いませんが継続的に続くとなれば、高校生を巻き込むことは極めて大事なことであると思います。
ですので、今回の検討結果がどうなったかということ、これをぜひ、PRも含めてどんどん発信してほしいと思います。若い方に興味を持ってもらうような、若い方の提案、こんな提案があって、こんな形になったということが分かれば、これが継続的にあるとなれば、若い方に市政に関わっていただき、下関への関心も高まっていただくことになると思います。自分が提案したものがこうなったとなれば、下関に関心を持ってもらえると思います。これは非常にチャンスだと思います。私は今回の提案内容、全て最優先事項で、何とか形にしてほしいと思っております。
これをぜひお願いをしたいと思っておりますので、市を挙げてよろしくお願いしたいと思います。それでは、今回の私の質問は、以上で終わらせていただきます。(拍手)
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